新卒で仕事を辞めたいのは甘えてる?転職のタイミングを判断しよう

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この記事のまとめ

  • 新卒入社しすぐに辞めたいと考えるのは、一概に甘えとは限らない
  • 仕事を辞めたい理由を明確にすると、対策や転職を具体的に検討しやすくなる
  • 新卒の人が仕事を辞めたい理由は、入社後の業務内容のギャップや人間関係など
  • 新卒入社後すぐ転職するメリットは、年齢的な有利性と新環境によるストレス軽減など
  • 新卒入社の人が転職する際は、スケジュールを立てることや引き継ぎをすることが重要

新卒入社し、早い段階で仕事を辞めたいと考えるのは「甘えなのか?」と疑問に思う人が多いようです。理由や度合いは人により異なるものの、誰もが仕事を辞めたいと考えるのはよくあること。このコラムでは、新卒入社の人が辞めたい理由と対処法を明確にし、転職か仕事を続けるかの判断ができるヒントを解説しています。また、早い段階で退職し転職活動を行う際のポイントも紹介。効率的な転職活動を進める参考にしてください。

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新卒で辞めたいと考えるのは甘え?

新卒で入社し働き始めたものの、早い段階で仕事を辞めたいと感じるのは、必ずしも甘えではありません。
「ただなんとなく働きたくない」と考えるのは、甘えと判断される可能性が高いですが、職場環境や業務内容によるものなど辞めたいと感じる理由によっては、早めに転職活動を始める方が良い場合もあります。
辞めたい度合いや理由は人それぞれ異なるものの、入社後1年目や3年目、5年目、10年目などあらゆるタイミングで誰しもが感じるようです。辞めたいと感じる理由を明確にすることで、「甘えではない」と判断できたり、仕事を続けるのか転職するのかなど対処法が見つかったりするでしょう。
新卒社員にも試用期間はある?クビになる理由や退職したいときの対処法」のコラムでも、新卒入社した人の退職について解説しています。

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新卒が仕事を辞めたい理由とは

新卒の人が、仕事を辞めたいと感じる理由は人それぞれ。この項では、主な理由を紹介します。

人間関係

職場での人間関係は、人が仕事を辞めたい理由として多いようです。先輩や同僚、上司とのコミュニケーションがうまくとれず、人間関係が円満ではないと仕事のパフォーマンスやモチベーションが下がる原因となります。自分が変わることで円滑な人間関係になることもあるので、コミュニケーションの方法を変えることを試す価値はあるでしょう。
また、上司や先輩によるパワハラやモラハラも重大な問題。精神的に負担がかかるので、新卒入社した方は部署異動を申し出ることや、さらに上の上司に相談するなどの対策をしましょう。

業務内容

新卒入社してみたら、「思ってた仕事と違う」というミスマッチがよくあるようです。選考時に聞いていた業務内容と異なる場合や、希望していない部署へ配属される場合など、業務に対して興味が薄くなってしまい、辞めたいと感じる原因になります。

労働環境

「サービス残業がある」「時間外労働が長い」「業務量が多すぎる」などの劣悪な労働環境と感じる職場は、心身ともに疲弊し辞めたい原因になることも。また、「PCのスペックが低い」「職場が不潔」なども挙げられます。働く環境が整っていない場合、仕事に対する意欲向上や効率化が困難です。そのほかに、正当な評価が受けられないことやきついノルマを強いられるなど、いわゆる「ブラック企業」によくある特徴も挙げられます。

やりがい・将来性

「先輩や上司が仕事を教えてくれない」「やることがなくて暇」「他社では通用しない仕事内容」など、仕事に対するやりがいや業界・企業の将来性を見出だせないことが、新卒入社して辞めたい理由となることもあります。

そのほか、社風が自分と合わないことや自分の適性ではない仕事が多いなど、人それぞれの理由で辞めたいと考えるようです。「仕事にやる気が出ないのは当たり前?原因やモチベーションアップの方法とは」のコラムでも、仕事に対するモチベーションが低下するときや対策法を解説しています。

辞めたいときに試したい対処法

上記で述べたように、人それぞれの程度・理由で仕事を「辞めたい」と感じることがありますが、いきなり退職を考えるのではなく、対処法を試してみましょう。
たとえば、上司や同僚、第三者など信頼できる人への相談や自分が入社後に成し遂げたことを書き出すことなどです。相談時は、不平不満を言うのではなく、仕事や会社についての相談であることが重要。新しい視点でのアドバイスがもらえることもあるでしょう。また、短期間でも成し遂げたことに目を向けると、ポジティブな気持ちで仕事に向きあうきっかけになります。

新卒が「辞める?辞めない?」を判断する3つのポイントとは?

新卒入社し1年目といった早い段階で辞めたいと考え始めた際、「辞めるのはまだ早い?」「早めに転職活動を始める方が良い?」と判断に迷う人も多いでしょう。この項では、判断の基準になるポイントを紹介します。

1.自分が変わることで解決できるか

今、「辞めたい」と感じている問題が、自分自身が変わることで解決できる問題であるかを考えましょう。自分が変わることで、環境が改善できることも。
たとえば、部署内の雰囲気は良いが自分にだけ壁がある場合、少し心を開くことで、人間関係が円滑な職場になることも。また、業務内で明確に滞る点がある場合、フローを変えてみると思いの外、業務が効率化し仕事に対して前向きになるケースもあります。

2.心身に不調が起こっているか

仕事を辞めたいと考え、ストレスを抱えた状態が続くと、心身に不調が生じるリスクもあります。新卒入社後にそのような危険信号が出始めたら、退職も視野に入れましょう。「食欲低下」「寝付きが悪い」「倦怠感」「頭痛」など、普段の自分とは異なる症状があるときには注意が必要です。また、今までは興味を持っていたことがどうでも良くなったり、いつも何となく体調不良だったりすることもあります。
仕事が原因で倒れた場合、職場が責任をとってくれるケースは少ないので、自分で体のサインを注意深く読み取ることが重要です。もし、心身に不調をきたしても無理をして仕事を続ければ「働くこと」自体に消極的になり、仕事への復帰や転職活動がうまくいかなくなる可能性も考えられます。

3.退職後の目標が立っているか

退職後にやりたいことが見つかっていて、目標が立っている場合は「とりあえず3年」という言葉にとらわれる必要はないでしょう。自分の将来のビジョンに向かって、早めに行動に移すことをお勧めします。また、逆に今の職場で経験やスキルを積むことが、将来のキャリアに活かせると考えた場合は、ある程度の期間を決めて頑張ってみるのも一つの方法です。

新卒が退職する際のメリットとデメリット

新卒入社したものの早期に退職する際には、メリット・デメリットがあります。この項では、メリットとデメリットのそれぞれを紹介するので、退職を決断する際の判断材料に入れてみましょう。

仕事を辞めるメリット

新卒が早期退職する際の、主なメリットは以下の2点です。

ストレスが軽減できる

「嫌だな」と感じながら仕事を続けるのは心身に負担がかかり、仕事の効率も上がらないでしょう。新しい環境での仕事は、ストレスを軽減し新鮮な気持ちで業務に取り組める可能性が高まります。

転職の際は年齢的に有利

新卒入社した会社を早期に辞めて転職活動をする場合、年齢的に有利になることも。若い人材であり、かつ短期間でも社会人経験があることで、採用されやすい傾向があります。

仕事を辞めるデメリット

ここでは、新卒が早期退職する際の、主なデメリット2点を紹介します。

時期によっては失業手当が受給できない

雇用保険に加入していることで、退職後に受給できる失業手当。しかし、短期間(失業保険加入後1年未満)の場合、受給対象外となる可能性があります。

転職活動時に「仕事が続かない人」と見られる

転職活動時に応募企業の採用担当者から「前職で長く続いていないから、うちに入社してもすぐ辞めるかも」と見られてしまう可能性があります。
対策としては応募書類や面接時に、前の職場を辞めた理由や応募企業への志望動機を明確にし、相手が納得できる内容にすることです。
入社してすぐ退職しても良い?保険はどうなる?辞める理由の伝え方も紹介!」でも、入社後間もない退職について解説しています。

雇用保険とは?

雇用保険とは、離職後に金銭的な不安なく転職活動が行えるよう「再就職を支援する」保険制度。加入条件は、1週間の労働時間が20時間以上であることや31日以上雇用が継続されていることです。毎月の給料から差し引かれ、離職後にハローワークで手続きすると自己都合の場合は約2~3ヶ月後に失業手当を受給できます。失業手当の受給は、雇用保険への被保険者である期間が通算して満12ヶ月必要です。

新卒が転職活動を始めるときの4つのポイント

新卒採用されたものの、業務や会社内のギャップを感じて転職活動を始めようと決断する方もいるでしょう。しかし、初めての転職は何から始めるのかわからない人も多いようです。この項では、新卒入社した人が効率的に転職活動を進めるポイントを紹介します。

1.転職スケジュールを作成する

まず、転職活動のスケジュールを立てます。今の職場で働きながら転職活動を行うのであれば、長いスパンで続けるのは難しいので、「いつごろまでに転職先から採用通知をもらう」かの目安を決めましょう。その目安までに、企業研究や自己分析を行った上での求人探しや応募書類の作成、面接選考などの日程を埋めていきます。

2.長期勤務できる転職先を見つける

新卒入社して会社を辞めたい方が応募企業を探す際、「長期勤務できる職場であるか」を重視しましょう。転職活動は、採用通知をもらって終わりではなく、入社してから長く働けることが重要。転職先でも、早期に「辞めたい」と感じないよう、労働環境はもちろん業務内容が自分の適性に合い、モチベーションを保ったまま勤務できる職種や職場に目を向けましょう。

3.転職先が決まったら退職届を出す

転職活動においては、転職先が決まってから現在の職場に退職の意向を伝えるのがスムーズです。転職先が決まっていないタイミングで退職してしまうと、経済的不安による焦りで本意ではない企業に転職してしまい、再度、早期退職するという負の連鎖が生じてしまう可能性も。選考時に応募企業から入社できる時期を聞かれたら、今の職場を退職後に入社できる旨を伝えておきましょう。

4.円満退社を目指す

新卒入社したものの「辞めたい」と考えている方は、すぐに退職を急ぐのではなく、きちんと手順を踏み円満に退社することを目指しましょう。転職先が決まったら、上司に退職の旨を伝えます。その際、新卒入社であることを理由に引き止めや「すぐ辞めたいと考えるのは甘えだ」と言われる可能性もありますが、自身の退職理由を前向きに伝えましょう。毅然とした態度で、将来のビジョンを挙げ「○○の業務に挑戦したい」と伝えることで納得してくれることも。また、退職後にほかのスタッフに迷惑をかけないよう引き継ぎもしっかり行うことも重要です。

新卒の人が一人で効率的に転職活動を行うには、就職エージェントを活用しましょう。
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