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ニートからホワイト企業に就職するには?特徴や失敗につながる原因を解説
更新日
この記事のまとめ
- ニートは、社会人経験の少なさや焦りからブラック企業に就職しやすい傾向がある
- ブラック企業の特徴は、「常に求人を出している」「時間外勤務が多い」など
- ホワイト企業の特徴は、「休日数が多い」「福利厚生が整っている」など
- ニートからホワイト企業に就職するには、事前に企業についてしっかり調べることが大切
- ニートから就職活動を成功させるためには、転職エージェントなどを活用してみよう
ニートからホワイト企業に就職するには、どうすれば良いのでしょうか。早く就職したいからといって安易に内定を受け入れる前に、まずは生活習慣を整えることが大切です。そして就職支援サービスを使うと効果的でしょう。
このコラムでは、ニートから就職を目指して失敗してしまうケースをご紹介。また、ブラック企業とホワイト企業それぞれの特徴や、ハローワークの求人に応募する際の注意点についてまとめています。
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ニートからホワイト企業に就職するには?失敗につながる原因
ニートからホワイト企業に就職するためには、まずブラック企業の特徴を知ることが大切。一般的に、ニートの人はブラック企業に就職しやすい傾向があるようです。原因としては、以下のようなことが考えられます。
社会人経験の少なさ
社会人経験が少ない場合など、ブラック企業かどうかを見極める目が養われていないことが原因となり、企業選びに失敗してしまうケースがあるようです。
会社や業界のリサーチ不足
「待遇面や給与面だけで求人情報を見る」「正社員ならどこでも良い」など、企業の情報収集に時間をかけないことが原因でブラック企業を選んでしまうケースも。
気になる求人を見つけた際には、該当の会社のWebサイトをチェックし、記載内容や業績が更新されているか確認するのが良いでしょう。入社後に後悔しないために、働きたいと思える企業に出会えたとしても、実情をしっかり調べることが大切です。
「早く就職しないと」という焦り
ニートから抜け出すために「早く就職しなきゃ」と焦ってしまうことでブラック企業を選んでしまうケースが考えられます。挑戦しやすそうな求人に安易に応募するのではなく、しっかりリサーチし検討する時間を設けましょう。
なお、「ホワイト企業に就職するためには?求人の探し方や見極める方法などを紹介」のコラムでは、ブラック企業の特徴を解説しているので参考にしてください。
ホワイト企業の特徴とは
従業員思いであり、ブラック企業の対義語として使われるのがホワイト企業です。厚生労働省の「安全衛生優良企業公表制度について」によると、労働者の安全や健康を確保するために、「健康保持増進対策」「メンタルヘルス対策」「過重労働防止対策」「安全管理」などを取り組んでいると、働きやすい優良企業だと認識されるようです。
以上を踏まえ、ホワイト企業にはどのような特徴があるのか見ていきましょう。
- ・残業や休日出勤などが少ない、またはない
- ・時間外労働分の賃金はしっかり支給される
- ・ノルマが合理的
- ・休日数が多い
- ・有給休暇の消化を推奨している
- ・教育体制が整っている
- ・資格取得支援制度がある
- ・キャリアップを図りやすい
- ・女性の活躍を推進している
- ・子育てに理解がある
- ・業績アップの場合は従業員に還元する
- ・風通しが良く意見を出しやすい
- ・業務内容が明確
- ・評価制度が公平
- ・労働に見合った賃金が支給される
- ・福利厚生が整っている
- ・人間関係が良好で社内全体が良い雰囲気
- ・労働基準法を遵守している
- ・ライフステージに合わせた働き方が可能
上記のような特徴を持つ企業が、ホワイト企業であるといえます。
ホワイト企業と聞くと、大企業や有名な企業を思い浮かべるかもしれませんが、必ずしもイコールではありません。求人票や企業サイト、口コミなどでしっかり確認しましょう。
また、職場の雰囲気や社員の対応を直接知ることができる面接も、ホワイト企業かどうかを見極めるチャンス。上記の中でも「決して譲れない条件」をピックアップし優先順位を付けることで確認しやすくなります。自分に合ったホワイト企業を見つけるには、広い視野を持ち企業を絞り込むことが大切です。
参照元
厚生労働省
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会社を知る手段の一つ「OB・OG訪問」
OB・OG訪問とは、先輩社員を訪問して勤めている企業について話を聞くことです。面接では質問しにくいことも、OB・OG訪問であれば聞きやすいというメリットがあり、職場や社員の雰囲気を知りたいときに有効な手だてです。
訪問するOB・OGは、部活やサークルの先輩など知り合いから紹介してもらう方法があります。OB・OG訪問のメリットや方法については、「OB訪問を行うメリットとは?やり方や質問例をご紹介」で解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。
ホワイト企業に就職するならブラック企業の特徴も知ろう
従業員にとって劣悪な職場環境であるブラック企業。ニートから就職を成功させるには、ブラック企業を上手に避けて就職活動を進めることが大切です。
厚生労働省が運営する京都新卒応援ハローワークの「ブラック企業について」によると、一般的にブラックだといわれる企業の特徴として、「劣悪な環境での労働を強いて改善しない体質を持ち、労働法に違犯するような働き方を強制する企業」としています。
明確な定義はないものの、ブラック企業にありがちな特徴を以下で紹介します。どういった特徴を持っているとブラック企業に当てはまるのか頭に入れておきましょう。
- ・常に求人が出ている
- ・残業や休日出勤は当たり前
- ・時間外労働をしても給与が出ない
- ・休日数が極端に少ない
- ・無謀なノルマが設定されている
- ・離職率が高い
- ・従業員の入れ替わりが激しい
- ・パワハラやモラハラが横行している
- ・精神論を唱えがち
- ・会社をなかなか辞めさせてもらえない
- ・有給休暇を消化させてもらえない
- ・給与が低い
- ・ノルマ未達分や商品などを自腹で購入させられる
- ・従業員個人のスマホや携帯電話を業務に使用させる
- ・タイムカードがない
- ・雇用契約書が発行されない
- ・試用期間がなかなか終わらない
上記のように、法律違反を平気でしていたり、労働者を大切にしない風潮があったりする場合はブラック企業に当てはまるといえます。ブラック企業の特徴については、「ブラック企業の特徴とは?入社前の見分け方と対処法を解説」でもまとめているので、参考にしてください。
ブラック企業に入社しないためには、求人サイトや求人情報誌などで求人募集している頻度をチェックすることはもちろん、雇用条件や口コミなどをチェックすることが大切です。志望企業が上記に当てはまっていないかどうかを判断しながら、ブラック企業を上手に回避していきましょう。
参照元
京都新卒応援ハローワーク公式ホームページ
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ニートからホワイト企業へ就職するには何から始める?
ニートからホワイト企業へ就職するには、「生活習慣を見直す」「習慣的に就活を行う」ことから始めましょう。それぞれ、詳しく解説します。
生活習慣を見直す
働いていない期間に、朝起きられなくなった方もいるでしょう。夜間に働く仕事もありますが、就職活動においては日中に動くことが多くなります。また、就職し社会人としての生活に慣れておくためにも、1日のサイクルを整えることを意識しましょう。
習慣的に就活を行う
先述したように生活習慣を見直すとともに、習慣的に就活を行うように心掛けましょう。面接予定の日のみ気持ちを引き締めるのではなく、普段から意識的に就活を進めていくことが重要です。たとえば、面接がない日は応募書類の見直しや、希望の業界について研究するなど、1日でも早く就職できるよう行動しましょう。
ホワイト企業への就職には支援サービスの利用がおすすめ
ホワイト企業への就職を成功させるには、支援サービスの利用がおすすめです。
社会人経験が少ない場合、「求人票を見てもよく分からない」「面接でうまく質問できなかった」「条件に合っていないけど、早く就職したいから内定を受け入れた」という人も中にはいるようです。それを避けるためにも、応募先企業が自分の希望するホワイト企業の特徴に当てはまっているか見極めることが大切。
ここでは、ホワイト企業への就職をサポートしてくれる支援サービスを紹介していきます。就活でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
ハローワーク
ハローワークでは、就職活動に役立つさまざまな支援メニューが用意されています。厚生労働省の「ハローワークの相談支援」によると、ハローワークでは就職までのステップに合わせて、個別相談やセミナー、向いている仕事を考えるための適性検査などの支援策を実施しているよう。
また、「求人の内容をさらに詳しく知りたい」「応募条件を確認したい」という方の代わりに、企業に求人内容や条件の確認を行ってくれます。場合によっては、条件の交渉も行ってくれるようです。ニートからホワイト企業へ就職しようと考えている方にとって、有益なサービスだといえるでしょう。
参照元
厚生労働省
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ハローワークで求人に応募する際の注意点
ハローワークの特徴は求人数の多さです。ハローワークは求職者だけでなく、求人を掲載する企業側も無料で利用することが可能。また、ハローワーク経由で人材採用を行うことで各種助成金の支給対象となるため、求人を掲載する企業が多いようです。そのため、ハローワークの求人の中には、ブラック企業や、採用意志がないのに掲載するいわゆる「空求人(からきゅうじん)」が混じっている可能性も。ハローワークの求人に応募する際は、企業や求人の内容について事前にしっかり確認することが大切です。
就職・転職エージェント
就職活動に不安があるようなら、就職・転職エージェントを活用するのもおすすめです。
就職・転職エージェントは優良企業と出会えるチャンスがあるほか、専任のアドバイザーによる求職者へのサポートが手厚い特徴があります。キャリアビジョンがしっかり定まっていない人も、アドバイザーと一緒にキャリアの方向性を考えることが可能です。良い就職先を見つけるために、自分一人ではなくプロの力を借りることで、安心して求職活動を進められるでしょう。
転職エージェントのハタラクティブは、20代・30代の若者の就職活動をお手伝いしています。専門のアドバイザーによるカウンセリングや適性・ニーズに合わせた求人の紹介、応募書類の添削、面接対策など、就職成功に必要なサポートを受けることが可能です。マンツーマンでヒアリングを行うため、自分に合った就職活動を進めることができるでしょう。
1分程度で簡単に受けられる適職診断もあるため、自分に合う仕事を探しやすいのもポイントです。ぜひお気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。