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第二新卒から営業以外の仕事へ転職
更新日
この記事のまとめ
- 営業職をしたくない理由には「ノルマがきつい」「プレッシャーが大きい」などがある
- 営業に向いていない人の特徴は、「計画性がない」「ストレス耐性がない」など
- 営業には「新規営業」「既存営業」「個人営業」「法人営業」などの種類がある
- 第二新卒が「営業以外なら何でも良い」という考えで転職するのは危険
- 前向きな姿勢で、自分がやりたいと思える仕事を見つけよう
毎月のノルマがきつい・お客さまとの会話が苦手…など、「営業以外の仕事をしたい」と考えている方もいるでしょう。
このコラムでは、第二新卒で営業以外の仕事への転職を考えている方へ向けて、営業に向いていない人の特徴や、転職を考える際の注意点をご紹介します。自分に合う仕事を見つけて転職を成功させられるよう、参考にしてみてください。
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第二新卒が営業以外の仕事をしたいと思う理由
営業職として働いている人のなかには、「営業以外の仕事をしたい…」と思う人もいるでしょう。その理由の例は以下のとおりです。
・顧客と信頼関係を築くのが大変
・ノルマがきつい
・結果重視でプレッシャーが大きい
・断られるたびに落ち込んで自信をなくす
・自社製品の魅力を伝えるのが難しい
営業職として働くことがつらいと思ったとしても、その原因が会社か仕事内容かによって異職種に転職すべきかが変わります。一時的な感情で転職するのではなく、自分の状況と向き合いよく考えてから行動に移しましょう。
営業に向いていない人の特徴
営業に向いていないのか、それとも仕事に慣れていないだけなのか。後者の場合はすぐに転職するのではなく、もう少し今の仕事を続けてみるのが良いでしょう。
ただし、仕事には向き不向きというものがあります。向いていない仕事を続けても、ストレスが大きくスキルも伸びづらいため、適性がないと感じたら早めに転職を視野に入れるのも良いかもしれません。
ここでは、営業に向いていない人の特徴をまとめたので、当てはまる項目がどれくらいあるかチェックしてみてください。
スケジュールを立てるのが苦手
営業職にはノルマが課せられるため、「月末までに目標を達成するにはいつまでに〇件の訪問が必要で、そのためには〇件のアポイントをとる必要がある」というように、段階的に計画を立てる必要があります。また、ダブルブッキングでお客さまとの約束をキャンセルするようなことになれば、信用を失う恐れもあるでしょう。
計画性がなくスケジュール管理ができない人は、営業には向いていない可能性があります。
人との会話が苦手
暗い表情で話しても、商品の魅力は伝わりません。営業職には、ちょっとした世間話で場を盛り上げたり、笑顔で場の空気を柔らかくしたりという気遣いが求められます。会話を重ねることで相手のニーズが見えてくるので、コミュニケーションが苦手で会話が続かない人にとって営業は難しい仕事かもしれません。
ストレス耐性がない
企業にもよりますが、営業職にはノルマが課されるのが基本です。「数字を見るだけでプレッシャーになる」という人には、営業の仕事はきつく感じられるでしょう。
営業職は何件電話をしても断られてしまうこともあり、ストレス耐性は強力な武器として必要です。反対にいうと、ストレス耐性がない人にとって営業は厳しい職種といえます。
営業に向いている人の傾向については、「営業に向いている人はどんな人?」のコラムで解説しています。あわせて参考にしてみましょう。
第二新卒は営業の種類を変えるという選択もある
営業職を辞めてほかの職種を検討する前に、営業の種類を変える選択も考えてみてください。ひとくちに営業といってもそのスタイルや規模は異なるため、営業自体に向いていないのではなく、今のやり方があっていないという可能性もあります。たとえば、新規営業でつまずいている人も、既存営業であれば実力を発揮できるかもしれません。
以下に、営業の種類と特徴を挙げています。
既存営業
すでに取引があるお客さまに対して営業を行います。お客さまとの信頼関係を維持する気配りや細やかなフォローが必要です。
新規開拓
新規のお客さまを開拓していく営業です。高い営業力が求められる一方で、自分の提案が受け入れられたときのやりがいは大きいでしょう。
飛び込み営業
事前にアポイントをとらず、予告なしに企業やお客さまに営業するスタイルです。飛び込み営業は電話で約束を取り付ける手間が省ける一方、相手に断られやすいデメリットがあります。
内勤営業
旅行代理店や不動産会社に多い営業スタイルです。店舗を訪れたお客さまに対して営業するため、自分が外回りをすることはありません。
個人営業
個人に対して営業を行います。個人の買い物は営業との相性や信頼関係に左右される部分が大きいので、相手の心を開くコミュニケーション能力が必要です。
法人営業
企業に対して営業を行います。個人営業に比べて動く額が大きく、多くの企業の担当者と人脈が築けるという醍醐味があります。
ご紹介したのはあくまでも一例であり、営業の種類やスタイルは企業によって異なります。気になる営業の種類があれば、詳しく調べてみてください。
営業職の詳しい内容については、「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムでご紹介しています。
第二新卒で営業以外の仕事がやりたい場合
営業が本当に向いていないと感じるなら、他職種への転職を検討しましょう。
ただし、「営業以外であればなんでも良い」という考え方は危険です。なぜ自分は営業以外の仕事がやりたいのか、答えを明確にする必要があります。単に「営業以外」といっても、多くの職種があります。具体的にやりたい職種を特定し、どんな仕事内容なのかや、自分に適性はあるのかを詳しく調べることが大切です。特定しないで転職した場合、希望どおりの職種に就けたとしても「想像していたような仕事ではなかった」などとミスマッチが起きてしまう恐れがあります。希望する仕事の詳細を十分に理解し、転職後のミスマッチが起きないように注意しましょう。
面接では、新しい仕事に対する前向きな姿勢をアピールすることが大切です。「営業以外の仕事が良い」というネガティブに捉えられる表現は避け、希望職種への熱意を伝えてください。
「営業からの転職でおすすめの職種は?未経験からの成功のコツを解説」では、営業以外の職種への転職について解説しています。こちらもあわせてご参照ください。
第二新卒のメリットを活かそう
第二新卒とは、新卒入社からおよそ3年以内に退職し、転職活動をしている人を指します。もし、あなたが第二新卒の立場にあるなら、そのメリットを最大限に活かすことが大切です。第二新卒のメリット・デメリットを理解し、効果的にアピールする方法を考えましょう。
メリット
・基本的なビジネスマナーが身についている
・在職期間が短く柔軟性が高い
・若いため吸収力があり、将来性に期待できる
第二新卒のメリットは、若くて柔軟性があるだけでなく、一度正社員として働いた経験があるという点です。新卒と比べて社会人としての基礎的なマナーを身につけており、企業は採用後の教育コストを削減できる利点があります。
また、中堅社員の転職者と比較して在職期間が短く、前の会社のやり方や考え方に染まっていない点が強みです。
転職活動ではこれらのメリットを活かし、自分だけのセールスポイントを的確に伝えられるようにしましょう。
デメリット
・在職期間が短いためスキルや経験をアピールしづらい
・「また短期間で辞めるのでは」と企業から不安視されやすい
第二新卒のデメリットは、比較的短期間で仕事を辞めているという点です。企業側には、またすぐに辞めてしまうのではないかという印象を与えかねません。そのため、第二新卒が就職活動をする場合は、なぜ短期間で前職を辞めることになったのかを前向きに説明することが大切です。
第二新卒の転職活動については、「第二新卒の強みとは?見つけ方や転職活動での自己PR方法を例文付きで解説」のコラムも役立ちます。
転職活動に不安がある方、希望に合う求人が見つからない方は、エージェントに相談するのも有効です。ハタラクティブは、高卒やフリーター、第二新卒などの若年層に特化して就職・転職支援を行うエージェントです。ハタラクティブでは未経験OKの求人を多数ご用意しており、希望に合うお仕事をご紹介します。応募書類作成のアドバイスや面接対策、面接日時の調整といったサポートもマンツーマン体制で実施しています。ご利用はすべて無料のため、お気軽にご相談ください。
営業以外に転職希望!第二新卒が知りたいQ&A
「営業の仕事が嫌になった…」「営業以外の仕事もやりたくなった」という第二新卒に向けて、転職に役立つ情報をまとめました。
営業に不向きだと感じています
営業に不向きなのではなく、営業スタイルが合っていない可能性も考えられます。営業には、新規開拓・既存営業・個人営業・法人営業といった種類があり、それぞれ求められる能力が異なります。人によっては、営業スタイルを変えれば実力を発揮できるかもしれません。
営業の種類は、このコラムの「第二新卒は営業の種類を変えるという選択もある」で解説しています。
文系は営業職以外に就けないのでしょうか?
そのようなことはありません。たとえば、エンジニアやプログラマーは理系のイメージがありますが、実は文系の人も多い仕事です。第二新卒は若手を求める企業のニーズが高く、未経験業種にもチャレンジしやすい年代。営業が向いていないなら、ほかの職種に目を向けてみましょう。
「文系からシステムエンジニアになるには?就職成功のコツを解説!」では、エンジニアに向いている人の特徴を紹介しています。
営業以外におすすめの仕事はありますか?
営業で培った知識を活かしたいなら、マーケティングや企画職がおすすめです。コミュニケーション能力に自信があるなら、人事に向いている可能性もあります。
ノルマがきつくて転職する人には、成績にとらわれない事務職もおすすめです。特に、営業事務は、営業で得た知識をそのまま活かせるでしょう。
営業から転職するときのアドバイスは、「営業からの転職でおすすめの職種は?未経験からの成功のコツを解説」でご紹介しています。
営業以外に転職するのに何が必要ですか?
他職種にキャリアチェンジする際は、「なぜその仕事に就こうと思ったのか(志望動機)」を説明する必要があります。明確な志望動機からは入社意欲が伝わりますし、「入社後に成長してくれそう」というポテンシャルが感じられます。何となくのイメージではなく、その仕事がなぜ自分に向いていると思うのか、今まで培ったどんなスキルを活かせそうなのかを考えましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。