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履歴書に短期派遣の職歴を書く?書かない?作成のポイント
更新日
この記事のまとめ
- 履歴書の職歴は略さず記載するのが基本、短期派遣についても記入したほうが良い
- 履歴書の職歴欄に収まらない場合は、短期派遣の職歴を省略する方法もある
- 履歴書に短期派遣の経験を記載しなかった場合は、職務経歴欄に別途記載する
- 派遣元について記載する際は「登録」「退職または登録終了」を用いる
- 実際に働いた会社について記載する際は「出向」「派遣期間満了」と記載する
- 短期派遣の経験が多い場合、履歴書は見やすさを意識して作成すると良い
「履歴書に短期派遣の職歴は書く?書かないとどうなる?」と疑問に思うこともあるでしょう。履歴書の職歴欄は略さないのが基本。短期派遣の経験も、漏れなく記載したいところです。ただし、場合によっては短期派遣の記載を省略することもあります。当コラムでは、履歴書に短期派遣の職歴を書かないことの是非や、記載を省略したときの対処法を解説。また、派遣経験を履歴書に書くときのポイントもお伝えしているので、ご参考ください。
履歴書に短期派遣の職歴は書く?書かないとどうなる?
結論から言うと、履歴書の職歴は省略せずに書くのが基本です。たとえ1年未満の短い派遣期間だったとしても、履歴書に漏れなく記載したほうが良いでしょう。
派遣の経験が長く、さまざまな企業を転々としている場合、「仕事が長く続かない人間に見られるかも…」「人間関係が上手くいっていないと思われるのでは…」と不安になり、派遣の経験を書くのをためらうケースも見受けられます。しかしながら、派遣社員の経験も立派なキャリア。派遣の経験があるのに何も書かないのは避けるのが無難です。
もし、派遣経験の記載を省いた場合、採用担当者は求職者のこれまでの経験を評価しづらくなる可能性があります。結果として、採用のチャンスを逃す恐れもあるでしょう。また、短期の派遣経験を省略した結果、職歴に多くの空白期間が生じてしまうことも。採用担当者に「空白期間に何をしていたの?」と質問された場合に、答えに詰まってしまうことも考えられます。自信を持って面接に挑むためにも、職歴はきちんと書くことをおすすめします。
派遣の経験を職歴として扱って良いかどうか迷ったときは、「派遣社員は職歴にならない?派遣経歴の履歴書への書き方や記載例を解説」のコラムをご参考ください。
履歴書の職歴を書かないでも良いケースとは?
前項でお伝えしたとおり、履歴書の職歴は省略せずに書くのが基本です。ただし、以下のようなケースの場合は職歴の記載を省くこともあります。
職歴が枠内に収まらない場合
転職回数が多かったり、派遣先の変更が何度もあったりした場合、職歴が枠内に収まりきれないことも。職歴欄に収まらない場合、1~2ヶ月程度の短期派遣は記載を省略することがあります。ただし、正社員として勤務していた場合は就業期間が短くても記載したほうが良いです。どうしても職歴欄に収まりきれないときは、職務経歴書に詳細を書くようにしてください。
アルバイト勤務の場合
アルバイトの職歴については、省いても問題ないといえます。ただし、応募先と関連性のある業務を担当していた場合は、アピール材料となるため積極的に記載したいところです。アルバイトの職歴については、「アルバイトは職歴欄に書いていい?好アピールにつながる書き方のコツ」でも解説しているのでご覧ください。
履歴書に派遣の職歴を書くときのポイント
まず登録した派遣会社を記載し、そのあとに実際に働いた派遣先の会社名を記載します。派遣元の企業は、「入社や就職」ではなく「登録」と記入するのが一般的です。また、派遣先の企業は「派遣または出向」と記入します。
派遣の職歴の書き方例
○○という派遣会社へ登録し、△△という企業に派遣された場合は以下のように記載します。
- 令和○年○月 ○○社(派遣元の会社名)へ登録
令和○年○月 △△社(派遣先の会社名)に派遣、□□職に従事
令和○年○月 △△社派遣期間満了
派遣先でどんな職種についていたのかについても、記入すると良いでしょう。また、派遣元が変わった場合は、変更前の派遣会社を「退職または登録終了」と記入します。派遣経験がある場合の履歴書作成については「履歴書に派遣社員としての職歴はどう書いたら良い?」のコラムでも取り上げているので、ぜひ参考にしてください。
見やすさを意識する
職歴欄を書くときには「見やすさ」も意識しましょう。履歴書は「これまでにどのような経験をし、スキルが身についてきたか」を採用担当者に伝えるためのものでもあります。見やすい履歴書は、採用担当者にとって読みやすく、好印象につながりやすいです。
短期の派遣経験が多い場合は工夫が必要
派遣先企業が複数ある、多様な職種を経験しているなど、職歴が多く履歴書が煩雑になる場合は、工夫して書く必要があります。たとえば、「派遣期間満了」記入を省略したり、長期間勤めた企業を抜粋して記入したりするのも一つの方法。履歴書の職歴欄を省略した場合は、「詳細は職務経歴書に記載」とひと言付け加え、職務履歴書に内容を充実させるようにしましょう。
「派遣の経験しかなくて、正社員になれるか心配…」「履歴書の書き方がよく分からない」といったお悩みを抱えている場合は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。