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職務経歴書の日付がわからない!手書きや履歴書と違うのは問題ない?
更新日
この記事のまとめ
- 職務経歴書の日付は「企業に提出する日」を書く
- 職務経歴書と履歴書の日付が違うと使い回しを疑われるので揃えるべき
- 職務経歴書提出後に日付など内容に変化があった場合は、修正して再送する
- 職務経歴書の日付は提出時点での書類内容を証明するという意味合いを持つ
- 職務経歴書に書く経歴の日付がわからない場合、ハローワークや年金事務所で確認が可能
職務経歴書の日付にはいつを書くのか、西暦と和暦のどちらが良いのかなど、書き方に迷う人もいることでしょう。職務経歴書の書き方には決まりがあるので、事前に確認しておくことが大切です。このコラムでは、職務経歴書の日付を中心に基本の書き方を解説。職務経歴書に書く日付がわからないときや、間違えたときの対処法も紹介します。履歴書と日付が違うのは避けたほうが良い理由もお伝えするので、よく確認しておきましょう。
職務経歴書に記載する日付の書き方
職務経歴書に記載する日付は、企業への提出日にするのが基本です。職務経歴書を郵送する際は、いつ企業に配達されるかわからないため、投函日または投函日前日の日付です。書類選考がなく、履歴書を持参して面接を受ける場合は、前もって日時がわかっているため、面接当日の日付で問題ありません。
職務経歴書と履歴書の日付が違うのは避ける
職務経歴書と同時に送付する履歴書や送付状といった書類とは、必ず日付を合わせましょう。書類によって日付が異なると「使いまわしではないか」「どの情報が最新で正しいかわからない」と懸念を持たれる可能性が高くなります。
いつでも応募できるように前もって職務経歴書を用意する場合は、日付は書かないで空欄にしておき、提出前に記入するのがおすすめです。ただし、応募先企業に合わせた内容で書類を作成する必要があるので、どの企業にも該当する内容で書類を準備しているなら、作成のし直しも検討すべきでしょう。
職務経歴書に書く日付を間違えたらすべて書き直す
職務経歴書に書く日付を間違えたら、面倒でも正しい内容ですべて書き直すのがベターです。誤字脱字があるからといって不合格になるわけではありません。しかし、マイナスのイメージを与えて不利になる可能性があります。
どうしても書き直す時間がない場合、二重線と訂正印で提出することも可能ですが、見栄えが良くないのでできるだけ避けましょう。修正テープなども改ざんが疑われるため、使用できません。書類の訂正については「履歴書の間違いに修正テープを使うのはあり?正しい対処法と間違えないコツ」のコラムも参考にしてください。
職務経歴書に日付が必要な理由
履歴書や職務経歴書といった応募書類の日付欄は「その時点での書類の内容を証明する」という重要な意味合いがあります。書類の情報が正しくないものと見なされてしまう可能性もあるので、日付は忘れずに記入しましょう。
経歴は1年違うだけでも経験やスキルに大きな差が出ることもあります。応募者の在籍年数からおおよその経験値を把握するため、正確に記載しなければなりません。経歴の日付が異なると採用担当者が抱く印象にも影響が出る可能性があります。
職務経歴書の基本の作成方法
職務経歴書の作成前に知っておきたい書き方のルールや、基本的な作成方法をお伝えします。
職務経歴書は手書きとPC入力のどちらも可能
職務経歴書はPC入力と手書きのどちらで作成しても問題ありません。職務経歴書をPCで作成するなら日付もPCで打ち込みましょう。企業から手書きの指示が出ている場合は、市販の職務経歴書などを準備して手書きで作成してください。どちらにすべきか迷う場合は「職務経歴書は手書きで作成しても良い?パソコンがない場合の書き方を紹介!」を参考にすると良いでしょう。
参考として、職務経歴書に記載する項目を列挙します。
・日付、氏名
・職務の要約・経歴
・企業情報
・職務詳細
・経験、スキル
・資格、免許など
「職務内容の書き方とは?職務経歴書の作成ポイントや例文一覧をご紹介」にて、基本項目や例文を紹介しているので、あわせて目を通しておきましょう。
フォーマットは編年体・逆編年体・キャリア式が主流
職務経歴書には決まったフォーマットはありません。ただし、多くの場合「編年体」「逆編年体」「キャリア形式」のいずれかの形式で作成されます。編年体は職歴を時系列に記載する形式、逆編年体は最新の職歴から遡って記載する形式です。業務やプロジェクトごとにまとめて記載したい場合は、キャリア形式で作成します。各形式の違いは「職務経歴書の形式、「キャリア式」ってなに?」のコラムで確認してください。
日付は西暦・和暦のどちらでも良い
職務経歴書の日付に西暦か和暦かの制限はないため、どちらでも問題ありません。ただし、外資系や海外事業を多く行っている企業では、担当者が海外の方の場合もあるため、西暦にしておいたほうが無難です。和暦の場合は、平成や令和を「H」「R」などのローマ字で略するのは避けましょう。
修正箇所ができた場合は再提出する
職務経歴書の提出後にアピールポイントが増えた場合は、修正して再提出すると効果的です。再提出する際は、日付も再提出日に変更しましょう。選考期間が長く、面接日までの間により良い成果を挙げられた場合などは、再提出するのがおすすめです。
職務経歴書に記載する提出日以外の日付と書き方
職務経歴書には、提出日以外にも日付を書く欄が多くあります。前述したように、正しい情報を記載しないと相手に与える印象が変わるため、正しく記載しましょう。
仕事に従事していた期間
これまでの経歴を記載する項目では、仕事に従事していた期間を正しく記載する必要があります。
すでに退職している経歴の場合は「20××年△月~20××年□月まで」のように、明確に在籍していた期間がわかる書き方にしましょう。今も在籍している場合は「20××年△月〜現在」と記載します。
記載例)職務経歴
・2020年10月~現在 □□株式会社(派遣社員)
事業内容:人材派遣サービス
業務内容:派遣社員として、主にイベントの設営や倉庫スタッフとして業務をしてきました。
資格や免許を取得した日
履歴書と同様に、職務経歴書にも資格や免許を記載して問題ありません。「20××年△月 日商簿記検定試験1級取得」「日商簿記検定試験1級(20××年△月 取得)」のように、日付を先に記すか、括弧書きかのどちらかで記載するのが一般的です。資格は正式名称を記載し、級やスコアを間違えないよう注意しましょう。
記載例)資格・スキル等
・TOEIC 750点(2021年7月取得)
・日商簿記検定2級(2019年5月取得)
なお、持っている資格や免許が多い場合は、応募する企業や職種に関係するものを優先し、次に汎用性の高いものを記載します。趣味要素の強い資格は記載を控えましょう。履歴書や職務経歴書に書ける資格については、「履歴書に資格が書ききれない!免許はどう書く?基本の記載方法と注意点」で詳しく説明しています。
職務経歴書に書く経歴の日付を覚えてないときの対処法
職務経歴書を作成する際に「いつ入社した?」「前の会社を退職したのはいつ?」など、時期や日付がわからなくなることもあるでしょう。過去の転職年月日がわからない場合は、次の方法で確認できます。過去の入社・退職日がわからないからといって、適当に日付を記入したり日付なしで提出したりするのは避けましょう。
年金事務所に問い合わせる
厚生年金に加入していた場合は、最寄りの年金事務所の窓口ですぐに確認できます。年金事務所に行くときは、運転免許証などの身分証明書と年金手帳を忘れずに持参しましょう。年金事務所に直接行くことが困難な場合は、ねんきんネットに登録してWebサイトで確認するのがおすすめです。
ハローワークで確認する
厚生年金に加入していなくても雇用保険に加入していれば、最寄りのハローワークから確認が可能です。年金事務所同様、パスポートや運転免許書などの身分証明書を持参します。直接行く時間がない方は、電子申請サービスの利用も可能です。
給与振込されていた銀行口座をチェックする
厚生年金にも雇用保険にも加入していなかった場合は、給与振込されていた銀行口座をチェックしましょう。口座をネットバンクにしていた場合は、ネットからも確認できます。
過去に勤めていた職場の源泉徴収を確認する
これまでの職歴は源泉徴収票でも確認できます。 過去に働いていた職場の源泉徴収票を保管している場合は確認してみましょう。 なお、源泉徴収票が手元にない場合は、以前働いていた職場に再発行を請求する方法もあります。
企業においては社員の源泉徴収票を7年間保管しなければいけない決まりがあるため、7年以内の退職であれば請求が可能です。ただし、発行までに1週間以上時間を要する場合もあるため、選考までの期間が短い場合はほかの方法を選択しましょう。
日付のほかにも、職務経歴書や履歴書といった応募書類には記入すべき事項が多くあります。特に、自己PRや志望動機などは、第三者のチェックやアドバイスがあった方がスムーズに書けるでしょう。書類の書き方に不安がある場合は、エージェントを利用するのもおすすめです。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、就職活動のプロのアドバイザーが、応募書類の書き方や自己分析などを丁寧に指導します。面接対策も行っているので、書類選考を通過したあとも安心です。就職活動に関して疑問や不安を抱えている方は、ハタラクティブにご相談ください。
職務経歴書に関するよくある質問と回答
職務経歴書に関して多くの人が抱きやすい疑問をQ&A形式でまとめています。作成すべきか悩んだり、どうやって書けば良いかわからなかったりしたときの参考にしてください。
職務経歴書は必ず用意しなければならない書類ですか?
必須ではありませんが、迷ったら用意するのが安心でしょう。
職務経歴書は、履歴書よりもこれまでの職務内容や身につけたスキルを詳しく記載した書類です。「転職時に職務経歴書は必要?履歴書と両方提出の理由や書き方を解説」でも説明しているとおり、中途採用ではスキルや経験が重視されるため、職務経歴書があったほうがアピールにつながるでしょう。なお、職務経歴書が必要かどうかは、募集要項に記載されている場合があります。応募書類に職務経歴書が含まれている場合は必ず用意をし、履歴書のみと記載されている場合は用意する必要はありません。
フリーターも職務経歴書は書くべき?
フリーターから正社員求人に応募するときは中途採用枠になるため、作成するのが基本です。
一般的に職歴は正社員としての経歴を指しますが、正社員経験がなければこれまでのアルバイトの経歴をまとめましょう。「フリーターに職務経歴書は必要?書き方の例文や作成のポイントをご紹介」で説明しているように、基本的な項目や記載内容は正社員と変わりません。アルバイト経験が多い場合は、応募先の業務に関連するアルバイトをピックアップするなど工夫してみましょう。
職務経歴書でのアピールの仕方は?
職務経歴書の書き方を工夫してみましょう。
「編年体形式」は職務経験が少ない人、「逆編年体形式」は直近の職歴をアピールしたい人におすすめです。「キャリア形式」は転職回数が多い人に向いています。業務内容の具体的なアピール方法は「職務経歴書で活かせるスキルをアピール!例文付きで書き方とポイントを解説」のコラムを参考にしてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。