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ニートの就職活動

ニートから受けられる職業訓練とは?受講方法や費用を紹介

ニート

2025.02.07

この記事のまとめ

  • ニートから職業訓練を受けることで、就活で役立つスキルや知識を身につけられる
  • 職業訓練の種類は、経歴や学歴によって3つに分けられている
  • ニートかどうかにかかわらず、職業訓練は基本的に無料で受けられる
  • 職業訓練は、要件を満たせば受講給付金をもらいながら無料で資格取得を目指せる
  • ニートから受けられる職業訓練は「事務系」「介護系」「Web系」などさまざま

「ニートから受けられる職業訓練を知りたい」と考えている方もいるでしょう。ニートから受けられる職業訓練には、「事務系」「介護系」「Web系」などさまざまな種類があります。

このコラムでは、現在無職やニートの方が職業訓練を受講する際の手順や、職業訓練の種類をご紹介します。職業訓練中は、一定の条件を満たせば給付金を受け取りながら無料で資格取得を目指せるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

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目次

  • ニートから受けられる職業訓練とは
  • ニートから職業訓練を受ける際の申し込み方法
  • ニートから職業訓練を受けるメリットとデメリット
  • ニートから職業訓練の面接を受けるときのポイント
  • ニートから受講できる職業訓練のコース
  • ニートから職業訓練を受けたほうが良い場合の特徴
  • ニートから通う職業訓練校に関するQ&A

ニートから受けられる職業訓練とは

 

ニートから受けられる職業訓練とはの画像

 

職業訓練とは、国が就職支援を行う職業訓練校で受けられる公的な制度のことです。就職・転職に役立つスキルや知識を身につけたり、資格を取得したりできます。2〜5日間の短期で受けられるコースや1〜2年間の長期にわたるコースもありますが、多くのコースは2〜6ヶ月間で修了することが多いようです。
テキスト代などの実費は必要ですが、授業料は基本的に無料です
。現在ニートで収入がない方も、無理なく利用できるでしょう。

ただし、なかには有料のコースもあるので、受講を決める前に確認が必要です。コースの詳細については、後述の「ニートから受講できる職業訓練のコース」の項目で解説するので、あわせて参考にしてみてください。
自分に合ったコースを見つけ、将来のキャリアに向けて準備を始めていきましょう。

職業訓練の種類

職業訓練は「ハロートレーニング」とも呼ばれ、主に「公共職業訓練(離職者訓練)」「求職者支援訓練」「学卒者訓練」の3種類があります。以下で詳しく解説するので、自分がどの職業訓練を受けられるか確認してみましょう。

1.公共職業訓練(離職者訓練)

「公共職業訓練(離職者訓練)」は、就労先の会社を退職してからハローワークで求職申し込みを行った方を対象とした職業訓練です。厚生労働省の「ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)」によると、受講料は無料(テキスト代は自己負担)で、全国各地にあるハローワークの窓口から申し込みや相談ができます。

ただし、この公共職業訓練は失業保険(雇用保険)を受給している場合のみ受講できるので、注意しましょう。

2.求職者支援訓練

「求職者支援訓練」は、失業保険(雇用保険)を受給していない方を対象とした職業訓練です。高卒や大卒で就労していない既卒者やニート、フリーター、あるいは失業保険の受給期間が終了した方などが受けられるでしょう。

公共職業訓練と同様に受講料は無料(テキスト代は自己負担)で、全国各地にあるハローワークの窓口から受講の申し込みや相談ができます。

3.学卒者訓練

「学卒者訓練」は、中卒者や高卒者、または専門課程修了者などを対象とした職業訓練のことです。普通課程・専門課程・応用課程の3種類があり、訓練期間は1〜2年間。最終学歴に応じ、受講できる訓練が異なります。

公共職業訓練や求職者支援訓練とは異なり、学卒者訓練の受講料は有料です。料金の詳細は、最寄りのハローワークに問い合わせてみてください。

参照元
厚生労働省
政策について

ニートから職業訓練を受ける際の申し込み方法

 

ニートから職業訓練を受ける際の申し込み方法の画像

 

職業訓練(ハロートレーニング)に申し込むための前提条件は、ハローワークで求職申し込みをしていることです。以下で詳しく解説しますので、ニートから職業訓練の受講を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

求職申し込みから職業訓練を受講するまでの流れ

求職申し込みから職業訓練受講までの一般的な流れは、以下のとおりです。

  • 1.ハローワークで就職の相談をして求職申し込みを行う
  • 2.職業訓練校や訓練施設で書類選考や面接を行う
  • 3.面接合格後、ハローワークで職業訓練受講の斡旋を受ける
  • 4.職業訓練校や訓練施設にて訓練を開始

なお、ハローワークから職業訓練受講の斡旋を受けられるのは、「訓練を受ける能力」があり「適職に就くために必要」と認められた場合とされています。
職業訓練を受講する詳しい流れについては、「職業訓練の種類はどれくらい?おすすめコース一覧と受講するメリットを紹介」のコラムで解説していますので、ぜひご一読ください。

職業訓練にかかる費用

職業訓練は国が就職支援を目的として行っているため、基本的には入学金と受講料は無料です。
ただし、訓練中に使用するテキスト代は自己負担となります。教材費は訓練の種類や期間によって異なりますが、一般的に数千円から数万円の範囲内であることが多いでしょう。なお、中卒者や高卒者などを対象とした「学卒者訓練」の受講料は有料です。

職業訓練受講給付金の該当者である場合は申請する

ハローワークに「特定求職者」と認められると、職業訓練受講期間中に「職業訓練受講給付金」を受け取れます。厚生労働省の「—雇用保険を受給できない求職者の皆さまへ— 求職者支援制度があります!」によると、「特定求職者」と認められる条件は以下の項目です。

  • ・働く意思と能力がある
  • ・ハローワークで求職申し込みをした
  • ・雇用保険被保険者、または雇用保険受給資格者ではない
  • ・「職業訓練が必要」とハローワークに認められた

給付金による経済的な支援を受けられれば、生活が安定し、集中して職業訓練に臨めるでしょう。求職者支援を希望する方は、条件に合うか確認してハローワークに申請しましょう。

職業訓練受講給付金の受給条件

「職業訓練受講給付金」は、職業訓練をしている期間、月額10万円の給付金や職業訓練校への交通費などを受け取れる制度です。厚生労働省の「就職支援・給付金などについて知る」によると、職業訓練受講給付金を受給するには、「特定求職者」と認められたうえで以下の要件を満たす必要があります。

  • ・本人の収入が月8万円以下
  • ・世帯全体の収入が月30万円以下
  • ・世帯全体の金融資産が300万円以下
  • ・現住住んでいるところ以外に土地/建物を所有していない
  • ・全ての訓練実施日に出席している
  • ・世帯の中に職業訓練受講給付金を受給し訓練している人がいない
  • ・過去3年以内に、不正行為により、特定の給付金の支給を受けたことがない
  • ・過去6年以内に職業訓練受講給付金の支給を受けたことがない

「全ての訓練実施日に出席している」とあるものの、育児や介護といったやむを得ない事情がある場合、出席率が8割以上であれば要件を満たしていると判断されるケースもあるようです。詳細が気になる場合は、お住まいの最寄りにあるハローワークに問い合わせてみてください。

参照元
厚生労働省
求職者支援制度のご案内
ハロトレ特設サイト

ニートから職業訓練を受けるメリットとデメリット

ここでは、ニートの方が職業訓練を受ける場合、どのようなメリットとデメリットがあるかをそれぞれご紹介します。職業訓練を受けるかどうかを判断するためにも、ぜひ参考にしてみてください。

メリット

ニートの方が職業訓練を受ける際のメリットは、「スキルや知識が身につけられる」「履歴書でアピールできる」などが挙げられます。以下で詳細を確認していきましょう。

実践的なスキルや知識を身につけられる

職業訓練校や訓練施設では、実践的な技術や知識を身につけられます。コースによっては、民間の大学や一般企業などで学べるものもあるようです。実際の仕事現場の雰囲気を直接体験できる、貴重な機会となるでしょう。

スキルに自信がないニートの方も、訓練修了後は身につけたスキルを活かして就職活動を行えるのがメリットです。

給付金を受け取りながら無料で資格を取得できる

一定の要件を満たしていれば、職業訓練受講給付金で月額10万円と交通費を受け取れます。さらに、職業訓練は基本的には無料で資格を取得できるので、ニートやフリーターからの入学など、お金の準備が難しい場合も挑戦しやすいでしょう。

同じ目標をもった仲間ができる

訓練中や就職活動の際に、同じ目標をもった仲間ができることもメリットの一つです。仲間が身近にいると、悩みを相談したり励まし合ったりできます。

職業訓練では、ニートや引きこもりなど、自分に近しい境遇の方に出会う可能性もあるでしょう。その方たちは、自分と同じように正社員として就職を望み、そのためのスキルや資格取得を目指す仲間です。
現在、「ニートや引きこもり期間が長く就職について相談できる相手がいない」という方も、入学後は同じ目標をもった仲間ができる可能性があります。仕事のスキル習得だけでなく人脈や交友関係の広がりも期待できるため、前向きに検討してみましょう。

規則正しい生活ができる

多くの職業訓練は平日の朝から毎日行われているため、参加するために規則正しい生活習慣を身につけられるのも職業訓練のメリットです。休みなく訓練に参加するためには、早寝早起きが必要となります。徐々に体が適応していくことで、ニート生活で乱れた生活リズムを整えやすくなるでしょう。

規則正しい生活習慣は、就活を始めた際にも役立ちます。将来、勤務する際のスケジュールにもスムーズに慣れる効果が期待できるでしょう。

職業訓練を受けたことを履歴書に書ける

職業訓練校は国から認められた学校・施設なので、通学していたことを履歴書に書いてアピールできます。就職活動を始めて履歴書の作成が必要になった際には、職歴欄に職業訓練校へ入学・修了した日を記入しましょう。

「職業訓練の経験は履歴書のどこに書く?書き方のポイントも紹介」のコラムでは、履歴書の書き方をより詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。

デメリット

ニートから職業訓練を受ける際のデメリットとして、「申し込みに時間がかかる」「確実に希望訓練が受けられるわけではない」などが挙げられます。以下で詳しく確認していきましょう。

ニートから職業訓練に申し込みするのに時間がかかる

ニートから職業訓練を受講するためには、「求職の相談」「セミナーへ参加」「職業訓練に申し込み」の手順が必要となり、すぐに訓練を始められない点はデメリットといえます。

職業訓練を受講したいニートの方は、まずはハローワークへ求職の相談へ行かなければなりません。自分に合った求人を見つけるために、就職先が見つからず困っていることを伝えましょう。
次に、ハローワークで定期的に開催される「職業訓練セミナー」に参加します。セミナーでは、職業訓練で受講できるコースや、取得できる資格の詳細について説明があり、担当者への質問や相談も可能です。セミナー参加後、ハローワークへ職業訓練の申し込みが可能になります。

このように、いきなり職業訓練の受講申し込みができるわけではないため、「手間と時間がかかって大変」と感じる場合もあるようです。

希望する訓練を受けられない場合がある

職業訓練はコースごとに定員数が設けられており、受講希望者の全員が受講できるわけではありません。時間をかけて職業訓練へ申し込んだとしても、その後の選考や面接に落ちて受講できない可能性もあるでしょう。

特に、人気の高いコースや定員数が少ないコースは倍率が高いうえ、再就職を目指す人の受講を優先する傾向があるといわれています。職業訓練を受講する場合は、ニートであるかどうかにかかわらず、第1希望のコースを受講できない可能性も考えて複数のコースへ申し込むと安心できるでしょう。

申し込む際は、「なぜそのコースを受講したいのか」「どのようにして将来のキャリアに活かしたいのか」などを具体的に説明し、熱意や積極性をアピールすることが大切です。

職業訓練を受けても就職先が見つかるとは限らない

職業訓練を受けてスキルを身につけたり、資格を取得したりしても、すぐに就職先が見つかるとは限りません。訓練期間中でも就職活動は始められるので、就職へ向けて早めに行動を起こしましょう。

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ニートから職業訓練の面接を受けるときのポイント

ニートから職業訓練の面接を受ける際は、以下のポイントを面接でアピールできるよう意識して臨むことをおすすめします。

  • ・就労に対する強い意欲がある
  • ・最後まで通い続けられる意思がある
  • ・職業訓練を受講したい理由が明確にある
  • ・訓練を受けたあと、どのような仕事に就きたいかがはっきりしている

ニートから職業訓練の面接を突破するには、志望動機を明確にして、熱意をもって伝えるのが重要なポイントです。そのために、職業訓練を受ける前に修了後の就職先について考えることも大切になります。なお、受講するコースによっては面接だけでなく、適性検査や筆記試験を受ける場合もあるので、申し込みの際に確認しましょう。

職業訓練時の面接マナーについては、「職業訓練の面接の流れやマナーは?よくある質問と回答例を紹介」のコラムでも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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ニートから受講できる職業訓練のコース

 

ニートから受講できる職業訓練のコースの画像

 

ここでは、ニートの方が受講できる職業訓練のコースをいくつかご紹介します。「基礎コース」と「実践コース」の2つに分かれている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

事務系

事務系の職業訓練コースでは、主にパソコンスキルを学びます。以下のコースがあるので、気になるコースがあるかチェックしてみましょう。

  • ・簿記、電子会計科
  • ・ファイナンシャルプランナー養成科
  • ・法務スタッフ養成科
  • ・不動産ビジネス科
  • ・経理事務養成科
  • ・グローバルビジネス科
  • ・経理、オフィス事務科

事務系の職業訓練コースでは、簿記やファイナンシャルプランナーといった実務に役立つ資格取得も目指せます。ニートから事務職への就職を目指す方へおすすめのコースです。

また、事務職の仕事はデスクワークだけでなく来客の対応や電話対応など、その業務範囲は多岐にわたります。社内の多くの人と連携を図ることもある重要な立場となるため、受講中にある程度のコミュニケーション能力を身につけられると実務でも役に立つでしょう。

介護・医療・保育系

介護・医療・保育系の職業訓練には、主に以下のコースがあります。

  • ・保育士養成科
  • ・介護福祉サービス科
  • ・医療事務科
  • ・パソコン医療事務科
  • ・ホームヘルパー養成科

特に介護系は、社会の高齢化にともない慢性的な人材不足が続いているため、需要が多いとされる業界です。入社後すぐに活かせる「介護職員初任者研修」を所持していると、就職が有利になることもあります。

職歴のないニートやフリーターから介護職への就職を目指すのであれば、「介護職員初任者研修」の取得を視野に入れてコースを選択するのがおすすめです。

Web関連

Web関連の知識を学べる職業訓練には、主に以下のコースがあります。

  • ・Webクリエイター科
  • ・Webデザイナー養成科
  • ・Webサイト開発科
  • ・Webエンジニア養成科
  • ・ゼロからはじめるWebマスター養成科
  • ・Webサイト管理者養成科
  • ・Webサイト構築技術者養成科

これらのコースでは、Webサイト制作に必要な知識とスキルを身につけられるでしょう。職業訓練修了後は、WebデザイナーやWebクリエイターとして就労できる能力が身につきます。企業へ応募する際は、自身が制作したサイトや作品などの提出が必要な場合が多いため、事前に応募条件を確認しておくのがおすすめです。

プログラミング系

プログラミング系のコースは、プログラミング初心者から受講でき、コンピュータの基礎からアプリ開発までを学べます。コースの種類は以下のとおりです。

  • ・Webプログラミング科
  • ・CG、Webアプリクリエイター養成科
  • ・ゲームクリエイター科
  • ・Java&スマートフォンアプリ開発科
  • ・Androidアプリ開発科

実際のプロジェクト開発を通じて、実践的なスキルを身につけられるのが特徴といえるでしょう。「Javaプログラミング能力認定試験3級」や「Androidアプリケーション技術者認定試験ベーシック」などの資格取得も可能です。
資格があると、就職活動時に一定のスキルがあることを示せます。実務経験がないニートの方が「未経験歓迎」のIT系の求人に応募する際、「一から教えなくて良い」「即戦力になるかも」として評価してもらえるポイントになるでしょう。

ビルメンテナンス関連

ビルメンテナンスは、主に商業施設やマンション、オフィスビルなどの管理・メンテナンスを行います。ビルメンテナンスに関係するコースは以下のとおりです。

  • ・ビル管理技術、業務スタッフ養成科
  • ・ビルメンテナンス科
  • ・住宅リフォーム科
  • ・電気工事科
  • ・ビルクリーニング科

ビルメンテナンスとして就職を目指すのであれば、上記の職業訓練を受けることに加えて、「ビルメン4点セット」と呼ばれる資格を取得すると就活で有利に働くでしょう。
ビルメン4点セットとは、「危険物取扱者乙種4類」「2級ボイラー技士」「第2種電気工事士」「第3種冷凍機械責任者」の4つの資格を総称したものです。通いたいと思う職業訓練校で、これら4つの資格取得を目指せるかを確認してみましょう。

ニートから通える職業訓練校については、お住まいの地域によって職業訓練コースが異なる場合もあります。受けたい職業訓練があるかどうかは最寄りのハローワークへ問い合わせてみるのがおすすめです。
職業訓練のコースについては「ハローワークの職業訓練を受けるには?具体的な内容や受講給付金制度を解説」にて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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ニートから職業訓練を受けたほうが良い場合の特徴

職業訓練に年齢制限はないため、現在30代や40代以上でニートを続けている場合や、訓練を受ける目的を明確にもっている場合は、積極的に受けることをおすすめします。
なぜなら、一般的には、年齢を重ねるごとに就職が難しくなるからです。「30代以上」「ニート」「無資格」「職歴なし」などの条件が重なると、就職活動は厳しくなります。

就職先を探すよりも、職業訓練で専門知識や技術を身につけて資格を取得したあとに就職活動をするほうが、内定を獲得できる可能性を高められるでしょう。

就職活動を優先したほうが良い場合もある

現在29歳以下の若年層、さらに既卒3年以内であれば、職業訓練を受けるよりも就職活動に専念するほうが良い場合もあります。若年層は、スキルや知識が少なくてもポテンシャルを評価されやすい傾向にあるからです。
また、働きながら知識を身につけられるように研修や教育環境を整えている企業が多いため、スキルの習得より先に就職を目指すのがおすすめですよ。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

ニートから就職活動を始めたり職業訓練を受けたりする場合は、職業訓練と並行して転職サイトや就職エージェントを利用するのも一つの手です。就職に関して分からないことや悩みがある場合は、経験豊富なキャリアアドバイザーにいつでも相談できるので、就職活動をスムーズに進められるでしょう。

若年層を対象とした就職・転職エージェントのハタラクティブは、ニートやフリーター、第二新卒の就職に特化したサービスを展開しています。未経験者が応募可能な求人も数多く取り扱っており、就職が初めての方でも安心です。1分程度でできる適職診断も活用しながら、自分に合った仕事を見つけられるでしょう。
また、書類作成や面接の指導、志望企業への連絡代行など、充実したサポートを無料で受けられます。「ニート期間が長いので、就職先の探し方が分からない」「職業訓練を受けたあと、就職できるか不安…」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

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ニートから通う職業訓練校に関するQ&A

ここでは、職業訓練校に関する疑問をQ&A方式で解決していきます。職業訓練校でできることや受講するメリットなども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

職業訓練校では何ができるの?

就職に役立つスキルを身につけられます。求職者は、テキスト代などの負担のみで受講できます。
コースの種類や学べる内容などに関しては、本コラムの「ニートから受講できる職業訓練のコース」で詳しく触れていますので、ご参照ください。

ニートも職業訓練校を利用しても良いの?

問題ありません。ただし、ハローワークで求職活動をしていることが前提条件になるため、まずはハローワークに相談する必要があります。
なお、「職業訓練を受けても就職先が見つかるとは限らない」でも述べたように、職業訓練に申し込んでも必ず受講できるとは限りません。職業訓練校を利用するにあたっては面接も必要になるため、訓練を受ける目的を明確にしておきましょう。

職業訓練校に通うメリットは?

スキルアップが図れることです。職業訓練校では、実践的で専門的な知識や技術を体系的に学べます。コースによっては資格を取得できるため、就活で有利になることもあるでしょう。

職業訓練コースを受講するメリットは、本コラムの「ニートから職業訓練を受けるメリットとデメリット」にて紹介していますので、参考にしてみてください。

職業訓練のなかで人気の講座は?

事務や経理のスキルを習得できるオフィス系のコースや、不動産、医療事務などの資格を取得できるコースが人気とされています。
Webサイトに関連する技術や、就職に直結するスキルを身につけられるコースも受講希望者が多く、倍率が高くなりがちなようです。デジタル化の影響により、Web開発やデザイン、デジタルマーケティングなどのスキルは多くの企業で求められています。

どのコースの職業訓練を受ければ良い?

自分の興味のある業界に関するコースを選びましょう。「受けたい講習や興味のある業界が分からない」という場合は、就きたい仕事から定めるのがおすすめです。

プロからの支援を受けて自己分析や企業分析、選考対策を続けていけば、何をしたいか見えてくる可能性もあります。ハタラクティブでは、キャリアアドバイザーによる丁寧なカウンセリングや、自己分析・企業研究の指導などのサポートを無料で受けられます。就職活動に関するお悩みにも対応しているので、お気軽にご相談ください。

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のサービスについて
こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
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