一生フリーターで生き抜くのは可能?正社員が安心な理由と脱出する方法も解説一生フリーターで生き抜くのは可能?正社員が安心な理由と脱出する方法も解説
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一生フリーターでいたいと考える一方で、「将来生活できるか不安」と悩む方もいるでしょう。一生フリーターで生活することは可能ですが、金銭面や健康面のリスクが高いため注意が必要です。
このコラムでは、生涯にわたってフリーターを続けるリスクや正社員になるメリットを解説します。「一生フリーターなのでは?」という不安を解消する方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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「一生フリーターでいたい」と思う理由
「一生フリーターでいたいと思う理由は人それぞれです。自由を優先したいという積極的な理由もあれば、過去の挫折により「正社員になりたくない」と感じているケースもあります。
ここでは、「一生フリーターでいたい」と思う理由を4つご紹介します。明確な理由が分からず、漠然とした不安を抱えているフリーターの方は、ぜひチェックしてみてください。
自分のペースで生きられる
自分に無理のないペースで働けるフリーターの働き方に魅力を感じる方もいるでしょう。フリーターは、自分の生活リズムに合わせたり、空いた時間を趣味や勉強に費やしたりするなど、働き方の自由度が高いのが特徴です。
こんな人におすすめ
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
今の生活に不自由な点がなければ、短期的な視点でのメリットを重視し、あえて正社員にならず今のままのペースで生きていきたいと考えるケースは少なくありません。
責任やプレッシャーを感じなくて済む
正社員は給与が安定している分、重い責任やノルマ、部下のマネジメントなどを任されがちです。対してフリーターの場合は、正社員に比べると仕事で負う責任が少ない傾向にあります。そのため、「大きな責任を負いたくない」「プレッシャーを掛けられるのが嫌」という理由から、一生フリーターを続けたいと考える方もいるでしょう。
また、一度は正社員になったものの、責任の重さに耐え切れずフリーターに転換するケースもあるようです。
過去の就活失敗や人間関係で、正社員になる自信がない
フリーターとしての働き方を望んでいるのではなく、過去のトラウマから「自分は正社員に向いていない」と諦めてしまっているケースも考えられます。就職活動で不採用が続いた経験や、職場での人間関係トラブル、早期離職などがきっかけで、正社員として働く自信を失ってしまうこともあるでしょう。
現状を変えたいと思っていても、こうした過去の辛い経験によって正社員就職への恐怖心や苦手意識が心に残り、結果的にフリーターを続けている方もいるようです。
ポイント:「就職できないかも」と諦めている場合もある
「正社員になりたい」という思いはあっても、自分の体調不良や家族の介護など、物理的な事情で「自分には無理だ」と諦めているケースもあります。 この場合、フリーターを続けているのは自由を求めているからではありません。今の状況ではフルタイム勤務は不可能だと判断し、生活を維持するための唯一の手段として、結果的にフリーターを選ばざるを得ない状況といえます。
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一生フリーターで生き抜くことは可能?
一生フリーターで生活することは可能ですが、リスクが高い点には注意が必要です。フリーターは正社員に比べて収入が低い傾向にあり、生涯賃金はおよそ5,000万円~1億円ほどの格差があります。独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2025 ―労働統計加工指標集―」によると、正社員と非正社員の生涯賃金は以下のとおりです。
なお、正社員と非正社員ともに、学校卒業後に60歳までフルタイム勤務をしていた場合の生涯賃金なので、参考としてご覧ください。
| | 男性正社員 | 男性非正社員 | 女性正社員 | 女性非正社員 |
|---|
| 大卒 | 2億6,000万円 | 1億5,000万円 | 2億1,000万円 | 1億2,000万円 |
|---|
| 高卒 | 2億2,000万円 | 1億3,000万円 | 1億6,000万円 | 1億1,000万円 |
|---|
フリーターを生涯続けるリスクは正社員と非正規社員の収入差だけでなありません。年齢を重ねるにつれて、応募できるアルバイトの求人が限られたり、親の介護が必要になり思うように働けなくなったりする恐れもあります。
そのため、「フリーターとして一生働き続けていれば問題はない」「実家暮らしだから大丈夫」といった考えで一生フリーターとして働くことを決めるのではなく、ライフプランと収支について現実的に検討することが大切です。
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一生フリーターを続けると伴う将来的なリスク
フリーターを一生続けることには「自由」というメリットだけでなく、年齢を重ねるごとに深刻化しやすいリスクが潜んでいます。ここでは、フリーターを続けることで起こり得る具体的なリスクについて詳しく解説します。
一生フリーターを続けると伴う将来的なリスク
- 体力が落ちても働き続けなければならない
- 病気や怪我をした瞬間、収入が断たれる
- 年齢と共に「雇われる場所」が減ってしまう可能性がある
- 高齢になると社会的信用がなくなって賃貸契約が難しくなる
体力が落ちても働き続けなければならない
正社員と比べて生涯賃金が低く、退職金制度がないケースも多いフリーターは、老後の蓄えが不十分になることも考えられます。たとえ厚生年金に加入していたとしても、現役時代の収入差によって将来受け取れる年金額が少なくなる傾向に。そのため体力が衰えた高齢になっても、生きるために働き続けなければならない可能性があるのは大きなリスクといえるでしょう。
また、年齢を重ねると体力が衰え、若いころと同じように働くのが難しくなる可能性も考えられます。パフォーマンスが落ちると契約が更新されなかったり、新たなアルバイト先が見つからなくなったりするリスクもあるので注意が必要です。
病気や怪我をした瞬間、収入が断たれる
月給制が多い正社員とは異なり、時給制や日給制で働くケースが多いフリーターは「働けない=収入減少」に直結します。病気や怪我によって収入が減り、生活が厳しくなるのは大きなリスクと言えるでしょう。また、万が一の際に十分な蓄えがないと、金銭的な不安から治療に専念できない可能性も考えられます。
年齢と共に「雇ってくれる場所」が減ってしまう可能性がある
年齢と共に「雇ってくれる場所」が減ってしまう可能性がある点は、フリーターを続けるうえでのリスクの一つです。「お金がないから働く」という意思があっても、それを受け入れてくれる雇用先があるとは限りません。多くの企業では、体力や柔軟性のある若手が優先的に採用される傾向にあり、高齢になるほど難しくなっていきます。
「今の職場で一生働き続ける予定だから大丈夫」と考えている方もいるかもしれませんが、現在の勤務先が閉店・倒産したり、契約満了になったりする可能性もゼロではないため、安心はできません。そうなった場合に、次の働き口が見つからず、収入が得られなくなる恐れも十分考えられるでしょう。
高齢になると社会的信用がなくなって賃貸契約が難しくなる
フリーターを一生続けることには、生活の基盤である「住まい」を失うリスクも潜んでいます。
賃貸契約の審査では「家賃の支払い能力」が厳しく問われますが、「収入が不安定なフリーター」かつ「健康リスクの高い高齢者」は貸主から懸念されやすく、審査が通らないケースが考えられるでしょう。
保証人がいたとしても、「家賃滞納のリスクが高い」と判断されて自分名義での契約を断られるケースもあるようです。生活するうえで重要な「住まい」が確保できないことは、大きなリスクといえます。
「一生フリーター」よりも正社員のほうが将来的に安心な理由
フリーターを続けるには先述したようなリスクがありますが、正社員になれば雇用が安定したり、年収が増加したりするため、将来的に安心できます。以下で、なぜ正社員が将来的に安心なのかを詳しく解説するので、フリーターを続けるか正社員を目指すか迷っている方はチェックしてみてください。
「一生フリーター」よりも正社員のほうが将来的に安心な理由
- 雇用契約が法律で守られているため簡単に解雇されない
- 年収増加によってQOLが向上しやすい
- 退職金と厚生年金によって老後の資金が増える
- 社会的信用が高まって人生の選択肢が広がる
雇用契約が法律で守られているため簡単に解雇されない
多くの場合、フリーターは「期間の定めのある雇用(有期雇用)」であるのに対し、正社員は「期間の定めのない雇用(無期雇用)」です。有期雇用の場合、契約満了のタイミングで会社の経営状況などにより、契約が更新されないリスクがあります。
一方、正社員は雇用契約が法律で守られているため、企業から解雇されることは基本的にはありません。「次も契約更新してもらえるだろうか」といった心配をする必要がないため、フリーターと比べると精神的な安定を得やすいでしょう。「ローンを組んでマイホームを購入しよう」「来年は海外旅行をしよう」といった予定を安心して立てられるのも、雇用が安定しているからこそのメリットといえます。
年収増加によってQOLが向上しやすい
フリーターから正社員になれば、賞与(ボーナス)や昇給により年収が大幅にアップします。国税庁の「令和6年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-」によると、正社員の平均給与は545万円であるのに対し、フリーターを含む非正規雇用は206万円。正社員とフリーターの平均給与の差は約339万円と、大きな差があるといえます。
フリーターから正社員になって収入が増えれば生活にゆとりができ、趣味や旅行に投資したり、美味しい食事を楽しんだりと、生活の質(QOL)を上げられるでしょう。
退職金と厚生年金によって老後の資金が増える
フリーターの方も条件を満たせば厚生年金に加入できますが、労働時間などの関係で国民年金のみの加入となっているケースも少なくありません。
厚生労働省年金局の「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況(p.24)」によると、厚生年金(正社員)の平均受給額は月15万1,142円なのに対し、国民年金のみの場合は月5万9,431円と差が大きいことが分かるでしょう。現在、国民年金のみに加入している場合は、将来受け取れる年金額を増やすためにも、厚生年金に加入できる正社員を目指すことは有効な手段といえます。
さらに、退職金制度を導入している企業に就職できれば、正社員として長く勤めることで、まとまった資金が手に入る可能性があります。貯金にプラスして老後の資金を得られるため、フリーターにありがちな「働けなくなったら終わり」というプレッシャーから解放され、将来の資金計画にゆとりが生まれるでしょう。
社会的信用が高まって人生の選択肢が広がる
正社員になると社会的信用が高まり、賃貸やローン、クレジットカードの審査をスムーズに通過できるようになります。結果として、マイホームや車の購入など、人生の選択肢が一気に広がるでしょう。
また、家族や友人に「会社員」と名乗れることは、想像以上に自己肯定感を高めてくれます。社会的な孤独感を感じている場合は、「組織の一員」として必要とされる環境に身を置くことで、精神的な安定をもたらしてくれるでしょう。
「一生フリーター」という不安から抜け出すには?
「このまま一生フリーターでいいのか」という漠然とした不安を解消する方法は、勇気を出して「正社員になるための行動」を始めることです。現在は少子高齢化の影響で多くの業界が人手不足に陥っており、未経験からでも挑戦できるチャンスは十分にあります。
ただし、闇雲に就職活動をはじめるのは得策ではありません。年齢やこれまでの経験のほか、「いきなりフルタイムは怖い」といった自分の気持ちも考慮して、最適なルートを選ぶことが成功への近道です。
ここでは、年代や希望に合わせた具体的な脱出方法と、成功率を高めるためのポイントをご紹介します。
【20代】職歴がなくてもポテンシャルで採用されやすい
20代であれば、「職歴なし」「アルバイト経験のみ」の場合も、正社員になれる可能性は非常に高いといえます。多くの企業は20代に対して、現在のスキルよりも「将来の成長(ポテンシャル)」や「仕事への意欲」を求めているからです。
そのため、「正社員経験がないから」と悩むことはありません。企業側も一から教育することを前提に採用活動を行っているため、若さを武器に積極的にチャレンジしてみましょう。
【30代以上】スキルだけでなく「人柄」重視の企業を探す
30代になると即戦力が求められやすくなりますが、未経験の方が就職できないわけではありません。未経験募集の求人の中には、スキル以上に「定着してくれるか」「真面目に働いてくれるか」といった人柄や誠実さを重視する企業も数多く存在します。
これまでのアルバイト経験で培ったコミュニケーション能力や責任感をアピールしつつ、人手不足の業界などを視野に入れることが、正社員就職を成功させる鍵です。
【経歴に不安がある方】フリーター・既卒特化の支援を活用する
自分の経歴に不安がある場合は、ハローワークやエージェントに相談してみるのもおすすめです。プロに相談することで、自分の置かれている状況や希望に沿った提案をしてくれるでしょう。正社員を目指す場合、プロが自分に合う求人を選んでくれたり、応募書類の作成や面接のサポートもしてくれるので、安心して正社員就職を目指せます。
【フルタイム勤務に不安がある方】「紹介予定派遣」から慣らす
「短時間しか働いたことがない」「いきなり週5日の正社員勤務は不安」「職場が合うか心配」という方は、「紹介予定派遣」という仕組みを活用するのも一つの手です。
紹介予定派遣とは、最長6ヶ月間は派遣社員として働き、あなたと企業の双方が合意すれば正社員(または契約社員)になれる制度のことです。実際の仕事を体験してから入社を判断できるため、ミスマッチのリスクを減らし、無理なくフルタイム勤務を目指せます。
まとめ
一生フリーターという生き方は自由な反面、年齢を重ねるごとに金銭や健康面のリスクが高まります。将来への漠然とした不安を解消し、精神的・経済的な安定を得るためにも、早めに正社員としての就職を目指すのがおすすめです。
「フリーター歓迎」「未経験OK」といった求人は数多くあります。「自分に合う仕事が何か分からない」「面接が不安」などの悩みは一人で抱え込まず、プロに相談しながら就職活動を進めましょう。
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また、応募先企業に合わせて書類選考や面接の対策も実施するので、就職活動に不安がある方もご安心ください。企業とのやり取りの代行や、内定後のフォローなども対応するので、スムーズに正社員就職を目指せます。
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ここでは、フリーターの方によくあるお悩みをQ&A方式でご紹介します。
結婚自体は可能ですが、近年は共働き世帯が一般的になっており、男性側もパートナーに一定の経済力を求める傾向があります。また、産休・育休制度や時短勤務などのサポート体制は正社員のほうが充実しているケースが多く、出産や育児といったライフイベントの際、フリーターであることで金銭的・体力的な負担が大きくなる可能性もあるでしょう。こうしたリスクを回避するためにも、正社員就職を目指すのがおすすめです。
働き方によっては「国民年金」のみとなり、厚生年金にも加入する正社員に比べて受給額が少なくなります。また、厚生年金に加入できたとしても、現役時代の給与水準が低いと将来の受給額は少なくなりがちです。
社会保険未加入の場合は、住民税や健康保険料などを自分で納付する必要があり、収入が減ったとしても前年の所得に応じた税金等の支払いは続くため、負担が大きくなる点に注意が必要です。
法律上の限界はありませんが、一般的に未経験から正社員を目指しやすいのは20代〜30代前半と言われています。35歳を過ぎると即戦力としてのスキルや経験が求められるようになり、未経験可の求人数が減少するためです。選択肢が多いうちにキャリアチェンジできるよう、年齢が若いうちに行動を起こすことをおすすめします。
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