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ニートがカウンセリングを受けられる場所とは?就職相談の受け方を紹介!
更新日
この記事のまとめ
- ニートがカウンセリングを受けるメリットは、不安の原因を知り対策ができること
- カウンセリングを受けると、ニートから就職して社会復帰への一歩を踏み出しやすくなる
- カウンセリングのアドバイスがすべて正解ではなく、自分の意見を軸に参考程度に留める
- カウンセリングを先延ばしにするとニート生活が長引く恐れもある
- ニートから正社員を目指す際はハローワークや就職エージェントを活用するのがおすすめ
「ニートがカウンセリングを受けるメリットは?」「どこで相談できる?」と悩む方もいるでしょう。カウンセリングはハローワークやジョブカフェ、就職エージェントで受けられます。第三者に話を聞いてもらうことで就活に対する不安が和らぎ、一歩踏み出しやすくなる点がメリットです。このコラムでは、ニートを続けるリスクやカウンセリングを受ける際の注意点をご紹介します。社会復帰を目指す際の参考にしてください。
ニートがカウンセリングを受けるメリットとは?
ニートの方がカウンセリングを受けると、就職への不安が和らいだり第三者による客観的な意見を聞いたりすることによって、最初の一歩を踏み出しやすくなるメリットがあります。なかには、今後の生活に不安を感じながらも、ニート脱却に向けどのように取り組めばよいか分からない方もいるでしょう。
ニート期間が長いほど、カウンセリングに行くのを億劫に感じたり、「結果が出なかったらどうしよう」と不安になったりする場合も。問題解決に向けて一歩踏み出したい方は早めの相談がおすすめです。以下では、カウンセリングを受けるメリットを紹介しますので、前向きに検討してみましょう。
1.話すだけでも不安が和らぐ
具体的な相談でなくても、今の気持ちや漠然とした不安を吐き出すだけで気持ちが楽になる可能性があります。たとえば、「就職できるか不安」「親からの就職のプレッシャーへどう対応したらよいか分からない」など何でもOKです。「ニート脱却の問題について具体的に相談しなくては」「カウンセリングを受けたら社会復帰に向けて結果を出さなくては」と考え過ぎて、億劫になってしまうケースも。カウンセリングは自分が抱える問題を楽にするためにあると考え、肩の力を抜いて臨んでみましょう。
2.不安の原因が探れる
カウンセリングで人と話すことによって、自分では気付かなかった不安の原因に気付く場合があります。人と話すときは思っていることを言葉に変換するため、無意識のうちに頭のなかが整理されることがあるでしょう。
また、カウンセラーから「どうしてそう思ったの?」といった質問を受けると、自分が知りたかった答えが見つかることもあります。何度かカウンセリングを受けると、次第に不安の原因が明らかになり、問題解決への糸口が掴めるでしょう。原因が分かれば対策を考えられるため、ニート脱却に近づきます。
3.客観的な意見を聞ける
ニートの方のなかには、家族以外の第三者の意見を聞く機会がない方もいるでしょう。カウンセリングで自分と異なる考え方に触れると、価値観が変わったり、良いアイデアが浮かんだりする可能性もあります。
問題解決に向けて自分では具体的にどうしたら良いか分からないときは、人のやり方を真似するのも一つの方法です。カウンセラーやアドバイザーは多種多様な人の話を聞いているので、社会復帰へのヒントになる例を教えてくれる場合があります。
4.家族との協力体制が作りやすくなる
カウンセリングによって自分の気持ちを伝えることに慣れてくると、家族の協力を得やすくなります。家族から就職を促されるのが苦痛で、コミュニケーションを取らなくなってしまった人もいるでしょう。
カウンセリングで不安の原因が分かると、家族へ「どう接してほしいのか」を伝えられ、親御さんとの関係も改善される可能性があります。また、どのようにサポートしたら良いかが明確になるのは、家族にとってもメリットです。家族の協力を得ながら就活と向き合えれば、社会復帰への近道となるでしょう。
5.一歩踏み出しやすくなる
カウンセリングで不安の原因が分かり、解決策が考えられるようになると、ニート脱却に向けて何が問題でどのような行動を起こすべきかが明確となり、具体的な行動を起こしやすくなります。カウンセリングによってやりたいことや得意なことに気づいたり、将来の夢が見つかったりする可能性もあるでしょう。
また、相談員から前向きな言葉をかけてもらうと、自然と気持ちが前向きになり、一歩踏み出す勇気が持ちやすくなります。
「ニートを脱出して働く方法やメリットとは?きっかけや得るものをご紹介」のコラムでも、ニート脱却によって得られるものを紹介していますので、あわせてご覧ください。
ニートがカウンセリングを受けるときの注意点
ニートから脱却するためにカウンセリングを受けるのは大事ですが、アドバイスの受け取り方を間違えると逆効果になる恐れがあります。ご紹介する2つのケースを念頭に置き、カウンセリングを有効に活用しましょう。
合わないと思ったら相談相手を変える
カウンセリングを受けてみて、「話しにくい」「かえって落ち込んでしまった」と感じたら、相談相手を変えましょう。相談員によって話し方や当人が抱える悩み・問題を聞く姿勢は異なります。人間同士ですので、相性の良し悪しはあって当然です。我慢してカウンセリングを受け続けたり、行くのをやめてしまったりするとニート生活が長引く恐れもあるでしょう。
相談員と合わないときは「ほかの人に相談してみたい」と正直に申し出るのがおすすめです。自分で伝えるのが難しい場合は、家族に伝えてもらっても良いでしょう。
カウンセリングの結果が正解だと思わない
カウンセリングで受けたアドバイスがすべて正解だと思ってしまうと、うまくいかなかったときに落ち込んでしまいます。アドバイスはあくまでも参考意見として聞き、失敗しても「自分には合わなかった」と前を向くのが大切です。
相談員も完璧な人間ではないので、誤った判断をする場合もあります。アドバイスを過信すると、アドバイスなしでは行動できなくなってしまう恐れもあるため、最終的に問題の解決策を決めるのは自分というスタンスを持ちましょう。
「自分に合う仕事を見つけるには?探し方が分からないときの対処法を解説!」では、仕事の選び方や物事を決める際に大事にしたいポイントをご紹介しているので、参考にしてみてください。
カウンセリングを先延ばしにするリスク
カウンセリングを先延ばしにするとニート生活が長引き、引きこもりの状態に陥ってしまう可能性もあります。ここでは、カウンセリングを先延ばしにするリスクについても紹介しますので、家族のことも頭の片隅に置きながら、参考としてチェックしてみてください。
1.ネガティブ思考が続いてしまう
ニート生活が長くなると、人と話さない時間が増えてネガティブ思考から抜け出せなくなる恐れがあります。何が原因か分からないまま漠然とした不安を抱えることになり、「もう就職は難しい」「どうやって就職先を探せば良いのか分からない」といった問題にとらわれてしまう人もいるようです。
カウンセリングでは、ありのままの自分を受け入れてもらえるので、自分を肯定できるようになります。また、カウンセラーからかけられる言葉によって自分の良さに気づき、物事をポジティブに捉えられるようになる人もいるでしょう。
2.誤った方向に進む恐れがある
カウンセリングを受けずに就職活動を始めると、自分に合う仕事が分からなかったり、ブラック企業を見極められなかったりして、誤った方向に進むケースがあります。「早くニートから抜け出したい」「自分の力で家族を養いたい」「親を安心させたい」という焦りから、採用してくれればどこでも良いと考えてしまうことも。また、就職できたとしても長続きせず、再びニートになってしまう方もいるようです。
カウンセリングを受けると悩みや疑問を相談しながら問題を見出し、就職活動を行えるうえで誤った方向に進みそうなときは軌道修正もしてもらえます。客観的な意見を聞くことで、就職活動でのミスマッチを防ぎやすくなるでしょう。
3.若さというメリットを活かせなくなる
就職・転職の際は、年齢を重ねるにつれ企業から経験やスキルを求められるのが一般的。ニート生活が長引くと、いつの間にか年齢が高くなり、若さを武器に就職することが難しくなることがあるため、注意が必要です。
「ニートから正社員を目指すのはハードルが高い」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、20代であればポテンシャルで採用してもらえる可能性があります。年齢を重ね、限られた選択肢から仕事を選ぶと、長続きしないリスクも。ニートから脱却したいなら、カウンセリングを受けて若いうちに就職するのがポイントです。
「ニートって何歳まで?20代のうちの就活がおすすめな理由や仕事の探し方」のコラムでも、若いうちに就職すべき理由を紹介していますので、ご覧ください。
4.家族や友人と疎遠になってしまう
ニートの方のなかには家族や友人と話しにくくなり、疎遠になる人がいるようです。家族から「怠けていないで働きなさい」などと言われたときに逆上してしまい、次第に家族から話しかけられなくなってしまうケースもあります。学生時代は仲が良かった友人も、仕事や結婚、子どもの話題が中心になり始めると、話が合わず疎遠になっていくかもしれません。
ニートがカウンセリングを受けられる相談場所は?
ニートの方が就職活動に向けてカウンセリングを受けられる場所は、ハローワークや就職エージェントなどがあります。それぞれ特徴が異なるので、自分に合った相談場所を探しましょう。複数の相談場所を利用することも可能です。
ハローワーク
ハローワークは厚生労働省が設置する行政機関で、正式名称は「公共職業安定所」です。ハローワークでは、求人の紹介や職業相談、職業訓練など就職に関するサービスを無料で提供しています。
全国に拠点があり、地元の求人数が多いのが特徴。求人について不明点があれば窓口の相談員に質問できるので、就職活動が初めてというニートの方も安心して活用できます。
ハローワークの利用方法については「ハローワークの利用方法|初めての方向けに利用条件や登録のやり方をご紹介」のコラムで詳しく解説していますので、ご一読ください。
ジョブカフェ
ジョブカフェは、各都道府県が設置し運営する、若年層の就業促進を図る「若年者のためのワンストップサービスセンター」です。地域のニーズに応じてハローワークに併設され、カウンセリングや職業紹介を行うなどの就職支援を行っています。また、職業体験や保護者向けの相談会もあるので、ニートから就職を目指す人におすすめです。
就職エージェント
就職エージェントは民間の就職支援サービスです。キャリアアドバイザーがカウンセリングを行い、適性に合った仕事の提案や履歴書類の添削、面接対策などで就職活動をサポートします。就職支援のプロによる企業選びや自己分析を行えるメリットがあり、Webサイトには掲載されていない非公開の求人情報を持っていることも特徴です。
会社によってサービス内容は異なりますが、企業側へ応募者の推薦をする、応募先に合わせた自己アピール方法を提案するなど、就職エージェントならではのサポートが充実しています。利用にあたっては、ニートやフリーターに特化したサービスを提供している就職エージェントを選ぶと良いでしょう。
ひきこもり地域支援センター
ニート生活が続いて引きこもりの状態になった場合は、「ひきこもり地域支援センター」に相談するのも良いでしょう。厚生労働省の「ひきこもり支援推進事業」によると、「ひきこもり地域支援センター」は引きこもりに特化した相談窓口として、居場所づくり、地域とのネットワークづくりを主な目的としています。当人だけでなく家族の支援も行っているのが特徴。ハローワークと連携した就労支援も行っているため、引きこもりの状態を解決し就職を目指したい人におすすめです。
参照元
厚生労働省
ひきこもり支援推進事業
ニートがカウンセリングを受けるときのポイント
カウンセリングを検討している方のなかには、「連絡方法が分からない」「引きこもり期間が長く、どんな風に話せば良いか分からない」などの不安がある人もいるでしょう。ここでは、カウンセリングを受けるときのポイントを紹介します。
1.自分に合った方法で相談する
カウンセリングは対面だけでなく、電話やオンライン、チャットなどさまざまな方法で受けられます。引きこもり期間が長く、対面で相談するのが不安なニートの方は、オンラインで連絡してみるのもおすすめです。
何度かやり取りをしたうえで、「もっと相談してみたい」と思ったら、対面に移行しても良いでしょう。最初から無理をすると続かなくなってしまうので、まずは自分に合った方法で試してみてください。
相談にはチャットもおすすめ
「できるだけ早く就職したい」「自己分析を丁寧に行いたい」など、カウンセリングで行いたいことは人それぞれ異なります。相談場所によってカウンセリングの進め方も異なるため、希望に合った対応をしてくれるところを選びましょう。実際にどのようなカウンセリングを行うのかはWebサイトだけでは分からないので、チャットで試す方法がおすすめです。2.マイペースで話そう
カウンセリングでは話したいことを、自分のペースで話せば問題ないでしょう。ニートや引きこもりになった原因について話す必要もありません。まずは「なんとなく不安がある」「自分がどうしたいのか分からない」といった内容でOKです。
緊張してペースが乱れると、思ってもいないことを話してしまい、適切なアドバイスが受けられなくなってしまう場合もあります。緊張していると感じたら、ゆっくり話して心を落ち着かせてみましょう。
3.嘘はつかないようにしよう
カウンセリングで嘘をつくと、必要なアドバイスを受けられなくなってしまいます。なるべく早くニートや引きこもりから脱却したいなら、本音を隠さないことが重要です。たとえば、上司からパワハラを受けたのがきっかけで会社を辞めたのに「働くのが面倒くさくてニートになった」と嘘をつくと、意欲や熱意を維持するためのアドバイスを受けるかもしれません。
本当のことを話せば、アットホームな職場を探したり、職場体験ができる企業を薦められたりするなど、有益なアドバイスがもらえます。就職で失敗しないためにも、嘘はつかないよう注意してください。
「就活で嘘をつくリスクとは?本当の強みを見つけよう!」では、嘘をつくことのリスクや本当の強みを見つける大切さについて触れているので、参考にしてみてください。
カウンセリングでどんな就職相談ができる?
ニートの方が「就職活動を始めよう」と思ったとき、何をすれば良いのか悩む人もいるでしょう。ブラック企業や、社風が合わない企業を選んでしまわないか不安になる人もいます。
就職活動で失敗しないためには、第三者からアドバイスをもらうことが大事です。ハローワークや就職エージェントで行うカウンセリングでは、以下のような就職相談ができます。
希望や適性に合った仕事の探し方
カウンセリングでは、興味があることや好きなことなどをヒアリングしてもらったうえで、適性に合った業界や職種、仕事の探し方について相談できます。「やりたいことがない」「どの仕事に適性があるのか分からない」といった相談も可能です。
履歴書や職務経歴書の添削
応募先企業に合わせ、文章マナーを交えた書類作成のサポートを受けられます。ニートで職歴がないときの職務経歴書の書き方についてアドバイスを受けることも可能です。「職歴がない場合の履歴書の書き方は?新卒やフリーターなど状況別に解説」のコラムでも、職歴がないときの履歴書の書き方を解説していますので、あわせてご覧ください。
面接の練習やアドバイスなどの対策
カウンセリングでは言葉遣いや身だしなみ、面接でよく聞かれる質問への対策などのアドバイスを受けられます。ニートになったことを面接でどのように説明するかも練習しておきましょう。
自己PRや志望動機作成のサポート
自己分析で強みを引き出してもらい、応募先企業に合わせたアピール内容を指導してもらえます。客観的な意見を取り入れながら自己PRや志望動機を考えられるので、1人で作成するより精度の高い内容になるでしょう。
ビジネスマナーやコミュニケーションスキルを上げるアドバイス
電話のかけ方やメールの書き方、ビジネスの場にふさわしい服装など、就職活動に必要なマナーを学べます。ニート生活を続けるうちにコミュニケーションスキルが低下している場合もあるので、人の話を聞く姿勢や挨拶の仕方など、基本的な人付き合いをおさらいするのも良いでしょう。また、カウンセリング以外にセミナーや講習での学習も可能です。
相談場所によりサービス内容は異なりますが、基本的に利用者のニーズに合わせて就職活動をサポートしてくれます。ニートの経歴は選考で不利になる場合もあるため、書類の書き方や面接での答え方を工夫するためにも、カウンセリングを活用する方法がおすすめです。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。