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ニートを脱出するきっかけは何?一歩が踏み出せない原因と対処法もご紹介!
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この記事のまとめ
- ニート脱出の主なきっかけは「お金が必要になった」「周囲に頼れなくなった」など
- 自信のなさや働く意義が分からないことで、ニート脱出に一歩踏み出せない場合もある
- ニート脱出の第一歩として、規則正しい生活や適度な運動を心掛けるのがおすすめ
- アルバイトを始めたり資格を取得したりするのも、ニート脱出を目指す際の一つの手
- ニート脱出に不安がある場合は、第三者の力を借りたり相談したりしてみるのも効果的
「ニートを脱出したいと思うきっかけがあれば就職するのに…」という方もいるでしょう。ニート脱出には金銭面や将来性など、なんらかのきっかけがある場合が多いようです。
このコラムでは、ニートを脱出するきっかけになったできごとや一歩踏み出せない原因と対処法などをご紹介します。ニート脱出のきっかけが掴めずにいるものの、「現状を変えたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ニート脱出のきっかけになったできごとは?
「ニートを脱出するきっかけには何がある?」と気になっている方もいるでしょう。ここでは、ニートからの脱出としてよくみられるきっかけをご紹介します。
したいことがあるのにお金がない
ニート生活を続けていると、「新しいパソコンが欲しいけど、親はお金を出してくれない」「友達は海外旅行に行ったらしいけど、自分にはお金がないから無理」など、したいことがあるのにお金がない状況が発生しやすくなります。お金がないためにできないことが増えてくると、「ニートを脱出してお金を稼ぎたい」と考える場合があるようです。
将来への焦りがでてきた
周りにいる同世代のなかでフリーターや無職の人がいると、自分がニートである状況にそれほど焦りを感じないこともあるでしょう。しかし、年齢を重ねるにつれて就職する人は増えていく傾向にあり、結婚して子どもをもうける人や家を建てる人なども出てきます。「今のままでは、自分は子育てもマイホームも実現できないかもしれない」という将来への焦りから、仕事を探してニートを脱出する人もいるようです。
結婚願望が生まれた
恋人がいる場合は、結婚を考えたときにニート脱出を決意することが多いようです。「ニートのままだと二人で暮らすお金が足りない」「相手の親にニートだとバレたら結婚を反対されるかもしれない」など、理由はさまざまあると考えられます。
また、恋人がいない場合も「結婚したいけどこのままニートを続けていたら恋人すらできないかもしれない」と考え、ニート脱出を目指すことも。このように、「ニートを続けていると結婚は難しい」という思考が、ニートを脱出するきっかけになる場合もあるでしょう。
周囲に頼れない状況になった
親や配偶者などに養われながらニートを続けている場合、生活面で頼れない状況になる可能性が考えられます。たとえば、養ってくれている人が病気やケガで働けなくなったり、定年退職後に年金のみの収入になったりすると、「これまでのような支援は難しい」と言われてしまうこともあるでしょう。場合によっては、一人暮らしをしなければならなくなることも。親や配偶者などに頼れない状況になり、ニートを脱出せざるを得なくなることもあるようです。
社会とのつながりが欲しくなった
SNSで同窓会の様子を目にしたり、兄弟が友達と楽しく過ごしている様子を目にしたりすることで、人付き合いに興味を持つ場合があります。「人と会話したい」「笑い合いたい」といった親和欲求が、ニートを脱出する動機になり得るといえるでしょう。
ニート脱出に一歩踏み出せない原因と対処法
ニートをやめたいと思ってはいるものの、なかなか一歩が踏み出せないこともあるようです。ニート脱出に一歩踏み出せない主な原因として、「自信がない」「働く意義が見出せない」「周囲がニートの自分を肯定してくれている」の3つが挙げられます。
以下で、それぞれの理由と対処法を紹介するので、自分に当てはまると感じた場合はぜひ参考にしてみてください。
自信がない
ニート脱出に一歩踏み出せない原因としてまず考えられるのが、働く自信がないことです。ニートの方のなかには、人間関係や業務がうまくいかなかった過去の経験から、「人とのコミュニケーションが怖い」「仕事で失敗するのが怖い」と感じている場合もあるでしょう。働くことへの恐れがあると、「就職してもまた失敗するのではないか…」という不安につながり、ニート脱出に自信が持てなくなってしまいます。
自信のなさを一度に解消することは難しいものの、段階を踏んでチャレンジしていくことで徐々に克服することが可能です。以下で、自信がないときの対処法としておすすめな方法を2つ紹介します。
小さな目標を達成する経験を積み重ねる
自信がない場合は、「自分のなかで立てた小さな目標を達成する」という経験を積み重ねてみるのがおすすめです。たとえば、コミュニケーションが苦手なら、「外出先で挨拶をする」というような目標を立てます。それを達成できたら「○○がある場所を聞く」といった、前回よりも少しレベルの高い目標を立ててみましょう。
このように、目標達成という成功体験を繰り返すことで、働くことに抱いていたマイナスな感情を解消しやすくなります。「今なら就職してもやっていけるかも」と就職成功のイメージができるようになれば、ニート脱出に踏み出せるでしょう。
目標を立てるのが難しいと感じる場合は、このコラムで後述する「ニートを脱出する方法」を参考に、ニートを脱出する方法を一つずつチャレンジしてみるのもおすすめです。
ニートを脱出した人の体験談を参考にしてみる
「ニートを脱出してしっかりと働けるか不安」という場合は、実際にニートを脱出した人の体験談を参考にしてみるのも効果的です。体験談を通して、ニートを脱出しようと思ったきっかけや就職してどうだったかなどを知ることで、不安が解消しニート脱出に踏み切れる可能性があります。
「ニートから就職するには?おすすめの職種や支援サービスをご紹介!」のコラムで、ニートから就職した人の体験談をご紹介しているので、ぜひご一読ください。
働く意義を見出せない
やりたいことがないと働く意義が見出せず、ニート脱出に一歩踏み出せないことがあります。やりたいことがない場合は、自己分析をして自分のやりたいことや興味関心があることを探ってみるのがおすすめです。自分のやりたいことが分かれば、就職に対する意欲が湧きやすくなり、ニート脱出に踏み出せる可能性があります。自己分析のやり方については、「自己分析とは?実施するメリットや簡単に行う方法をご紹介」のコラムを参考にしてみてください。
ニートを脱出するメリットを考えてみる
働く意義が分からないときは、ニートを脱出するメリットを考えてみるのもおすすめです。ニートを脱出するメリットが、自分にとっての「働く意義」になることもあります。ニートを脱出して就職するメリットとして挙げられるのは、以下の3つです。
- ・収入を得られる
- ・社会的信用を得やすくなる
- ・社会とのつながりを得られる
ニートを脱出すれば収入を得られるため、欲しいものを買ったり将来のために貯金をしたりできます。収入が安定していれば、将来への不安も少なくなるでしょう。また、社会的信用を得やすくなり、ローンを組めることや周囲に不安視されにくくなる点もメリットといえます。仕事を通してさまざまな人や社会とのつながりを得られれば、自分自身の成長やコミュニティを広げることにもつながるでしょう。
周囲が肯定してくれている
自分がニートであることを、親や配偶者、友人などが肯定してくれている状況は、ニート脱出に一歩踏み出せない原因になり得ます。たとえば、前職の多忙さから心身ともに疲弊してニートになった場合、周囲から「無理して働かなくてもいいよ」という言葉をもらうと、「まだ働かないで様子をみよう」と考えやすくなるでしょう。ニート脱出を考えているのであれば、自分の意思をしっかりと持ち、将来を見据えて判断することが大切です。
ニートを続ける場合の末路やデメリットを考えてみる
ニート脱出するかどうか悩んでいる場合は、ニートを続ける場合の末路やデメリットを考えてみるのが効果的です。ニートを続けるデメリットには「経済面の不安」「社会的信用が得にくい」などがあり、ニートを続けることで「将来的に孤立する恐れ」「『引きこもり』と定義される状態につながる可能性」といった状況になることも考えられます。
詳しくは、「ニートの末路とは?抜け出す方法や就活を成功させるポイントも解説」のコラムで解説しているので、ぜひご一読ください。
ニートを脱出する方法
ニートを脱出するには、やめたいと思うきっかけがあったときに、実際に行動に移せるかどうかがカギとなります。「何から始めたらいいの?」と思う方は、以下に挙げた方法を参考にして、できることから実行してみましょう。
1.生活習慣を整える
不規則な生活や運動不足が続いていると、仕事が始まってからの規則正しい生活に身体がうまく適応できない可能性も考えられます。そうすると、就職後に「仕事に行きたくない」と感じてしまったり、体調を崩してしまったりする恐れも。ニートを脱出したあとにストレスや負担を減らせるよう、生活習慣を整えておくことが大切です。
「どうしたら規則正しい生活ができるようになるのか分からない」という場合は、朝になったらカーテンを開けて太陽の光を浴びる習慣を持つことからはじめてみましょう。文部科学省「第3章 健康なくらしに寄与する光」によると、睡眠障害の治療において睡眠薬の効果がなかった患者が、午前中に照度3,000ルクスの光を浴びることによって規則正しい生活を送れるようになったという事例も。生活習慣を整えるために、まずは太陽の光を浴びることから始めてみるのも一つの方法です。
参照元
文部科学省
光資源を活用し、創造する科学技術の振興-持続可能な「光の世紀」に向けて-
2.運動習慣をつける
ニートからの就職を考えたときに「今の生活リズムで大丈夫か不安がある」「仕事をこなす体力に自信がない」と感じている場合は、運動習慣をつけるのも一つの方法。運動を始めるなら、一日30分程度のウォーキングがおすすめです。スマートフォンには歩数計や歩いた距離を測る機能がついていることも多いので、記録を残してみましょう。そうすることでモチベーションを高められ、運動を継続しやすくなります。
また、位置情報を利用したゲームを始めて、外に出る理由を作ってみるのも効果的です。運動を習慣化するために、無理なく続けられそうなことから始めてみましょう。
3.人とのコミュニケーションに慣れる
ニート期間中に人と会話をする機会が減っていた場合、いざ話そうと思ってもうまく言葉が出てこないことも考えられます。うまく話せないとコミュニケーションへの苦手意識が高まり、「働きたくない」と感じてしまう可能性も。ニート脱出を目指すなら、人とのコミュニケーションに慣れることも大切です。コンビニで買い物したときに「ありがとうございます」と言ってみたり、話すことをまとめたメモを準備してから電話をかけたりして、少しずつ人と話すことに慣れていきましょう。
4.アルバイトから始めてみる
「ニート期間が長い」「仕事に対して不安がある」という場合は、アルバイトから始めてみるのも一つの手です。アルバイトは正社員就職よりもハードルが低く、職歴や学歴に自信がない場合も採用されやすいといえます。ニート脱出を目指す際におすすめのアルバイトは以下のとおりです。
- ・単発(イベントスタッフや試験監督など)
- ・短期(リゾートバイトや期間工など)
- ・工場作業員
- ・在宅ワーク
- ・飲食店スタッフ
- ・コンビニスタッフ
働くのが久しぶりなら、アルバイトのなかでも挑戦しやすい単発・短期の仕事で、労働に慣れることから始めてみましょう。会話が苦手な場合は、黙々と作業できる工場の仕事や在宅ワークから始めるのがおすすめです。また、飲食店やコンビニのスタッフといった接客業であれば、コミュニケーション能力を働きながら鍛えられるでしょう。
ニート脱出におすすめの仕事については、このコラムで後述する「ニート脱出を目指す際におすすめの仕事」で詳しくご紹介します。
5.資格を取る
資格の取得は、就職に有利になるだけでなく自分に自信がつくというメリットもあります。パソコン関連なら、オフィスソフトの扱いが身につくマイクロソフトオフィススペシャリストや、情報処理技術者試験のなかでも初級者向けのITパスポート試験が挑戦しやすいでしょう。
通称「乙4」と呼ばれる乙種第4類危険物取扱者は、ガソリンやアルコール類などの引火性液体を扱う仕事をする際に役立つ資格です。職場によっては、乙種第4類危険物取扱者を取得していることで資格手当が付く場合もあります。また、普通自動車の免許がない方はこの機会に取得しておくのもおすすめです。いずれも、受験するために特別な条件はありません。
挑戦しやすい資格情報は、「簡単な資格の特徴とは?おすすめや取得するメリットを解説」のコラムにまとめています。ぜひチェックしてみてください。
6.周囲に相談する
ニートを脱出したいと思ったら、周囲に相談するのも一つの方法です。働く自信がなかったり就職活動に不安があったりして一人で悩んでしまうと、「自分はニートをやめられない」と感じ、諦めてしまう可能性も。ニートをやめたいと思ったら、親や友人などに相談してアドバイスをもらうことで、今後の方針が定まりやすくなるでしょう。
7.就職支援サービスを利用する
ニートを脱出したいと考えているものの、なかなか行動に移せなかったり周囲に相談できる人がいなかったりする場合は、就職支援サービスを利用するのも効果的です。自分にあった就職支援サービスを利用すれば、就職への不安を解消しつつ、ニート脱出を叶えやすくなります。ニート脱出におすすめの就職支援サービスは以下の4つです。
- 1.ハローワーク
- 2.ジョブカフェ
- 3.地域若者サポートステーション
- 4.就職支援エージェント
利用する就職支援サービスによって、「職業訓練の実施」「求人紹介」「就活の悩み相談」など、支援の内容や特徴がそれぞれ異なります。詳しくは、「フリーターの方は就職支援機関を活用しよう!おすすめのサービスを紹介」のコラムで解説しているので、ぜひご一読ください。
ニートを脱出したいと思ったら早めに行動しよう
ニート期間が長くなるほど就職の難易度が上がるため、脱出しにくくなります。そのため、ニートを脱出したいと思ったら、早めに行動を起こすことが大切です。先述した「ニートを脱出する方法」のなかで、自分にできることから始めてみましょう。
ニート脱出を目指す際におすすめの仕事
仕事を選ぶ際は、ニートを続けている原因や期間を踏まえて自分に合ったものを選びましょう。そうすることで、働くことに慣れやすくなったり、仕事を続けやすくなったりします。ここでは、ニート脱出を目指す際におすすめの仕事を紹介するので、参考にしてみてください。
サービス業
サービス業は、入社後に仕事を通してコミュニケーション能力を鍛えられるので、ニート脱出を目指し「うまく人付き合いができるようになりたい」という方に向いているといえます。
また、サービス業にはさまざまな業界があり、自分に合った仕事を探しやすいのも魅力の一つです。面と向かって人とコミュニケーションを取るのが苦手な場合は、コールセンターや廃棄物処理業などの仕事がおすすめです。朝早くに起きるのが苦手な人にとっては、「昼から夜までの営業」「24時間営業」といった時間帯の勤務がある飲食やアパレル、コンビニなどの仕事が働きやすい可能性があるでしょう。
「サービス業とは?具体的な仕事例や接客業との違いについて解説!」のコラムでは、サービス業の職種について紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
工場の作業員
工場の作業員は、工場によって扱う物や作業は異なるもののマニュアルに沿って業務を進める場合が多く、未経験からでも挑戦しやすいでしょう。職業情報提供サイトjobtagの「工場労務作業員」によると、就業にあたって特別な学歴や資格は基本的に必要とされません。
また、作業によっては一人で黙々と進められることもあります。工場の作業員は、「難しい仕事は避けたい」「コミュニケーションが苦手」という方にもおすすめです。
「期間工」という働き方もある
「いきなり正社員として働くのは不安」という方もいるでしょう。その場合は、期間工として工場勤務に挑戦してみるのも一つの手です。
期間工とは、契約社員として期間限定で勤務する仕事のこと。期間工で実際に働き、仕事内容や働き方が自分に合っているかを判断できます。正社員登用制度を設けている会社を選んでおけば、期間工から正社員を目指すことも可能です。
期間工について興味がある方は、「期間工とは?向いている人の特徴や働くメリット・デメリットを紹介」のコラムもあわせてご一読ください。
参照元
職業情報提供サイト(日本版O-NET)job tag
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短期・単発の仕事
ニート期間が長いと、仕事をする感覚や働く体力が失われている可能性も考えられます。「まずは働くことに慣れたい」という場合は、短期や単発の仕事から始めてみるのも一つの手です。
単発の仕事では、音楽やスポーツなどのイベントスタッフや試験監督、工場の軽作業といった求人がみられます。短期の仕事には、前述の期間工のほかに、リゾートバイトやシーズン限定の仕事などがあり、いずれも未経験OKなことが多く挑戦しやすいでしょう。
在宅ワーク
ニートを脱出したいものの、「人とできるだけ関わらない仕事がしたい」「体力に自信がない」と悩んでいる方は、在宅ワークの仕事がおすすめです。在宅ワークは、出勤や人間関係といったストレスを回避できたり、肉体的な疲労を感じにくかったりするメリットがあります。精神的・肉体的に負担がかかりにくい環境で仕事ができるため、ニート脱出後も仕事を続けやすいといえるでしょう。
紹介した仕事のほか、IT系や事務、配送業、営業職なども「未経験OK・歓迎」の求人があり挑戦しやすいのでおすすめです。「ニートの方におすすめの職業14選!就職に近づくための方法も解説」のコラムで詳しくご紹介しているので、あわせてご確認ください。
ニートを脱出するために必要な心得
ニートからの脱出を目指し就職活動をする場合は、以下で紹介する3点を心得ておきましょう。「自分にはできない」と諦めず、ニート脱出に向けて行動し続けることが大切です。
最初から苦手意識を持たない
ニートを脱出するためには、働くことや仕事内容に最初から苦手意識を持たないようにすることが重要です。苦手意識を持ってしまうと、マイナスな方向に物事を考えがちになり「働きたくない」と思ってしまう可能性が高まります。ニート脱出を決意したら、仕事について憶測し過ぎないことも大切です。
続けることを意識する
ニートになった原因や期間によっては、すぐに内定が得られないことも考えられます。1度や2度の不採用で挫折してしまうと、自分に対してネガティブな感情を抱いてしまったり、就職活動がトラウマになってしまったりする恐れも。あらかじめ、「採用されにくい点」「挫折するリスク」に留意しておき、失敗しても挑み続けることを意識しましょう。
「『ニートは就職できない』は嘘!正社員になる方法やおすすめの職業を紹介」のコラムでは、ニートからの就活がうまくいかない原因について解説しています。これから就活を始める方や就活に躓いてしまっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
空白期間を気にし過ぎない
ニートを脱出するうえで、空白期間を気にし過ぎないことも大切です。人によっては、「空白期間に何もしていなかった」と焦りを感じてしまう場合もあるでしょう。
しかし、重要なのは「空白期間で何を感じ、今後どのようにしていきたいか」です。空白期間をしっかりと振り返り、面接で反省点と改善策を明示できれば、ニート期間に対する懸念を払拭できる可能性は十分にあります。ニート期間をネガティブに捉え過ぎず、今後について考えてみましょう。
「空白期間への不安がなかなか消えない…」という場合は、就職エージェントに頼るのも一つの手です。就職エージェントの多くは求人紹介だけでなく、選考対策や就職に関する相談にも対応しています。就職のプロにサポートしてもらうことで、ニートの状態から脱出しやすくなるでしょう。就職エージェントの利用を検討している方は、ぜひハタラクティブへお問い合わせください。
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こんなときどうする?ニート脱出に関するFAQ
ニートから脱出できるかどうか、不安になることもあるでしょう。以下に、ニート脱出を考えている方が抱きやすい疑問と、その回答を示しました。ニート脱出の参考にご活用ください。
何歳までに脱ニートをしたらいいですか?
ニートを脱出したいと思ったときがタイミングです。「ニートは34歳まで」といわれているものの、実際には30代後半や40代以降のニートも存在します。
「35歳以上のニートが就職するには?呼び方や定義をご紹介!」のコラムでも触れていますが、年齢を重ねれば重ねるほど就職は難しくなるため、「ニートから卒業したい」と思ったときが就職のタイミングといえるでしょう。
ニート脱出のきっかけが掴めません…
ニート脱出のきっかけが掴めないときは、自分の将来を考えてみましょう。ニートの方で家族や配偶者などに生活や金銭面で頼っている場合、今は生活できていても、将来支援してもらえなくなってしまうことも考えられます。ニートを続けていると、金銭面・精神面で苦しくなる恐れも。将来を改めて考えてみると、ニート脱出のきっかけを掴める可能性があるでしょう。
ニートを続ける末路やデメリットについては、このコラムの「ニートを続ける場合の末路やデメリットを考えてみる」で解説しているので、チェックしてみてください。
30代のニートが就職するなら何から始めるべき?
就職活動の軸を明確にしたり職歴なしや未経験から応募できる職種を探したり、自分にできることから始めてみましょう。年齢を重ねるほど就職しにくくなるため、思い立ったらすぐに行動することが大切です。
「30代ニートは就職できる?就活のコツを知って社会復帰を目指そう」のコラムでは、30代ニートから就職を目指すポイントや対処法をご紹介しています。ぜひご一読ください。
ニートに慣れてしまった時はどうすればいい?
ニートを続けるリスクや末路を調べ、今後について考えてみるのが効果的です。ニートを続けることには、将来的に経済難や人間関係が狭まるなどのリスクが伴います。リスクや末路を知ることで「就職したい」と思える可能性があるので、今一度、自身の現状や今後について考えてみるのがおすすめです。
「ニートとひきこもりの違いは?このままだとどうなる?末路や脱出方法を紹介」のコラムでは、ニートを続けるとどうなるのかを解説しています。
本当は就職したいけど面接が怖くて一歩が踏み出せない…
まずは、面接の何が怖いのかを考えてみてみましょう。雰囲気が怖いなら模擬面接を繰り返して雰囲気に慣れる、うまく答えられるか不安なら質問を想定して回答を準備するなど、原因を明らかにすれば効率よく対策が行えます。ニート期間への回答については、「ニートの面接対策を解説!空白期間の答え方や自己紹介の例文を紹介」を参考に回答を準備してみましょう。一人で就活をすることに不安のある方は、ハタラクティブにお任せください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。