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業界図鑑

保険業界の仕事内容とは?将来性や志望動機の例文もご紹介!

業界

2025.06.30

この記事のまとめ

  • 保険業界とは、病気や災害などのリスクに備えるための商品を販売する産業
  • 保険業界の就職先には、保険会社や保険代理店のほか銀行も選択肢の一つになる
  • 保険業界は人々の生活を支えるインフラの役割もあり、将来性への不安は少ない
  • 保険業界は無資格で挑戦できるが、入社後に資格取得を求められる場合が多い
  • 保険は人の人生に寄り添う仕事であり、相談に乗るのが得意な人に向いている
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保険業界への転職を考えているものの、具体的にはよく分からない人もいるでしょう。このコラムでは、保険業界における業態の種類や職種ごとの仕事内容、業界の将来性などを解説します。また、保険業界の平均年収や転職の注意点についてもまとめました。保険の業務を行うには資格が必要ですが、無資格・未経験でも挑戦が可能です。専門知識を身につけて活躍したい人は、応募先として検討してみましょう。

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目次

  • 保険業界とは
  • 保険業界における業態ごとの特徴
  • 保険業界の具体的な仕事内容
  • 保険業界の動向
  • 保険業界の平均年収
  • 保険業界はやめとけって本当?転職の注意点
  • 保険業界に向いてる人のポイント
  • 保険業界の転職における志望動機の例文

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保険業界とは

保険業界とは、病気やケガ、事故や火災といったリスクに備えるための保険商品を販売・管理する産業です。保険には生命保険と損害保険があり、それぞれに医療保険やがん保険、自動車保険や火災保険などさまざまな種類があります。

この項では、保険の種類や企業の業態など、概要についてまとめました。

主な保険の種類

生命保険と損害保険には、それぞれ以下のような種類があります。

生命保険医療保険
がん保険
介護保険
収入保障保険
定期保険
損害保険自動車保険
火災保険
地震保険
賠償責任保険
海外旅行傷害保険

生命保険は病気やケガのほか、死亡や老後といった「命・人生」に関して保障するものです。一方、損害保険は物や財産、賠償へのリスクを補償します。

また、どちらにも資産運用を目的とした商品があり、リスクを補償しながら貯蓄ができるのも保険の特徴です。

保険業界の業態

保険業界に転職する場合は、保険会社か保険代理店を選ぶケースが多いでしょう。また、銀行も保険業界の転職先として選択肢になります。特に、保険による資産運用に関心がある人におすすめです。

保険会社

保険会社は保険商品を開発し、自社の営業部門や代理店をとおして販売します。また、病気や事故などが生じて保険金の請求があった場合、審査を行い給付するのも保険会社の役割です。

保険会社には営業職や商品企画、契約査定など、さまざまな職種があり、なかには高度な専門知識を必要とする業務も。そのため、保険の仕事を極めたい人に向いています。

未経験から転職する場合は、営業職や事務職でスタートするのが一般的。実務に就く前に基礎知識を身につける必要があるので、研修制度が充実している会社が多いでしょう。

保険代理店

保険代理店は、保険会社に代わって保険を提案・販売する会社です。特定の保険会社と契約している「専属代理店」と、複数の保険会社の商品を扱う「乗合代理店」があります。いわゆる保険ショップは「乗合代理店」です。

保険代理店は来店した顧客の相談に乗り、目的に合ったプランを提案します。「乗合代理店」の場合は複数の保険会社を比較検討できるので、中立的な目線での提案が可能です。

銀行

銀行の窓口では保険の相談・提案を行っており、保険代理店の一種に分類されます。銀行は資産運用やライフプランの相談に乗ることが多いため、教育資金や老後の備えとして保険を提案する場合があるようです。これは、金融サービスを総合的に扱える銀行の特徴であり、顧客にとって安心・便利な相談窓口といえます。

ただし、銀行に就職した場合は保険以外の業務に就く可能性もあるので、金融そのものに関心がある人におすすめです。

保険業界における業態ごとの特徴

この項では、生保・損保の保険会社と保険代理店の特徴について解説します。生命保険は長期契約が特徴なので、顧客とじっくり付き合いたい人におすすめ。一方で、損害保険は短期契約なので、スピード感や対応力を磨きたい人に向いています。

また、保険代理店は保険会社の社員とは異なり、自分次第で幅広い提案ができるのが特徴です。

生命保険会社の特徴

生命保険は長期的な保障を提供するため、企業としての社会的信用度が重視されるのが特徴です。保険契約が10年以上の場合も多いので、「将来にわたって保障してくれるのか」「20年後の満期に保険金が受け取れるのか」といった点が問われます。

生命保険会社の主な特徴としては、以下が挙げられるでしょう。

  • ・保険契約の期間が長い
  • ・保険金を給付するのは入院や死亡など限定的
  • ・資産運用を行い保険金の支払いを担保している

生命保険会社で働く場合は、顧客との付き合いも長くなります。契約時だけでなく、内容の見直しや切り替えなど、定期的なフォローを行い関係性を作ることが求められるでしょう。

また、生命保険会社は顧客が納める保険料を資産運用して、保険金の支払いに備えています。そのため、保険会社の運用力も顧客から信頼されるうえで大事な要素です。

損害保険会社の特徴

損害保険は1年契約の商品が多く、更新頻度が高いのが特徴です。また、事故やケガ、盗難などは発生頻度も高いため、迅速で実務的な対応が求められます。

以下は、損害保険会社の特徴をまとめたものです。

  • ・保険契約の期間が短い
  • ・生命保険に比べて保険金を給付する機会が多い
  • ・法人契約が多い

損害保険は工場の火災や店舗の盗難、貨物の破損といったリスクに備えるための、企業向けの商品が多いのも特徴です。そのため、予期せぬリスクへの備えについて、論理的に説明する力が求められます。

保険代理店の特徴

保険代理店の特徴は、保険会社の代わりに商品を販売する立場であるということです。顧客と契約するのは保険会社であり、あくまでもサポート役といえるでしょう。

  • ・保険会社の社員ではないため中立的
  • ・保険会社を組み合わせて提案できる
  • ・店舗型は気軽に相談しやすい

保険代理店に求められるのは、「がん保険はA社、医療保険はB社」という顧客に合わせた柔軟な提案です。また、保険ショップのような店舗型の保険代理店はショッピングモールなどに入っていることも多く、顧客にとって相談しやすい場所となっているのも特徴といえます。

保険業界の具体的な仕事内容

保険業界には多様な職種があり、なかには保険調査員や支払査定といった専門職もあります。この項では、営業職と事務職の主要な職種に絞って紹介するので、入社後の働き方をイメージするための参考にしてみてください。

なお、生命保険の仕事内容については、「生保(生命保険会社社員)の仕事」のコラムでも詳しく解説しています。

営業職

保険業界の営業職は、大きく分けて「ファイナンシャルプランナー」「個人営業」「法人営業」「代理店営業」があります。このなかで、「ファイナンシャルプランナー」は資格が必要な職種であり、販売よりコンサルティングの要素が強いです。また、「代理店営業」は自社の商品を売ってもらうために、代理店を育成する役割を持ちます。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーとは、保険や税金、資産運用などお金に関する専門知識を持ち、相談者の資金計画の提案を行う人です。資格名でもあり、国家資格の「FP技能士」と民間資格の「AFP、CFP」があります。

ファイナンシャルプランナーの主な仕事内容は以下のとおりです。

  • ・家族構成、収入と支出、将来の希望(住宅・教育・老後など)をカウンセリング
  • ・現状分析をもとに「必要な保障」や「貯蓄の目安」を試算
  • ・顧客のライフプランに合わせて提案
  • ・保険商品について詳しく説明し契約
  • ・契約後もライフプランの変更などに応じて見直しを行う

保険業界では、貯蓄型や年金型の保険を扱うこともあるので、ファイナンシャルプランナーの資格を取得する人も少なくありません。また、保険代理店には、「ファイナンシャルプランナー常駐」を強みにしている店舗もあります。

ファイナンシャルプランナーの資格については、「営業の仕事に役立つ資格とは?基礎を学べる検定などおすすめをご紹介」のコラムで詳しく解説していますのでご覧ください。

個人営業

保険業界の個人営業とは、個人客に保険商品を提案・販売する仕事です。個人の場合は、人生の節目に保険の加入を検討する人が多く、就職や結婚、住宅購入などが加入のタイミングとなります。

保険の個人営業は、いわば人の人生に寄り添う仕事。親身になって相談にのることが大切です。

営業方法は会社によって異なり、Webサイトからの問い合わせや知人の紹介、来店や電話営業などがあります。

  • ・顧客の開拓
  • ・顧客の要望をヒアリングし提案書を作成
  • ・契約手続き(保障内容や保険料、重要事項などを説明する)
  • ・保険金の請求があれば対応する
  • ・契約後も定期的に連絡し関係を維持する

個人営業では、契約件数や契約金額に応じて歩合給が支給されることも。努力次第で高収入を目指せるのが魅力の一つです。

法人営業

保険業界の法人営業は企業の経営課題やリスクを把握し、それに応じた保険や制度を提案するのが主な仕事内容です。個人営業と比べ、経営や財務、人事などビジネス面への理解が求められるのが特徴といえます。

  • ・企業の経営状況や想定されるリスクを把握する
  • ・要望に応じて複数の保険商品を組み合わせて提案
  • ・契約手続き(役員クラスの承認が必要になるのが一般的)
  • ・契約後も定期的に訪問する(財務状況や景気の変動によって見直しが必要)

法人営業は契約金額が大きいため、丁寧な説明と専門知識、信頼が必要な仕事です。経営者を相手に提案する場合もあるので、プレゼン能力や論理的思考力なども求められます。

代理店営業

代理店営業とは、保険会社の担当者が自社の商品を販売してくれる代理店をサポートする仕事です。たとえば、保険ショップや自動車のディーラーなどが営業先になります。

保険会社にとって代理店は大事なパートナー。新商品の案内や販売方法をアドバイスすることで売上アップが期待できます。保険会社の社員が定期的に来訪してくれると、代理店側も疑問や悩みを気軽に解消できるため、販売しやすくなるでしょう。

事務職

保険業界の事務職は、契約書類のチェックや保険金の請求に応じた書類発送、問い合わせ対応などが主な仕事内容です。

損害保険の場合は、事故受付や自賠責保険の手続きなども行います。

  • ・契約書類のチェック
  • ・保険金請求への対応
  • ・契約変更の手続き
  • ・データ入力やファイリング

保険業界の事務職は未経験・無資格で挑戦可能ですが、入社後に資格取得を求められるのが一般的です。仕事上、専門用語を理解する必要もあるので、学習意欲が高い人に向いているでしょう。

また、個人情報を扱う仕事なため、正確性やビジネスマナー、几帳面さも必要です。事務職に向いている人の特徴や役立つ資格を「未経験から事務職を目指すのは難しい?役立つ資格や転職成功のコツを紹介!」のコラムで紹介していますので、こちらも併せてご覧ください。

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保険業界の動向

保険業界は自然災害や為替に影響を受けやすいものの、契約者は保険業法(第二百五十九条)によって「生命保険契約者保護機構」「損害保険契約者保護機構」に救済されると定められています。

また、医療保険やがん保険、火災保険などは人々の生活に必要不可欠なインフラとなっており、業界としては安定しているといえるでしょう。

この項では、金融庁の資料をもとに保険業界の動向について解説します。

参照元
e-Govポータル
保険業法

生命保険・損害保険の市場規模

金融庁の資料「2024 年 保険モニタリングレポート」によると、保険業界の市場規模は、生命保険が約27.7兆円、損害保険が約9.3兆円です。

生命保険では、大手生保グループが保険業界の市場の53.3%を占めており、次いで外資系が23.1%となっています。損害保険においては、大手生保グループが84.1%と圧倒的なシェアを誇っているのが特徴です。

同資料の「損害保険会社の保険種目別利益率(2022 年度、全社平均)」を見ると、自動車保険の利益率がトップで全体の45.5%を占めています。

保険業界の課題

同資料の「保険ビジネスを巡る動向について」によると、自然災害の頻発や少子高齢化など、保険業界が今後も持続可能なビジネスにしていくために新たな施策が必要です。

ここでは、生命保険と損害保険に分けて、保険業界の課題について解説します。

生命保険業界の課題

医療保険やがん保険の競争が激化し各社が新商品に力を入れているため、代理店などでは学習に時間が割かれてしまい販売に注力しにくくなっているとの課題が指摘されています。

また、新型コロナウイルス感染症をきっかけにデジタル技術の活用が進められたものの、デジタル人材の育成や採用難といった課題もあるようです。

損害保険業界の課題

自然災害が増えている影響で保険金の支払額が増え、多くの損保会社で異常危険準備金の取り崩しが行われました。現在のところ、大きな保険料率の見直しは行われていないようですが、今後は改定を検討する必要があるとのことです。

また、自動車保険の市場が縮小傾向にあり、事業を継続していくための新しいビジネスモデルが求められています。

保険業界の将来性

日本は人口減少が進んでいるため、保険業界は将来的に海外市場を拡大していくと考えられるでしょう。特に、これから経済が発展する新興国での市場獲得がポイントとなります。

また、新商品の開発も進められるとの予想です。近年はサイバー保険やドローン保険などが開発されており、今後も今までにない保険で契約者を獲得していくことが業界発展の鍵となる可能性があります。

また、デジタル技術の導入はさらに進むとみられており、保険金査定やコールセンターの対応にAIが活用されるとの予測も。前述のとおり、デジタル人材の不足が課題ではあるものの、人口減少による人手不足を解消するソリューションとして、AIの活用は避けられないと考えられます。

そのため、「保険業界の仕事はなくなるのでは」と考える人もいるようですが、先述したように保険はインフラの側面もあり、なくなるとは考えにくいでしょう。

経済産業省の資料にも、「デジタル化の進展に対する対応(p.13)」の項で「将来的には不必要な工程の削減や人員配置の見直し等、業務効率化を図る。」と明記されています。

参照元
金融庁
「2024年 保険モニタリングレポート」の公表について

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保険業界の平均年収

厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、「金融業、保険業」の平均賃金は41万600円です。12カ月で計算すると、平均年収は約490万円になります。

ほかの作業の平均賃金との比較は以下のとおりです。

※ここでいう賃金とは、毎月決まって支払われる収入から残業手当など各種手当を除き、所得税等を差し引く前の金額です。
※賃金×12カ月で年収の概算としています。賞与などは含まれません。

建設業製造業情報通信業卸売業、小売業金融業、保険業
平均賃金35万2,600円31万8,600円39万1,000円34万3,600円41万600円
賃金×12カ月423万1,200円382万3,200円469万2,000円412万3,200円492万7,200円

参照:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況 産業別にみた賃金(第5-1表)」

「金融業、保険業」は、ほかの産業に比べて賃金が高いことが分かります。20代までは、ほかの産業と大きな差はなく、30代以上から賃金が上がるのが特徴です。

この結果から、保険業界でしっかりと経験を積めば、将来的に収入アップが目指せると考えられます。

参照元
厚生労働省
賃金構造基本統計調査

【ハタラクティブの調査】正社員の手取り月収の平均は?

ハタラクティブが18~29歳のフリーターと正社員を対象に行った調査、「若者しごと白書2025」によると、正社員の手取り月収は「15〜20万円未満」が最も大きな割合を占めました。

また、「現在の職場で賃上げはあったか」という質問には、「はい」が48%、「いいえ」が42.5%。賃上げの金額は「5,000〜10,000万円未満」が最も大きい割合です。

したがって、どのような業界でも初任給から30代未満はそれほど高収入にはなりにくく、経験やスキルを積んでステップアップしていくのが一般的だといえるでしょう。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025

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保険業界はやめとけって本当?転職の注意点

保険業界は未経験から挑戦できるうえ、専門知識を身につけられるやりがいのある仕事です。しかし、「保険業界はやめとけ」といわれてデメリットが気になる人もいるでしょう。

この項では、保険業界に転職する際の注意点をまとめたので、自分に適性があるか判断するための参考にしてみてください。

1.資格を取得する必要がある

保険業界では、資格がないとできない業務が多いです。保険の販売や契約変更の手続きなどは、「保険業法 第二百七十六条」によって有資格者でなければ行ってはならないと定められています。応募の時点では資格の有無を問わないケースが多いものの、転職後に取得を求められる可能性が高いでしょう。

多くの場合、最初に取得しなければならない資格として、生命保険は「生命保険募集人資格」、損害保険では「損害保険募集人資格」があります。

募集人資格には上位資格があり、専門課程・応用課程と徐々にレベルの高い資格に挑戦するのが一般的です。

参照元
e-Govポータル
保険業法

2.常に情報のアップデートが必要

保険業界では新しい商品が開発されたり、法令が変わったりすることが多いので、常に最新情報を把握しておく必要があります。保険契約は顧客の人生に関わる可能性もあるため、誤った説明をしないように注意を払わなければなりません。

また、保険はお金に関わるシビアな側面もあります。転職後も勉強を重ねて、顧客に最適な提案ができるように学び続ける必要があるでしょう。

3.ノルマ制の場合もある

保険業界の営業職はノルマ制の場合もあり、成果によって収入が変わることも。そのため、ノルマをプレッシャーと感じる人にとっては厳しさを感じることがあるでしょう。

しかし、ノルマ制は自分次第で収入を増やせる点ではメリットです。「目標を決められるとモチベーションが上がる」「達成できたときにやりがいを感じる」という人にとっては、良い面もあります。

ノルマへの対処法については「営業ノルマが達成できない…現状を打破する対処法を解説」のコラムで詳しく解説していますので、こちらもご確認ください。

企業研究で職場の実態を調べておこう

転職活動では企業研究で応募先企業の実態を把握し、ミスマッチにならないように気をつけてください。短期間で転職を繰り返すと選考でマイナスなイメージを持たれる可能性もあるため、自分に合いそうな転職先を見極めることが大切です。

保険業界について調べる場合は、ニュースや業界誌で現状や今後の動向を把握するのがおすすめ。そのうえで、企業説明会やOB・OG訪問によって、社員の生の声を聞くのが望ましいでしょう。

ハタラクティブではキャリアアドバイザーと一緒に企業研究を行うことができるので、やり方が分からない方はご相談くださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
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保険業界に向いてる人のポイント

保険業界に向いている人は、相談に乗るのが得意な人や丁寧な説明が得意な人です。相手の話を親身になって聞き、その人にとって最も良い提案ができる能力が必要といえます。そのため、「保険を売る」というより、「相手の人生をサポートする」ことを重視できる人に向いているでしょう。

また、保険業務には細かいルールがあるため、正確性も必要です。業務上のミスをしないことや、顧客に正しく説明できる能力も求められます。

1.相談に乗るのが得意な人

人の相談に乗るのが得意な人や、よく相談を受ける人は保険業界に向いている可能性があります。保険は複雑で分かりにくく、何を選んだら良いか分からない状態で相談に来る人が多いでしょう。

そのため、顧客の疑問や不安を丁寧に聞き、提案する力が必要といえます。

また、保険の仕事は顧客の家計や病気、将来設計など極めてプライベートな相談を受けることが多いです。そのような内容も「この人なら話しやすい」と思ってもらえるような聞き上手な人は、契約後も関係を維持しやすいでしょう。

2.丁寧に説明するのが苦ではない人

保険業界に向いている人の特徴として、丁寧に説明するのが苦ではないことも挙げられます。前述のとおり、保険の内容は知識がないと分かりにくく、複数の商品を比較するにもプロの説明が必要です。また、保険を契約すると毎月の支払いが生じたり、老後の資金計画に影響したりと顧客の生活を左右することもあります。そのため、リスクも含めてしっかりと伝えることが重要です。

顧客が理解できないまま契約してしまうと、後で「聞いてなかった」と問題になる恐れもあるため、分かるまで丁寧に説明できる人に向いています。

3.正確性が強みの人

保険業界で扱う書類や契約には厳格なルールがあるため、正確性が強みであることも大事なポイント。登録した情報が間違っていたり、本人の捺印がなかったりすると、いざというときに保険金が支払われないなど重大な問題につながります。

そのため、大雑把な性格の人には不向きな可能性も。一つ一つの業務をしっかりと確認しながら、丁寧に進められる人に向いている仕事といえます。

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保険業界の転職における志望動機の例文

保険業界に転職する際の志望動機では、相手に寄り添いサポートしたいという気持ちをアピールすると好印象につながるでしょう。

たとえば、「交通事故に遭ったとき丁寧に対応してもらったことがある」「医療保険に入ってさえいればもっと治療に専念できたかもしれないと感じたことがあり、保険の重要性を広めたい」といったように、具体的に伝えることで説得力が増します。

また、面接では履歴書の志望動機の内容について、さらに深い質問をされる可能性が高いです。「面接の志望動機は履歴書と同じ内容で良い?意識すべきポイントも解説」のコラムを参考に、面接での答え方も考えておきましょう。

異業界から転職する場合

異業界から保険業界へ転職する場合は、なぜ保険の仕事がしたいのかを具体的に説明しましょう。また、前職でどのような経験を積んだのか、保険業界で活かせるスキルはあるのかを伝えてください。

保険業界に必要な傾聴力や提案力、コミュニケーション能力などをアピールするのが望ましいでしょう。

私はこれまでコールセンター業務にて、主に問い合わせ対応を担当いたしました。そのなかで、困りごとを解決して感謝されるのが自分にとって大きなやりがいだと気づきました。

保険の仕事は、「人の悩みに寄り添い、人生に安心を届けられる仕事」だと感じて強い関心を持つようになり、転職を決意いたしました。

私自身、保険ショップの方に丁寧に相談に乗ってもらい、将来への不安が軽減できた経験があります。

保険はお客さまの将来を守る大切な手段であり、「信頼関係」こそが選ばれる理由になると考えています。前職で培った傾聴力や提案力を活かし、人生に寄り添ったサポートができる人材を目指します。

保険業界内で転職する場合

保険業界内で転職する場合、採用担当者は「転職しなくても保険の仕事はできるのに、なぜ自社を選ぶのだろう」と疑問を持つ可能性が高いでしょう。そのため、志望動機で退職理由について触れ、今後のキャリア形成のために転職が必要であることをアピールするのが望ましいです。

私はこれまで保険ショップで、複数社の商品からお客さまのニーズに応じた提案を行ってまいりました。各社の商品知識を身につけ、比較提案するなかで、お客さまにとって本当に価値のある保険とは何かを常に考えることを心がけてきました。

しかし、乗合代理店は既存の商品を提案するにとどまります。これまで多くのお客さまからヒアリングした内容を活かし、より良い保険を提供できる仕事をしたいと考え、保険会社への転職を希望しております。

貴社は商品開発力に強みがあり、私の経験を活かしながらさらに専門性を高めていける環境だと感じて志望いたしました。これまでの経験で身につけたヒアリング力や多角的な視点を活かし、今までにないような保険商品を貴社で開発したいと考えております。

保険業界に転職を考えている方は、ハタラクティブに相談してみませんか。ハタラクティブは、20代のフリーターや第二新卒を対象とした転職エージェントです。「若手を育成したい」「経験よりもポテンシャルを評価したい」という考えを持った企業の求人が豊富なので、未経験の業界に挑戦できるチャンスがあります。

また、キャリアアドバイザーが企業研究をサポートするので、「保険業界について詳しく知りたい」という方にもおすすめ。自己分析や志望動機の作成なども一緒に行いますので、転職したいけれど自信がないという方は、ぜひご相談ください。

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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績
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  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
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