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保険業界の仕事
更新日
保険業界の仕事内容
保険業界で活躍する職種について、いくつかご紹介します。
・営業
生命保険会社の営業職は、お客さまへ保険商品を提案することや契約後のお客さまへのアフターフォローが主な業務です。顧客のニーズをしっかり把握することが必要な仕事といえます。
損害保険会社の営業職の業務は、主に代理店のフォローや教育を行うことです。代理店がコンプライアンスを守っているかを管理することも、重要な業務の1つといえるでしょう。
・商品企画
顧客のニーズに応じた商品の開発を行います。新商品の価格を決めたり、販売後の検証といった業務も重要です。社会の動きに敏感であることが求められます。アイデアを生み出し、商品化を実現できたときに大きなやりがいを感じられるでしょう。
・医務査定
生命保険会社には、お客さまが保険に加入する際の医務査定といった業務があります。社内基準に基づいて加入可能か否かや加入の条件などを判断する業務で、医学的な知識が身につく職種です。
・損害保険調査員
お客さまから保険請求があった際、保険金額の査定のために調査を行うのが損害保険調査員です。例えば交通事故の場合には、事故原因を調査したり破損具合を確認したりします。事故現場での聞き込みを行うケースもあり、コミュニケーション能力を発揮できる仕事です。
保険業界とは
保険業界には、大きく分けて生命保険会社と損害保険会社があります。それぞれにどのような企業があるのか、タイプ別に見ていきましょう。
《生命保険会社》
生命保険会社は、死亡保険をはじめ、医療保険、がん保険、個人年金保険、学資保険などを取り扱う会社です。以下のようなタイプがあります。
・国内系
国内資本の生命保険会社です。生保レディと呼ばれる女性外交員の活躍が目立ちます。日本生命や住友生命、第一生命などの国内生命保険会社が日本の保険業界を牽引してきました。
・損保系
損害保険会社の子会社として設立された会社や、損害保険会社の傘下に入った会社です。東京海上日動あんしん生命や、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命などがあてはまります。
・外資系
メットライフ生命やアメリカンファミリー生命のような、外国資本の生命保険会社です。男性外交員が多く活躍しています。コールセンターによる、お客さま対応に力を入れているのが特徴です。
・ネット系
主にインターネットを通して、保険の申し込みを受けている会社です。契約まですべてWebで受け付ける場合や、郵送での申し込みが必要となる場合があります。ネット系生命保険会社で代表的な企業は、ライフネット生命やアクサダイレクト生命などです。
《損害保険会社》
損害保険会社は、自動車保険や船舶保険、火災保険、地震保険、傷害保険などを販売している会社です。中には、海外旅行保険やペット保険を取り扱う会社もあります。代理店を通して保険商品の販売を行う店舗型や、インターネットや電話を通して保険商品の販売を行う通販型に分けられるほか、以下のように主力とする分野で分けることもできます。
・マリン分野
主に、海上保険分野といわれる貨物を輸送する際に被った損害に対応する貨物保険や、海難事故に遭った船舶の損害を補償する船舶保険などを販売してきた会社です。三井住友海上や東京海上日動などが、マリン分野に力を入れている会社として知られています。
・ノンマリン分野
ソニー損保やアクサダイレクトのように自動車保険やバイク保険に力を入れる会社、またはチューリッヒやAIU保険のように傷害保険に力を入れる会社もあります。
保険業界の現状・課題、今後の将来性
【現状・課題】
まず生命保険会社の現状ですが、少子高齢化に伴って1996年以降は減少傾向にあります。しかし、人々の生存リスクへの関心が高まってきており、医療や老後といった面をよりカバーする商品の開発を進めているところです。大手企業では海外の企業を買収するといった動きがありますが、海外進出へ踏み出せない中小規模の企業は、今後どのように生き残るかが課題となるでしょう。
損害保険会社の市場規模は増加傾向にあり、好調といえるのではないでしょうか。課題としては、生命保険会社と同様に、少子高齢化にどのように対応していくかということがあります。高齢者ドライバーによる交通事故件数が増える一方、若者の自動車離れが進み自動車保険分野では苦しい状況が続くかもしれません。また、地球温暖化の影響により災害も増加。人々が安心を感じられる備えとしてのサービスが求められると考えられます。
【今後の動向】
保険業界では、生命保険会社、損害保険会社どちらにおいても海外進出が大きな鍵となるでしょう。保険業界は国内では成熟期を迎えているともいわれており、アジアや中南米といった新興国のニーズに、どのように対応していくかが重要なポイントだと考えられます。
保険業界の志望動機例
・人間関係づくりが上手な人
保険業界での仕事は、お客さまから契約してもらえばそれで終わりという仕事ではありません。お客さまのニーズを把握するためやアフターフォローのため、お客さまとの付き合いは継続的なものになります。コミュニケーションを図りお客さまとの信頼関係を築くことが重要だといえるでしょう。
・向上心がある人
知識を深めることや収入アップを目指すといったことに、前向きな人が向いているといえます。「契約を多くとる」「世の中の動向に目を向け顧客のニーズを汲み取る」といった目標を持ち、意欲的にチャレンジする姿勢が求められるでしょう。
・気遣いができる人
例えば事故や災害に遭ったお客さまを対応する場合には、お客さまの精神状態や体調などにも配慮する必要があります。また、代理店運営に不安を抱える人へアドバイスするといったこともあるかもしれません。保険業界の仕事においてあらゆるシーンで、気遣いができることは大切なことだと考えられます。
【上記を踏まえた志望動機のポイント】
「人の役に立つ仕事がしたい」といった考えから、保険業界を志す求職者は少なくないようです。保険という形のないものを販売するため、相手に寄り添いサポートしたいという気持ちをアピールすると良いでしょう。「交通事故に遭ったとき丁寧に対応してもらったことがある」「医療保険に入ってさえいればもっと治療に専念できたかもしれないと感じたことがあり、保険の重要性を広めたい」といったように、具体的に伝えることで説得力が増し、採用担当者に好印象を与えることができるかもしれません。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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