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面接の志望動機は履歴書と同じ内容で良い?意識すべきポイントも解説
更新日
この記事のまとめ
- 面接で志望動機を聞かれたら、履歴書と同じ内容を話すようにしよう
- 面接で志望動機を伝える際は、履歴書と同じ内容にエピソードを追加するとより効果的
- 応募先企業でなくてはならない理由や活かせるスキルも盛り込むよう意識することが大切
- 面接での志望動機は、履歴書と同じ内容かつ将来のビジョンとも一貫性を持たせると良い
- 志望動機は、1〜2分程度に収まる長さで簡潔に話すようにしよう
「面接の志望動機は履歴書と同じ内容で良い?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。面接での質疑応答は、基本的に履歴書に記載してある内容の確認や深掘りが目的だと考えられます。そのため、面接の志望動機では履歴書と同じ内容を話すようにしましょう。このコラムでは、履歴書の内容をもとに面接でうまく志望動機を伝える方法をご紹介。志望動機を作成する際に意識すべきポイントも解説しています。
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面接の志望動機は履歴書と同じ内容にするのが基本
転職・就職活動における面接では、履歴書と同じ内容の志望動機を話すようにしましょう。面接での質疑応答は、基本的に履歴書に記載してある内容の確認や深掘りが目的だと考えられます。そのため、履歴書に記載した内容とかけ離れた志望動機を話すと、面接官に「一貫性がない」と思われる可能性があるでしょう。
履歴書に書いた志望動機をそのまま話さない
面接で述べる志望動機は履歴書と同じで良いとはいえ、記載した内容をそのまま話すのは避けましょう。暗記した文面を読み上げるだけでは、面接官に熱意を伝えるのは難しいと考えられます。履歴書に記載できる文章量には制限があるため、具体的なエピソードや経緯といった志望動機の根拠を十分に伝えられない可能性もあるでしょう。
面接では、履歴書に記載しきれなかった内容を付け加えて志望動機を話すと効果的です。面接で志望動機を話す際は、より具体的な言い回しに変えたり、エピソードの細かい部分まで言及したりすることで面接官に伝わりやすくなるでしょう。
面接で好印象を与えやすい志望動機の例文は「面接で述べる志望動機の例文を紹介!応募理由や状況に合った内容を考えよう」のコラムで紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
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志望動機で意識すべき3つのポイント
面接や履歴書の志望動機で意識すべきポイントは、「内容の具体化」「応募先企業を選んだ理由付け」「活かせるスキルのアピール」の3つです。以下で詳しく解説していきますので、面接官に意欲の高さが伝わる志望動機を作るための参考にしてみてください。
1.志望動機の内容は具体的に伝える
志望動機の内容は、具体的に伝えることを心掛けましょう。たとえば、ただ「御社の社風に惹かれたため志望しました」と言うよりも、「個人の意見が尊重される環境で働きたいと思いながら仕事を探すなかで、御社の風通しの良い社風に魅力を感じたため志望しました」と述べたほうが、説得力が高まると考えられます。志望動機の内容が具体性に欠けると、面接官に「自社への志望度が高くないのでは」という疑念を抱かれる可能性も。志望先企業のどこに魅力を感じているのか、どのような経緯を経て志望するに至ったのかなどを詳しく説明しましょう。
2.志望先企業でなくてはならない理由を述べる
志望動機では、応募先企業でなくてはならない理由を述べましょう。他社にも当てはまるような当たり障りのない内容だと、面接官の印象に残らない可能性があります。場合によっては、面接官から「自社の事業内容や働き方について理解できていないのでは」と思われてしまう可能性もあるでしょう。
応募先企業でなくてはならない理由を志望動機で伝えるためには、徹底して企業研究を行う必要があります。公式サイトだけでなく、業界紙や他社の事業内容などもチェックしましょう。企業研究の詳しい手順を知りたい方は、「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」のコラムをご一読ください。
3.入社後に活かせる能力やスキルをアピールする
志望動機には、入社後に活かせる能力やスキルも忘れずに盛り込みましょう。「アルバイトで培ったコミュニケーション能力を活かしたい」「前職で身につけた専門的な技術で会社に貢献したい」など、これまでの自身の経験のなかで得た能力や実績を、入社後の業務とリンクさせてアピールすると効果的です。
志望動機に盛り込む自身のスキルが見つからない場合は、自己分析を行うと良いでしょう。過去の経験を振り返り、自身の強みや弱み、適性などを分析します。就職・転職活動で役立つ自己分析のやり方は「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」で解説しているので、チェックしてみてください。
アピールしたいことを紙に書き出して整理しよう
アピールしたいことを紙に書き出して整理すると、志望動機をまとめやすくなります。履歴書は記載できるスペースが限られており、面接でも志望動機を述べるのに長い時間を割くことはできません。内容を簡潔で分かりやすくするために、書き出したアピールポイントに優先順位をつけ、志望動機に加えるものと省くものを事前に整理しましょう。志望動機を伝えるときの3つの注意点
履歴書や面接で志望動機を伝えるときに注意すべき点は、「面接官に対する理解」「簡潔な受け答え」「将来のビジョンとの一貫性」の3つです。以下でそれぞれについて解説するので、自分ができているかどうかチェックしてみてください。
1.面接官が志望動機を聞く理由を理解しておく
面接官が志望動機を聞く理由をあらかじめ理解しておきましょう。面接官は志望動機の内容から、自社への志望度の高さを計りたいと考えている場合があります。いくら応募者の能力や経歴が優れていたとしても、意欲がなければ入社後の成長は期待できないでしょう。そのため、「この会社に入社して働きたい」という強い意思が伝わる志望動機ほど、評価されやすくなるといえます。
また、面接官は、自社と応募者とのマッチ度を確認するために志望動機を聞くこともあるようです。これは、ミスマッチによる早期退職を防ぐのが目的だと考えられます。したがって、企業の求める人材像と合致した価値観やスキルも志望動機で話せれば、評価される可能性はさらに高くなるでしょう。
このように、面接官の意図を把握しておくことは、効果的な志望動機を考えるのに役立つといえます。志望動機を聞く理由については、「志望動機の作り方を解説!好印象な回答をするポイントとは」のコラムでも紹介していますので、参考にしてみてください。
2.志望動機は簡潔に伝える
志望動機は簡潔にまとめることを心掛けましょう。履歴書に書く場合は所定の枠内に収まる長さ、面接では1〜2分以内で志望動機を伝えられるのが理想的だとされています。志望動機が長過ぎると面接官が要点を把握しにくく、言いたいことが十分に伝わらない可能性があるでしょう。また、集団面接の場で自分1人だけ長く時間を使ってしまうとほかの応募者にも迷惑を掛けてしまい、「協調性がない」というマイナス評価にもつながりかねません。
一方で、志望動機が短過ぎても本気度を疑われてしまう恐れがあるため、簡潔でありながらも充実した内容を考えることが大切です。面接に適した志望動機の長さについては「面接の志望動機の長さはどのくらいが良い?上手くまとめるコツを紹介」のコラムもチェックしてみてください。
3.志望動機と将来のビジョンには一貫性をもたせる
志望動機と将来のビジョンには一貫性をもたせましょう。たとえば、「前職の働き方は個人主義だったため、チームワークを大切にする環境で働きたいと思い御社を志望しました」という志望動機と、「チームをまとめる力を身につけて将来はリーダーとして活躍したい」という目標は関連性があるため、説得力があるといえるでしょう。しかし、志望動機と将来のビジョンに矛盾があると、面接官から「本心ではないのでは」「不都合なことを隠しているのでは」と疑われてしまうことも考えられます。履歴書の内容や面接での発言では、志望動機と将来のビジョンに矛盾が生じないよう注意し、同じ軸で伝えることが大切です。
これらの注意点を参考に、自分の志望動機を見直してみましょう。どれだけ頑張っても、「志望動機がうまく書けない」「面接で伝えきれるか不安」という方は、エージェントを活用してみるという方法もあります。履歴書や面接で好印象な志望動機を伝えたいとお考えの方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブは、若年層に特化した就職・転職エージェントです。プロの専任アドバイザーが一人ひとりのお悩みに寄り添い、求職活動をサポートします。求人紹介のほか、応募先企業の特徴や傾向を踏まえたうえで、志望動機の内容や面接での受け答えなどに関するアドバイスも実施。企業とのやり取りも代行しているため、効率的に就職・転職活動を進めたいという方にもおすすめです。サービスはすべて無料なので、まずは相談だけしたいという場合も、お気軽にお問い合わせください。
面接の志望動機で履歴書と同じ内容を話すことに関するFAQ
ここでは、面接の志望動機で履歴書と同じ内容を話すことに関連した疑問に、Q&A方式で回答していきます。
志望動機と自己PRは違うのですか?
志望動機と自己PRでは、目的が異なります。志望動機は「なぜこの会社を選んだか」を説明すること、自己PRは「自分の強み」を伝えることが目的です。それぞれの違いを把握し、目的に合った内容を話すようにしましょう。自己PRの書き方については、「自己PRの基本の書き方は?例文や新卒と転職での違いを紹介」のコラムで紹介しています。こちらもあわせてご覧ください。
志望動機で自分の強みをアピールしても良いですか?
志望動機は「なぜこの会社を選んだか」を伝えるのが目的のため、自分の強みをメインに話すのは避けた方が無難です。ただし、「△△の理由で貴社を選びました。なぜなら私の△△という強みを活かせるからです」と、会社に貢献できるという意図で強みをアピールする方法は有効でしょう。なお、志望動機の書き方やポイントは「志望理由・動機の例文を解説!書き方の流れや作成時のポイントも紹介」のコラムでも、動画を交えながら解説しています。ぜひこちらも参考にしてみてください。
面接では志望動機をどれくらいの長さで話すと良いですか?
面接で志望動機を話す場合は、1〜2分程度で収まる長さにしましょう。結論から述べ、長々と話さないよう意識することが大切です。詳しくはこのコラムの「志望動機を伝えるときの3つの注意点」でも解説していますので、あわせてご覧ください。なお、「ハタラクティブ」では面接対策もサポートしていますので、お困りの方はぜひご相談ください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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