面接の志望動機は履歴書と同じ内容でOK?答え方や作成のポイントを解説

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この記事のまとめ

  • 面接で述べる志望動機は、基本的に履歴書と同じ内容で問題ない
  • 面接で述べる志望動機は、履歴書と同じ内容をさらに深堀りして伝えるのがコツ
  • 面接や履歴書の志望動機には、該当企業を選んだ理由や入社後に活かせる能力を盛り込む
  • 面接官に要点が伝わりやすいように、志望動機は簡潔にまとめることを心掛ける
  • 面接での志望動機は履歴書の内容や今後のビジョンと同じ軸で述べ、一貫性をもたせる

面接で志望動機を述べる際、履歴書と同じ内容で良いのか疑問に思う方もいるでしょう。志望動機と自己PRの違いや、面接で話すときの時間の長さなども気になるのではないでしょうか。このコラムでは、履歴書の内容をもとに面接で上手く志望動機を述べる方法を解説。志望動機を作成する際に意識したほうが良いポイントや注意点もまとめました。転職や就職活動での企業面接で、好印象な志望動機を述べるための参考にしてください。

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面接の志望動機は履歴書と同じ内容にするのが基本

転職や就職活動における面接では、履歴書と同じ内容の志望動機を述べても問題ありません。面接用の志望動機をあらためて作成する必要はないでしょう。

面接の志望動機は履歴書の内容確認や深堀りが目的

面接での質疑応答は、基本的に履歴書に記載してある内容の確認や深掘りが目的です。そのため、履歴書に記載した内容とかけ離れた志望動機を話すと、面接官に「発言に一貫性がない」と思われる可能性があります。面接では、履歴書の内容に沿った志望動機をより具体性をもって伝えましょう。

履歴書に書いた志望動機をそのまま話すのはNG

面接で述べる志望動機は履歴書と同じで良いとはいえ、そのままの内容を話すのはおすすめできません。暗記した文面を読み上げるだけでは、面接官に熱意を伝えることは難しいからです。

また、履歴書に記載できる文章量には制限があるため、具体的なエピソードや経緯といった志望動機の根拠を十分に伝えられないという側面もあります。

面接では履歴書に書いた志望動機を補足すると効果的

面接で志望動機を話す場合、履歴書に記載しきれなかった内容を付け加えると効果的です。より具体的な言い回しに変えたり、エピソードの細かい部分まで言及したりして、面接官に分かりやすい表現を心掛けましょう。

面接で好印象を与えやすい志望動機の例文は「面接で述べる志望動機の例文を紹介!応募理由や状況に合った内容を考えよう」で紹介しています。ぜひ参考にしてください。

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面接や履歴書の志望動機で意識するべき3つのポイント

面接や履歴書の志望動機で意識するべきポイントは、内容の具体化・該当企業を選んだ理由付け・活かせるスキルのアピールの3つです。面接官に意欲の高さが伝わる志望動機を作るための参考にしてください。

1.志望動機の内容は具体的に伝える

志望動機の内容は、具体的に伝えることを心掛けましょう。たとえば、ただ「御社の社風に惹かれたため志望しました」と言うよりも、「個人の意見が尊重される環境で働きたいと思いながら仕事を探すなかで、御社の風通しの良い社風に魅力を感じたため志望しました」と述べたほうが、説得力が高まります。

志望動機の内容が具体性に欠けると、面接官に「自社への志望度が高くないのでは」という懸念を抱かれる可能性も。志望先企業のどこに魅力を感じているのか、どのような経緯を経て志望するに至ったのかなどを詳しく説明しましょう。

2.志望先企業でなくてはならない理由を述べる

志望動機では、志望先企業でなくてはならない理由を述べましょう。他社にも当てはまるような当たり障りのない内容だと、面接官の印象には残りません。場合によっては「自社の事業内容や働き方について理解できていないのでは」とマイナスイメージを抱かれる可能性もあるでしょう。

志望先企業でなくてはならない理由を志望動機で伝えるためには、徹底して企業研究を行う必要があります。公式サイトだけでなく、業界紙や他社の事業内容などもこまめにチェックしましょう。企業研究の詳しい手順を知りたい方は、「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」のコラムをご一読ください。

3.入社後に活かせる能力やスキルやをアピールする

志望動機には、入社後に活かせる能力やスキルも忘れずに盛り込みましょう。「アルバイトで培ったコミュニケーション能力を活かしたい」や「前職で身につけた専門的な技術で会社に貢献したい」など、これまでの自身の経験のなかで得た能力や実績を、入社後の業務とリンクさせてアピールすると効果的です。

志望動機に盛り込む自身のスキルを的確に把握するためには、自己分析を行うと良いでしょう。過去の経験を振り返り、自身の強みや弱み、適性などを分析します。就活や転職で役立つ自己分析のやり方は「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」で解説しているので、チェックしてみてください。

アピールしたいことを紙に書き出して整理しよう

アピールしたいことを紙に書き出して整理すると、志望動機をまとめやすくなります。履歴書は記載できるスペースが限られ、面接でも志望動機を述べるのに長い時間を割くことはできません。内容を簡潔で分かりやすくするために、書き出したアピールポイントには優先順位をつけ、志望動機に加えるものと省くものを事前に整理しましょう。

履歴書や面接で志望動機を伝えるときの3つの注意点

履歴書や面接で志望動機を伝えるときに注意したい点は、面接官に対する理解・簡潔な受け答え・将来のビジョンとの一貫性の3つです。

1.面接官が志望動機を聞く理由を理解しておく

面接官が志望動機を聞く理由はあらかじめ理解しておきましょう。面接官は志望動機の内容から、自社への志望度の高さを計りたいと考えています。いくら応募者の能力や経歴が優れていたとしても、意欲がなければ入社後の成長には期待できません。「この会社に入社して働きたい」という強い意思が伝わる志望動機ほど評価されやすいでしょう。

また、面接官は、自社と応募者とのマッチ度を確認するために志望動機を聞くこともあります。応募者の価値観やスキルが自社の求める人材像と合致するかを面接の段階で見極め、ミスマッチによる早期退職を防ぐのが目的です。面接官の意図を把握しておくことは、効果的な志望動機を考えるのに役立ちます。詳しくは「志望動機の作り方を解説!好印象な回答をするポイントとは」も参考にしてください。

2.志望動機は簡潔に伝える

志望動機は簡潔にまとめることを心掛けましょう。履歴書に書く場合は所定の枠内に収まる長さを、面接では1~2分以内で伝えられる内容が理想的です。志望動機が長過ぎると面接官が要点を把握しにくく、「自分の意見を論理的に述べられない人」という印象を抱かれる恐れがあります。

また、集団面接の場で自分1人だけ長い志望動機を述べるとほかの応募者に迷惑を掛けてしまい、「協調性がない」と思われてしまいかねません。一方で、志望動機が短過ぎても本気度を疑われてしまうため、簡潔でありながらも充実した内容を考えることが大切です。面接で述べるのに適した志望動機の長さを知りたい方は「面接の志望動機の長さはどのくらいがベスト?上手くまとめるコツを紹介」のコラムをご覧ください。

3.志望動機と将来のビジョンには一貫性をもたせる

志望動機と将来のビジョンには一貫性をもたせましょう。たとえば、「前職の働き方は個人主義だったため、チームワークを大切にする環境で働きたいと思い御社を志望しました」という志望動機だと、「チームをまとめる力を身につけて将来はリーダーとして活躍したい」という目標につなげられます。矛盾があると面接官から「本心ではないのでは」「不都合なことを隠しているのでは」と疑われてしまうこともあるでしょう。履歴書の内容や面接での発言に矛盾が生じないよう注意し、同じ軸で伝えることが大切です。

面接で好印象な志望動機を述べたいとお考えの方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、第二新卒や既卒などの若年層に特化した就職・転職エージェントです。専任のアドバイザーが、志望企業の特徴や傾向を踏まえたうえで、志望動機の内容や面接での受け答えなどに関するアドバイスを実施。

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面接の志望動機に関するFAQ

ここでは面接や履歴書の志望動機について、よくある質問に回答します。

志望動機と自己PRは違うのですか?

志望動機は「なぜこの会社を選んだか」を話すこと。
自己PRは「自分の強み」を話すことと目的が異なります。「自己PRの基本の書き方は?新卒と転職での違いや例文を紹介」では、自己PRの書き方を基本から紹介しています。あわせてご覧ください。

志望動機で自分の強みをアピールするのは可能ですか?

志望動機は「なぜこの会社を選んだか」を伝えるのが目的のため、自分の強みをアピールするのは不適切です。ただし、「△△の理由で貴社を選びました。なぜなら私の△△という強みを活かせるからです」と、会社に貢献できるという意図で強みをアピールする方法は有効でしょう。なお、志望動機については「志望理由・動機の例文を解説!書き方の流れや作成時のポイントも紹介」で動画を交えながら解説しています。ぜひ参考にしてください。

面接では志望動機をどれくらいで話すと良いですか?

面接で志望動機を話す場合は1〜2分程度で終わる内容にしましょう。
結論から述べ、長々と話さないよう意識することが大切です。事前に練習して時間の感覚を掴みましょう。なお、ハタラクティブでは面接対策もサポート可能です。ぜひご相談ください。

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