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高卒向けの就職先の探し方は?仕事を見つけるときの注意点も解説
公開日

この記事のまとめ
- 高卒者の正社員求人の倍率や就職内定率は、高い傾向にある
- 高卒は大卒より求人の選択肢が少ないので、企業規模にこだわらないのが望ましい探し方
- 高卒の就職先の探し方は、「高卒以上」や「未経験者歓迎」に注目するのがおすすめ
- 高卒で就職するメリットは、大卒よりもキャリアのスタートが早くなること
- 高卒を歓迎する就職先の探し方が分からないなら、エージェントを活用しよう
高卒の就職先の探し方が分からず、「学歴で落とされるのでは?」と不安に思う方もいるでしょう。職種によっては高卒より大卒のほうが有利になることもありますが、学歴重視の会社は減少傾向にあります。就業意欲やポテンシャルをアピールすれば学歴に関わらず正社員就職は可能です。 このコラムでは、高卒におすすめの就職先の探し方や面接でのアピール方法を紹介します。正社員就職を成功させたい高卒者は参考にしてください。
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高卒の就職先の探し方における5つのポイント
高卒向けの就職先を探すときは、「高卒以上や未経験歓迎の求人を探す」「大企業や有名な会社にこだわり過ぎない」などのポイントを押さえましょう。以下で詳細を解説します。
高卒の就職先の探し方における5つのポイント
- 高卒以上や未経験歓迎の求人を探す
- 大企業や有名な会社にこだわらない
- 「仕事を続けられそうか」を考える
- 高収入を目指す高卒は歩合給がある就職先を探す
- 知人に紹介してもらう
1.高卒以上や未経験歓迎の求人を探す
高卒者が内定を獲得するための近道は、「学歴・経歴不問」「高卒以上」「未経験者歓迎」などと書かれた求人を探すことです。業界によっては少子化も相まって、慢性的な人手不足の状態にあります。そのため、経験やスキルが少なくてもポテンシャルや就業意欲をアピールすれば、採用される可能性は高いでしょう。
「高卒者が就職するのにおすすめの仕事は?正社員になるメリットや方法も紹介」では高卒者におすすめの仕事をより細かく紹介しているので、あわせてご一読ください。
公務員は学歴不問なので高卒にもチャンスがある
公務員試験は学歴不問のため、試験に合格して採用面接に受かれば高卒者も公務員になれます。ただし、職種によっては「○○歳まで」「大卒以上」などといった条件が指定されている場合があるので、詳細をよく確認しましょう。
「国家公務員に高卒からなれる?大卒との給与の違いや試験の種類を紹介」では高卒者が公務員になるメリット・デメリットや公務員試験の内容などを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
2.大企業や有名な会社にこだわらない
正社員就職を目指す高卒者は、大企業や有名な会社の求人だけに絞って就活するのを避けましょう。大企業や有名な会社は、応募者を絞り込む目的で学歴フィルターを設ける場合が多いため、書類選考の段階で落とされてしまう可能性があります。
「どうしてもこの会社でやりたい仕事がある」という強い意志がない限りは、企業規模や知名度にこだわらず求人を探すのがおすすめです。
アルバイトから正社員登用を目指すのもアリ
大企業や有名な会社に就職したい高卒者は、アルバイトや派遣社員から始めるのも一つの手です。アルバイトの場合は正社員登用制度、派遣社員の場合は紹介予定派遣制度を利用すれば、一定期間働いたのちに正社員として雇用してもらえる可能性があります。
アルバイトや派遣の求人は掲載数が多いうえ、正社員ほど入社のハードルが高くないので、いきなり正社員として働くのが不安な高卒の方にもおすすめです。
3「仕事を続けられそうか」を考える
高卒者が求人を選ぶ際は、「長く続けられそうか」を考えるのも大事です。求人の詳細をよく確認せずに就職すると、入社後のミスマッチや早期離職につながる恐れがあります。また、早期離職を繰り返すと、転職の面接で「またすぐに辞めてしまうのでは」と思われて採用されにくくなることも。
厚生労働省が行っている「新規学卒就職者の離職状況」によると、2021年度における「新卒採用後3年以内に離職した高卒の割合」は38.4%です。中卒は50.5%、大卒は34.9%なので、最終学歴が低いほど新卒採用後3年以内の離職率が高いと分かります。
学歴に自信がない人こそ、慎重に仕事を選ぶことが大切だと読み取れるでしょう。
参照元
厚生労働省
新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します
4.高収入を目指す高卒は歩合給がある就職先を探す
高収入を目指す高卒者は、歩合給やインセンティブがもらえる就職先を探してみましょう。歩合給は「実績に応じて一律で支給される賃金」、インセンティブは「目標達成に応じて支払われる報酬」という意味合いがあります。
ただし、就職先によっては両者の区別をつけていないことも。詳細は「インセンティブの意味とは?制度の具体例や手当との違いを簡単に解説」で紹介しているので、興味のある方はご一読ください。
5.知人に紹介してもらう
興味のある企業に知人がいるなら、紹介してもらう方法もあります。積極的に求人を出していない企業でも、「良い人がいれば採用したい」と考えている可能性も。リファラル採用を行っている企業であれば、社員からの紹介に前向きな対応を取ってくれるでしょう。
ただし、知人の紹介で就職した場合、ミスマッチと感じても辞めにくいのがデメリットです。また、リファラル採用でも「大卒以上」の条件を設けていたり、選考基準に満たなければ不採用となったりする可能性もあるので、その点を理解したうえで活用してみてください。
求人を探す前にチェック!高卒者の就職事情とは
高卒(新卒)者の求人倍率は上昇傾向です。厚生労働省の「令和5年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況』取りまとめ(3月末現在)」によると、高卒者の就職内定率は、平成28年3月卒以降、99%以上をキープしています。
正社員求人に応募する高卒の方は、「高卒者は歓迎されなさそう」「大卒者に比べて就職が難しそう」といったマイナスイメージにとらわれず、前向きに就職活動を進めましょう。
卒業後に就職する高卒の割合
文部科学省の「状況別卒業者数」によると、令和6年3月に高校を卒業した生徒の就職率は14.0%です。
また、「令和6年度学校基本統計(学校基本調査の結果)確定値を公表します。」では、高校卒業後に専門学校へ進学する人は24%、大学・短期大学へ進学する人は59.1%と、8割以上は進学しています。
参照元
文部科学省
学校基本調査-令和6年度 結果の概要-
高卒(新卒)者の求人倍率は上昇傾向
厚生労働省の「令和5年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況』取りまとめ(3月末現在)」によると、令和6年3月卒の高校生の求人倍率は3.98倍でした。
以下は、同資料をもとに作成した、高卒(新卒)者の求人倍率の推移です。
※3月時点 | 求人倍率(倍) | 就職内定率(%) |
---|---|---|
2024年 | 3.98 | 99.2 |
2023年 | 3.49 | 99.3 |
2022年 | 2.89 | 99.2 |
2021年 | 2.64 | 99.1 |
2020年 | 2.89 | 99.3 |
参照:厚生労働省「令和5年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況』取りまとめ(3月末現在)(第6表、p.5)」
高卒(新卒)者の求人倍率は、年々上昇傾向にあることが分かります。2021年の求人倍率はコロナ禍の影響で前年より低下しましたが、2022年には再び上昇。就職市場における高卒者の需要は高いといえます。
「高卒の就職率はどのくらい?大卒との違いや都道府県別の内定率も紹介」でも都道府県ごとの就職率も紹介しているので、参考にしてください。
参照元
厚生労働省
令和5年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ(令和6年3月末現在)
高卒の就職におすすめの業界・職種
この項では、厚生労働省のデータをもとに、高卒の就職におすすめの業界や職種を紹介します。求人数や有効求人倍率を参考にして、就職成功の可能性を高めてみましょう。
高校新卒者の求人数が多い業界
高卒の就職におすすめの仕事として、新卒の求人数が多い業界に注目するのも一つの方法です。厚生労働省の「令和5年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況』取りまとめ(3月末現在)」によると、以下の業界で求人数が多いことが分かりました。
産業分類 | 求人数 |
---|---|
製造業 | 15万1,881人 |
建設業 | 8万1,187人 |
卸売業、小売業 | 5万1,884人 |
医療、福祉 | 4万4,536人 |
運輸業、郵便業 | 2万9,435人 |
宿泊業、飲食サービス業 | 2万1,100人 |
参照:厚生労働省「令和5年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況』取りまとめ(3月末現在)(第4表、p.4)」
製造業は食料品やプラスチック製品、電子部品など、さまざまな区分を一まとめにカウントしているため、求人数が最多となっています。
また、求人数の増減率で見ると、「金融業、保険業」が前年に比べて26.3%と最も伸びているので、このような業界も就職しやすい可能性があるでしょう。
有効求人倍率が高い職種
高卒者が正社員求人を探すときは、有効求人倍率が高い職種を選ぶのも効果的です。有効求人倍率とは、「求職者1人当たり何件の求人があるか」を表す指標。倍率が高いほど求職者の需要が高いと判断できます。
下表は、厚生労働省の「一般職業紹介状況」をもとに、有効求人倍率が高い職種をまとめたものです。職業計の値なので、仕事の分野によっては1倍を下回ります。
なお、2024年11月における職業計の有効求人倍率は1.18倍です。
職業 | 有効求人倍率(令和6年11月) |
---|---|
建築・土木・測量技術者 | 5.97倍 |
運輸・郵便事務従事者 | 3.59倍 |
家庭生活支援サービス職業従事者 | 3.70倍 |
接客・給仕職業従事者 | 2.95倍 |
機械整備・修理従事者 | 4.26倍 |
建設躯体工事従事者 | 8.87倍 |
土木作業従事者 | 6.82倍 |
参照:厚生労働省「一般職業紹介状況 参考統計表7-1」
特に求人倍率が高いのは建築関係の仕事です。多少の差はあるものの、求人倍率が4〜5倍近くなっています。サービス関係の仕事も、3倍前後の倍率が中心でした。
需要が高いと高卒者も歓迎されやすいと考えられるため、正社員求人を探すときはこのようなデータも参考にしてみましょう。
参照元
厚生労働省
令和5年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ(令和6年3月末現在)
建築・土木系の仕事は若手人材の需要が高め
建築・土木系の仕事は後継者不足のため、若い高卒者は就職のチャンスが多い仕事です。国土交通省の資料「最近の建設業を巡る状況について(建設業就業者の現状 P.5)」には、「建設業就業者は55歳以上が35.5%、29歳以下が12.0%と高齢化が進行し、次世代への技術承継が大きな課題」と明記されています。
特に10〜20代の雇用を課題として掲げているため、長時間労働の是正や処遇改善に業界全体として取り組んでいるのも魅力です。
ドライバー職は人手不足のため就職しやすい
ドライバー職は人手不足が深刻な課題とされ、国土交通省では人手不足の解消を目指して高校生に向けたパンフレットも作成しています。
パンフレットには、初任運転者には国土交通省が教育を義務づけていることや、18歳から準中型免許が取得できることなどが紹介されており、高卒から挑戦しやすい仕事と考えられるでしょう。
工場作業員は未経験から就きやすい職種
工場作業員はマニュアルが整備されている傾向にあり、未経験から挑戦しやすい仕事の一つ。高卒に限らず、学歴・経歴不問で就職できる可能性もあります。
また、機械整備の仕事などでは専門資格も多く、スキルアップも目指せるでしょう。前述のとおり、製造業は求人数が多いので、高卒から正社員を目指す際の選択肢として検討してみてください。
参照元
国土交通省
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正社員選考では学歴以外を重視する会社が多い
正社員求人を出している会社の多くは、選考で学歴以外を評価するようです。そのため、高卒(既卒)者にも就職のチャンスは十分にあります。
以下は、厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」をもとに作成した、「若年正社員の採用選考にあたり重視した点」別の事業所割合です。
若年正社員の採用選考にあたり重視した点 | 新卒者 | 中途採用者 |
---|---|---|
職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 | 79.3% | 72.7% |
コミュニケーション能力 | 74.8% | 66.9% |
マナー・社会常識 | 58.6% | 58.1% |
組織への適応性 | 53.2% | 51.8% |
体力・ストレス耐性 | 36.2% | 31.4% |
業務に役立つ専門知識や技能 (資格・免許や語学力) | 30.4% | 34.8% |
柔軟な発想 | 29.3% | 22.9% |
学歴・経歴 | 22.4% | 23.1% |
参照:厚生労働省「事業所調査2 (2)若年正社員の採用選考にあたり重視した点」
選考では、「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」「コミュニケーション能力」「マナー・社会常識」といった、学歴以外の項目を重視する会社が多いと分かります。なお、中途採用者の場合は「業務に役立つ職業経験・訓練経験」も重視されるようです。
正社員求人に応募する高卒(既卒)者は、業務に関連するスキルを身につけておくと採用される可能性が高まるでしょう。
たとえば、厚生労働省の「ハロートレーニング」では、ビジネスマナーやパソコンスキル、職種ごとの実践的な技能などが習得できます。スムーズな正社員就職を目指すなら、就職支援サービスも積極的に活用しましょう。
新卒採用で学歴を重視する会社は減少傾向にある
前述の調査「令和5年若年者雇用実態調査の概況」を2013年・2018年と比較してみると、「学歴・経歴」と回答した会社は減少傾向にあることが分かりました。
若年正社員の採用選考にあたり「学歴・経歴」を重視した事業所割合の変化
調査年 | 新卒者 | 中途採用者 |
---|---|---|
2013年 | 26.0% | 24.2% |
2018年 | 25.4% | 23.1% |
2023年 | 22.4% | 23.1% |
参照:厚生労働省「若年正社員の採用選考にあたり重視した点」
中途採用では微減ですが、新卒採用は10年で4.4%の減少です。学校を卒業後3年以内の高卒者は新卒採用に応募できる可能性もあるので、学歴を重視されにくい時期を逃さないようにしましょう。
参照元
厚生労働省
雇用の構造に関する実態調査(若年者雇用実態調査):結果の概要
ハロートレーニング
高卒が正社員就職を成功させる6つのコツ
高卒者が正社員の求人選びや面接を成功させるには、「自己分析を十分に行う」「進学しなかった理由を明確にしておく」などの準備が必要です。「学歴不問」「高卒以上」の求人を選んでも、応募者に大卒がいれば高卒は不利になる可能性が高いため、以下のコツを参考に選考対策をしましょう。
高卒が正社員就職を成功させる6つのコツ
- 自己分析を行う
- 応募する会社のことをよく調べる
- 進学しなかった理由を説明できるようにしておく
- キャリアプランを考えておく
- とにかく行動を起こす
- 志望職種に役立つ資格を取得する
1.自己分析を行う
就職活動を成功させたい高卒者は、自己分析をしっかりと行いましょう。自己分析によって自分の特性が明確になれば、やりたい仕事や向いている仕事が分かり、高卒からの就職先の探し方が明確になります。
やりたいことが分からない高卒者は、「できること」から考えるのも効果的です。今までの経験を振り返り、友人から感謝されたことや先生から褒められたエピソードなどを洗い出してみましょう。自分では気づかなかった強み・スキルが見つかり、求人選びに役立つ可能性があります。
自己分析のやり方を詳しく知りたい方には、「自己分析のやり方が知りたい!簡単にできる方法や就活に活かせるコツを紹介」のコラムがおすすめです。
2.応募する会社のことをよく調べる
面接では「競合他社ではなく、なぜこの会社を志望するのか」を聞かれる場合が多いため、応募する企業を絞ったら企業研究をしましょう。Webサイトで理念や求める人物像を確かめるだけでなく、業界誌や専門書などの情報から応募先企業の立ち位置を知り、他社との違いを明確にすることが大切です。他社と比較した応募企業の魅力を伝えれば、入社意欲が十分に伝わります。
「企業研究は意味ない?無駄に感じる理由や有意義なやり方を解説!」では企業研究の方法を詳細に解説しているので、あわせてご覧ください。
3.進学しなかった理由を説明できるようにしておく
高卒者は、「なぜ大学などに進学しなかったのか」という質問に備えて、進学しなかった理由を明確にしておきましょう。「少しでも早く社会人としての経験を積みたかった」「進学するよりも、この会社で△△の仕事に関わりたいと感じた」など、できるだけ就職意欲が伝わるように述べるのがポイントです。
空白期間についても述べられるようにしておこう
フリーター経験やブランク期間がある高卒者は、面接の際に高確率で空白期間について聞かれます。採用担当者が空白期間について聞くのは、「就職後は真面目に働いてくれるのか」「積極性や向上心はあるのか」などを確認するためです。
そのため、「フリーター経験や空白期間から何を得たのか」「今後どうなっていきたいのか」という、前向きな姿勢をアピールしましょう。本音は「働くことが嫌だった」というネガティブな理由でも、正社員求人に応募するまでの気持ちの変化を伝えれば問題ありません。4.キャリアプランを考えておく
高卒者は、キャリアプランを考えたうえで就職先を選びましょう。キャリアプランを立てれば仕事選びの軸が定まり、より自分の理想に合った就職先に出会いやすくなります。また、将来のビジョンをもとに志望動機を伝えると説得力が増すので、採用される可能性も高まるでしょう。
「キャリアプラン例や立て方を解説!面接で質問される理由や回答方法も紹介」ではキャリアプランを立てるメリットや注意点を解説しているので、ぜひご一読ください。
5.とにかく行動を起こす
求人選びや面接を成功させたい高卒者は、とにかく行動を起こし続けましょう。目的なく非正規雇用で働き続けていると、年齢と比例して正社員就職が難しくなっていきます。
職場によって求める人物像は異なるので、諦めずに応募し続ければ自分を歓迎してくれる企業に出会えるはずです。「高卒から就職は難しい」「自分は正社員にはなれない」などと決めつけず、ポテンシャルや就業意欲、柔軟性など、若い人材ならではの魅力をアピールしましょう。
年齢が上がるほど正社員就職の難易度は上がる
アルバイトや派遣社員といった非正規雇用は、年齢が上がるにつれて正社員就職が難しくなる傾向が見られます。「フリーターからは正社員になれない?バイトから就職するポイントもご紹介」のコラムでも述べているように、年齢が35歳を超えると非正規から正社員になれる割合が大きく下がるようです。若いうちはフリーターで問題がなくても、将来のことを考えて早めに正社員就職を検討しましょう。
6.志望職種に役立つ資格を取得する
高卒の学歴に不安があるなら、志望職種に役立つ資格を取得するのも一つの方法です。資格があることで「即戦力になれそう」と評価されれば、選考を有利に進められるでしょう。
また、資格を取得するうえで必要な自己管理能力や学力などを評価する会社も。ただし、取得するのに時間がかかり、就職が遅れると正社員になるのが難しくなる恐れもあるため、タイミングを見極めるのが大切です。
高卒者が正社員求人を選ぶ5つのメリット
高卒者が正社員求人を選ぶメリットは、「大卒よりも早く社会人経験を積める」「学費が発生しない」「早く自立できる」などです。
高卒者が正社員求人を選ぶ5つのメリット
- 大卒よりも早く社会人経験を積める
- 学費が発生しない
- 経済面で早く自立できる
- 社会的信用が得られる
- 新卒は学校の就活支援を受けられる
1.大卒よりも早く社会人経験を積める
高校卒業後すぐに正社員として就職すれば、大卒よりも早く社会人経験を積めます。
特に、入社後の成長を重視する会社では、高卒者のほうがキャリアのスタートが早いため、昇給・昇格で有利になるでしょう。経験を積み、特定分野のスペシャリストになれば転職もしやすくなります。
2.学費が発生しない
大学や専門学校に進学すると、卒業までに200〜500万円ほどの費用が掛かります。
しかし、高校卒業後すぐに就職すれば、大学分の学費が発生しません。自分や家族に経済的負担が掛からないのは、高卒者が正社員の求人を選ぶメリットといえます。
3.経済面で早く自立できる
高卒で正社員として就職すれば、早い段階で自活できるようになります。親元から離れて自立したい高卒者にとっては、大きなメリットといえるでしょう。
また、若いうちから経済的に自立することで、結婚や育児、住宅・車の購入といった理想のライフプランも実現しやすくなります。
4.社会的信用が得られる
正社員は基本的に給与が安定しているので、社会的信用が高い傾向です。社会的信用が得られると、カード審査に通りやすくなったり、自動車ローンや住宅ローンを組みやすくなったりします。将来、車や家を購入したいと考えている高卒者は、早いうちに正社員求人を探すのがおすすめです。
5.新卒は学校の就活支援を受けられる
新卒の場合は、学校の先生が求人の紹介や面接対策といった就職活動のサポートをしてくれます。自分のことをよく知っている先生が支援してくれるのは、高卒の新卒採用ならではのメリットです。
ただし、先生のサポートには頼り過ぎないように注意しましょう。先生自身に就職活動の経験がなかったり、就職希望の高卒者が多くて一人ひとりに手が回らなかったりする場合もあるからです。自分でも積極的に求人情報や就職活動のコツを調べながら、希望の会社への正社員就職を成功させましょう。
高卒で正社員になる4つのデメリット
高卒者が正社員になる場合、大卒に比べて求人の選択肢が少なかったり、出世しにくかったりするなどのデメリットがあります。正社員就職を検討している高卒者は、メリットだけでなくデメリットの詳細も押さえておきましょう。
高卒で正社員になる4つのデメリット
- 大卒者よりも求人の選択肢が狭まる
- 大卒に比べて月給が少ない傾向にある
- 学歴が影響して出世しにくい
- 一定の時期まで一人一社制が適用される
1.大卒者よりも求人の選択肢が狭まる
高卒者は、大卒者に比べて選べる求人が少ない傾向にあります。特に、大企業や研究職などは「大卒以上」を条件にしている求人が多いようです。
ただし、大企業のなかでも製造業やホテル業といった「学歴不問」の求人が多い業界であれば、高卒者も正社員として就職できる可能性があります。高卒者は大卒者よりも求人数が少ないぶん、積極的に求人情報を集め、視野を広げて就職先を探しましょう。
2.大卒に比べて月給が少ない傾向にある
高卒は大卒に比べて月給が少ない傾向にあります。
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況(3) 学歴別にみた賃金」によると、高卒男性の平均月給は30万6,100円、女性は23万500円です。一方、大卒男性の平均月給は39万9,900円、女性は29万9,200円でした。このデータから、高卒と大卒では月給の差があると分かります。
また、男女でも月給の差があることが読み取れます。男性以上の収入を得たい高卒女性は、「高卒女子の就職事情!高収入を得るには?おすすめ職種や就活のコツを解説」をご確認ください。
3.学歴が影響して出世しにくい
高卒は大卒よりも出世しにくい場合があります。特に、学歴主義の会社では「管理職になるのは大卒」といった暗黙のルールがあることも。
とはいえ、実力主義の会社も増えつつあり、高卒から出世できる可能性は高まっています。語学力や難関資格など突出したスキルを持っていれば、学歴に関係なく出世のチャンスがあるでしょう。
正社員以外の道を選ぶのも一つの手段
正社員求人を選ぶメリットが感じられない高卒者は、フリーターや進学、留学、起業など、正社員以外の道を選ぶのも一つの手段です。正社員として就職することだけが正しい道とは限りません。目的を持って行動すれば、どのような道を選んでも後悔しないはずです。
正社員以外の高卒の進路は「高卒で就職する以外の主な3つの進路」でも紹介しているので、ぜひご覧ください。4.一定の時期まで一人一社制が適用される
高卒の新卒採用では「一人一社制」のルールがあります。一人一社制とは、「一度に応募できる求人は1社のみ」というルールです。就職活動に追われる心配がなく、学校生活に負担が掛かりづらいというメリットがある一方で、大卒に比べて就職先の選択肢が狭まるというデメリットがあります。
ただし、二次募集では一人一社制のルールは適用外となり、複数会社の求人へ応募することが可能です。応募できる求人数は2〜3社が一般的ですが、都道府県によって異なります。
高卒向け求人の公開時期と選考までの流れ
この項では、高卒の新卒採用・中途採用における選考の流れを紹介します。高卒の就職では、新卒採用の場合は厚生労働省によってスケジュールが決められているのが特徴です。中途採用では決まった時期はありませんが、求人が増えるタイミングを狙う方法もあります。
高卒(新卒)の就職スケジュールは明確に決まっている
厚生労働省の「令和7年3月新規高等学校卒業者の就職に係る採用選考期日等を取りまとめました」によると、高卒(新卒)の選考スケジュールは以下のとおりです。
- ・7月1日:企業による学校への求人申込および学校訪問開始
- ・9月5日:学校から企業への生徒の応募書類提出開始(沖縄県は8月30日)
- ・9月16日:企業による選考開始および採用内定開始
スムーズな正社員就職を目指す高卒者は、スタートダッシュに遅れないよう、上記の日程をしっかりと頭に入れておきましょう。
高校生が自分で就職先を探すことはできる?
高校生が学校を通さないで就職先を探すことも可能です。ただし、高卒の新卒採用の原則は「学校斡旋」なので、「自己開拓」は極めて少ないのが実態といえます。
高校生の「自己開拓」による就職先の探し方は、求人サイトや企業サイトでの検索です。自由に探せるのはメリットですが、求人票を読み解き、希望に合いそうな会社を自分で見極めなければならないのがデメリットと感じる場合もあるでしょう。
中途採用は求人が増える時期を狙おう
卒業後に自分で就職活動を行う場合は基本的に中途採用枠での選考となり、求人の公開時期や選考スケジュールが企業によって異なります。中途採用の場合、求人が増える時期を狙うのがおすすめ。たとえば、4月入社に向けて採用が活発化する1〜3月や、下半期の入社に向けた9〜10月が狙い目です。「転職するなら何月がいい?おすすめのタイミングや注意が必要な時期を解説」のコラムでも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
就職活動を始める前の準備
既卒として就職活動を始めるなら、スーツや履歴書など、さまざまな準備が必要です。学校を卒業すると社会人として扱われるため、ビジネスマナーが求められることを念頭に置きましょう。
スーツや鞄を用意する
応募する業界や職種に合わせて、黒や紺のスーツを用意してください。サイズが大き過ぎるジャケットや、丈が合っていないパンツは印象が良くありません。鞄や靴もビジネスに適したものを選び、社会人としてふさわしい恰好で就職活動に臨むことが大切です。
履歴書を作成する
就職活動でまず突破しなければならないのが書類選考です。履歴書には学歴のほか、志望動機や自己PRの記載欄もあるので、応募先企業にいかにアピールするかを工夫してみてください。
なお、履歴書を作成する際は以下に注意しましょう。
- ・学校名は省略せず、正式名称を記載する
- ・年号は西暦か和暦のどちらかに統一する
- ・記載欄は基本的にすべて記入し、空白が目立たないようにする
- ・誤字脱字に気をつける
初めての就職では職歴がありませんが、応募先企業と同じ業界・職種でアルバイト経験があれば記載しても構いません。スキルをアピールするために、担当職務を簡単に紹介しましょう。
面接対策を行う
書類選考に通過したら、面接に向けて準備します。面接でよく聞かれる質問について、回答を準備しておきましょう。
また、第三者に面接官役をやってもらい、模擬面接を行うのも大切です。練習後に話し方のクセや話すスピードなど、気になる点をフィードバックしてもらってみてください。模擬面接は繰り返し行い、修正を重ねると本番で成功しやすくなります。
高卒向けの正社員求人はどこで探せる?
高卒向けの正社員求人は、求人情報サイトや就職エージェントなどで探せます。以下を参考に、自分に合った手段を選びましょう。
高卒向けの正社員求人を探す方法
- 高卒就職情報WEB提供サービス(厚生労働省)
- ハローワーク
- 求人情報サイト
- 就職エージェント
高卒就職情報WEB提供サービス(厚生労働省)
新卒の場合は、厚生労働省の「高卒就職情報WEB提供サービス」に掲載されている求人に応募できます。学生が直接求人を閲覧できるわけではありませんが、高校の先生が生徒に合った求人をピックアップしてくれる場合があるようです。
ハローワーク
ハローワークの求人検索では、「求人区分」「年齢」「フリーワード」などが設定できます。
高卒者がハローワークの求人検索を利用する場合は「新卒・既卒求人」を選ぶか、年齢を設定して検索するのがおすすめです。フリーワードの項目に「未経験者歓迎」や「高卒以上」と入力して求人を絞るのも良いでしょう。
対面で求人を紹介してもらうこともできる
学歴や年齢に関係なく誰でも利用できるハローワークでは、対面で求人を紹介してもらうことも可能です。また、応募の仕方や面接対策など就職に関する相談もできるため、自分で正社員求人を探すのが不安な高卒の方は、ハローワークに足を運んでみましょう。
高卒(既卒)の方には、就業経験が少ない若者を対象にした「わかものハローワーク」、新卒の方には、「新卒応援ハローワーク」がおすすめです。
求人情報サイト
正社員求人を探す高卒者には、求人情報サイトの利用もおすすめです。求人情報サイトもハローワークの求人検索機能と同様、条件を指定しながら求人検索できます。
ただし、求人情報サイトを利用する場合は、求人検索に加えて応募や書類作成、面接対策などをすべて自分でやる必要があります。
就職エージェント
高卒向けの求人は、就職エージェントでも見つけられます。エージェントでは、プロのアドバイザーのカウンセリングを受けられ、求職者に最適な求人を紹介してもらえるのがメリットです。フリーターやニートを対象とした就職エージェントのアドバイザーは、経歴をカバーするノウハウが豊富で、1人で就活するよりも就職成功率が上がるでしょう。
参照元
厚生労働省
高卒就職情報WEB提供サービス
若者への就職支援
高卒の求人票の見方
厚生労働省職業安定局の「求人票(高卒)の見方のポイント」によると、高卒向けの求人票の主な項目は、以下の6つです。
- ・会社の情報
- ・仕事の情報
- ・労働条件
- ・選考
- ・補足事項、特記事項
- ・青少年雇用情報
求人票の見方が分からない場合は、学校の先生に相談するのもおすすめです。求人票の内容に疑問を持ったまま就職活動を進めると、希望条件と異なる企業を選んでしまうこともあるので注意してください。
確認すべきポイント
求人票を見る際は、以下のような点に注意しましょう。見方が分からず「想定と違った」という事態にならないように、細かく確認することが重要です。
- ・雇用形態は正社員か(契約社員や派遣社員ではないか)
- ・就業場所は希望に合っているか(遠過ぎないか)
- ・給料は月給か(日給や週払い、年俸制などもある)
- ・週休二日制か(隔週で土曜出勤などの場合もある)
高卒で正社員就職に成功した体験エピソード
この項では、就職先の探し方としてハタラクティブの利用を選び、成功した方の体験エピソードを紹介します。
高卒フリーターから希望職種への就職に成功
専門学校を卒業後、夢を追ってフリーターを続けていたSさんは、夢に対するモチベーションが上がらないと感じ就職へ舵を切りました。
求人サイトで美容系の仕事に興味を持ったものの、就活の仕方が分からずハタラクティブに相談します。”フリーターからでも正社員を目指せると知り、高卒でキャリアのない自分でも就職しやすいかな、と思いました。”
高卒の学歴に不安を感じていたSさんですが、カウンセリングで希望の月収や働き方を正直に伝えたところ、マッチする求人があると紹介してもらうことができました。初めての就職面接に向けて、ハタラクティブの模擬面接を活用し、しっかりと対策も。結果的にエステサロン2社から内定をもらい、研修が充実していそうな会社を選んだとのことです。
内定後は”エステティシャンとして、将来は後輩を指導する立場になりたい”と意欲を沸かせています。
Sさんの体験エピソードは「『高卒が一番のネック』厳しいと思っていた希望職種の内定を得るまで」で詳しく紹介していますので、ご覧ください。
大学中退後、20代後半で正社員へ
大学中退後、約7年間のアルバイト生活を経験。高卒フリーターとなって20代後半を迎え、キャリアを積む同級生に劣等感を感じて就職に踏み切ったT.Mさんの体験です。
大学入学後、人見知りを克服しようと飲食店のアルバイトを始め、徐々に大学に行かなくなって辞めてしまったT.Mさん。一度は就職活動を始めようとしたものの、社会に出ることが怖くなり中断してしまったそうです。
しかし、同級生や年下の子が正社員として働き出し、焦りを感じるようになりました。
どうすればフリーターから正社員になれるのかと検索したところ、ハタラクティブに出会います。
”第二新卒や正社員経験者を対象にしている転職エージェントは僕には敷居が高かったです。”
T.Mさんの体験エピソードについて詳しくは「周囲との格差に劣等感を抱き、正社員経験に挑戦した3ケ月」で紹介しています。そのほかのエピソードもご覧になりたい方は、「みんなの就職エピソード」をチェックしてみてください。
参照元
ハタラクティブ
みんなの就職エピソード
高卒から正社員を目指すならエージェントを活用しよう
高卒で就職活動に行き詰まったときは、エージェントを利用するのがおすすめです。特に、既卒やフリーターを対象とした就職エージェントなら、正社員経験のない高卒者に的確なサポートをしてくれるでしょう。
高卒就職はやり方次第で成功できる
「高卒就職はやめとけ」「やばい」といったイメージから不安に思う人もいるようですが、就職活動のやり方次第で成功できる可能性は十分にあります。
前述のとおり、高卒は大卒に比べて就職に不利な側面はあるものの、若さという魅力から採用市場での需要が見込めるためです。
「高卒の就職先の探し方における5つのポイント」で紹介したように、未経験OKの求人を探したり、企業規模にこだわらず選択肢を広げたりして就職先を探してみてください。
自分で探すのが難しい場合は、就職エージェントに相談するのがおすすめ。応募者の希望に沿って応募可能な求人を探してくれるので、効率的に就職先を探せます。
高卒に就職エージェントがおすすめな理由
就職エージェントでは、求人紹介から内定後のフォローまで一貫したサポートを受けられます。
また、就職活動で大切な自己分析や企業研究、求人票の見方や面接対策も担当者と一緒に進められ、就活が初めての高卒者も安心できるでしょう。
正社員求人を探している高卒(既卒)者は、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、既卒やフリーター、第二新卒など若年層の就職に特化したエージェントです。プロの就活アドバイザーが自己分析や書類作成、面接対策などをマンツーマンでサポートするので、就職成功率を高められるのが特徴。
「学歴不問」「高卒以上」「未経験者歓迎」の求人を多数ご用意しています。サービスはすべて無料ですので、「高卒が正社員になれる求人はあるの?」といった不安を抱えている方は、お気軽にお問い合わせください。
正社員求人を探す高卒が抱えるお悩みQ&A
この項では、正社員求人に応募する高卒の疑問やお悩みをQ&A方式で解決します。
女性の高卒就職におすすめの仕事はある?
就職先を選ぶのに男女の違いはありませんが、「女性活躍中」と記載されている求人は就職のチャンスがあると考えられるでしょう。また、将来を見据えて育児休暇取得率の高い職場や、女性管理職のいる会社を探すのも選択肢の一つです。「女性の仕事の選び方で大切なことは?おすすめの職種や成功のコツを紹介」のコラムで、女性に向けた仕事選びのポイントを紹介していますので、こちらも併せてご覧ください。
給与形態にはどんな種類がある?
月給制や時給制、年俸制や日給制などがあります。正社員で多いのは月給制や年俸制です。また、月給制には日給月給制と完全月給制があり、日給月給制の場合は遅刻や欠席をした場合にその分が給与から引かれます。完全月給制は遅刻や欠席があっても、毎月固定の金額が支払われる制度です。「給与形態とは?種類を知って自分に合った企業に就職しよう」のコラムで給与形態の種類について詳しく解説していますので、ご覧ください。
内定から勤務開始まではどれくらい?
高卒の新卒就職の場合、一次募集は9〜10月に内定が出て勤務開始は4月です。二次募集は11〜12月くらいに内定が出るので、4月の勤務開始までは約4カ月となります。また、既卒の場合は会社によって勤務開始が異なりますが、新卒枠で扱われるなら4月入社が一般的。そのため、内定から入社まで数カ月かかることもあれば、すぐに勤務開始というケースもあります。
高卒と大卒では選べる求人の幅が違う?
大卒は、「高卒以上」と「大卒以上」の求人に応募でき、高卒よりも求人の選択肢が豊富といえます。ただし、「高卒以上」の求人を出している会社は、若さやポテンシャルを重視する傾向にあり、大卒よりも若い高卒を歓迎することも。そのため、高卒と大卒の差を気にし過ぎずに求人を探しましょう。
一人での就活に不安がある方は、若年層のニートやフリーターの就職支援に特化したハタラクティブにぜひご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。