営業アシスタントの仕事
この記事のまとめ
- 営業アシスタントの仕事内容は営業担当者のサポートで、事務作業や取引先への同行など
- 営業担当者と合わないのが原因で、営業アシスタントの仕事がきついと感じる場合もある
- 営業事務や営業アシスタントなどを含む「営業事務員」の平均年収は、約496万円
- 営業アシスタントは未経験OKの求人が多い傾向があり、雇用形態もさまざま
- 営業アシスタントの志望動機の作り方に不安があるなら、エージェントに相談するのも手
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営業アシスタントの仕事内容を知りたい方もいるでしょう。営業アシスタントの業務は、デスクワークから営業担当者の同行まで多岐にわたります。営業担当者との相性や営業電話の業務が原因で、「きつい」と感じる場合もあるようです。
このコラムでは、営業アシスタントの仕事や営業事務との違い、向いている人の特徴を紹介します。志望動機を考える際のポイントやエージェントの活用法も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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営業アシスタントの仕事内容
営業アシスタントは、営業担当者のサポートとして事務作業や取引先とのやりとりなどを行う職種です。以下で、具体的な仕事内容を紹介します。
- ・顧客へのメール、電話対応
- ・営業担当者のスケジュール管理
- ・営業担当者が使うプレゼンテーション用の資料作成
- ・営業担当者の商談に同行 など
上記のように、営業アシスタントは電話対応や資料作成などのデスクワークだけでなく、営業担当者に同行して営業活動に直接携わることもあるでしょう。営業アシスタントの職域は職場によって異なり、営業担当者が多忙で取引先に出向けない場合、営業アシスタントが代理として打ち合わせを行うこともあります。
優秀なアシスタントがいることによって、営業成績が伸びる場合もあるようです。営業の成果につながり得る仕事であるため、責任がある分やりがいを感じられるでしょう。
営業アシスタントに似た仕事に「営業事務」がありますが、営業事務は社内でのデスクワークが中心です。顧客と直接会ったり営業活動を行ったりすることが基本的にないのが、営業アシスタントとの違いといえます。
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営業アシスタントの仕事を「きつい」と感じる3つの理由
営業アシスタントの仕事は、やりがいがある一方「きつい」と感じる場合もあるようです。ここでは、きついと感じる理由のうち、「営業担当者と相性が合わない」「電話営業の業務がある」「ミスをしてはいけないというプレッシャーを感じる」の3つについて解説します。
営業アシスタントの仕事内容を理解するうえでは、きついと感じる要素も把握しておくことが大切です。
営業担当者と相性が合わない
前述のとおり、営業アシスタントの仕事は営業担当者のサポートなので、業務の進め方や会話などの相性が合わないと、仕事自体を「きつい」と感じることがあるでしょう。たとえば、仕事を締め切り直前に指示されたり、命令口調で話されたりするといった状況が続くと、心身にストレスを感じやすいといえます。
営業電話の業務がある
企業によっては、営業アシスタントの業務に営業電話があり、ノルマが課せられる場合もあるようです。営業電話は、相手からネガティブな言葉をかけられることもあるため、精神的にストレスを感じる場合があります。
営業電話をしたくない方は、求人情報や面接で仕事内容をしっかり確認しておきましょう。
ミスをしてはいけないというプレッシャーを感じる
営業アシスタントは、顧客とメールや電話でやりとりしたり、見積書や契約書などの重要な書類を作成したりします。これらの業務でミスをしてしまった場合、顧客や営業担当者などに迷惑がかかってしまうため、「もうミスは許されない」というプレッシャーで心身に負担がかかるケースがあるようです。
心身への負担を軽減するには、ミスを防ぐ対策をとったうえで、「完璧にミスを防ぐことはできない」「もしミスをしてしまったら、反省や改善をして次に活かそう」と割り切ることも大切といえます。
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営業アシスタントの平均年収は約496万円
職業情報提供サイトjob tagで「営業事務」を見ると、営業事務や営業アシスタントなどを含む「営業事務員」の平均年収は496万3,000円です。
企業や個人の実力などによって、金額には差が出てきます。評価が給与に反映される企業では、スキル次第で年収アップが見込めるでしょう。
営業アシスタントになるには
営業アシスタントは未経験OKの求人が多い傾向があり、正社員のほかにパートタイムやアルバイト、派遣などさまざまな雇用形態の求人があるので、未経験からチャレンジしやすい職種です。一般事務や秘書などの経歴、もしくは接客経験があると選考でのアピール材料になるでしょう。未経験OKであっても社会人経験を求める求人が多い傾向があるので、アルバイトや派遣で経験を積んで正社員を目指すというルートもあります。
新卒を対象とする募集もあるので、学校を卒業予定の方は新卒向けの求人を探してみましょう。
営業アシスタントになるのに特別な経験や資格は基本的に必要ありません。ただし、中途採用ではパソコンの基本スキルが必須条件の求人が多いようです。
営業アシスタントの将来性
ここでは、営業アシスタントの将来性について、「ニーズ」「活躍できる場所」「キャリアアップ」の3つの観点を元に解説します。営業アシスタントを目指している方は、ぜひチェックしてみてください。
業界や職種のニーズ
営業は、業界や業種を問わず、企業が必要とする職種です。その営業をサポートする営業アシスタントも、同じくニーズが高い職種といえます。就職後、実務で即戦力となれるスキルを磨けば、異なる業界や業種への転職もしやすくなるでしょう。
活躍できる場所
社内でのデスクワークだけではなく、営業に同行したり、ときには営業の代理として一人で商談したりするなど、社外で顧客とやり取りできるのが営業アシスタントの仕事の醍醐味です。営業アシスタントが活躍できる範囲は職場によって異なるので、任される職域がどれくらいか、入社前に確認しておきましょう。
キャリアアップするには
営業アシスタントは営業に近い仕事をするため、スキルや経験を活かして社内異動で営業職へキャリアアップできる可能性があります。ただし、営業や営業アシスタントの職域や異動の可否は企業によって異なるので、求人情報を入念に確認しておくのがおすすめです。
営業アシスタントに向いている人の特徴
ここでは、営業アシスタントに向いている人の特徴を紹介します。選考で企業にアピールする際の参考にしてみてください。
主体的に動ける
営業アシスタントには、指示待ちでない、主体的な働きが期待されるでしょう。営業の不在時に顧客対応をしたり営業担当者に依頼される前に必要な仕事を済ませたりと、自分から考えて行動する人材が重宝されます。
気遣いや気配りができる
営業担当者が仕事をしやすい環境を整えるのが、営業アシスタントの仕事です。細やかな目配りで営業担当者がスムーズに働けるようサポートしていきます。目の前の自分の仕事ばかりに没頭するのではなく、営業担当者の仕事を把握し、気配りをすることが大切です。
臨機応変な対応ができる
顧客からの無理な要望やクレームなど、営業の仕事にはトラブルがつきものです。営業アシスタントは営業のサポート役として、不測の事態にも落ち着いて対処する冷静さや臨機応変な対応力が必要といえるでしょう。
また、営業アシスタントは自分ではなく営業のペースに合わせて仕事をするので、そちらにも柔軟に対応していく姿勢が求められます。
チームワークを大切にする
営業担当者とチームを組んで働くので、自分勝手な行動や判断で仕事を進めるのは避けてください。協調性をもってチームワークを発揮して働けるのは、アシスタントに求められる素養の一つでしょう。
サポート役に徹する
営業アシスタントは営業担当者の代理として顧客と関わる機会がありますが、あくまでアシスタントという立場をふまえて行動するのが原則です。営業職の職域に立ち入ることは避け、自分の権限の範囲を守ったうえで最大限のサポートを行います。
基本的なパソコンスキル、ビジネスマナーが身についている
報告書や資料の作成をするので、エクセルやワードの基本操作を応募の必須条件としている企業が多い傾向があります。また、顧客に対して失礼にならないよう、ビジネスマナーは必ず身につけておきたい要素です。
連絡ミスをしない
営業アシスタントは営業担当者とチームになって仕事をします。営業とのやりとりが充分でないと、連絡が行き違いになって思わぬトラブルが起きかねません。報告・連絡・相談を常に意識し、報告漏れがないよう営業への伝達事項を整理しておくことが大切です。
コミュニケーション能力に長けている
営業担当者や顧客の話を聞いて相手のニーズを察する能力は、優秀な営業アシスタントの条件といえるでしょう。また、自分が伝えたいことを整理して、分かりやすく伝えることも大切です。
【経験別】営業アシスタントの志望動機を考える際のポイント
営業アシスタントの志望動機では、業務に活かせるスキルや経験をアピールしましょう。ここでは、未経験者向けと経験者向けに、志望動機を考える際のポイントを解説するので、就職・転職活動の参考にしてみてください。
未経験者の場合
未経験の方は、今までの経験を振り返り、営業アシスタントの仕事に活かせそうな体験や能力をアピールしましょう。職種の経験がないから自分には強みがないと思うのではなく、自己分析をして応募先の企業で活かせるスキルや適性を洗い出してみることをおすすめします。
業務に必要な知識やスキルに不足があると感じている方は、今後、積極的に学んでいく熱意が感じられる回答を準備しましょう。入社意欲を伝えるには、「月間で50件以上の見積書を正確に作成したい」「顧客管理システムの情報更新を週2回以上行い、ミスを減らす」といった具体的な目標を説明するのが効果的です。
経験者の場合
営業アシスタントの経験がある方は、なぜ応募先の企業を選んだのかを説明するとともに、即戦力となるスキルや経験について伝えましょう。スキルを伝える際は、具体的な成果やエピソードを交えると面接官に納得してもらいやすくなります。
転職の理由を問われた際、「前の職場は人間関係が悪かったため」「残業時間が長くてつらかったため」などのネガティブな内容を話すのは避けてください。志望動機と転職理由は、ポジティブな内容になるように表現を工夫しましょう。
就職・転職活動で志望動機の作り方に不安がある場合は、エージェントに相談するのも選択肢の一つです。若年層向けの就職・転職エージェントであるハタラクティブでは、経験豊富なキャリアアドバイザーが一緒に自己分析を行い、スキルや強みを引き出します。未経験から挑戦できるさまざまな職種を取りそろえているので、職歴に自信がない方も安心です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。