- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 連休明けに仕事へ行きたくないのはなぜ?憂鬱な気持ちの原因と対策を紹介
連休明けに仕事へ行きたくないのはなぜ?憂鬱な気持ちの原因と対策を紹介
公開日
この記事のまとめ
- 連休明けに仕事に行きたくないのは「仕事に満足していない」「連休が楽しかった」などが原因
- 仕事に行きたくない場合は、自分へのご褒美を用意したり友人や家族に相談したりするのがおすすめ
- 連休明けに気分がつらいときは、前もって仕事の準備をしたり業務をリスト化したりしておこう
- 理由を考えず退職することやストレスを我慢するのは避けるべき行動の一つといえる
連休明けに仕事に行きたくないと感じる方もいるでしょう。仕事の悩みを抱え休日にリラックスできない方も。長期休み明けの憂鬱な気持ちを払拭するには、睡眠時間をしっかりと確保しリフレッシュするのがおすすめです。また、連休明けの業務をリスト化しておくとスムーズに取り掛かれるでしょう。 このコラムでは、連休明けに仕事に行きたくない原因と対策をご紹介します。仕事に行きたくないときに避けるべき行動もまとめましたので、ぜひご一読ください。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
連休明けに仕事へ行きたくなくなる原因
連休明けに仕事へ行きたくなくなる原因には、「仕事におもしろみを感じない」「楽しかった連休の反動で仕事をしたくなくなった」などがあるようです。人によって感じ方は異なりますが、主に挙げられる原因をここで解説していきます。ご紹介する内容はすべての方に当てはまるわけではなく、あくまで一例です。ご参考までにご覧ください。
仕事におもしろみを感じないため
連休明けに仕事へ行きたくなくなるのは、仕事におもしろみを感じていないことが原因と考えられます。ハタラクティブの「若者しごと白書2024 2-4. 仕事に満足していない理由」によると、正社員とフリーターの方が仕事に満足していない理由として、「給与」と答えた方が3割以上で最多でした。次に多く挙げられた理由は、「仕事におもしろみを感じない(20.4%)」です。以下の図表に、仕事に満足していない理由として挙げられた上位5位の割合をまとめました。
仕事に満足していない理由 | 正社員 | フリーター |
---|---|---|
給与 | 34.6% | 31.3% |
仕事におもしろみを感じない | 20.4% | 20.4% |
人間関係の悪さ | 10.8% | 14.4% |
休日・休暇日数 | 7.7% | 6.0% |
成長しにくい環境 | 6.9% | 5.0% |
参照:ハタラクティブ「若者しごと白書2024 2-4. 仕事に満足していない理由(p.21)」
おもしろみを感じられず、仕事に満足していない方が比較的多くいることが分かります。また、同資料の「若者しごと白書 2-3. 仕事に満足している理由」によると、仕事に満足している理由として正社員・フリーターいずれも「仕事の面白さ」が2位。したがって、仕事には給与のほかに、興味ややりがいが求められていることが分かります。
仕事におもしろみを感じないと、休み明けに仕事に行くのが億劫になる可能性も。仕事に対してネガティブな印象があると、休みが終わったあとに再び職場に戻ることに対して、心理的な負担を感じる場合もあるでしょう。
連休が楽しくて仕事をしたくなくなったため
休み明けに仕事へ行きたくなくなるのは、「連休が楽しくて働くのがつらい」と感じることが理由の場合もあるようです。休日には趣味や旅行など、好きなことをしてリフレッシュしている方もいるでしょう。楽しい時間が長いほど「この時間が続けば良いのに...」と感じ、仕事に行きたくなくなることも考えられます。
疲れが溜まったため
連休中の疲れが溜まり、仕事に行きたくなくなる場合もあるようです。休みが長い場合、遠方への旅行やさまざまなアクティビティなど、活動的に過ごす方もいるでしょう。非日常を過ごすことで、普段のお出掛けとは違った疲れが溜まる可能性もあります。身体に溜まった疲弊感が精神的にも影響して、気分の重さを誘発する原因になることもあるようです。
休み明けの生活リズムが狂ったため
連休明けに仕事へ行きたくなくなる原因として、休み中に生活リズムが乱れたことが挙げられます。仕事がある日は早寝早起きを心掛けていたとしても、長期休暇になった途端、深夜まで起きていたり朝遅く起きたりすることも。生活リズムが乱れたまま連休が終わると、仕事が始まってもなかなか元の習慣に戻らない場合も考えられます。仕事中に眠くなり集中力が落ちたり、朝起きられず会社に行きたくなくなったりする可能性もあるでしょう。
仕事のストレスで連休中にリラックスできないため
休み明けに仕事へ行きたくなくなる原因は、仕事のストレスで連休中にリラックスできていないことも考えられます。「仕事におもしろみを感じないため」でご紹介した資料「若者しごと白書2024 2-4. 仕事に満足していない理由」では、正社員とフリーターの方が仕事に満足していない理由として3位に「人間関係の悪さ」が挙げられました。次いで、「休日・休暇日数」「成長しにくい環境」です。上位5位の理由のなかで、労働条件や職場環境による不満が過半数を占めていることが分かります。
また、同資料の「若者しごと白書2024 2-3. 仕事に満足している理由」では、正社員とフリーターの方が仕事に満足している理由として、「人間関係の良さ」「休日休暇日数」「勤務時間」などが挙げられているようです。
仕事に満足している理由 | 正社員 | フリーター |
---|---|---|
人間関係の良さ | 28.7% | 39% |
仕事の面白さ | 18.7% | 13.7% |
休日・休暇日数 | 14.0% | 9.1% |
勤務時間 | 9.9% | 12.7% |
働き方の自由度 | 4.6% | 12.9% |
参照:ハタラクティブ「若者しごと白書2024 2-3. 仕事に満足している理由(p.19)」
上記の結果から、職場環境とストレスが仕事の満足度に影響していることが分かります。労働環境が整っている職場では、働くモチベーションを保ちやすい傾向にあるようです。一方で、職場の人間関係や労働条件の不満が解消されない限り、連休中にリラックスできず、休み明けに仕事へ行きたくなくなることが考えられます。
仕事に行きたくない原因をさらに知りたい方は、「どうしても仕事に行きたくない理由と乗り切る方法!会社を休むのは甘え?」のコラムで解説しています。ぜひご一読ください。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
連休明けに仕事へ行きたくないときの対処法
連休明けに働くのが億劫な場合は、仕事前に気分を和らげたり自分へのご褒美を用意したりするのがおすすめです。ここでは、連休明けに仕事へ行きたくないときに実践できる具体的な対処法をまとめました。休み明けの憂鬱な気持ちにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
仕事前に気分が和らぐことをする
仕事前に気分を和らげることで、連休明けのネガティブな気持ちを軽減できる可能性があります。たとえば、家を出る前に簡単にストレッチしたり、通勤中に好きな音楽を聴いたりするのもおすすめ。仕事前にリラックスすることで気分が和らぎ、前向きな気持ちで仕事と向き合えると考えられます。
自分へのご褒美を用意する
連休明けに会社へ行きたくないと感じる際は、仕事終わりに自分へのご褒美を用意するのもおすすめです。具体的には、「お気に入りのカフェに行く」「大好物のケーキを買う」「気になっていた本を買う」など、自分が喜ぶようなご褒美を決めておくのが効果的でしょう。「仕事が終わったらご褒美が待っている」と思うことで、ポジティブな気持ちで連休明けを過ごせる可能性があります。
友人や家族に話してみる
連休明けに仕事へ行きたくないときには、友人や家族に話してみましょう。ネガティブな気持ちを共有することで、同じ不安や悩みを共感しあえる場合もあります。また、自分の気持ちを言葉にすると、心の中でモヤモヤしていた感情が整理され、スッキリすることも。信頼できる人に話すことで感情が発散でき、気持ちが楽になるでしょう。
家を出る前に鏡で自分の姿をチェックする
連休明けに仕事へ行きたくないときは、家を出る前に鏡で自分の姿をチェックしてみましょう。「仕事に行きたくない」という気持ちから、目線が下向きになったり呼吸が浅くなったりしている場合も考えられます。玄関を出る前に一度、深呼吸をしてみましょう。憂鬱な気持ちを吐き出すように深く呼吸をすると、気持ちを切り替えられる可能性があります。
また、目線を上げて胸を張ると姿勢が整えられ、その姿を見ることで自信がもてるとも考えられるでしょう。自信をもつことで、仕事の不安や億劫な気持ちを乗り越え、ポジティブな気持ちで業務に臨める場合もあります。 仕事へ行きたくない場合の対処法については、「仕事が憂鬱…乗り切る方法は?会社に行きたくないと感じるときの対処法」でも解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
連休明けのつらい気分を払拭するための対策
ここでは、連休明けの気分の重さを払拭する対策として、「前日までに仕事の準備をする」「休み明けの業務をリスト化する」などをご紹介します。これらの対策は人によって効果が異なりますので、一つの参考としてご覧ください。
前日のうちに仕事の準備をする
連休明けのつらい気持ちを払拭するには、前日のうちに仕事の準備をしておくのがおすすめ。仕事で使う資料や筆記用具をはじめ、服や鞄も事前に用意しておきましょう。前日に準備しておくことで、出勤前の身支度がスムーズに進み、仕事へ気持ちを切り替えやすくなる可能性があります。
休み明けの業務をリスト化しておく
休み明けの業務をリスト化しておくと、連休明けのつらい気持ちから解放される場合もあるでしょう。連休明けは、仕事のペースを取り戻すのに時間がかかることも。事前に連休明けの業務をリストアップしておくことで、スムーズに取り掛かれます。また、仕事のつらさを和らげるために、連休明けの業務を優先度が高いものに絞るのも一つの方法です。◯早めに就寝する 連休明けのつらい気分を払拭するために、仕事の前日は早めに就寝することを心掛けましょう。十分な睡眠時間を確保できれば、連休中の疲れをリフレッシュできます。また、連休明けの仕事に集中しやすいでしょう。
早寝早起きなどの生活リズムを保つことの大切さについて、「やりたくない仕事のモチベーションを保つ方法とは?原因となる心理もご紹介」のコラムでも解説しています。ぜひご一読ください。
連休中の疲れを取るには寝る前の行動がポイント
連休中の疲れを取るには寝る前の行動がポイント。寝る前にテレビや携帯を見たりゲームをしたりすると、目が覚めて眠るのが遅くなる可能性もあります。寝る2時間前には携帯を閉じ室内の明かりを暗くするなど、心身ともにリラックスできるよう工夫しましょう。疲れを解消する方法について詳しく知りたい方は、「精神的に疲れた時の特徴は?楽になる考え方や対処法を解説」でも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
仕事に行きたくない理由を書き出してみる
仕事に行きたくない理由を書き出してみることは、連休明けのつらい気分を払拭するための対策としておすすめといえます。自分が感じている不安や悩みを書き出すことで感情が整理され、抱えている問題が明確になるでしょう。 「連休明けに仕事へ行きたくなくなる原因」で触れたように、連休中の疲れが溜まっていたり生活リズムが乱れたりしたことが原因の場合は、心身の疲れを癒やし規則正しい生活を心掛けることが望ましいといえます。
一方で、「仕事のやりがいがない」「人間関係が良くない」などが原因の場合は、別の対策を講じる必要があるでしょう。このように、仕事に行きたくない理由を書き出すことで、解決策を見つけられる可能性もあります。
「怖い」「しんどい」などが理由の場合は仕事を辞めるのも方法の一つ
仕事に行きたくない理由が、「職場の人間関係が改善されず仕事に行くのが怖い」「残業が続いていてしんどい」といった場合、心身の健康を守るために転職を検討しましょう。無理をして仕事を続けると、さらにストレスが大きくなる恐れも。冷静に自分の状況を見直すことが大切です。「仕事に悩みやストレスを抱えているけど誰に相談したら良いか分からない...」という方は、ぜひ私たちハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーが仕事に関するお悩みを解決するお手伝いをしています。ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
長期休み明けに仕事に行きたくない!避けるべき行動
長期休み明けに仕事に行きたくないと感じる場合、避けるべき行動として「自分の気持ちに向き合わない」「無断欠勤をする」ことなどが挙げられます。ここで紹介するのはあくまで一例ですので、参考までにご覧ください。
自分の気持ちに向き合わない
自分の気持ちに向き合わないと同じような悩みを繰り返し、解決できない可能性もあります。休み明けに仕事に行きたくないと感じる場合、自分が何に不安やストレスを感じているのかを振り返り、問題を明確にしましょう。
仕事の悩みは自分だけで抱え込まず、上司や同僚、家族、友人などに相談し周囲に協力を仰ぐことも大切です。「仕事の悩みを抱えたら誰に相談すれば良い?解決方法も紹介!」のコラムでは、悩みの相談先をまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
無断欠勤をする
長期休み明けに仕事に行きたくないと感じても、無断欠勤は避けましょう。連絡をせず仕事を欠勤すると、上司や同僚に心配をかけてしまいます。また、無断で欠勤することで業務の進行に影響が出るだけではなく、信頼関係が損なわれる可能性も。心身ともにストレスを感じ出勤できない場合は、会社に連絡することが重要です。
無断欠勤をした場合のリスクについては、「無断欠勤とは?してしまった場合の対応や解雇などのリスクについて解説」で解説しています。詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
理由を考えず退職してしまう
連休明けに仕事へ行きたくないときも、理由を考えず突発的に退職するのは避けましょう。理由を考えないまま退職すると、次の職場でも同じことを繰り返す可能性があります。 たとえば、業務内容が合わずやりがいを感じられないことが原因と分かれば、次の職場を選ぶ際に自分のスキルや興味に合った仕事に注目することができるでしょう。 仕事に行きたくない原因を理解すると、次に進む際の判断材料となるので、入社後のミスマッチを防げる可能性があります。
ストレスを我慢する
長期休み明けに仕事に行きたくない場合、ストレスを我慢するのは避けるべき行動といえるでしょう。仕事のストレスを我慢して働き続けると、さらに心身に負担がかかる可能性も考えられます。自分のストレスや悩みに向き合い、どのように改善できるかを考えることが大切です。 「業務内容が合わない」「人間関係に問題がある」といった理由で仕事に行きたくない場合は、転職やワークスタイルを変えるなどの解決策を検討してみましょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブは、既卒や第二新卒、フリーターなどの若年層に特化した転職支援サービスを行っています。 経験豊富なキャリアアドバイザーが、相談者の悩みに寄り添った丁寧なヒアリングを実施。あなたの希望に合った求人を厳選して5~6社ご紹介しますので、「思っていた仕事とは違う...」と感じるリスクを軽減できます。内定後には初出勤当日の日程調整や、入社に必要な書類の準備もサポートしますので、安心して新しい職場に向かえるのがメリットです。 応募書類の作成や面接対策などのアドバイスも無料で行っているので、ぜひお気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。