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秘書になるには?仕事内容や向いている人の特徴紹介!資格一覧と年収も解説

資格

2025.08.14

この記事のまとめ

  • 秘書になるには、業務をこなすスピードや正確さを持っているかが重要
  • 秘書とは、会社の社長や役員が業務に専念できるようサポートする仕事
  • 平均年収は約300万円〜400万円程度だが、企業によって大きく異なる
  • コミュニケーション能力や柔軟性のある人は、秘書に向いている
  • 未経験から秘書になるには、学校や通信教育で資格やスキルを身につけるのも一つの手
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「秘書になるには何をしたら良い?」と悩む方もいるでしょう。未経験の場合は、秘書に関する資格の取得やPCスキルを身につけたり、未経験者歓迎の求人に応募することで、秘書になることができます。
このコラムでは、秘書を目指す方に向けて仕事内容や向いている人の特徴、具体的なステップなどを解説します。また、就活に役立つ資格も紹介するので、秘書になりたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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目次

  • 秘書になるための方法
  • 秘書とは
  • 秘書の平均収入
  • 秘書のスケジュール
  • 秘書に向いている人の特徴
  • 秘書になるために役立つ資格一覧
  • 秘書の就職事情
  • 秘書を目指すうえで知っておきたいこと
  • まとめ

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秘書になるための方法

秘書を目指すための方法はいくつかありますが、主な方法は以下の3つです。

  • ・秘書を募集している求人に応募する
  • ・秘書課のある企業に就職して経験を積んでから異動する
  • ・秘書を探している人に紹介してもらう

秘書は即戦力が求められる職種のため、企業で営業職や事務職など、社内の業務を経験したのちに秘書になるのが一般的な方法です。そのため、秘書としての経験がない人は、「秘書を募集している求人に応募する」ことが一番の近道です。

また、厚生労働省の職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「秘書」によると、秘書になるには大学や秘書関係の専門学校を卒業する人が多いことが分かります。秘書の仕事が未経験の場合、大学や短大、専門学校で秘書のスキルを学び、資格を取得するのも一つの方法です。

企業で秘書課への異動を希望する場合は、配属部署で経験を積み、働きながら秘書業務に必要なパソコンスキルやビジネスマナーを学んでおくと、業務で役立つでしょう。

参照元
厚生労働省
職業情報提供サイト(日本版O-NET)job tag

大学や専門学校に通うのも一つの選択肢

秘書について専門的に学べる教育機関に通うのも方法の一つです。日本には秘書学科を設置している大学や、ビジネス秘書コースがある専門学校が複数あります。これらの機関では、実践的なビジネスマナーやスケジュール管理術などを効率的に学べるのが強みです。
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秘書とは

秘書とは、会社の社長や役員が業務に専念できるようサポートする仕事です。特定の個人について業務を行うことがほとんどで、業務内容は多岐にわたります。

仕事内容企業幹部の業務を円滑に進めるため、スケジュール管理や情報整理、来客対応などを行う補佐役を担う
平均年収554.8万
向いている人・守秘義務を遵守する高い意識がある人
・予定変更や緊急時に臨機応変に対応できる
・電話応対やビジネスマナーが身についている
ポイント・突発的な業務が発生しやすい
・幹部のスケジュールにあわせて就業時間が不規則になる場合もある
・国際秘書検定試験(CBS)に合格しCBS認定証(CBS Certificate)を取得すると、国際的な活躍にも有利になる

参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 秘書」

秘書は一般企業のほかにも、法律事務所や病院など、さまざまな活躍の場があります。

※ここで紹介した情報は2025年5月時点のものです。最新の情報と異なる可能性があります。

参照元
厚生労働省
職業情報提供サイト(日本版O-NET)job tag

秘書の主な仕事内容一覧

秘書の仕事は、一般企業の社長や役員、国会議員などの政治家、医師などについて庶務全般を担い、処理することです。仕事内容は多岐にわたり業界によって異なりますが、どの秘書にも共通するのは「上司が本来の仕事に専念できるようにサポートすること」でしょう。

以下に代表的な業務内容をまとめているので、参考にしてみてください。

スケジュール管理

秘書は、上司が効率よく仕事が行えるようスケジュールを組む仕事です。主に会議や会合、接待などのスケジュールについて社内外の人と連絡を取り合い、調整します。多忙な上司のスケジュールをすぐに見て分かるよう、まとめる必要があるでしょう。ただまとめるだけでなく、一つひとつの仕事内容を把握し、効率よく時間を使えるよう配慮することが重要です。

予定を重ねたり日時を間違えたりという失敗は、上司や取引先企業からの信頼度に影響する恐れもあります。秘書には、仕事のスピードや正確さが必要です。

電話やメール、来客対応

秘書は上司宛の電話やメール、来客の対応も行います。上司が担当する取引先ではない人からの連絡もあるため、上司につなぐべき案件なのかを判断し、必要な場合は取り次ぎをします。

来客に対しては、エントランスや応接室に案内し、可能な範囲で上司の代わりに対応を行う場合も。電話やメール、来客対応で基本となるのはビジネスマナーです。秘書の対応によっては会社のイメージダウンにつながる可能性もあるため、注意すべき業務の一つといえます。

身の回りの環境整備

机の配置や空調の調整、備品のチェックや不足しているものを補うなど、上司がスムーズに業務を遂行できるようにサポートします。一見すると雑務のようにみえるものも、上司が仕事に専念できる環境を作るうえで重要な役割です。

また、外出時の飛行機やタクシーなど交通手段、宿泊施設の予約、贈り物選び、会食先の予約といった手配業務も秘書の仕事です。特に、会食先の店選びや贈り物を選ぶ際は、上司や取引先の好みを把握しておくことも求められるため、普段からよく観察しておく必要があります。

資料作成・情報収集

上司が会議に使用する資料の作成や、業務を進める際に必要な情報の収集を日常的に行います。また、上司が瞬時に適切な情報を確認できるよう、分かりやすくファイリングやデータ化することも業務の一環です。そのため、秘書として働くにはExcelやWordなどの基本的なPCスキルが必要です。

秘書の業務をスムーズに進めるためには?

上司との信頼関係を構築することが、スムーズに業務を遂行する近道です。秘書の仕事内容や業務範囲は、担当する上司によって異なります。まずは上司の仕事の進め方や好みを把握し、上司が求める業務ができるよう努力しましょう。上司の仕事に合わせたサポートができると徐々に信頼関係が構築され、業務をスムーズに進められるようになるはずです。

秘書の魅力・メリットは?

秘書の仕事には、多くの魅力があります。まず経営層との距離が近く、ビジネスの中枢に関われる点が大きなメリットです。重要な情報に触れる機会も多く、幅広い知識や視野を身につけられるでしょう。

また、秘書としての経験はどの業界でも高く評価されます。身につけたビジネスマナーや調整力は、キャリアチェンジする際にも強みになるのが特徴です。人脈が広がりやすい環境にあることも、将来の選択肢を増やせる理由の一つといえるでしょう。

秘書の大変なところは?

秘書は上司から直接依頼を受けて仕事をすることが多く、突発的な業務が発生しやすいのが特徴です。事務処理のほか、来客対応や情報収集など多岐にわたる業務を任されるため、負担は大きくなりがちです。重要な業務から進めていく臨機応変さや、急な業務にも冷静に対処する柔軟さも求められるため、自分のペースで仕事ができず大変だと感じることもあるでしょう。

また、秘書は人と接する機会も多いため、会社の機密事項に触れることもあります。外部に情報を漏らさないよう、常に意識しなければならないことがストレスに感じる可能性も。さまざまな人や情報に触れる業務であることから、大変さを感じる場面も多くなるでしょう。
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秘書の平均収入

秘書の収入は、勤務先の企業規模や業種、また本人のスキルや経験によって大きく異なります。
ここでは、一般的な収入の目安をご紹介します。

なお、以下で紹介する年収・月収・賞与は、厚生労働省の「job tag 職業情報提供サイト 秘書」などから算出した参考値です。数値は参考程度に捉え、求人情報や企業の公式サイトなどからも情報を収集しましょう。

平均年収

秘書の平均年収は約300万円〜400万円程度です。大企業や外資系企業の役員秘書になると600万円以上になることもあります。

 男性(正規雇用)男性(非正規雇用)女性(正規雇用)女性(非正規雇用)
20代311万円228万円301万円228万円
30代362万円252万円342万円252万円
40代409万円264万円379万円264万円
50代444万円288万円404万円288万円

平均月収

秘書の正社員の平均月収は、おおよそ25〜35万円程度です。これは基本給に各種手当を含めた額になります。役職につくと月収も上がり、秘書課長などのポジションでは40万円以上になることもあるでしょう。

なお、ここで紹介する非正規雇用の月収は、東京都の一般事務の時給相場(1,200〜1,400円)から算出した参考値です。

 男性(正規雇用)男性(非正規雇用)女性(正規雇用)女性(非正規雇用)
20代26万円19万円25万円19万円
30代30万円21万円29万円21万円
40代34万円22万円32万円22万円
50代37万円24万円34万円24万円

平均賞与

賞与は、企業業績によって大きく変動します。一般的には年2回(夏・冬)の支給で、合計で月給の3〜5ヶ月分程度が平均的な水準です。

なお、ここで紹介する賞与は、先述した月収3ヶ月分の数値です。

 男性女性
20代78万円75万円
30代90万円87万円
40代102万円96万円
50代111万円102万円

参照元
厚生労働省
職業情報提供サイト(日本版O-NET)job tag

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秘書のスケジュール

秘書の働き方は、上司のスケジュールに左右されることが多いのが特徴です。急な予定変更で、休日や1日の流れが変更になることもあるでしょう。

ここでは、秘書の年間休日や1日のスケジュールの例を紹介します。秘書の働き方が気になる方は、参考にしてみてください。

年間休日数

秘書の年間休日数は、基本的には一般企業と同じく120日前後です。ただし、サポートする上司の仕事量によっては、土日出勤が必要になることもあるでしょう。

特に社長秘書などは、上司の海外出張に同行したり、急な予定変更に対応したりする必要があるため、完全週休二日制を取れないケースも見られます。企業によって対応が異なるため、求人情報や面接などで確認しておくと安心です。

1日の流れ

ここでは、秘書の1日の流れの例を紹介します。

時間主な業務内容
8:30~9:00出社・朝の準備(上司の部屋の整頓、資料確認など)
9:00~9:30メールチェック・当日のスケジュール最終確認
9:30~10:00上司出社・当日の打ち合わせ
10:00~12:00来客対応・電話対応
12:00~13:00昼食(上司の予定に合わせて時間変動あり)
13:00~15:00会議資料準備・議事録作成
15:00~17:00アポイント調整・出張手配
17:00~18:30翌日の予定確認・上司への報告・退社(上司の退社時間に合わせて変動あり)

実際には上司の予定に合わせて柔軟に対応することが求められるため、日によって業務内容や退社時間は大きく変わることがあります。

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秘書に向いている人の特徴

業務の幅が広い秘書として働くのに向いている人の、性格や能力などを以下にまとめました。「秘書になりたいけど、自分が秘書に向いているのか分からない」という方は参考にしてみてください。

秘書に向いている人の特徴

  • 思いやりとコミュニケーション能力のある人
  • ビジネスマナーのある人
  • PCスキルがある
  • 柔軟性と真面目さを持っている人

思いやりとコミュニケーション能力がある

秘書として働くには、思いやりとコミュニケーション能力が求められます。多忙な上司への配慮として休息時間を入れたり、上司の好みを把握して会合の店や宿泊施設の手配をしたりと、思いやりを持ってスケジュール調整をすることが大切です。

また、秘書は上司だけでなく、電話や来客対応などで多くの人と接する機会があります。そのため、正確に話の内容を理解する能力や、適切な受け答えができるかどうかも重要です。取引相手となる社長や役員も多忙であることがほとんどのため、思いやりを持ってスケジュール調整をし、無駄のない対応を心掛けましょう。自分優先ではなく相手のことを考えて行動し、サポートすることにやりがいを感じられる人は、秘書に向いているといえるでしょう。

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ビジネスマナーが身についている

秘書は多くの人と接する機会があることから、ビジネスマナーを身につけておく必要があります。秘書の対応が企業のイメージを左右するといっても過言ではありません。そのため、身だしなみや接遇マナーをはじめ、ビジネスマナーをしっかり持っていることも重要視されます。

上司の代わりに対応を任されることも多いため、上司と同等の教養や常識が求められるでしょう。外資系企業や海外との取引が多い企業であれば、語学のスキルも必須となります。

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PCスキルがある

秘書の業務内容には情報収集や手配業務も含まれるため、PCスキルは必要不可欠です。上司が求める情報を探し出し、ファイリングやデータ化するのも秘書の役目です。業界に関する最新の情報や、競合他社の情報など、目を通すべきニュースは多くあります。

自ら調べる時間の取れないほど多忙な上司のために、重要な情報をまとめるのが秘書の仕事です。ただ調べるだけでなく、伝えるべき情報かどうかを判断する能力も求められます。

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柔軟性があり、臨機応変な対応ができる

秘書の業務をこなすためには、柔軟性と臨機応変に対応できる能力が必要になります。上司の業務によっては、イレギュラーな事態によりスケジュール変更しなければならないことも多く、どのような状況においても冷静に対応できる柔軟性が求められます。

仕事上、上司のスケジュール管理や書類の整理、機密事項を取り扱うことも多く、慎重さや几帳面さも必要とされるでしょう。

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秘書になるために役立つ資格一覧

秘書になるために必須の資格はありませんが、資格を持っていることで採用率がアップするのも事実です。
この項では、秘書として就職する際に役立つ資格をいくつかまとめました。

秘書になるために役立つ資格

  • 秘書検定
  • ビジネス実務マナー検定
  • 日商PC検定
  • ビジネス文書検定
  • サービス接遇検定
  • CBS(国際秘書)検定

秘書検定

秘書検定とは、社会人として必要なマナーや、ビジネスの場で必要な共通の知識について試される資格です。秘書検定は3級、2級、準1級、1級の4段階。高難易度とされる準1級と1級には面接試験もあり、人柄や対応力から秘書としての能力を判断されます。秘書になるには最も有力な資格なので、秘書を目指す方はまず秘書検定の勉強を始めてみてください。

ビジネス実務マナー検定

ビジネス実務マナー検定は、ビジネスに必要な素質やマナー、実務の知識について測る検定です。秘書検定は取引先や上司との人間関係を対象としています。それに対し、ビジネス実務マナー検定はビジネスで関わるすべての人との人間関係を対象とする検定です。

1級から3級の3段階に分かれており、1級では筆記に加えて「エグザクトスピーキング」といわれる面接試験も設けられています。指定された課題に基づく話をするという内容になっており、秘書としての能力がより試される試験です。2級は2時間の筆記試験のみのため、社会人としてのマナーを身につけたい場合は、2級の合格を目指してみましょう。

ビジネス実務マナー検定は秘書としても役立つ資格ですが、日常業務全般に役立つ資格ともいえます。そのため、フリーターやニートから正社員を目指したい人や、事務職が初めての人にもおすすめの資格です。

日商PC検定

秘書にはPCスキルも求められるため、日商PC検定は有効です。日商PC検定では、企業や部門責任者の補佐ができるレベルのPCスキルが学べます。

検定内容は、「文書作成」「データ活用」「プレゼン資料作成」の3つに分かれており、レベルは1級、2級、3級、ベーシックの4段階です。能力を高めたい分野や求められるレベルによって、受けたい検定と級が変わります。

2級は部門責任者の補佐を想定しており、役員や部門全体をサポートしたいと考えている人におすすめです。1級は企業責任者の補佐を想定したレベルのため、社長秘書を目指している人は1級の合格を目指しましょう。

ビジネス文書検定

ビジネス文書検定は、メール文や送付状などのビジネスにおいて使われる文書能力を測る検定です。ビジネス文書を使いこなす能力は、秘書として必須事項になります。メール対応や資料作成の際にスムーズに書けるようになるため、取得しておくのがおすすめです。

サービス接遇検定

サービス待遇検定は、サービスするうえでの接客技術や言葉遣いを学ぶ検定です。「おもてなし」の心構えを学べるため、最近では企業で注目度が高くなっています。取引先との応対や接客対応の際にも活用できるため、相手に好印象を与えられるよう取得しておくのがおすすめです。

CBS(国際秘書)検定

CBS(国際秘書)検定は、グローバルに活躍できる秘書であるかどうかを確認するための検定です。日本語と英語を用いたコミュニケーションが可能で、秘書としての業務能力や人間性に優れた人材の育成を目的としています。

試験はプライマリーとファイナルの2つに分かれており、プライマリー階級に合格後、ファイナルの受験資格を得られます。ビジネスでの実務能力や電話対応、来客対応などで使えるビジネス英語能力が必要です。CBS(国際秘書)検定は、外資系企業や海外企業との関係が良好な企業へアピールできる資格の一つといえます。

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秘書の就職事情

秘書は常に一定の求人数があるものの、社長や上司のサポート役を担う重要な業務であることから、一般事務に比べて高い専門性が求められます。

この項では、秘書になりたい方へ向けて、主な就職先や未経験や高卒の場合でも採用される可能性はあるかなど、就職事情について解説するので参考にしてみてください。

秘書の主な就職先

秘書の就職先はさまざまですが、主に以下の職場があります。

  • ・一般企業
  • ・病院
  • ・法律事務所
  • ・会計事務所
  • ・議員事務所

秘書は、社長や上司など役職の高い人物のもとで働く職種です。病院の院長や法律事務所の弁護士など、人の命や重要な法律に関わる仕事をしている人ほど、自分の業務に専念する必要があります。そのため、病院や法律事務所などで秘書は必要とされることが多いでしょう。

秘書の採用傾向

秘書には即戦力が求められることから、秘書経験者を優遇する求人が多い傾向があります。比較的地位の高い人物のサポートをするため、秘書ならではの幅広い知識やスキルを持つ人物が求められるでしょう。

また、厚生労働省の職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「秘書」で秘書の雇用形態を見てみると、正社員が70.7%と半数以上を占めています。次いで派遣社員が22.4%、パートが19.0%、契約社員が13.8%となっており、働き方はさまざまです。

学歴は秘書になるうえで重視されていませんが、大卒が69.0%と最も多くなっています。次いで、短大卒が19.0%、高卒が13.8%となっていることから、高卒者もスキル次第で秘書になることが可能なようです。

参照元
厚生労働省
職業情報提供サイト(日本版O-NET)job tag

未経験者を採用する企業もある

未経験者を秘書として採用する企業もあります。先述のとおり、幅広い業務を行う秘書には即戦力が求められるため、経験者を採用する場合が多いのが特徴です。しかし、未経験者であっても秘書としてのスキルがあり、即戦力になり得ると判断されれば採用の可能性はあります。

秘書としての就職・転職を考えている方は、まずは秘書検定やビジネス実務マナー検定などの資格取得を第一に目指してみましょう。

派遣社員や臨時で採用されることもある

秘書の仕事は、社長や上司の仕事状況によって業務量に波があるため、決算時期や年末年始などの繁忙期のみ秘書を雇う場合もあります。また、設立して間もない企業では常時秘書を雇用しないことで、人件費や採用教育のコスト削減を目的に、派遣会社を雇うこともあるようです。

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秘書を目指すうえで知っておきたいこと

ここでは、秘書を目指すうえで知っておくべきことについて解説します。秘書の仕事で大変なことや年収など、気になることもあるでしょう。秘書についてより具体的に知り、就職活動の参考にしてみてください。

秘書のキャリアプラン

秘書として働き始めた後のキャリアパスは多様です。経験を積むことで、より高い役職の秘書へとステップアップするルートもあります。たとえば、一般秘書から部長秘書、役員秘書、そして社長秘書へとキャリアアップするケースが挙げられます。

また、秘書業務で培ったスキルを活かして、広報や総務、人事などの管理部門へ異動するケースも多いでしょう。特に社内の人脈が広がっている秘書は、社内調整が必要な部署で重宝されます。語学力があれば、グローバル企業での活躍の場も広がるでしょう。

秘書の将来性

秘書は人々への気配りやコミュニケーション能力が求められることから、将来性のある職種といえます。現在さまざまな分野でAI化が進み、「秘書は必要なくなるのではないか」と疑問に思う方もいるでしょう。しかし、このようなヒューマンスキルはAIで代替できません。

また、秘書として経験を積むなかでこなせる業務が増え評価されると、より役職の高い上司の担当になれることがあります。徐々にスキルを身につけていくことで、キャリアアップも可能です。秘書に必要なスキルはどの分野でも応用が効くため、秘書を離れほかの部署で働くことになっても経験を活かして働けるでしょう。

このように、秘書はこの先キャリアアップやキャリアチェンジなどを経て、幅広い分野での活躍が期待できるといえます。

秘書になるには学歴や職歴は必要?

jobtagで「秘書」を見てみると、入職にあたって学歴や資格は必要とされないと記載されています。また、入職前後の訓練期間や入職前の実務経験も「特に必要ない」が最も多いようです。

しかし、秘書には即戦力が求められます。応募時に企業内で経験を積んだ人や秘書経験のある人、大学や専門学校で秘書業務に関する知識を身につけている人がいた場合、新卒採用や未経験者は採用されにくい可能性も。未経験の場合は、資格やPCスキルの有無が採用を左右するため、あらかじめ武器となる能力を身につけておくのがおすすめです。

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厚生労働省
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まとめ

秘書は単なる事務職ではなく、経営者や役員のサポートを通じて組織の円滑な運営に貢献する重要なポジションです。業務内容は多岐にわたりますが、高いコミュニケーション能力やビジネスマナー、臨機応変な対応力などがあれば活躍できる職種といえます。

秘書になるためには、専門学校や大学で学ぶ方法や、秘書検定などの資格取得を目指す方法があります。未経験からでも、派遣社員などからスタートして経験を積むことが可能です。

秘書としての就職・転職をする際は、職場選びも重要なポイントになります。給料や職場環境が自分に合うか、担当する上司との関係性を築いていけるかなど、不安なこともあるでしょう。就職・転職活動に不安を感じる方は、ハタラクティブにご相談ください。

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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
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  • 国家資格中小企業診断士
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