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女性に人気の仕事を種類別に紹介!空港・ものづくり系など
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この記事のまとめ
- 女性におすすめの仕事は、専門性やスキルが身につけられるもの
- プライベートと両立でき、福利厚生が充実している仕事も女性に人気
- 女性に人気の仕事の種類は「オフィス系」「サービス系」「クリエイティブ系」など
- 行政書士、栄養士など専門職系の種類の仕事も女性に人気がある
- 働きやすい種類の仕事や手に職をつけられる職種を選ぶと安定して働ける
自分に合った仕事の種類を選択したい女性は多いのではないでしょうか。仕事を探す女性には、専門性を身につけられる職種や、長く働き続けられる職種がおすすめ。まずは自分に合った仕事の種類はどのようなものか調べ、最善の働き方を見つけていきましょう。
このコラムでは、女性におすすめの仕事や、自分に向いている仕事を見つけるためのポイントを解説します。キャリアプランを考える際のご参考にしてください。
女性におすすめの仕事の種類とは?
女性におすすめの仕事は、「専門性を身につけられる」「実績・スキルを活かせる」「プライベートと両立できる」などです。女性が仕事を探す場合、手に職をつけられるものや、長く働き続けられるものがおすすめ。下記で詳しく見ていきましょう。
専門性を身につけられる種類の仕事
女性のおすすめしたいのは、専門性を身につけられる種類の仕事です。今後安定して働き続けるためには、専門性を高めて手に職をつけると良いでしょう。現職ではキャリアアップできる環境にないと感じた場合、思い切って専門性の高い職種や、専門性を身につけられる会社への転職を考えてみるのも一つの手段です。
実績・スキルを活かせる種類の仕事
キャリアアップを目指している女性であれば、自分の実績やスキルをさらに活かせる種類の仕事に転職することで活躍の幅が広がるでしょう。違う業界や職種で働きたい場合でも、現在の実績・スキルを活かせるチャンスがあります。
たとえば、ITエンジニア向けの人材派遣会社で営業をしていた場合、エンジニアを抱えるIT企業向けのコンサルタントとして活躍できる可能性もあるでしょう。また、自身が取得している資格を活かせる仕事に就くことで、さらなる昇給やキャリアアップが望めることもあります。
プライベートと両立できる種類の仕事
家事や育児を行う機会の多い女性にとって、プライベートの時間と仕事が両立でき、余裕を持って生活できる仕事に就くことは重要といえるでしょう。仕事のやりがいだけでなく私生活も充実させたいという方は、ワークライフバランスを意識した仕事探しをおすすめします。
趣味や好きなことに関連した仕事
モチベーション高く働きたい女性には、趣味や好きなことに関する種類の仕事がおすすめです。現在やりがいを持って仕事に取り組めていない場合、自分のとって興味のない業務内容である可能性があります。充実感を持って仕事をしたい方は、好きなことに携われる職種への転職を考えてみるのも一つの手でしょう。
待遇・福利厚生が充実している仕事
女性が仕事を選択する場合、働きやすいのは待遇・福利厚生が充実している会社です。特に産休後に職場復帰しやすい会社や、家事・育児と仕事の両立が叶う職場がベターでしょう。長く安定して働き続けるためにも、福利厚生の充実した仕事をおすすめします。
女性に人気がある仕事の種類:オフィス系
女性に人気があるオフィス系の仕事には、「マーケティング職」「コンサルタント職」「事務職」などの種類があります。
マーケティング職
特にキャリア志向のある女性に人気の仕事として、マーケティング職が挙げられます。マーケティング職は、顧客ニーズを調査し、どのような商品・サービスを売り出せば良いか企画していく仕事です。製品開発に関わったり、企画プレゼンを行ったりすることもあります。売上として仕事の結果が目に見えやすいので、それだけやりがいを持って働けるでしょう。
コンサルタント職
女性に人気のある仕事の種類に、コンサルタント職があります。コンサルタントは、会社の経営課題を洗い出し、解決を図るため助言をする仕事です。マーケティングと同様に、キャリアアップを目指す女性に人気のある職種といえるでしょう。
ただし未経験可の求人は少なく、営業などの経験がある人が優遇される傾向にあるようです。現在の経歴や実績がコンサルタントに活かせそうな場合、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
事務職
事務職も、女性に人気のオフィスワークの一つです。事務職の仕事内容は、書類作成や顧客データの管理、電話対応など多岐にわたります。企業や業種によって業務内容に違いがでるのが特徴で、経理や人事と兼任することもあるようです。基本的に残業が少なく出張もないので、家庭と両立しやすいメリットがあります。
経理職
女性に人気のオフィス系の仕事には、経理職も挙げられます。経理には、会社のお金の流れを記録する役割があり、売上管理や給与の管理、税金の計算、決算業務が主な仕事。年間の仕事のサイクルは決まっており、地道な業務を積み重ねる職種ですが、会社の運営のためには欠かすことのできない存在です。
経理職は経理の知識を増やすことで確実にキャリアアップできるので、長く働きたい女性や将来的に税理士や会計士にキャリアチェンジしたい女性におすすめ。数字に強い人や、コツコツとした作業が得意な人、間違いによく気づく人に向いている仕事です。
広報
広報は、自社の商品やサービスを宣伝する仕事。情報を出すメディアの種類を選んで取材対応したり、SNSを使った情報発信をしたりします。また、「社内広報」といって社内に情報発信する種類の仕事もあり、冊子やWeb媒体、メールを使って、自社の取り組みや経営方針、事業に関するニュースを伝えます。
広報は会社の顔となる仕事で、非常に人気が高いのが特徴。男女ともに活躍できる職種ですが、女性をターゲットとする商品・サービスの広報では、女性ならではの感性を活かせるでしょう。
公務員
公務員は国や社会のために働く仕事。その種類は「国家公務員」と「地方公務員」の2つに大別され、前者は各省庁など国の機関で働き、後者は都道府県・市区町村の各自治体で働いています。
公務員には、市町村役場の職員のほかにも、教員や消防、警察など多様な職種があり、どの仕事も景気に左右されることなく、給与と雇用が安定しているのが魅力。産休・育休やそれに伴う職場復帰のサポートが手厚く、女性がワークバランスをとりやすい仕事です。
秘書
企業の経営幹部や医師、弁護士、政治家などを補佐する職種。上司が業務に集中できるようスケジュール管理や資料作成、来客対応などさまざまなサポートを行います。秘書に向いているのは、上司の行動を予測して気配りできるコミュニケーション能力や、トラブル発生時に冷静に対応できる判断力がある人。必須の資格はありませんが、「秘書技能検定」や「CBS(国際秘書)検定」があると役立ちます。
女性に人気がある仕事の種類:サービス系
次に、サービス系で女性に人気のある仕事の種類をご紹介します。
客室乗務員(CA)
客室乗務員は女性の憧れの職業というイメージが強く、常に人気のある仕事です。お客さまに機内サービスを提供する以外に、パイロットと連携して飛行状況を機内放送で伝えたり、緊急時に保安対応をしたりするのも大切な役割。
高品質なサービスを提供するため、気配りやホスピタリティが必要なことはもちろん、国内線の客室乗務員でもある程度の英語力が求められます。
看護師
看護師は医療系の仕事の中でも女性に人気が高く、病院やクリニックのほか、介護施設などで活躍しています。夜勤があって大変なイメージがありますが、資格があるため転職や再就職がしやすく、結婚・出産を経て長く働きやすいのが魅力です。仕事内容は医師の補助や患者のサポートなので、細やかな気遣いができる方に向いているでしょう。
看護師になるには、国が指定する学校を卒業し、看護師国家試験に合格する必要があります。また、看護系には医師や看護師の指示に従って患者をケアする「准看護師」という種類の仕事も存在します。
介護士
介護士は一人で日常生活を送るのが難しい高齢者を手助けし、その人らしい生活を送れるようにバックアップする仕事です。具体的な業務内容は、食事介助や排泄介助、入浴介助など。
高齢化が進む日本で非常に需要が高まっている職種で、未経験者を歓迎する求人が多く見つかります。介護は資格取得によってキャリアアップしていく職種ですが、未経験者を歓迎する施設には入職後の資格取得支援制度があることも多く、無資格からスタートすることが可能です。
高齢者と接する仕事なので、効率的にどんどん作業をこなしたい人よりは、相手のペースに合わせて動ける人に適性があるでしょう。
保育士
子どものお世話をする保育士は、子どもが好きな女性に人気のある仕事です。保育士は子どもの生活全般のお世話を行いますが、お世話を通して心身の発達を手助けし、食事や着替えといった生活習慣を身につけさせるのが重要な役割。保育園には、集団生活を通して子どもに社会性を身につけさせる役割も期待されます。仕事の種類としては、子どものお世話のほかに、教材の考案やイベントの準備、保護者への配布物の作成などが挙げられるでしょう。
保育士になるには、「保育士資格」が必要で、国が指定する学校を卒業することで取得が可能です。社会人から保育士資格を目指す場合は、受験資格を満たしたうえで「保育士国家試験」に合格する必要があります。
また、保育資格を持たなくても、「保育補助」という立場で保育園に勤務することは可能です。
エステティシャン
お客さまの「きれいになりたい」という願いを叶えるお手伝いをする仕事です。エステティシャンが提供するサービスの種類は、ボディケアやフェイシャルエステ、リフレクソロジーなど。カウンセリングでお客さまの悩みを伺った後、手技や機器を使って施術を行います。
施術以外の仕事は、ホームケア用品の販売やサロン内の清掃、商品の在庫確認など。新しいエステプランの提案も行うため、前職で営業経験があると採用に有利になることもあるようです。
エステティシャンは専門学校に通って目指す道もありますが、必須の資格はありません。未
経験可の求人に応募すれば、すぐに仕事をスタートできるでしょう。
アロマセラピスト
アロマテラピー(芳香療法)を使って施術を行う仕事で、具体的には精油(植物から抽出したオイル)を使ってマッサージをしたり、お客さまの体の状況や好みに合わせてオイルを選んだりします。
近年、香りの持つリラックス効果が広く知られるようになり、アロマセラピストの活躍の場も拡大傾向に。代表的な職場はアロマサロンですが、温浴施設やホテル、整体などの治療院、心療内科などの医療機関で活躍するアロマセラピストもいるようです。
また、アロマ関係の商品を扱う企業で働いたり、カルチャースクールなどでアロマセラピストとして活躍することもあります。
アロマセラピストに必須の資格はありませんが、スクールに通ったり、無資格からアロマサロンで経験を積んだりして民間資格を習得するのが一般的です。資格があれば、自信を持ってアロマセラピストを名乗れ、お客さまからの信頼も得られるでしょう。
ヨガインストラクター
日本ではインドのヨガをアレンジした健康のためのヨガがブームとなっており、ヨガインストラクターは若者から高齢者まで、ヨガに興味を持つ人のレッスンを行っています。
ヨガインストラクターの働き方は、複数のスポーツジムと契約してレッスンを行う、自分でスタジオを開いてレッスンを行う、講師としてカルチャースクールに勤めるなどさまざま。
ヨガインストラクターになるには、養成講座に通って資格習得を目指す流れもありますが、未経験でスポーツジムに就職し、職場の研修を受けてインストラクターとしてデビューする人もいるようです。
美容師
美容師は美意識の高い女性に人気の仕事で、手に職がつくメリットがあります。美容師には国家資格が必須なので、専門学校を卒業して美容師国家試験に合格するのが就職の条件。学校によっては夜間課程や通信課程があるので、社会人が働きながら目指すことも可能です。
美容師には、技術はもちろん、お客さまのニーズをつかんで自分から提案したり、お客さまに気持ちよく過ごしてもらったりするためコミュニケーション能力も求められる要素。また、髪を扱う技術に加えてメイクやネイルといった種類のスキルがあると、仕事の幅が広がります。
アパレル販売スタッフ
ファッションが好きな女性に人気なのが、アパレルショップで接客・販売を行うアパレルスタッフの仕事です。アパレルスタッフはファッションや商品に関する知識を駆使して、お客さまに合ったアイテムやコーディネートを提案します。
店舗での仕事は接客だけではなく、在庫管理やマネキンの着せ替えといったディスプレイの変更も業務のうち。店長やマネージャーになると、売上や予算の管理、販売促進の立案といった仕事も任されます。
アパレル販売スタッフは未経験歓迎の求人も多く、チャレンジしやすい仕事です。ファッションが好きな方や流行に敏感な方、社交的な方に向いているでしょう。
キャリアカウンセラー
キャリアカウンセラーは就職・転職に悩む方に対してカウンセリングを行い、その方に合ったキャリアをアドバイスする仕事です。具体的には、その人の経歴や資格をヒアリングして、適性がある職種を提案したり、目指す職種に就くまでのプロセスをアドバイスしたりします。
活躍の場は人材紹介会社や企業の人事部署(企業内カウンセラー)、就労支援センターなどが多いですが、大学や専門学校といった教育機関でのニーズも。
キャリアカウンセラーに必須の資格はなく、未経験で人材紹介会社に就職することも可能です。就職に有利になる資格としては、「キャリアコンサルタント資格」があるでしょう。
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女性に人気がある仕事の種類:コーディネーター系
ここでは、女性に人気のあるコーディネーター系の仕事の種類をご紹介します。
インテリアコーディネーター
お客さまの要望を聞き取り、適切な家具や照明、壁紙、ファブリックを提案する仕事です。手がける対象は一般住宅やモデルルーム、オフィス、店舗、医療施設、商業施設などさまざまで、使いやすい空間にするための住宅設備機器も選定します。
インテリアコーディネーターはセンスだけではなく、打ち合わせの際に使用する図面を作成するスキルや、電気や水道の配線・配管などの知識も必要。
建築士と違って必要な国家資格はなく、目指すには住宅メーカーや家具メーカー、インテリアショップに就職して経験を積んだり、専門学校で学んだりするパターンが多いようです。
ブライダルコーディネーター
結婚を控えたカップに対して、予算や希望に合った結婚式・披露宴を提案する仕事で、女性が多く活躍しています。アドバイスする内容は、衣装選びや式の演出、案内状の手配、引き出物の選定など。式と披露宴の全般にわたってサポートを行います。
ブライダルコーディネーターには必須の資格はなく、未経験からでも目指すことが可能です。就職先は結婚式場やホテルが代表的ですが、最近は結婚式のプランニングを専門に手がける企業も登場しています。ホテル業界などでの接客の経験があると、就職に有利になるでしょう。
ブライダルコーディネーターは数ヶ月に渡って新郎新婦と打ち合わせを重ねるため、お客さまを安心させる気配りやコミュニケーション能力が求められる仕事。人生の晴れ舞台に関わる責任がありますが、その分お客さまから感謝されたときの喜びも大きい仕事です。
フラワーコーディネーター
ホテルやレストラン、イベント会場などに花を飾り、空間を華やかに演出する仕事。お客さまの希望をヒアリングし、予算や空間に合わせて適切な花の種類を選んでいきます。また、気温や室温の調整、茎や葉のカットなど、花の管理もフラワーコーディネーターの役割。色彩的なセンスに加えて、花や植物の知識が求められる仕事です。また、フラワーコーディネーターは華やかなイメージのある仕事ですが、大量の花を運んだり、早朝から仕入れに出向いたりと、体力勝負の一面もあります。
フラワーコーディネーターに必須の資格はありませんが、「フラワー装飾技能士」や「色彩検定」といった資格が役立ちます。フラワーコーディネーターを目指すには、専門学校や通信講座で学ぶほか、花屋や園芸ショップで働いて経験を積む道もあるでしょう。
フードコーディネーター
食のスペシャリストとして、食品メーカーの商品企画や飲食店・レシピ本のためのレシピ作成、料理番組の演出、料理教室の運営など、食に関わるあらゆる種類の仕事に携わります。食材のほかにも、食器選びやテーブルコーディネートも仕事のうちで、食の全般に関わる仕事と考えて良いでしょう。
フードコーディネーターになるのに決まった道筋はありせんが、調理系の専門学校を卒業したり、飲食店のプロデュースを行うコンサルティング会社に就職したりするのがよくあるルート。料理が好きな女性におすすめな仕事です。
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女性に人気がある仕事の種類:専門職系
ここからは、女性に人気がある専門職系の仕事の種類を紹介していきます。
行政書士
官公庁への提出書類の作成を代行する仕事。許認可などの書類は高度な知識が必要で手続きが煩雑ですが、行政司書はそれらを代行することで国民と行政をつないでいます。
具体的な仕事の例は、遺言書の作成支援や土地・建物の賃貸借の契約書作成、建設業許可・古物商許可など各種許認可に関する書類作成と手続き代行など。ほかにも、自動車登録や車庫証明といった自動車に関する手続きや、在留資格認定証明書の交付申請など外国人向けの手続き代行も行っています。
行政書士は国家資格が必要な仕事で、就業するには行政書士試験に合格するのが条件。試験に受験資格はなく、誰でも受験が可能です。また、弁護士や弁理士、税理士などの資格を持っている人は、試験を受けずに行政書士の資格を得られます。
薬剤師
薬剤師は女性の割合が高い職種となっています。薬剤師の仕事は、医師の処方箋に基づく調剤や服薬の指導。活躍の場は、調剤薬局やドラックストア、病院、製薬会社、行政機関(学校薬剤師、保健所薬剤師など)といった種類の職場です。最近はチェーンの薬局が増えたことから需要が高まっており、慢性的な薬剤師不足もあって就職先は安定しているといえるでしょう。
薬剤師は国家資格で、6年制の大学で薬学教育を受けて卒業するのが試験を受ける条件です。4年制大学に比べて学費がかかることからハードルは高めですが、専門知識が必要な職業で年収が高い、人手不足なので出産・結婚で職を離れても再就職しやすいメリットがあります。
栄養士
栄養士は健康に良い食事の指導や献立の作成、食材の発注などを行う仕事です。主な職場は、病院や学校、介護施設、飲食店、社員食堂、保健所、スポーツ施設など。患者さんの栄養管理やアスリートへの栄養指導、地域住民に向けた食事のアドバイスなど、専門知識を活かしてあらゆる場所で活躍しています。
栄養士には試験はなく、国が指定する昼間部の学校を卒業すれば資格が得られます。
なお、「管理栄養士」は栄養士とは異なる資格で、栄養士の上位資格にあたります。管理栄養士になるには国が指定する学校を卒業したうえで、実務経験を積んだ後に管理栄養士国家試験に合格しなければなりません。
調理師
調理や栄養、衛生に関する知識を活かして、飲食店などで調理業務を行う仕事で、料理が好きな女性におすすめです。
職場によっては、食材の仕入れやメニューの考案も行い、ときには自ら市場に足を運ぶことも。調理師を名乗るには調理師免許が必要ですが、試験は学歴に関係なく受験できるので、高卒から目指すことも可能です。ただ、受験資格として2年以上の調理経験が必要なので、まずは飲食店などで働くのがスタートとなります。
作業療法士(OT)
怪我や病気で体が不自由になった人に対して、リハビリテーションの指導を行う仕事です。作業療法士の役割は、支援する人がその人らしくいられるようにサポートすること。対象となる人の置かれた状況や精神的な状態、実現したいことに合わせて、一人ひとりに合った作業療法を実施します。
具体的には、食事や着替えなど日常生活を送るうえで必要な動作を訓練するほか、レクリエーションや創作活動を使った訓練を行うこともあるようです。
作業療法士になるには国家資格が必要で、都道府県知事が指定する学校で学んだ後、国家試験に合格することが条件となります。
社会保険労務士
社労士とも呼ばれ、社会保険の専門家として企業の人事部などに所属し、社会保険の手続き業務や労務管理の相談業務などを行います。また、社会保険事務所では企業や個人からの相談を受けたり、年金の仕組みについて分かりやすく説明したりすることも。ある程度経験を積んだ後は、独立して開業する人もいるようです。
社会保険労務士は国家資格ですが、資格を得るには試験への合格と2年間の実務経験が必要。試験を受けるにも、短大・大学・高等専門学校を一定の単位を取得したうえで卒業するなどの要件を満たす必要があり、ハードルは高いといえるでしょう。
ただ、社労士は開業と勤務のどちらの働き方も選べるので、ライフステージに合わせた働き方ができるのが女性におすすめな理由です。最初は企業や事務所で経験を積み、結婚・出産後は、独立して自分のペースで働くという選択肢もあるでしょう。
社会福祉士
社会福祉士はいろいろな事情で日常生活を送るのが困難になった人の相談に乗り、福祉や医療のサービスを提案する仕事です。支援の対象となるのは、高齢者やひとり親家庭、経済的に困窮している家庭など。支援対象が高齢者から子どもまで幅広いため、職場の種類も福祉事務所や児童相談所、学校、介護施設など多岐にわたるのが特徴です。
社会福祉士に向いているのは、相手の立場になって物事を考えられる人、相手の話を丁寧に聞き取れる人。相手の力になりたいという気持ちが働く原動力になるでしょう。
社会福祉士は国家資格であり、資格を得るには受験資格を満たしたうえで試験に合格する必要があります。受験には、「4年制大学で指定科目を履修して卒業」「短期大学で指定科目を履修した後に相談業務に従事する」などの条件を満たす必要があるため、詳しくは「公益財団法人 社会福祉士振興・試験センター」のWebサイトでご確認ください。
心理カウンセラー
悩みを抱える人の話を聞くことで、相談者が自分自身で問題解決の糸口を見つけられるよう支援する仕事です。相談者の話を丁寧に聞き取り要約することで、相談者が自分の悩みを整理し、精神的な不調から抜け出せるようにサポートします。活躍の場は学校や企業、医療機関などで、変わったところでは家庭裁判所の「調査官」として働くこともあるようです。
心理カウンセラーは特定の資格がなくても名乗れる仕事ですが、心理学の知識は必須。何らかの資格を持って活躍する人がほとんどで、大学や民間のスクールで心理学を学んで心理カウンセラーを目指すのがよくあるルートです。
ファイナンシャルプランナー(FP)
ファイナンシャルプランナーは、個人や中小企業に対して家計や資産運用のアドバイスをする仕事です。働き方は、保険や不動産関連の企業で営業職として活躍するほか、独立して専業のファイナンシャルプランナーとなる場合もあるでしょう。
年金や保険、税、不動産などさまざまな知識が必要とされるため、ファイナンシャルプランナーを名乗るには、国家資格である「FP技能士(1~3級)」もしくは民間資格である「CFP」または「AFP」を取得する必要があります。
女性は結婚や子育てのタイミングでお金について見直す機会がありますが、ファイナンシャルプランナーの知識は実生活でも役立つのがうれしいポイントです。
アクチュアリー
「保険数理士」とも呼ばれるアクチュアリーは、確率論や統計学などを使って不確実な事象を予測する仕事。具体的な業務は、保険の適正な掛け金・支払い額を決定することです。
アクチュアリーを名乗るには「日本アクチュアリー会」の資格試験に合格し、かつ同会の正会員になる必要があります。試験勉強は数年間を要し、非常に難易度が高いのが特徴。「アクチュアリー候補」として保険会社などに就職し、働きながら目指すパターンも多いようです。
非常に難易度の高い職業ですが、数学が好きな女性や手に職をつけて高収入を得たい女性には向いています。
女性に人気がある仕事の種類:ものづくり、クリエイティブ系
ものづくりに興味がある女性に向けて、クリエイティブ系の仕事の種類をご紹介します。
インテリアデザイナー
インテリアデザイナーはクライアントから要望を聞き取り、室内空間のデザインを決める仕事です。対象は、住宅やオフィス、店舗、病院などですが、自動車や旅客機の内装をデザインすることもあります。空間づくりには既製品を用いますが、ふさわしいアイテムがない場合は、家具や照明、インテリア雑貨の設計デザインを手がけることも。
勤め先は設計事務所やデザイン事務所、インテリメーカーなどが多く、独立して事務所を立ち上げる人もいます。
インテリアデザイナーに必須の資格はありませんが、知識を習得するためインテリアコーディネーターやインテリアプランナー、建築士などの取得を目指す人が多いようです。インテリアデザイナーは、人が快適に感じる空間を作り出す仕事でもあり、人間工学や心理学などの知識も役立ちます。
ベジタブル&フルーツアドバイザー
ベジタブル&フルーツアドバイザーは野菜と果物に関する知識を持ち、美味しい食材の食べ方を教える仕事です。「ベジタブル&フルーツアドバイザー」は資格名であり、学習期間は3ヶ月ほどで取得が可能。資格があると、料理教室の運営やセミナー講師、料理ライター、食料品店や飲食店といった種類の仕事で活かせます。
資格で得た知識は日常生活にも役立つので、料理好きな女性におすすめです。
アートディレクター
広告制作などのクリエイティブチームで指揮をとる仕事です。名称に「アート」とありますが、自分が表現したいものをつくるのではなく、クライアントの要望を汲み取って広告やWebサイト、パッケージなどをつくり上げるのが仕事内容。企画のコンセプトをデザイナーやカメラマンに伝えたり、進捗状況の管理を行ったり、自分で手を動かすというよりは、ディレクションやマネジメント行うのが特徴です。
アートディレクターになるには、デザインに対する感覚が必要ですが、そのためには色彩や写真、映像などの幅広い知識を身につけなければなりません。最初はデザイン事務所や広告作成会社でデザイナーとして働き、アートディレクターを目指すパターンが多いようです。
アートディレクターの仕事は、デザインのセンスに自信がある女性や、チームをまとめるのが上手な人に向いてます。
イベントプランナー
美術や音楽、スポーツ、企業の販促キャンペーン、自治体のコンクールなど、さまざまなイベントの企画・準備・運営を行う仕事です。仕事内容はイベントの種類によって違いますが、演出やイベントの宣伝方法を考えたり、警備会社の手配を行ったりすることも。大規模なイベントになると開催直前は非常に忙しく、全国規模のイベントでは出張も発生する仕事です。
イベントプランナーの所属先は、広告代理店やイベント企画会社など。大卒以上の学歴を求める会社が多く、大手企業では有名大学出身者が有利になることもあるようです。
女性に人気がある仕事の種類:IT系
最後に、女性に人気のIT系の仕事の種類をご紹介していきます。
プログラマー
プログラマーは「プログラミング言語」を使ってコンピューターに指示を出し、システムやアプリケーション、Webサイトなどの開発を行う仕事。システムエンジニアがつくった仕様書に従い、システム開発を進めていきます。
IT系の職種は理系のイメージがありますが、実は文系出身プログラマーは多く、理系・文系に関係なく活躍できる仕事です。
プログラマーになるにはプログラミング言語の習得が条件ですが、「PHP」や「Java」など世の中にはたくさんの種類の言語があります。言語ごとに適したシステムや需要が異なるので、IT業界内でのニーズも考えたうえで、学習する言語を選ぶのがおすすめ。言語はIT系の学部を有する大学や専門学校で学べるほか、書籍や学習動画を使って独学で学ぶこともできます。
システムエンジニア(SE)
システムエンジニアはプログラマーの上位職で、システム開発全体の指揮をとる仕事です。具体的な業務は、クライアントから要望を聞き取ってシステムの設計すること、システム開発のスケジュール管理を行うことなど。
プログラマーからキャリアアップするパターンも多く、システムエンジニアを目指す場合は、プログラマーとしてシステム開発会社やソフトウェア会社などに就職する流れが考えられます。
Webデザイナー
クライアントから依頼を受けて、Webサイトのデザインを行う仕事です。Webサイトの構成や配色、ロゴ・アイコンなどを決定した後に、「HTML」や「CSS」といったWebサイト向けのプログラミング言語を使って実際のサイトを構築していきます。
Webデザイナーとして活躍するには、「HTML」と「CSS」の基礎知識が必須。また、デザインには「Illustrator」や「Photoshop」を使うので、これらのソフトウェアを使いこなすスキルも必要です。
未経験から目指すには、大学や専門学校、独学でスキルを身につけたうえで、IT企業やWeb制作会社に就職するのが良いでしょう。就職して経験を積んだ後は、フリーランスとして独立する人も多いようです。独立後は自分のペースで続けられる種類の仕事なので、家庭と両立したい女性や、自由な働き方をしたい女性に人気の仕事となっています。
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女性が自分に合った種類の仕事に就くための5つの方法
女性が自分に合った種類の仕事に就くには、何を意識すれば良いしょうか?ここでは、ヒントとなる5つの方法をまとめました。
1.情報収集を徹底する
自分に合った種類の仕事を見つけるには、情報収集が肝心です。知らない業界や仕事にも目を向けることで、幅広い選択肢から適職を見つけられます。インターネットや書籍を使って情報収集し、興味を持てる仕事を検討しましょう。
世の中には資格が必要な仕事も多く、諦めてしまいそうになることもあります。ただ、働きながら勉強する方法、独学で学ぶ方法がある資格も多いので、自分に合った資格取得のルートがないかよく調べるようにしてください。
2.アルバイトから始めてみる
経験が求められる仕事の場合、いきなり正社員として採用されるのが難しいこともあります。そのときは、派遣やアルバイトから経験を積んで、将来的に正社員へのステップアップを目指しましょう。
派遣やアルバイトは仕事が合わなかったときに辞めやすいので、本当に自分に合った仕事かを確かめる意味合いでもおすすめです。
3.長期的な目線で自分に合った仕事か考える
就職後に後悔しないためには、長期的な視野で自分に合った仕事を考えましょう。特に、今後結婚や出産の可能性がある女性の場合は、「子育てと両立できそうな仕事か?」「引っ越し後も同じ仕事を見つけて長く働けそうか?」といった視点も意識します。
たとえば、残業が少ない仕事は家庭と両立しやすく、手に職がつく仕事なら引っ越し先でも新しい職場を見つけられるでしょう。自由度高く働きたい場合は、将来的に独立できる仕事を選ぶのもポイントです。
4.職場環境にも目を向ける
仕事の種類だけではなく、職場環境にも注目しましょう。同じ職種であっても、勤め先の社風や制度によって女性の働き方は変わります。男女の比率や出産に伴う職場復帰のサポートの有無、社内の風通しの良さなどを、求人票や企業のWebサイト、面接の質問で確認しましょう。
5.就職・転職エージェントを利用する
自分一人での情報収集に限界を感じたら、就職・転職エージェントに相談するのがおすすめです。就職・転職エージェントは求人を扱う企業を取材しているので、詳しい業務内容や職場の雰囲気といった情報を教えてくれます。加えて、企業に聞きにくい福利厚生や給与に関する質問も気軽にすることが可能です。
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女性におすすめの仕事の種類に関するQ&A
仕事を探す女性に向けて、女性が働きやすい仕事の種類をQ&A形式でお伝えします。
結婚・出産後も働きやすい仕事は?
事務職系の職種は残業が少なく、家庭と両立しやすい仕事です。ほかの職種でも女性を支援する制度が整った企業であれば、子育てと両立しながら仕事を続けられるでしょう。また、国家資格など難易度の高い資格を必要とする仕事は、一度職場を離れても再就職しやすい傾向があります。 「働きやすい職場の条件とは?メリットポイントをご紹介」では、働きやすい職場の条件をまとめました。
在宅で働ける仕事はある?
アルバイトなら、データ入力などは在宅の案件が見つかります。プログラマーやWebデザイナーなどのIT系の職種は、正社員でもリモートで働ける職場があるようです。また、これらの職種で経験を積んでフリーランスになれば、好きな時間に好きな場所で働けます。リモートワークしやすい仕事については、「未経験からリモートワークは挑戦できる?正社員を狙いやすい職種とは」もご覧ください。
ものづくり系の仕事を教えてほしい
寿司職人やパティシエなどの食品系の仕事や、工場での生産管理といった製造系の仕事、商品のパッケージやWebサイトをデザインするクリエイティブ系の仕事、システム開発を行うシステムエンジニアやプログラマーなどIT系の仕事があります。ほかにも、テレビや演劇の美術スタッフ、洋服の型紙をつくるパタンナーといった仕事もあるでしょう。
女性が長く働ける仕事は?
残業が少ない仕事や夜勤がなく勤務形態が規則的な仕事は、家庭と両立しやすいでしょう。職場環境でいうと、在宅勤務や時短勤務制度、フレックス制度がある職場は働きやすいと感じる人が多いようです。将来的に長く働き続けるには、AIに代替されない仕事に就くこともポイントとなります。
未経験で就職しやすい仕事は?
人手不足の業界や企業では未経験者を歓迎しています。現在、人手不足が課題となっているのは、介護業界やIT業界、飲食業界など。また、販売や営業といった職種は未経験歓迎の求人が多い傾向です。たとえば、販売職は未経験から始めて店長に昇格し、エリアマネージャーにキャリアアップすることもできるでしょう。ハタラクティブでは、未経験者を歓迎する求人を幅広く取り扱っています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。