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編集者の仕事内容を簡単に解説!向いている人の特徴も紹介
この記事のまとめ
- 編集者の仕事内容は、本やテレビ番組などを企画・編集して制作すること
- 雑誌の編集者は、発行頻度が高いほど頻繁に企画の立案を求められる傾向がある
- 本の編集者の仕事内容は幅広く、一人で企画から出版まで関わる場合もある
- テレビ編集者の仕事内容は、映像素材をもとにニュース・アニメ番組などを制作すること
- 編集者に向いている人の特徴は、「集中力が高い」「コミュニケーション能力に長けている」など
「編集者の仕事内容はどんなものがある?」と疑問に思う方もいるでしょう。編集者の仕事内容は、雑誌・本・テレビなどの媒体や、扱うジャンルによって異なります。
このコラムでは、編集者の仕事内容を「雑誌」「書籍」「漫画」「テレビ」の4つに絞ってまとめました。編集者に向いている人の特徴も紹介しているので、編集の仕事に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
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編集者の仕事内容とは?簡単に解説
編集者の仕事は、書籍やテレビ番組などを企画したり編集したりして、制作することです。ライターやカメラマンをはじめ関係者と協力しながら、読者や視聴者のニーズに合わせた本や映像を作り上げます。
ここでは、編集者のさまざまな仕事内容のなかから、「雑誌」「書籍」「漫画」「テレビ」を担当する場合に絞って紹介します。編集者の仕事に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
雑誌編集者の仕事内容
勤める出版社や携わる分野によって異なりますが、雑誌編集者の主な仕事内容は以下のとおりです。
- ・企画の立案
- ・ライターやカメラマン、デザイナーへの指示
- ・取材依頼
- ・進捗状況の把握
- ・原稿のチェック など
すでに発刊されている雑誌を扱うのであれば、そのコンセプトやテーマに沿った企画を用意することになります。ファッションやスポーツ、グルメなど、扱う分野はさまざまです。また、週に1度発行する雑誌もあれば、月に1度のものもあります。発行の頻度が高いほど、編集者は新たな企画の立案を頻繁に求められるでしょう。
自分の企画を実現・成功させるには、読者のニーズを的確に把握することが大切です。そして、自分の考案した内容をほかの社員に認めてもらうためには、プレゼンテーション能力も必要だといえるでしょう。
書籍編集者の仕事内容
書籍編集者の場合も教育やビジネス、絵本など、扱う分野は多岐にわたります。読者の興味・関心を敏感に察知し、ニーズに合った小説やエッセイ、評論などの本を作ることが大切です。仕事内容の例を以下に挙げますので、参考にしてみてください。
- ・企画の考案
- ・予算の決定
- ・取材
- ・ライターやカメラマンへの依頼
- ・原稿の確認
- ・印刷所への入稿 など
上記から分かるように、書籍編集者は一人で多くの業務をこなす必要があります。執筆依頼や取材のほか、発刊までの日数に応じてライターやカメラマンへの進捗状況の確認も行います。そのため、段取りを上手く組んだり、周りに目を配りながら仕事を進めたりする能力が必要になるでしょう。
仕事の段取りを上手く組む方法については、「段取りがいい人の特徴とは?効率的な進め方や必要なスキルを解説!」のコラムでも解説しています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
漫画編集者の仕事内容
漫画編集者は、一般的に漫画家と2人で協力して一つの作品を作ります。主な仕事内容は以下のとおりです。
- ・ストーリーの組み立て
- ・資料集め
- ・原稿のチェック
- ・印刷所への入稿 など
上記のほか、漫画家の精神的なサポートも編集者の仕事に含まれます。思いどおりの作品が描けなかったり読者からの評価が得られなかったりすると、漫画家の調子が不安定になる場合があるようです。漫画家が気持ちを切り替えて仕事を再開できるよう、状況に応じてフォローする姿勢が求められます。
そのため、漫画家と信頼関係を築き、臨機応変に行動する柔軟性が必要だといえるでしょう。
テレビ編集者の仕事内容
テレビ編集者は、事前に撮影された映像に手を加え、放送する映像を作成する仕事です。扱う映像のジャンルは、ニュースやバラエティ、アニメなど多岐にわたります。仕事内容の例は以下のとおりです。
- ・複数の映像をつなぎ合わせる
- ・画質の調整
- ・効果音やテロップを入れる
- ・限られた放送時間に合わせて、撮影した映像を短く編集する
限られた放送時間に合わせて、撮影した映像を短く編集する技術は、ADとして編集に携わるなかで身につけていくのが一般的といえます。
テレビ編集者は、スケジュールどおりに編集作業を進めなければならないため、計画性や集中力が必要です。また、番組を制作するためには上司や同僚などとの意思疎通が欠かせないため、コミュニケーションスキルも求められるでしょう。
近年、動画配信サービスの利用が拡大した影響でテレビ番組の視聴率が低下していることから、動画配信に力を入れているテレビ局もあります。テレビ局や映像制作会社に編集者として就職する場合、動画編集に携わる可能性もあるでしょう。
編集者になるために資格は必要?
編集者になるには「ニーズを把握する力」「プレゼンテーション能力」「段取りを組む力」「臨機応変に対応する柔軟性」などのスキルが求められますが、必須となる資格はありません。
ただし、未経験から目指す場合は、「校正技能検定」や「DTPエキスパート認証試験」を取得しておくと好印象につながる可能性があります。詳しくは、「出版業界の仕事」のコラムを参考にしてみてください。編集者に向いている人の特徴とは?
担当の媒体やジャンルによって異なりますが、一般的に編集の仕事では、些細なミスも見落とさずに修正できる、高い集中力が求められる傾向にあります。また、ライターやデザイナー、印刷会社などと連携して業務を行うため、コミュニケーションスキルや統率力がある人も向いているといえるでしょう。
編集者に向いている人の特徴は、「本に関わる仕事を紹介!未経験者が就職や転職をするときのポイントも解説」のコラムでも詳しく解説しています。こちらも併せてご覧ください。
「編集者の仕事がしたいけど、自分に合った求人が分からない」「自分に向いている仕事を知りたい」という方もいるでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。