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履歴書に書く日付を間違えた!いつが正解?正しい書き方のポイントを解説
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この記事のまとめ
- 履歴書の日付を間違えた状態で企業に提出するのは、マナー違反と思われる場合がある
- 履歴書に記載する日付は、企業に提出する方法によって異なる
- 履歴書の日付を間違えたよくある例は「提出日のズレ」「修正液で書き直す」など
- 履歴書の日付を正しく書くポイントは「提出する直前に書く」「年号の統一」など
- 封筒や同封するほかの書類にも、履歴書と同じ日付を書く
「履歴書に書く日付を間違えた!」という経験がある方もいるでしょう。また、記載する正しい日付が分からず自信がないと感じたこともあるのではないでしょうか。履歴書のなかでも、日付欄は注意を怠ってしまいがちです。このコラムでは、履歴書の正しい日付の書き方や、提出方法毎に押さえておきたいポイントを分かりやすくご紹介します。よくあるNG例の解説もしているので、履歴書を作成するときの参考にしてみてください。
履歴書の日付を間違えたまま提出するのはマナー違反
履歴書の日付を間違えたまま企業に提出するのは、マナー違反といえます。履歴書や職務経歴書の日付が間違っていると、仕事に関しても不注意な人であると判断される可能性があります。日付の書き間違いが直接合否に影響することは少ないものの、採用担当者からの印象は悪くなる恐れがあるでしょう。
また、履歴書に記載の日付から企業に提出した日までの日数が1週間を超えているなど、大きくずれた状態で提出するのは避けてください。2~3日程度の誤差なら、書き損じだと思ってもらえる可能性もありますが、1週間~1ヶ月以上のズレがあった場合は、「履歴書を使い回しているのではないか」と思われることも。
提出書類の段階で評価を下げないよう、履歴書の正しい書き方やマナーをしっかり把握しておくことが重要です。
履歴書の日付を間違えたら正しく書き直そう
履歴書の日付を書き間違えたときは、日付を正しく書き直しましょう。履歴書が手書きの場合は、日付欄の書き間違えだけではなく、最初から書き直します。間違えた箇所を修正液や修正テープなどで消した跡があると、「ビジネスマナーを理解していない」と思われる恐れがあります。
また、パソコンで作成している場合は、日付のみ修正すれば問題ありません。応募先の企業から、履歴書について特に指定がなければ、パソコンで作成しておくと修正や提出もスムーズです。
履歴書の日付を間違えた…よくある5つのNG例
ここでは、履歴書の日付欄へ記入するときにしてしまいがちな間違いをご紹介します。
1.履歴書の日付と企業への提出日がずれているとき
先述したように、履歴書に記載されている日付が提出日と大きくずれていると、「以前使った履歴書を使い回しているのでは?」と、企業の採用担当者にマイナスイメージを持たれてしまう可能性があります。郵送で提出する場合は、発送のタイミングにより日付が数日ずれることもありますが、故意に履歴書を使い回していないのであれば、大きな問題はないでしょう。
もし、大きな連休や休日を挟み、送付した日から日付が大きくずれてしまいそうなときは、企業の採用担当者にその旨を伝えておくと安心です。
2.履歴書の内容を別の選考で使い回している
履歴書の雛形や共通の内容を別の選考でも使用する場合、日付を間違えてしまうことがあります。特に、履歴書をパソコンで作成していると、修正や加筆がスムーズにできるため、企業毎に内容が異なる項目のみを編集して使用することもあるでしょう。
履歴書の日付欄は、内容を編集したあとの対応になりがちなので、企業毎に応募する日程に合わせ、日付の編集も忘れないようにしてください。
3.履歴書の日付を書き忘れた・間違えたまま提出する
書き忘れによる空欄や、日付を間違えた状態で応募先の企業に履歴書を提出するのは避けましょう。記載した情報に誤りがあると、仕事に関しても不注意な人なのではと判断される可能性があり、その後の選考に影響を与えることも考えられます。
履歴書が完成したら、空欄や記載に間違いがないかをよく確認しましょう。
4.日付だけを手書きにする
パソコンで作成した履歴書の場合、日付だけを手書きにするのも避けるのが無難です。日付欄のみを手書きにして企業に提出すると、採用担当者から「なぜ日付だけ手書きなのか?」「もしかして履歴書を使い回している?」と疑われる可能性もあるので注意です。履歴書の作成フォーマットは揃えて作るようにしましょう。
5.間違えた日付を修正液やテープで書き直す
履歴書の日付を間違えてしまった場合は、修正液やテープを使うのは避けてください。二重線に訂正印を押した修正は、正式な書類で使用されることもありますが、履歴書の場合は使わないほうが無難です。万が一、履歴書の日付を書き間違えてしまったら、最初から書き直すようにしましょう。
履歴書を書き間違えた場合については、「履歴書を書き間違えたらどうする?正しい修正方法とは」のコラムでも解説しています。ぜひチェックしてみてください。
履歴書の日付はいつにするのが正解?
履歴書の日付欄には、企業へ提出する日を書きましょう。ただし、履歴書の提出方法によって書く日付が異なります。
以下で、それぞれの書き方について解説しているのでぜひ参考にしてください。
履歴書を郵送する場合
履歴書を郵送する場合は、ポストに投函する日か郵便局の窓口に持ち込む日を書きましょう。たとえば、2024年6月1日にポストへ投函、または窓口に持ち込むなら、記載する日付は「2024年6月1日」となります。
履歴書の日付と消印がずれることのないよう、ポスト投函や持ち込みの際は日程に余裕をもって行いましょう。
履歴書を直接手渡す場合
履歴書を直接手渡す場合は、企業へ行く日を書きましょう。企業によっては、「履歴書は面接時に持参してください」と指定されることがあります。たとえば、2024年6月1日に面接があるなら、記載する日付は「2024年6月1日」と書いてください。
なお、面接を行う日が決まっていなかったり、変更の可能性があったりする場合、日程が確定してから履歴書に日付を書くようにすると良いでしょう。
履歴書をメールやWebから提出する場合
履歴書をメールやWebなどのオンラインで提出する場合は、企業に送信する日を日付欄に書きましょう。企業の応募フォームから履歴書のデータをアップロードする場合は、アップロードした日になります。たとえば、2024年6月1日に履歴書を送信するなら、記載する日付は「2024年6月1日」です。また、履歴書を作成した日ではないので注意してください。
最近では、Web面接を導入している企業も多く、履歴書をオンラインで提出することも増えてきました。そのため、書類の提出方法は事前によく確認しておきましょう。
履歴書の日付を正しく書くためのポイント
この項では、履歴書に日付を正しく書くためのポイントをまとめました。それぞれのポイントを押さえて、正しい日付の書き方をマスターしましょう。
年号は西暦・和暦のどちらかで統一する
履歴書に記載する年号は、西暦・和暦を混同させず、どちらかで統一しましょう。履歴書に書く際は、年号を西暦と和暦のどちらで記載しても構いません。自分が書きやすいほうを選択してください。
学歴・資格欄の年号にも注意!
履歴書に記載する年号は、すべての項目で統一するようにしましょう。履歴書は日付欄だけでなく、学歴や資格欄などほかの項目にも年号を記載します。たとえば、履歴書の日付を和暦、学歴は西暦で記載するといったことがあると、採用担当者に「配慮が足りていない」とマイナスの印象を与えてしまう可能性があるので注意が必要です。日付・年月日は算用数字を使用する
履歴書の日付は漢数字、算用数字のどちらを使用しても問題ありませんが、算用数字で記載するのがベターです。算用数字とは、「1、2、3、4…」というアラビア数字のことを指します。学歴などの表記も、同じように算用数字で記入しましょう。
ただし、学校や企業の名称に漢数字が使われているとき(第一△△株式会社など)は、表記を変えずそのままで記入します。
日付は企業へ提出する直前に書く
履歴書の日付は企業へ提出する直前に書きます。履歴書の日付欄には企業に提出する日を記載するものの、作成している時点で提出する日が決まっていないことも。先に学歴や志望動機などの欄を仕上げておき、実際に履歴書を企業へ提出する日が確定するまでは日付欄を空欄にしておくのが良いでしょう。
封筒やほかの書類にも履歴書と同じ日付を書く
封筒や職務経歴書といった、ほかの提出書類の日付についても、履歴書と同じように企業へ提出する日を記入してください。どの方法でも、提出する前に履歴書の日付がほかの書類とずれていないか確認しましょう。
封筒の日付の書き方
履歴書を郵送する場合は、封筒に投函した日付を書いてください。これは万が一配達に手違いがあって書類が締め切りを過ぎて届いた場合も、送り主のミスではないと判断してもらうためです。また、企業側のミスで書類が担当者の手元に届くまで時間がかかったときに、日付の記載があれば応募者が締め切りに遅れたのではないと分かります。
日付は封筒の裏面、左上に縦書きの漢数字で書きましょう。
作成した履歴書を入れる封筒については、「履歴書はどんな封筒に入れればいい?適切な色やサイズを紹介!」のコラムで詳しく解説しています。
添え状の日付とも合わせるようにする
添え状の上部に記載する年月日も、履歴書や職務経歴書に書いたものと同じになるようにしましょう。履歴書を郵送する際は、「添え状」をつけるのが良いとされています。添え状とは、書類を郵送するときに、同封した書類の種類や枚数の一覧を記載した書類です。時候の挨拶とともに書類送付の旨を伝えるもので、「カバーレター」や「送付状」とも呼ばれます。添え状の作成やポイントについては、「履歴書に添え状は必要?基本的な書き方やポイントを例文を交えて紹介」のコラムで紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
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履歴書の日付の書き方に関するQ&A
ここでは、履歴書の日付の書き方に関する質問やお悩みにQ&Aで回答します。
履歴書の提出後に日付を間違えたことに気づきました…
記入した日付の間違いに気づいたときは、そのままにせず、履歴書の差し替えを検討するのが良いでしょう。間違いを把握し修正をしようとする試みは、企業側にも良い印象を与える可能性があります。
差し替えをする場合は応募先の企業に電話やメールで連絡し、訂正箇所があるので改めて履歴書を提出したい旨を伝えてください。
郵送する履歴書に書いた日付に投函できなかったら?
「履歴書を郵送する場合」でも記述したように、郵送で提出する場合は、発送のタイミングにより日付が数日ずれることもあります。
したがって、1~2日程度のずれであれば大きな問題はないといえるでしょう。とはいえ、企業によっては応募書類の締め切りを「消印有効」にしているところもあるので、事前によく確認してください。トラブルを防ぐためにも、できるだけ日程に余裕をもって提出するのがおすすめです。
履歴書の書き方やルールがよく分かりません
履歴書の日付欄以外にも、学歴欄や志望動機などそれぞれの項目に書き方があります。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。