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大卒のメリット・デメリットは?高卒との違いと就職への影響を解説
この記事のまとめ
- 大卒のメリットは、「就職の選択肢が増える」「就職後の給与が高い」など
- 大卒のメリットと比較して高卒のメリットは早く社会経験を積める点などがある
- 自分に合った職場で働くためには、学歴よりも「どんな仕事がしたいのか」を考えよう
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「大卒のメリットって?」「高卒と世界が違うって本当?」と疑問に思う方もいるでしょう。就職活動において、大卒はほかの学歴と比べると、給与面などのメリットがあると考えられています。このコラムでは、大卒のメリットを求職者側と企業側の目線で解説し、大卒の就職後のメリットについてもまとめました。また、高卒のメリット・デメリットも紹介するので、比較してどちらが自分に合っているか、参考にしてみてください。
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大卒で就職する4つのメリット
大卒で就職するメリットとして、「仕事の選択肢が増える」「在学中に将来について考える猶予がある」などが上げられます。
大卒で就職するメリット
- 選択肢が増える
- 将来設計のための猶予が十分にある
- 高度な教育を受けられる
- 人脈を広げられる
1.選択肢が増える
大卒は中卒や高卒に比べて、就職で有利になるケースがあります。業界や企業によっては、「大卒以上」を応募資格としている場合があるからです。
大卒であれば職業や求人の選択肢が増えるぶん、就活しやすくなる点がメリットといえるでしょう。
2.将来設計のための猶予が十分にある
大学の4年間で勉強はもちろん、バイトや趣味、遊び、留学など、大学生のうちに自身のやりたいことを行い、さまざまな経験をすることが可能です。経験を積んだ上で、ゆっくり将来について悩み、決められます。
3.高度な教育を受けられる
大学では、高校よりもさらに高度な教育を受けられます。そのため、特定の仕事の分野に関する専門的な知識を身につけられるでしょう。
4.人脈を広げられる
学生生活では、選択している科目や所属しているサークル、バイト先など、さまざまな環境下で友人や知り合いが増える機会があります。人脈が広がると得られる情報量も増え、将来に役立つ知識を得られるチャンスがあるといえるでしょう。
企業が大卒を採用するメリット
応募者が大卒の場合、高校を卒業後、さらに4年間の勉学に勤しんでいます。学ぶことが好きな方や専門性を身につけた方など、企業にとって優秀な人材を確保できるといえるでしょう。また、大卒の場合、自分のしたいことをじっくり考える時間や職業の選択肢も多くあります。その中で企業を選び、高い倍率をくぐり抜けてきた応募者は、性格やスキル面においてもマッチしやすいといえるでしょう。
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大卒は高卒に比べて給与が高いのもメリット
大卒の就職後のメリットとして、ほかの学歴と比べて、給与が高い傾向にあることが挙げられます。厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」をもとに、2023年の新規学卒者の賃金を学歴別で以下の表にまとめました。
学歴 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
大学院卒 | 29万200円 | 27万8,100円 |
大学卒 | 25万1300円 | 24万4,900円 |
高専・短大卒 | 23万1,000円 | 22万1,100円 |
専門学校卒 | 21万9,300円 | 22万4,800円 |
高校卒 | 20万500円 | 19万1,700円 |
参照:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概況 (10) 新規学卒者の学歴別にみた賃金 第10表 新規学卒者の性、学歴別賃金及び対前年増減率」
上記のように、大卒と高卒の初任給の差は約5万円でした。年間で考えると、単純計算で約60万円です。このことから、大卒はほかの学歴と比べて初任給が高めに設定されていることが分かります。
大卒はキャリアアップもしやすい
大卒は、キャリアアップの機会に恵まれやすいこともメリットです。企業では、大卒を幹部候補として採用する場合もあり、入社時点から管理職を視野に入れた育成プログラムが用意されていることが少なくありません。もちろん、昇進には個人の努力や成果が求められますが、大卒の学歴があることで、最初から昇進の可能性があるポジションに就ける確率が上がることも。大卒は長期的なキャリア形成において優位性があるといえるでしょう。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
参照元
厚生労働省
賃金構造基本統計調査
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大卒のデメリットはどんなものがある?
大卒のデメリットは、費用や時間の負担やキャリア形成における悩みがあげられます。特に、高校卒業の時点でやりたい仕事や付きたい職業が決まっており、学歴を必要としない仕事であれば、スタートが遅れることをデメリットと捉えることもできるでしょう。
社会人としてのスタートが遅れる
大卒のデメリットは、社会人としてのスタートが遅れることです。一般的に大学を卒業する22歳頃まで学びを続ける大卒と比べ、高卒は18歳で働き始めるのが特徴。その差は約4年間で、この期間で高卒は現場経験や実務スキルを積み重ねていけます。
同年代が高校卒業後からキャリアを築き、成長していく様子を目の当たりにすると、焦りやプレッシャーを感じることもあるでしょう。しかし、長い目で見れば、大卒は取得したスキルや知識を活かしながらキャリアを構築する機会が豊富であり、スタートの遅れを補うだけの成長が期待できます。
学費や生活費の負担が大きい
大学進学には、入学金や授業料だけでなく、通学費や教科書代、さらに一人暮らしの場合は家賃や生活費も加わり経済的な負担がかかるといえます。費用を奨学金で賄う場合は卒業後に返済義務が生じるため、社会人になってからも家計に影響を与える可能性があるでしょう。
大卒が高収入を得やすいとしても、こうした費用負担を回収するには時間がかかることもあります。そのため、進学前に費用とリターンのバランスをしっかり考慮することが大切です。
学歴があっても希望する職に就ける保証はない
大卒の学歴は就職活動の選択肢を広げますが、必ずしも理想の職に就けるわけではありません。企業が重視するのは、学歴だけではなく、応募者の価値観や能力が自社のニーズに合致しているかどうかです。そのため、「せっかく大学に行ったのに、意味なかった」と感じる場面もあるかもしれません。
自分の学歴を活かせる業界や企業を事前にリサーチし、自分のやりたいことと照らし合わせることが成功へのポイントです。
一部の職種では学歴より実務スキルが重視される
すべての職業で大卒の学歴が評価されるわけではありません。特に、職務経験や技術が求められる仕事では、学歴よりも即戦力となるスキルや実績が重視される場合もあるでしょう。
そのため、学歴に頼らず、自分の実力を磨いていく姿勢が大切です。スキルを積み重ねることが評価につながり、結果として学歴の影響を超えるキャリアを築けるでしょう。
「大卒、意味なかった?」と思ったときに考えたいこと
「大卒だけど意味なかったな…」と感じる瞬間がある人もいるかもしれません。 しかし、一概に「大卒が意味がなかった」とは言い切れないでしょう。前述したメリット、デメリットもありますが、経験をどう活かすかによって「大卒の意味」は変わってきます。
たとえ理想の仕事に就けなかったとしても、大学で培った問題解決力や情報収集力、コミュニケーション力は、働き方や生き方の選択肢を広げる手助けになるでしょう。
高卒のメリット
高卒のメリットは、若いうちから社会で経験を積める点や、スムーズに就職できる仕組みが整っている点などがあります。
高卒のメリット
- 高い就職率で安定したスタートが切れる
- 若いうちから実務経験を積める
- 進学費用がかからない
高い就職率で安定したスタートが切れる
高卒新卒の場合、学校やハローワークを通じて就活を行うのが一般的です。特に「一人一社制」と呼ばれるシステムのもと、学校からの推薦を受けて企業に応募し、原則として内定辞退がない仕組みで進められるため、高い内定率を誇ります。この制度は、就活がスムーズに進むだけでなく、採用後のミスマッチを防ぐ効果も期待できるのです。
さらに、商業高校や工業高校などの専門教育を受けた学生は、資格取得や実践的なスキルを身につけているため、職場で即戦力として活躍できるでしょう。高卒ならではのサポート体制やスキル習得の機会が、高卒のメリットだといえます。
若いうちから実務経験を積める
高卒で就職するメリットの一つが、10代から実務経験を積み始められることです。大学進学者が学業に専念している間、高卒者はすでに職場で働き始め、社会人としてのスキルや経験を積み重ねています。この早い段階での経験値は、将来のキャリア形成にも有利に働くでしょう。
また、若いうちから働くことで、経済的にも精神的にも早く自立することが可能です。同年代の大卒生と比べても、職場での実績や人間関係の構築力において一歩リードしているケースも少なくありません。このような早期スタートは、仕事の基礎力を養うだけでなく、社会人としての成長を促進する点でもメリットとなるでしょう。
進学費用がかからない
高卒で就職する大きなメリットの一つは、大学や専門学校への進学費用がかからないことです。国公立大学で4年間約200万円、私立大学では約400万円かかるとされ、生活費や教材費を含めればさらに負担は増します。
高卒ならこうした学費や奨学金返済の心配がなく、早くから収入を得て自立した生活を始められるでしょう。社会人として経験や実績を積みながら、貯蓄や将来設計に早く取り組める点も大きな強みです。経済的にも精神的にも余裕を持ちやすくなります。
高卒のデメリット
高卒のデメリットには、学歴による就職や昇進の制限、自己評価の低下、専門知識や資格取得の機会の少なさなどがあります。
就職・転職活動の書類選考で不利になる場合がある
高卒のデメリットとして挙げられるのが、就職や転職活動において不利になる可能性がある点です。企業の採用基準が大卒以上となっている場合は、高卒では書類選考に通過できない場合も考えられます。
しかし、実務経験やスキルをアピールすることで、学歴以上の価値を示すことが可能です。自己PRや経歴書の作り方を工夫することで、書類選考を突破するチャンスを広げられるでしょう。
学歴が原因で自己評価を下げてしまう可能性がある
学歴が自己評価に影響を与えることも、高卒のデメリットの一つです。
たとえば、大学進学を希望していたものの経済的な理由などで進学できなかった場合や、周囲の大卒者と自分を比較してしまった場合など、高卒の学歴に対して劣等感を抱く人もいるかもしれません。
心理的な負担は、キャリア選択や人間関係にも影響を及ぼすことがあるでしょう。ただし、高卒には早くから実務経験を積めるメリットがあるため、それを強みとして捉え直すことが大切です。
学歴だけでなく、実務経験や成果を積み上げることで、自分の価値をアピールできるでしょう。
【まとめ】就職では学歴より「やりたいこと」が大切
学歴により、就職活動の有利や不利、就職先への選択肢の幅などが左右されることは事実です。しかし、それ以上に「自分はどういう仕事をしたいのか」「そのために何をすべきか」「なぜその企業を選ぶのか」などを考えることが重要。
学歴を頼りに就職活動をするのではなく、本当に自分のやりたいことが叶うような相性の良い職場を見つけましょう。
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大卒の就職に関するFAQ
ここでは、大卒の就職活動に関するお悩みをQ&A方式で回答しています。
採用市場における大卒と高卒の違いとは?
日本の採用市場では、高卒よりも大卒の方が有利になる傾向があります。
大卒者向けの求人は幅広く展開されているため、広い選択肢から自分の希望条件に適した就職先を見つけられるでしょう。
大卒で就職するのがもったいない職業はある?
大卒でこの職業はもったいないといわれることもありますが、実際には「もったいない」という価値観は個人によります。
大学の学歴を活かすかどうかは、自身のキャリアビジョンや希望する働き方に左右されるでしょう。たとえば、専門知識を活かせる職業に就きたい方にとって大学での学びが役立つこともあれば、職業によっては学歴よりも実務経験やスキルが重視されることもあります。
大卒しか採用しない企業の事情は?
応募条件が大卒以上で「大卒しか採用しない」といった姿勢を示している企業も存在します。
求めるスキルや知識、思考力などを一定の基準で図るために学歴が参考にされることがあるためです。また、採用後の研修や業務において、大学で培った基礎能力が前提となる場合もあります。
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その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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