就職に有利って本当?大卒のメリットとは

就職に有利って本当?大卒のメリットとはの画像

この記事のまとめ

  • たくさんの母集団の中から優秀な人材を確保しやすい、選考や研修を一括管理しやすいなどの理由から、大卒は就職に有利といわれることが多い
  • 大卒には、将来について考える時間が十分にある、人脈を広げやすいなどのメリットがある
  • 最終学歴が高校や専門学校、短大の人に比べると、大卒のほうが給与設定が高めのことが多い
  • 大卒だからと慢心せず、自分が本当にやりたいことをできる企業を選ぶ、正しい自己分析を行うことが大切

現在では、「人柄」を採用基準に挙げる企業は多く存在しています。「大卒は優秀」というイメージが強かったのは昔の話なのでしょうか。
しかし、就職市場を覗いてみると採用条件に大卒を掲げる企業はまだまだたくさんあります。義務教育である中学を卒業したら働くことが可能であるにも関わらず、なぜ大卒が就職に有利なのかまとめてみました。

こんなお悩みありませんか?
例えば
  • 向いてる仕事なんてあるのかな?
  • 避けたいことはあるけれど、
  • やりたいことが分からない・・・
私たちは「やりたいこと」から一緒に探します!
ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

\もう学歴・経歴に困らない!/

自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう

性格でわかる
私の適職診断

さっそく診断START

大卒のメリットって?

大卒にはどのようなメリットが挙げられるのでしょうか。求職者側と採用する企業側、それぞれ見ていきましょう。

求職者側

就職に有利なことが多い

日本の就活市場では、新卒一括採用を主流としている企業が多くあります。その理由は、終身雇用や年功序列型賃金、企業内教育(OJTやOff-JT)といった、日本独自の雇用慣行が根強く残っているためです。
大卒を求めている企業が多いという点から、最大のメリットは就活に有利ということがいえるでしょう。

将来設計のための猶予が十分にある

中卒や高卒では、まだ自分のやりたいことが見つかっていない人もいます。大学の4年間で、ゆっくり将来について悩み考える時間を持てるでしょう。

自由な時間を多く確保しやすい

学生の本分である勉強はもちろん、バイトや趣味、遊び、留学など、自身のやりたいことを好きなだけ行い、いろいろ経験をしたうえで将来のことを決めることができます。

高度な教育を受けられる

高校よりもさらに高度な教育を受けることができ、専門的な知識を身につけることが可能です。

人脈を広げられる

学生生活では、取っている科目や所属しているサークル、バイト先などさまざまな環境下で友人や知り合いが増えることでしょう。人脈が広がる分、情報量も増え、将来に役立つ知識を得られるチャンスがあります。

企業側

優秀な人材を確保しやすい

高校卒業後さらに4年間の勉学に勤しんでいるため、学ぶことが好きな方や専門性を身につけた方など、優秀な人材を確保できるといえるでしょう。

採用ニーズにマッチした人材を獲得しやすい

新卒一括採用により、大きなマーケットから欲しい人材を厳選できる可能性が高まります。

社内の年齢構成を均等に保ちやすい

中堅以上しかいない、若手がいないなどでは将来的に好ましい状況ではありません。しかし、毎年定期的に新卒を採用すれば、企業内はバランスのとれた状態に。企業の安定した成長を見込めるでしょう。

一括管理しやすい

中途採用の場合は、選考や研修、勉強会などを変則的に行う必要がありますが、新卒採用では決まった時期に一括で管理することができます。

未経験OK多数!求人を見てみる

大卒は就職後も有利?

採用されやすいといったメリットを持つ大卒。メリットは就職した後でも実感することができます。それは収入面。ほかの学歴と比べたとき、大卒では初任給が高めに設定されていることが多いようです。

・大学院修士課程修了/23万3,400円
・大卒/20万6,100円
・高専、短大卒/17万9,200円
・高卒/16万2,100円

大卒と高卒とを比較すると、その差は「4万4,000円」。年間で考えると単純計算で「52万8,000円」です。
このことから、大きな差が生じることがわかります。

参考元
厚生労働省
平成 29 年賃金構造基本統計調査 学歴別にみた初任給

学歴以上に考えるべきこと

学歴により、就活への有利不利や就職先への選択肢の幅などが左右されることは事実です。しかし、それ以上に考えなければならないことは、どういう仕事をしたいのか、そのために自分は何をすべきか、なぜその企業を選ぶのかということ。
学歴を頼りに就活するのではなく、本当に自分のやりたいことが叶う、あなたとの相性の良い職場を見つけましょう。
そのために大切なのは、自己分析です。自己分析を行うことで、自分の強みやアピールできるポイント、仕事選びの軸の明確化などのメリットを得られます。

正しい自己分析方法がわからない、既卒や第二新卒が効率良く就活を進めるにはどうしたら良いかわからないなど、お困りのことがあれば、プロの力を借りるのが内定までの近道です。
あなたのニーズに応じ、最適な就職支援を行います。まずはお気軽にご相談ください。 

大卒の就職に関するお悩みのQ&A

ここでは、大卒の就職活動に関するお悩みをQ&A方式で解決していきます。

大卒のデメリットはありますか?

大卒のデメリットは、学費がかかることや高卒者と比べて社会人経験が遅くなること。
大卒だからといって、目的意識がなければ自分に合った就職先を見つけることはできません。学歴の就活事情は「就職に学歴は関係ある?学歴フィルターがある理由や就活でのアピール方法」にまとめています。

採用市場における大卒と高卒の違いとは?

日本の採用市場では、高卒よりも大卒の方が有利になる傾向があります。大卒者向けの求人は幅広く展開されているため、広い選択肢から自分の希望条件に適した就職先を見つけられるでしょう。大卒が有利になる条件や高卒との違いに関しては、「高卒は本当に大卒より就職に不利なのか?項目別の比較で徹底検証!」をご覧ください。

高卒でも正社員になれる?

高卒でも就職することは可能です。建築業や製造業、IT関連など、高卒者向けの求人を出している業界はあります。高卒の就職活動では、前向きな姿勢と柔軟性を活かすことが重要です。高卒で正社員を目指す場合は「高卒で就職するメリット・デメリットは?大卒との違いやおすすめの職業を紹介」を参考にしてみてください。

働きやすい職場を見つける方法を教えてください。

働きやすい職場の条件には、「人間関係が良好」「ワークライフバランスが整えられる」「福利厚生が充実している」などがあります。反対に、出産・育児へのサポート体制のないところや社長がワンマンで経営している企業には注意が必要です。働きやすい職場に就職できれば、長期的な活躍を期待できます。働きやすい職場を見つけるポイントは、「働きやすい職場の条件とは?メリットポイントをご紹介」をご確認ください。

就職活動の進め方が分かりません。

就職活動に取り組むためには、自己分析や企業研究、業界研究などの事前準備が大切です。就職活動の進め方が分からない方は、就職エージェントを利用するのも手。ハタラクティブなら、専任のアドバイザーがマンツーマンで就職活動をサポート。応募書類の書き方指導や模擬面接の実施に加え、入社後のアフターフォローにも対応しています。まずはハタラクティブへお気軽にお問い合わせください。

ハタラクティブ
のサービスについて

こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

この記事に関連するタグ