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面接で聞いてはいけない逆質問とは?失敗を回避して就職を成功させよう
更新日
この記事のまとめ
- 面接で聞いてはいけない逆質問は、「社会人としてのモラルや常識を問われる」ものなど
- 面接で聞いてはいけない逆質問をしないために、候補を複数用意しておく
- 面接で聞いてはいけない逆質問をする際は婉曲表現を使って工夫をする
面接の対策を立てようとしても、どのような内容が聞いてはいけない逆質問に該当するのか分からず悩む人もいるでしょう。面接で聞いてはいけない逆質問は、社会人としてのモラルを問われたり、自信のなさが表れていたりするような内容を指します。このコラムでは、面接で聞いてはいけない逆質問の例を紹介。聞いてはいけない逆質問を回避するためのコツや、伝え方の工夫についてもまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
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面接で聞いてはいけない逆質問7つ
面接で聞いてはいけない逆質問は、「社会人としてのモラルを問われる」ものや「Webサイトで確認できる内容」などです。逆質問は入社意欲や熱意をアピールできるチャンスではあるものの、何を発言しても良いというわけではありません。質問や発言する内容によっては評価が低くなってしまう可能性もあります。下記のパターンごとの聞いてはいけない逆質問例を確認して、面接官に悪い印象を与えるのを避けましょう。
1.社会人としてのモラルを問われる質問
社会人としてのモラルを問われるような発言は人柄のマイナス評価につながる恐れがあるため、聞いてはいけない逆質問の一つです。社会人として基本的なマナーを踏まえたうえで、面接に臨みましょう。
例
・「遅刻したらどうなりますか」
・「面接官の年齢はいくつですか?」
上記のような逆質問は、モラルだけでなく「誠意が感じられない」「企業や面接官を侮辱している」とも捉えられてしまう可能性があるため、注意が必要です。
2.「はい」か「いいえ」で答えられる質問
面接官の回答が「はい」か「いいえ」で終わってしまうやり取りでは会話に膨らみが生まれないため、聞いてはいけない逆質問の一つに数えられます。面接官は、逆質問で応募者のコミュニケーション能力をチェックしていることも。そのため、面接では「いつ」「だれが」「どこへ」「何を」「なぜ」「どのように」といった5W1Hを踏まえた質問をすることを心掛けましょう。
3.企業のWebサイトで確認できる内容の質問
事前に調べれば把握できる情報をあえて面接で聞いてしまうと、企業への理解や意欲が不足していると判断される可能性があります。
例
・「主力製品は何ですか」
・「企業理念は何ですか」
・「売上高はどのくらいですか」
逆質問に値しないような内容を聞いて印象を下げてしまわないためにも、企業のWebサイトは事前によく確認しておきましょう。Webサイトを確認したうえで、自分が興味を持ったことや詳しく知りたいと思ったことを質問すれば熱意をアピールしやすく、聞いてはいけない逆質問を回避できます。
4.弱気で自信のなさが感じられる質問
弱気な態度や自信のなさが面接官に伝わると、「熱意や意欲がない」「向上心がない」と捉えられてしまう恐れがあるため、聞いてはいけない逆質問の一つとして挙げられます。
例
・「ノルマを達成できないとどうなるのでしょうか」
・「未経験でも活躍できるでしょうか」
企業に対して受け身の姿勢は、自分の信頼も失いかねません。面接に進んだことに自信を持ち、前向きな気持ちで臨みましょう。
5.自分が採用されることを前提とした質問
採用されることを前提とした質問は、面接官に「入社のために努力する姿勢が見られない」「自信過剰」と受け取られてしまう恐れがあります。
例
・「○○の資格を活かしたいのですが、適切な部署に配属されますか」
・「自分の能力を伸ばしてくれる環境でしょうか」
上記のような内容をどうしても確認したい場合は、自分の過去の実績を伝えてから質問すると効果的。「前職では○○の資格を活かした業務を行なっていたので、同様の形で御社の業務にも貢献したいと考えています」のように、具体的な実績や経験を伝えることで説得力が上がり、聞いてはいけない逆質問を回避できるでしょう。
6.労働条件や福利厚生に関する質問
労働条件や福利厚生に関することばかりを聞くと、仕事自体への意欲の低さを懸念されてしまう恐れがあるので、避けるのが無難です。
例
・「有給はいつから取得できますか」
・「福利厚生は具体的にどのようなものがありますか」
労働条件や待遇は、企業の求人情報や募集要項に記載されていることも多いため、「事前の下調べが足りない」と思われてしまうことも。聞いてはいけない逆質問をしないためにも、面接の前に企業の情報を確認し、可能な限り疑問を解消しておきましょう。
7.抽象的な質問
抽象的な質問は、雑で取って付けたような印象を与えてしまう恐れがあります。また、本当に知りたいと思っていることなのか、疑われてしまうこともあるようです。
例
・「御社の強みや弱み、魅力は何ですか」
・「やりがいを教えてください」
上記のような抽象的な質問は面接官にとって答えにくいため、端的な回答で終わってしまう場合もあります。内容は可能な限り具体化して、自分なりの質問をするように心掛けましょう。面接で聞いてはいけない逆質問例は、「面接で役立つ逆質問例!目的や状況に応じた回答で選考を突破しよう」でも解説しているので、ご一読ください。
面接で聞いてはいけない逆質問を避けるコツ
面接で聞いてはいけない逆質問を避けるコツとしては、「事前にいくつかの候補を考えておく」「他社や業界に関する情報を収集する」などが挙げられます。以下で2つのコツを紹介しているので、参考にしてみてください。
事前にいくつかの逆質問を考えておく
面接で聞いてはいけない逆質問をしてしまわないために、事前にいくつかの質問候補を用意しておきましょう。用意していた質問が一つだけだった場合、面接中の説明で疑問が解消されたり、ほかの応募者と内容が被ってしまったりすることも。焦って考えた結果、聞いてはいけない逆質問をしてしまう恐れもあるため、事前に3~5つほどの逆質問を用意しておくのがおすすめです。
他社や業界全体に関する情報を収集する
志望企業だけでなく、競合他社や業界全体に関する情報も収集しておきましょう。競合他社との違いや業界の中での立ち位置を把握しておけば、「競合企業はどこですか」「御社の強みは何ですか」といった聞いてはいけない逆質問を回避できます。集めた情報をもとに、面接で質問すれば、事前に入念な業界研究をしたことをアピールでき、入社意欲も伝わりやすくなります。
面接官が逆質問をする理由も理解しておこう
面接で聞いてはいけない逆質問を避けるために、企業側が逆質問を求める理由も理解しておきましょう。面接官が逆質問を聞くのには、応募者の熱意やコミュニケーション能力をチェックするためや、会社との相性を見るためといった理由があります。逆質問に込められた企業側の意図は「面接の逆質問には意図がある?効果的にアピールするためのポイントを解説」で解説しているので、ご一読ください。
面接で聞いてはいけない逆質問をしないための要素
面接で聞いてはいけない逆質問をしないためには、「入社への意欲」や「仕事に活かせるスキルや素質」、「自分の取り柄」などの要素を盛り込む必要があります。以下で4つの要素を紹介しているので、面接の逆質問で効果的にアピールするための参考にしてみてください。
1.入社への意欲
入社への意欲を盛り込むと、聞いてはいけない逆質問を回避できる可能性があります。事前に細かく企業や業界について調べてきたことが分かる質問内容であれば、効果的に入社意欲をアピールできるでしょう。質問と一緒に自分の考えを述べることで、説得力が増す効果も期待できます。
一方で、積極的に質問しようとする姿勢が見られなければ、会社への興味がないという印象を与える恐れがあるので、注意が必要です。質問の内容だけでなく、入社意欲の高さが面接官に伝わるような態度を心掛けましょう。
2.仕事に活かせるスキルや素質
逆質問に、仕事で活かせるスキルや素質などの要素を盛り込むのも一つの手です。前職での経験や実績、スキルなどをアピールすることで、聞いてはいけない逆質問を避けられて、「即戦力に期待できる」という好印象にもつながります。
特に現場の社員が面接官を務める場合、応募者のスキルやマナーを重視する傾向にあるようです。ほかに「一緒に働きたいか」「職場の雰囲気や業務内容とマッチする人柄か」などもチェックされやすいポイントなので、意識して面接に臨みましょう。
3.会社に貢献できる自分の取り柄
聞いてはいけない逆質問をしないためには、会社に貢献できる取り柄があれば面接でアピールしてみましょう。自らを客観的に把握して強みを売り込む姿勢が、好印象を残す可能性も。業務において役立つであろう自分の長所や、仕事に取り組む際に心掛けていることなどを付け加えて質問すれば、より効果的に取り柄をアピールできます。
4.志望企業への興味
会社のWebサイトから読み取った企業理念やミッションに絡むような逆質問をして、志望企業への関心の高さをアピールするのも良いでしょう。面接官に「よく研究している」という印象を与えやすく、聞いてはいけない逆質問を回避できます。ただし、前述したようにWebサイトを見ただけで回答が分かるような質問は避けることが大切。「御社の主力製品はなんですか」や「売上高はいくらですか」など、一問一答できるような質問にならないように注意が必要です。
「面接の逆質問で好印象を与える方法は?就職成功のための対策を立てよう」では、面接で好印象を残せる逆質問例やマナーを解説しているので、参考にしてみてください。
面接で聞いてはいけない逆質問を伝える際の工夫
面接で聞いてはいけない逆質問は、「選考の早い段階で聞くのは避ける」「意欲が伝わる質問を事前にしておく」などの工夫次第で、相手にマイナスイメージを与えることなく聞ける場合があります。給与や転勤、残業など聞きにくい内容ではあるものの、どうしても事前に確認しておきたいという場合は、下記の4点に注意して逆質問してみましょう。
1.選考の早い段階で聞くのは避ける
聞いてはいけない逆質問は、選考の早い段階で聞くのは避けたほうが無難です。1次面接の時点でいきなり年収や転勤について聞いてしまうと、「自社や仕事そのものへの興味が薄い」という印象を与えてしまうことも。2次面接に進み、待遇に関する質問ができる雰囲気になるまでは、聞いてはいけない逆質問をしてしまわないように注意しましょう。
2.意欲が伝わる質問を事前にしておく
聞いてはいけない逆質問をする前に、入社意欲がしっかり伝わる質問をしておくのも効果的です。入社意欲の高さを印象づけたあとで、「ほかに気になったこと」として付け加えて質問することで、面接官に違和感を与えることなく回答を得られるでしょう。
3.婉曲表現を使って聞いてみる
聞いてはいけない逆質問を面接でそのまま投げ掛けると誤解を招く恐れがあるため、婉曲表現を使って聞くのもおすすめです。「御社でさまざまな経験を積みたいと思っているため、転勤の有無についてもお聞きしたいです」のように、ストレートに聞いてはいけない逆質問をしないように意識しましょう。
4.周囲に質問内容を相談してみる
周囲に相談して、聞いてはいけない逆質問の伝え方のアドバイスをもらうという方法もあります。第三者からのアドバイスを受ける場合には、担当のアドバイザーによる面接対策が受けられる就職・転職エージェントの利用がおすすめです。就職・転職エージェントでは、アドバイザーが企業とのやり取りを代行してくれるのも特徴の一つ。給与や待遇に関する聞きにくい質問もアドバイザーを通して確認でき、納得が行かない場合には利用者に代わって交渉も行なってくれます。
面接で逆質問がないときはどうする?
面接で逆質問がないときは、「面接内での説明で疑問が解消された」旨を伝えましょう。焦って新しい質問を考えると、聞いてはいけない逆質問をしてしまう恐れがあります。無理に質問をしてイメージを悪くするよりも、疑問が解決できたことをはっきり伝え、「正直な性格である」という好印象につなげましょう。面接で逆質問がない場合の対応は「面接で逆質問しないのは印象が悪い?採用されるための有効な対処法を紹介」で紹介しているので、ご一読ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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