面接の雑談は、自分を知ってもらうビッグチャンス！

面接中の雑談が意味のないものとは限りません。もしかしたら、採用を決める大きなチャンスになる可能性も。
面接官が雑談を始める理由を知り、どんな状況でも動じない面接対策をしていきましょう。

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面接中の雑談の意味とは？

緊張しつつ面接に挑んだら雑談から始まった、雑談しかしなかったなど、面接で面接官から雑談をされるケースがしばしばあります。
雑談とはいえ、面接の中で行われていることには、面接官の何かしらの意図があるはずです。
面接で面接官が雑談をする目的は、以下のようなことが考えられます。

リラックスしてもらうため

面接で応募者の自然な姿を見るために、緊張をほぐしている可能性があります。
この場合は、面接が始まる前に「迷わなかったですか？」「雨は大丈夫でしたか？」など応募者を気遣うような雑談が多いようです。

コミュニケーション能力を試している

入社後、会社になじめるかどうかも採用の大きなポイント。雑談での急な質問にどう回答するかで、応募者のコミュニケーション能力や臨機応変さを見ることもあります。

不採用と判断したので、時間をもたせるために雑談している

上記のような前向きな雑談ではないパターンもあります。
一般に、雑談の時間が多いと不採用の場合が多い傾向にあるといわれており、早々に不採用を決めた場合に時間を持たせるため、または、企業に少しでもいい印象を持って帰ってもらうために雑談をしていることもあるそうです。

雑談から本音を引き出す面接官が存在する

現在では面接対策の書籍なども多く出版されており、どんな質問をしても同じような回答しか返ってこないため、応募者の人柄や本来の言葉遣いなどを知ることが難しくなっています。
そのため、形式的なよくある質問では聞き出せない話を引き出すために雑談をしているケースもあるようです。
雑談だけの面接は「雑談面接」とも呼ばれ、この形式をとる企業が増えてきています。
下記の例のように、一見雑談をしているように見えて、本音を聞きだそうとする面接官もいるので、ただの雑談に終わらないよう、しっかり自分をアピールできるようにしましょう。

【例】

「学校は楽しいですか？」→何に熱中しているのかを確かめている
時事ネタを世間話にはさんでくる→情報にアンテナを張っているかを確かめている

雑談では対話力がチェックされている！

雑談では、初対面の人との対話力が見られています。
コミュニケーション能力のない人と判断されないよう、自然なキャッチボールができるように意識しましょう。
また、面接は自分を知ってもらわなければいけない場所です。「はい」「いいえ」で会話を終わらせるのは絶対にNG。

【例】

道に迷わなかったですか？
〈NG〉「はい」
〈OK〉「事前に地図で調べておいたので大丈夫でした」

家からどうやって来ましたか？
〈NG〉「電車できました」
〈OK〉「〇〇駅から△△線で30分くらいでした」

会話を広げながら答えるのがポイントです。

気をつけなければいけないのは、話が弾む気が緩んでしまう可能性があるということ。
自分は今チェックされているのだということを忘れないようにしましょう。

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