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履歴書に空欄をつくるのは良くない?その理由や適切な書き方を項目別に紹介
更新日
この記事のまとめ
- 履歴書に空欄をつくるのは、できるだけ避ける
- 履歴書に空欄があると、やる気がないと思われる恐れがある
- 履歴書に空欄をつくらないために、企業研究や自己分析が大切
- 履歴書に空欄をつくらないために、信頼できる人を頼るのも有効
履歴書に空欄をつくって良いのか不安に感じる方もいるでしょう。好印象を与えるためにも、履歴書にはできるだけ空欄をつくることは避けてください。履歴書に空欄をつくらないためには、企業研究や自己分析を入念に行うのが重要です。
このコラムでは、履歴書で空欄を防ぐコツや工夫を解説しています。好印象を与える履歴書を作成したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
履歴書の空欄は避けるべき?
履歴書に空欄をつくるのはできるだけ避けましょう。履歴書は、応募者に会ったことのない採用担当者がその人となりを知るための重要な書類です。空欄があると記入漏れと見なされ、「しっかり確認できない人だ」と判断されてしまう可能性があります。
書類審査で採用担当者に悪い印象を与えないように、記入漏れには十分に注意しましょう。
履歴書の空欄が良くない理由
履歴書に空欄があると、価値観が伝わりにくかったり、やる気がないと思われたりする恐れがあります。ここでは、履歴書の空欄が良くない理由をまとめました。
1.熱意が伝わりにくい
履歴書に空欄があると、「志望度が低いのではないか」「入社したいと思っていないのでは」と思われ、熱意が伝わりにくいでしょう。
空欄が多いと、企業が求める人材なのか見極められない恐れがあります。自分の強みや熱意が最大限にアピールできる内容になっているか、確認しながら履歴書を作成することが大切です。
2.やる気がないと思われる
採用担当者は多くの履歴書に目を通すため、空欄があると「時間を掛けていない」と思われ、やる気がないと判断される恐れがあります。
空欄がある場合、時間を掛けて企業分析や自己分析を行ったことをアピールできず、準備不足と捉えられてしまうようです。履歴書を書く時間を十分に確保し、熱意を伝える必要があります。
3.目を通してもらえない
履歴書に空欄があると、「志望度が低い」「やる気がない」と思われ、目を通してもらえない可能性があります。
ほかの応募者が質の高い履歴書を書いている場合、空欄があると悪い印象をもたれるでしょう。履歴書に空欄はつくらず、仕事に対するやる気や、自分の強みをアピールできる内容を意識することが大切です。
「履歴書の本人希望欄は「特になし」でも良い?好印象を与える書き方とは」のコラムでは、好印象を与える履歴書を書くときのポイントを解説しているので、参考にしてみてください。
【状況別】履歴書に空欄をつくらない方法
書くことがない場合も履歴書の記入欄に空欄をつくるのは避けましょう。ここでは、状況別に応じて履歴書に空欄をつくらない方法をまとめました。
資格をもっていない場合
資格をもっていない場合は、取得に向けて勉強しているものがあれば、その旨を記載しましょう。
転職に向けて努力していることが伝わり、好印象を与えられます。記入するときは、勉強中であることと、いつ受験する予定なのか具体的に明記してください。
職歴が少ない場合
職歴が少ない場合は、パートやアルバイトの職歴を書きましょう。
一般的にパートやアルバイトは職歴欄に書きませんが、長く勤めていた場合や、応募先の企業で活かせる業務だった場合は書いても問題ありません。会社名の下に、担当していた業務内容を簡潔にまとめましょう。
趣味や特技がない場合
趣味や特技は自己PRの要素を含んだ大切な項目のため、「特になし」は避けましょう。自分が熱中していることや、楽しみにしているものを見つけることが大切です。
志望動機に悩んでいる場合
志望動機に悩んでいる場合は、企業研究を入念に行いましょう。企業のサービスや商品で感じたこと、応募先でしか実現できない目標などを書くと、「企業について深く理解している」と好印象を与えられます。
「志望理由・動機の例文を解説!書き方の流れや作成時のポイントも紹介」のコラムでは、志望動機の書き方を解説しているので、あわせてご一読ください。
本人希望記入欄に書きたい要望がない場合
会社への要望がない場合でも、本人希望記入欄に「特になし」と記載するのは避けましょう。「自社に興味がない」と思われる恐れがあります。「貴社の規定に従います」「貴社基準に準じます」と記載しましょう。
長所や短所が明確でない場合
長所は、企業が求める人物像を把握し、そのなかで自分にあてはまる長所を記入しましょう。
採用担当者は、入社後に長所を活かせるか判断しています。企業とのマッチ度の高さをアピールできるので、求める人物像に合った長所を記入してください。
また、短所が適切に記入できていると、客観的に自分を分析できていると判断されます。短所を記入するだけではなく、どのように改善していくか伝えることが大切です。入社後に失敗した場合も改善策を考え、臨機応変に対応できるとアピールできます。
【項目別】履歴書に空欄をつくらない書き方
履歴書に空欄があると、熱意や志望度の高さをアピールできません。ここでは、項目別に応じて履歴書に空欄をつくらない書き方をまとめました。
志望動機欄
志望動機では、他社と比較して応募企業でしか挑戦できないことを明記しましょう。
志望動機を作成するうえで、企業理念や職種、企業の強みを理解するために企業研究を行うことが大切です。自分の強みやこれまでの経験が、入社後にどのように活かせるか整理しましょう。
自己PR欄
自己PR欄には、自分の強みや、入社後にどのように強みを活かしたいと考えているか記入しましょう。また、応募企業で挑戦したい経験や、どのようにキャリアアップしたいと考えているかを伝えるのもおすすめです。企業が求める人物像を理解したうえで、社風に合った自己PRをしましょう。
自己PRを書くときのポイントが知りたい方は「自己PRの基本の書き方は?新卒と転職での違いや例文を紹介」のコラムもあわせてご一読ください。
趣味・特技欄
趣味や特技は、自分が楽しいと感じることや、周囲から褒められたものを記入しましょう。
自分で思いつかない場合は、友人や家族に聞くのが有効です。自分では特技と感じていなくても、周囲からすると特技と捉えられることがあります。一人で悩まず、周囲の人の力を借りて、自己理解を深めましょう。
特記事項欄
特記事項欄には、転居予定などを記入します。仕事に影響が出る心配がある場合は、簡潔に伝えましょう。
健康状態欄
配慮してほしいことがなく働ける場合は、「健康状態は良好」と記入しましょう。健康面で不安があり、業務に支障が出る場合は、正直に伝えてください。
空欄を避けるために条件を絞り過ぎないようにする
空欄を避けるために、本人希望記入欄や特記事項欄で条件を絞り過ぎないようにしましょう。履歴書に空欄がないほうが良い印象を与えられますが、条件が多過ぎると企業側は「希望に添えられない」と考え、内定につながらない可能性があります。希望がない場合は、「貴社の規定に準じます」と記入しましょう。
履歴書に空欄をつくらないための工夫
空欄をつくらない書き方を実践しても、記入する内容を考えるのが難しい場合は、転職エージェントの利用を検討しましょう。ここでは、履歴書に空欄をつくらない工夫を解説します。
1.自己分析を入念に行う
履歴書に空欄をつくらないために、自己分析を入念に行い、自分の強みやこれまでの経験を明確にしましょう。自己分析をして履歴書を作成すると、将来の目標や、入社後にどのように貢献できるかが見えてきます。履歴書では自分がどのような人柄なのか伝えることが重要なので、自分を客観的に理解することが大切です。
「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムでは、自己分析の重要性を解説しているので、参考にしてみてください。
2.項目数が少ない履歴書を選ぶ
どうしても空欄が目立つ場合は、項目数が少ない履歴書を選びましょう。JIS規格の履歴書を選ぶと「志望動機」「特技」「好きな学科」「アピールポイント」が一つにまとめられています。ただし、項目数が少ないと、熱意が伝わりにくいデメリットがあるため、注意しましょう。
3.就職・転職エージェントに相談する
一人で応募書類を作成するのが難しいと感じる場合は、就職・転職エージェントの利用を検討しましょう。就職・転職エージェントを利用すると、悩みが相談でき、応募書類を作成するヒントが見つかります。
若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブでは、経験豊富なキャリアアドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを行い、求人をご紹介。一人では難しい企業選びや選考対策などもサポートいたします。また、書類添削や面接対策も行っているので、履歴書の書き方に悩む方も安心です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。