【保存版】フリーターの正社員面接でよく聞かれる質問と理由別の回答集
「フリーターが正社員面接を受ける際はどんなことを聞かれるの?」と気になる方は多いのではないでしょうか。フリーターの方がよく聞かれる質問は、「フリーターをしていた理由」「正社員になりたい理由」などが挙げられます。
正社員として働きたいという熱意や成長意欲が伝わるような回答を意識しましょう。
このコラムでは、正社員就職を目指すフリーターの方向けに、よく聞かれる質問と回答例をまとめました。コラムの後半では逆質問も紹介しているので、面接への苦手意識を克服したい方はぜひご一読ください。
あなたの強みをかんたんに
発見してみましょう!
あなたの隠れた
強み診断
就職・転職でお困りではありませんか?
当てはまるお悩みを1つ選んでください
フリーターが面接でよく聞かれる質問と回答例

フリーターの方が正社員面接でよく聞かれる質問と、その回答例をまとめました。面接本番までに少しでも自信をつけたい方はぜひご覧ください。
フリーターが面接でよく聞かれる質問
- 自己紹介
- 職務経歴
- フリーターをしていた理由
- 正社員に就職する理由
- フリーター期間に経験した仕事の内容
- 今までの仕事で成功/失敗した経験
- 趣味や仕事以外でしている活動
- 長所/短所
フリーターが面接でよく聞かれる質問
1.自己紹介の回答例
正社員面接での自己紹介は、以下のような内容を話すのが基本です。

自己紹介は30秒〜1分程度で述べるのがおすすめです。
ただし、企業によっては「3分程度で自己紹介をお願いします」と時間を指定されることもあります。その場合は、アルバイトでどのような仕事に携わっているかを詳しく述べると時間調整しやすいでしょう。
回答例
本日は面接のお時間を作っていただき、ありがとうございます。
△△と申します。年齢は□□歳です。
□□年に△△大学の◇◇学部を卒業後、フリーターとして□年間、飲食店でアルバイトをしておりました。現在は同店舗でのアルバイトを続けながら、就職活動を行っております。
本日はよろしくお願いいたします。
面接官は「あなたがどのような人なのか」を知りたい
自己紹介の時間が設けられるのは、単にあなたのプロフィールを確認するためだけではなく、アイスブレイクと雰囲気作りのためでもあります。最初に自己紹介をしてもらい少しでも緊張を和らげることで、本来のあなたの姿を引き出したいと考えています。
就職面接と聞くとどうしても緊張してしまうかもしれませんが、面接は、面接官と応募者がコミュニケーションをとる時間です。なるべく自然体な自分で話すようにしてみてくださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
2.職務経歴の回答例
職務経歴を聞き出し、あなたがどんな経験をして、どんな学びを得たのかを知りたいと思っています。
回答例
大学卒業後、約2年間コールセンターでのオペレーター、直近の1年間はデータ入力のアルバイトに従事してまいりました。
コールセンターでは、お客さまのお困りごとを正確にヒアリングし、分かりやすく解決策をお伝えする「傾聴力」と「伝達力」を磨きました。データ入力の業務では、毎日決められた件数を、ミスなく迅速に処理する「正確性」と「集中力」を養いました。
これら2つの経験を通じて、私は最前線に立つよりも、社内の人やお客さまを裏方でサポートすることに適性とやりがいを感じることに気がつきました。
今後は正社員として、私の強みである「正確性」や「傾聴力」を活かし、御社の△△部門の皆さまがよりスムーズに働けるよう、縁の下の力持ちとして貢献したいと考えております。
あなたがどんな経験をして、どんな学びを得たの知りたい
「職務経歴について話してください」という質問は、自己紹介よりも一歩踏み込んで、「あなたがこれまで、具体的に何をして、何を考え、何を身に付けてきたのか」を知るための質問です。
履歴書や職務経歴書を見れば、当然「どこで働いていたか」は分かります。面接官が知りたいのは、その「中身」なのです。
面接は華やかな実績を話す場ではなく、あなたの経験や学びを伝える場です。そのため、「大したことないから話さないでおこう…」「誰にでもできそうなことしかしていないから、自信をもって話せない」などと考える必要はありません。
3.「フリーターをしていた理由は?」の回答例
フリーターの方は「フリーターをしていた理由」を聞かれることが多いでしょう。
ここでは、「新卒の就活に失敗した場合」「新卒で就活をしなかった場合」「一度正社員になったもののフリーターをしていた場合」の3パターンの回答例を紹介します。自身の状況に当てはまる回答例を参考にしてみてください。
新卒の就活に失敗した場合の回答例
新卒の就職活動に失敗してフリーターになった場合、過去の失敗を踏まえたうえで、現在はどのような姿勢で就職活動に向き合っているのかを伝えましょう。また、内容を深堀りされることがあるので、「やりたい仕事が明確になった」と伝える際は、それが何なのかをしっかりと説明できるようにしておくことが重要です。
【回答例】
新卒のときは、内定を獲得することだけが目的となり、業界や職種を問わずやみくもに応募していました。その結果、1社ごとに選考対策ができず、就職活動が上手くいきませんでした。
現在はフリーターとして働くなかで、自分のやりたい仕事が明確になったため、御社で自分の強みを活かせると思い応募しました。
新卒で就活をしなかった場合の回答例
特に理由がなくフリーターになった方は、新卒のときとは違う気持ちで就職活動をしていることを伝えましょう。
【回答例】
私は税理士を目指して勉強をしており、勉強時間を確保しながらアルバイトをしていました。3年間を期限に勉強していましたが、試験に合格できなかったため、税理士になることを諦め、就職活動を始めました。
大学時代は、税理士になることしか頭にありませんでしたが、現在は幅広い業界や職種について調べ、自分に向いていそうな仕事を探すようにしています。
一度正社員になったもののフリーターをしていた場合の回答例
一度正社員になり退職してからフリーターになった場合、退職した理由とフリーターになった理由を伝えましょう。
なお、退職理由として、「仕事が大変で辞めた」「正社員として働くことに疲れてしまった」などの回答はなるべく避けてください。「やる気や意欲を感じられない」と判断されることもあるでしょう。
【回答例】
新卒として一度就職しましたが、就職することが目的となっていたため業務内容に興味をもてず、長く勤めることができませんでした。
自分のやりたい仕事を見つけるためにフリーターとなり、さまざまなアルバイトを経験しました。そのなかで自分のやりたい仕事を見つけることができ、御社でその強みを発揮したいと考え応募しました。
企業は「採用してミスマッチが起きないか」を確認したい
企業は面接を通して、「採用してミスマッチが起きないか」を確認しています。人材を採用して教育するためには、膨大なコストがかかるもの。そのため、採用した人にはなるべく長く働いてほしいというのが企業側の本音です。
ミスマッチが起きないかを見極めるためには、スキルや能力はもちろん、応募者の価値観と企業の文化が合っているかも確認しています。
4.「正社員に就職する理由は?」の回答例
正社員になりたいと思った理由も、よく聞かれる質問の一つです。「なぜアルバイトや派遣社員ではなく、あえて責任の重い正社員を選ぶのか」という本気度と覚悟を確認しています。
そのため、正社員に就職する理由を聞かれた際は、「長期的にスキルを磨いてキャリアを積みたい」「安定した環境で専門的な知識を深め、企業に貢献したい」といった前向きな姿勢を示しましょう。
給与を安定させたい場合の回答例
正社員を志望する大きな理由の一つは、安定した収入を得て、安心して仕事に打ち込める環境を築きたいからです。
ニート期間を経て、将来のキャリアプランを立てることの重要性を痛感しました。正社員として働き生活の安定が得られれば、短期的な不安にとらわれることなく、長期的な視点を持って自己成長できると考えております。
また、給与や待遇が安定しているからこそ、与えられた仕事以上の責任を持ち、スキルアップや業務改善に積極的に取り組んでいく覚悟があります。
「安定した生活のため」という本音を隠す必要はありませんが、それだけで話を終わらせるのではなく、「責任を持って働きたい」「スキルアップしたい」という前向きな意欲を付け加えるのがポイントです。
良くない例は、「親に言われたから」「アルバイトより給料が良くて安定しているから」といった回答です。意欲が感じられず、一緒に働きたいとは思ってもらえません。
スキルアップ・キャリアアップしたい場合の回答例
アルバイトでは経験できなかった、より責任の重い仕事に取り組み、専門的なスキルを身に付けたいという思いが強いからです。△△(志望業界や職種)の分野で長期的にキャリアを築き、御社に貢献したいと考えています。
社会的信用度を上げたい場合の回答例
正社員として働きたい理由は、社会の一員として確固たる信用と責任を持ちたいという思いがあるからです。
ニート期間中は、社会との繋がりや信用がないことへの不安を感じていました。正社員という雇用形態は、単に安定した給与を得るだけでなく、企業の一員として社会から信用を得て、その信用に見合うだけの責任を果たすことだと認識しています。
正社員になることで、生活の基盤を安定させるだけでなく、与えられた業務に対してより高い責任感とプロ意識を持って臨むことができると考えています。
面接対策では「なぜなぜ分析」が有効
面接では、「正社員に就職する理由」に限らず、あなたの答えに対して「それはなぜですか」と深掘りされることが多いでしょう。そのため、深掘りされることを想定して「なぜ」と繰り返し問い、その答えを明確にしておくのがおすすめです。

5.「フリーター期間に経験した仕事の内容は?」の回答例
フリーターの方が正社員面接を受ける際は、アルバイトの内容について深掘りされることが多いでしょう。以下では、オフィスワーク・販売職・飲食系の仕事の3つの回答例を紹介しています。
オフィスワークの回答例
約3年間、〇〇株式会社で一般事務のアルバイトをしておりました。主な業務としては、WordとExcelを使った書類(見積書、請求書)作成、データ入力、資料整理、電話対応といったオフィス全般のサポート業務を担当しておりました。
社員にとって働きやすい環境を整えることを常に意識し、足りない備品はすぐに補充したり、オフィス内の清掃を積極的に行ったりしました。
販売職の回答例
2年間、〇〇店にて化粧品販売のアルバイトをしておりました。主な業務内容は、お客さまへのカウンセリング、お客さまに合った商品の提案およびタッチアップ、在庫管理です。
お客さま一人ひとりの悩みや要望を聞き出し、最適な商品をご提案することを心掛けておりました。
飲食系の仕事の回答例
多くのお客さまに「また来たい」と思っていただけるよう、迅速かつ丁寧なサービスを心掛けていました。
「作業」ではなく「仕事へのスタンス」を知るための質問
面接官が知りたいのは、「書類作成をしていました」「料理の配膳をしていました」という事実だけではありません。与えられた業務に対して「何を考え」「どのように行動したのか」という、あなたの仕事に対するスタンスを知りたいと考えています。
そのため、フリーター期間にしていた仕事内容について聞かれた場合は、担当業務に加えて「自分が工夫していたこと」や「心掛けていたこと」を伝えるようにしましょう。
6.「今までのお仕事で成功/失敗した経験はありますか?」の回答例
仕事内容だけではなく、成功体験と失敗体験について聞かれるケースもあります。スムーズに答えられるようにあらかじめ考えておきましょう。
この質問では、「周囲の人の話が出てくるか」によって協調性などをチェックされることがあるようです。
【成功の回答例】
成功体験として印象に残っているのは、お客さまのリピーター化に成功したことです。
お客さまに対して単に商品を勧めるのではなく、着用シーンや好みついて細かくヒアリングし、次回以降のコーディネートの相談にも乗るなど、一人ひとりに寄り添った接客を徹底しました。あるお客さまに提案したコーディネートを気に入っていただき、それ以降、「また△△さんに選んでほしい」と私を指名してご来店いただけるようになりました。
【失敗の回答例】
失敗体験は、商品の在庫確認におけるミスです。繁忙期に、お客さまからある商品の在庫を聞かれ、急いでバックヤードで確認した際、サイズと色を間違え、お客さまに「在庫がありません」と伝えてしまいました。
あとでほかのスタッフが在庫を見つけましたが、私自身の思い込みと確認の焦りから、二重チェックを怠ったことが原因でした。お客さまに改めて謝罪することになり、大変申し訳ない思いをしました。
この失敗を教訓に、在庫確認時は「品番、色、サイズ」を声に出して復唱し、伝票と商品を指差し確認する二重チェックを必ず行うようにしました。
7.「趣味や仕事以外でしている活動はありますか?」の回答例
企業によっては、「趣味や仕事以外でしている活動」を聞かれる場合もあります。プライベートの行動について聞くことで、「人柄や価値観」「継続力や集中力」「仕事とプライベートのバランス感覚」などを判断するようです。
【回答例1】
△△(応募先の業界)に関連する書籍を、月に3~5冊は読むようにしています。入社後に教わることをなるべくスムーズに吸収できるように、日々勉強しています。
【回答例2】
健康維持のために、2カ月ほど前から週に3日ランニングをしています。最初は1km走るだけで疲れてしまいましたが、今では3kmを無理なく走れるようになりました。継続することで体力がつき、精神的にも前向きになれたと感じています。
8.「長所/短所はなんですか?」の回答例
応募者の長所が、応募職種や求められる役割に適しているかを確認します。
また、短所が、業務を遂行するうえで致命的な欠陥にならないかも確認するようです。短所を述べる際は、改善に向けてどのような努力をしているかも併せて伝えるようにしましょう。
【回答例】
私の長所は、目標達成に向けてコツコツと努力を続けられる点です。ニート期間中、毎日2時間の勉強を半年間続けた結果、独学で◇◇の資格を取得することができました。
短所は、一つのことに集中し過ぎると周りが見えなくなることがある点です。以前、アルバイトで作業に没頭するあまり、ほかのスタッフへの声かけがおろそかになったことがありました。
現在は、作業を始める前にやるべきタスクをすべてを確認し、アラームをかけるなどして、周囲の状況も把握できるように意識しています。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
こんなお悩みありませんか?
- 向いている仕事あるのかな?
- 自分と同じような人はどうしてる?
- 資格は取るべき?
実際に行動を起こすことは、自分に合った働き方へ近づくための大切な一歩です。しかし、何から始めればよいのか分からなかったり、一人ですべて進めることに不安を感じたりする方も多いのではないでしょうか。
そんなときこそ、プロと一緒に、自分にぴったりの企業や職種を見つけてみませんか?
【目的別】フリーターが面接ですべき逆質問
面接では、企業から「何か質問はありますか?」のように逆質問の時間を設けてもらえるのが一般的です。企業についてしっかりと調べたうえで、分からなかったことや気になることについて質問してみましょう。
「熱意」と「入社後の学習意欲」をアピールしたい場合の質問例
面接官は「入社後に素直に学び、早く成長してくれるか」を重視することが多いでしょう。その意欲を前面に出す質問が、ここで紹介するような内容です。
もしご縁をいただけた場合、入社日までに何か準備しておくべきことや、勉強しておくべきことはありますか?
定番ともいえますが、しっかりと熱意が伝わる質問です。入社後の生活を具体的にイメージしている証拠になります。
できるだけ早く戦力になりたいと考えているのですが、御社で活躍されている先輩方は、入社後どのような努力をされてきましたか?
「活躍したい」という意欲と、「そのための努力を惜しまない」という姿勢を同時に示せます。
私が配属される予定の部署は、現在どのような目標を掲げていらっしゃいますか?私もその目標達成に貢献したいです
自分のことだけでなく、チームや企業の目標に興味があるという「当事者意識」をアピールできます。
「仕事への理解度」と「ミスマッチ防止」のための質問例
働くイメージが具体的にできていることを示す、または「思っていた感じと違った」というミスマッチを防ぐための質問例を紹介します。
御社の〇〇さま(面接官)から見て、この仕事の「やりがい」と、反対に「大変だと感じる点」を教えていただけますでしょうか?
ポジティブな面だけでなく大変な面も知ったうえで入社したい、という真剣さが伝わります。
差し支えなければ、入社後の1日の具体的な業務スケジュールや流れを教えていただけますか?
働く姿を具体的にイメージしようとしている姿勢を示せます。
配属されるチームの雰囲気や、年齢構成などを教えていただけますか?
「長期的なキャリア」への関心を示す質問例
「腰を据えて長く働きたい」という意思表示ができる質問例を紹介します。
御社では、どのような方が高く評価され、活躍されていますか?共通する特徴があれば教えていただきたいです
企業の「求める人物像」を再確認し、自分もそうなりたいという意思を示せます。
まずは目の前の業務を覚えることが第一ですが、将来的には〇〇(たとえば営業事務だけでなく、経理の知識も学ぶ)といった業務にも挑戦できる可能性はありますか?
将来のキャリアへの前向きな関心を示せます。ただし、「まずは目の前の業務を」という前提を必ず添えてください。
企業へ就職の本気度を伝えられる大きなチャンス
逆質問は、企業へ就職の本気度を伝えられる大きなチャンスです。特にフリーターから正社員を目指す場合、「スキルや経験はまだ足りないかもしれないが、やる気と熱意は十分にある」というアピールができます。
受け身ではなく主体的に知ろうとする姿勢を見せることで、面接官に「この人は本気度が高そう」「入社後も自分で考えて行動しそう」と印象付けることができます。
【注意点】
企業理念や主力商品といった調べれば分かる質問や、「有休は取りやすいですか?」「残業は毎月何時間くらいですか?」といった労働条件に関する質問は、「志望度が低そう」「条件ばかり重視していそう」という印象を与えかねないため、逆質問として聞くのは避けましょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
こんなお悩みありませんか?
- 自分に合った仕事を探す方法がわからない
- 無理なく続けられる仕事を探したい
- 何から始めれば良いかわからない
自分に合った仕事ってなんだろうと不安になりますよね。強みや適性に合わない 仕事を選ぶと早期退職のリスクもあります。そこで活用したいのが、「隠れたあなたの強み診断」です。
まずは所要時間30秒でできる診断に取り組んでみませんか?強みを客観的に把握できれば、進む道も自然と見えてきます。
フリーターと転職では面接の質問内容が違う
フリーターと転職では面接の質問内容が異なります。フリーターは「正社員としてのポテンシャルや定着性」、転職者は「これまでの職務経験とスキルを活かせるか」に焦点が当てられることが多いです。
フリーターは「正社員としてのポテンシャルや定着性」が重視されやすい
フリーターは、即戦力となり得るスキルよりも、仕事への熱意や成長意欲、協調性といった人柄やポテンシャルを重視される傾向があります。
また、「長く働いてくれるか(定着性)」を重視する企業も多いでしょう。企業は「せっかく入社してもらったからには、きちんと教育をしてできるだけ長く働いて活躍してほしい」と考えるもの。
ほかにやりたいことができて辞める可能性はないか、などを探る質問が出ることもあります。
転職者は「これまでの職務経験とスキルを活かせるか」が重視されやすい
正社員から正社員へと移る「転職者」に対しては、過去の実績やスキルを問う質問が中心になります。たとえば、前の職場でどのような成果を上げ、どのようなスキルを身に付けたのかなどを具体的に質問されるでしょう。
また、将来的にどのようなキャリアを築きたいのか、この企業に入社することでどのようなメリットがあるのかも問われる傾向にあります。
フリーターから正社員になった人の体験談
大学卒業後、ジーンズショップで販売のアルバイトを経て、古着屋店員(アルバイト)として働いていた、25歳のA.Yさん。ハタラクティブを利用して、古着屋のアルバイトから「ホテルのフロントスタッフ」の仕事に就きました。
以下はA.Yさんの体験談を抜粋したものです。
ー古着屋でアルバイトされていたんですよね。なぜ就職活動を始めようと?
ちゃんと稼ぎたいと思ったことが一番の理由です。
─ハタラクティブを利用されたきっかけを教えてください。
以前ハローワークへ行きましたが、登録しただけで終わっちゃったんですよね。
だから何かしらサポートがほしかったんです。検索したらハタラクティブを見つけたので、とりあえず登録しました。
すると、本当にすぐ就活アドバイザーの方から電話がかかってきて、バイト中だったので思わず焦りました(笑)。
─カウンセリングを受けてみてどうでした?
その場でいくつも求人を紹介してもらえて驚いたし、就活アドバイザーの方が親しみやすくて、自分についてもいろいろ話しやすかったですね。
─今回、登録から20日ほどで就職活動を終えられたとか。
はい、1社受けただけで内定が出ました。まさかこんなに早く決まるとは(笑)。
─面接のためにはどんな準備をされましたか?
よく聞かれる質問や答え方のコツなどを事前に教えてもらいました。あとは模擬面接を受けたことも自信につながりました。
模擬面接には、自己PRやバイトの退職理由、過去の困難についてなど、事前にいくつかの質問への回答を用意していきました。すると「その経験は刺さるので、詳しく説明しましょう」とか、「ネガティブに響かないように、○○と言うと良いですよ」などと、就活アドバイザーの方が分かりやすく教えてくれました。
─面接はどうでしたか?
最初は緊張して声も震えている状態で、志望動機を聞かれたらスーッと忘れてしまいました。マズイと思って、「すみません、緊張しています」と素直に伝えたら、面接官の方が優しく「大丈夫ですよ。リラックスして話してください」と言って緊張をほぐしてくれたんです。
─最後にYさんのようにフリーターから正社員になりたい人に向けて、ひと言お願いします。
まず悩むより先に行動した方が良いと思います。ダラダラしていても、歳を取ってしまうだけなので。
私も1人で就活していたら就職がなかなか決まらなかっただろうし、今回はハタラクティブの就活アドバイザーの方に引っぱっていってもらったから、勢いに乗ってパパッと決められました。
それが正しい選択だったのか、今はまだ分からないですけど、やって損はなかったです。早くハタラクティブに登録して本当に良かったです。
A.Yさんの体験談の全文は以下のコラムで読むことができます。気になる方はチェックしてみてください。
また、以下のコラムではフリーターから正社員になった方の体験談を8つまとめています。ぜひ併せてご覧ください。
まとめ
フリーターの方が面接で聞かれやすい質問は「フリーター期間の仕事内容」「正社員になりたい理由」などです。どの質問にも正解はないので、あなたが体験したことや考えていることを、分かりやすく伝えられるように意識してみてください。
「就職・転職エージェントを利用してみたいけど、どのエージェントが良いのか分からない」という方はハタラクティブへご相談ください。就職・転職エージェントのハタラクティブでは、若年層を対象に就職・転職活動を支援。スキルや経歴に自信がない方に向け、人柄重視の採用を行う企業の求人を多数取り扱っています。
また、ハタラクティブでは求人の紹介だけではなく、模擬面接も実施。自分の強みや弱みを整理できるほか、面接当日までに身に付けておくべきことが分かるため、自信をもって本番に臨めます。
「長く働ける職場を見つけたい」「アルバイト経験をどのようにアピールしたら良いか分からない…」などとお悩みのフリーターの方は、お気軽にご相談ください。
フリーターの正社員面接に関するQ&A
ここでは、フリーターの正社員面接に関するよくある質問をまとめました。
面接練習では何をするべき?
よくある質問への回答を準備することが大事です。イメージした回答内容を書き出し、実際に声に出して練習してみましょう。
内容に自信がない方は、身近な人に面接官役を頼み、模擬面接を行うのがおすすめです。
面接対策については以下のコラムで解説しているので、併せてご覧ください。
正社員の面接に落ち続けて自信がありません…
一人で対策していて面接に落ち続けるのであれば、友人や家族、ハローワークなどの第三者に相談するのがおすすめです。相談することで、何が原因で落ちているのか分かるかもしれません。
就職エージェントは、求職者に合う求人紹介や面接対策を行っており、正社員就職が叶いやすいサービスです。若年層向けの就職・転職エージェントのハタラクティブでは丁寧なカウンセリングで一人ひとりに合った対策をするので、お気軽にご相談ください。
「フリーターから正社員面接を受けるのが怖い…」対処法は?
面接対策を繰り返し行いましょう。
正社員面接を受けるのが怖いと思う理由には、準備が十分でない可能性が考えられます。準備が不足していると、「何を質問されるのか分からない」「答えられる自信がない」と不安な気持ちが大きくなってしまうため「怖い」と感じやすくなります。
フリーター期間が4年です。面接で長い理由を聞かれたらどう答えるべき?
フリーター期間が長い応募者に対して、面接官は「仕事への意欲や継続性」「この期間に何をしていたのか」「なぜ今正社員を目指しているのか」といった点に関心をもちます。長くフリーターを続けた理由を正直に伝えつつ、「その経験をどのように活かすか」と「今後は長く働きたい」という前向きな気持ちをセットで伝えることが重要です。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
この記事に関連する求人
完全週休2日制☆マーケティングアシスタントとして活躍しませんか?
マーケティングアシスタント
東京都
年収 315万円~360万円
正社員登用実績あり◎人材紹介会社でライター・取材担当を募集!
ライター・取材担当
東京都
年収 315万円~360万円
未経験者が多数活躍★人材紹介会社で営業職として活躍しませんか?
営業
東京都
年収 328万円~374万円
未経験OK◎開業するクリニックの広告全般を担当する企画営業職の募集
企画営業職
大阪府
年収 252万円~403万円
未経験から始められる研修体制◎通信環境の点検などを行うルート営業☆
ルート営業
滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県…
年収 228万円~365万円
この記事に関連するタグ
- 「ハタラクティブ」トップ
- 記事トップ
- 「経歴別」の記事一覧
- 「フリーター」についての記事一覧
- 「フリーターの就職活動」についての記事一覧
- 【保存版】フリーターの正社員面接でよく聞かれる質問と理由別の回答集


