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ISFP(冒険家)の性格は?相性や向いてる仕事を解説!
更新日
この記事のまとめ
- ISFP(冒険家)は、「内向型」「観察型」「感情型」「探索型」の性格タイプを指す
- ISFPの強みは、芸術的で独創性があることや協調性が高いこと
- ISFPの弱みは、優柔不断な性格や衝動的な一面があること
- 相性が良い主なタイプは、「INTP」「ENTP」「INTJ」など
- 誰かを支える仕事や芸術センスを活かせる仕事は、ISFPの人に向いている
「ISFP(冒険家)ってどんな性格?」「相性の良いタイプは?」と気になる方もいるでしょう。ISFPの人は内向的な性格で、感受性や柔軟性が高い傾向があります。また、優柔不断な性格もISFPの特徴です。このコラムでは、ISFPの特徴や恋愛スタイル、長所・短所などを解説します。ISFPの人に向いている仕事や業界もご紹介するので、ぜひご一読ください。
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ISFPとは?冒険家タイプの特徴
ISFPとは、16Personalitiesで「冒険家」といわれるタイプの1つです。ここではISFPの性格や価値観などをご紹介します。ISFPタイプの方や、ISFPの特徴について詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。
参照元
16Personalities
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基本的な性格の傾向
ISFP(冒険家)の基本的な性格には、内向的で感受性が豊か、柔軟性が高いなどの特徴があります。周囲の人に対して共感力が高い傾向もあるようです。また、美的感覚が強く、芸術や自然に対する興味が高いという特徴もみられます。人間関係においては、親しい友人や家族との深い絆を大切にし、思いやりのある行動を取ることが多いでしょう。
ISFPが大切にしている価値観
ISFP(冒険家)が大切にしている価値観は、主に以下の3つです。
- ・調和を保ちたい
・余裕をもって行動したい
・計画的に動くより場の状況に合わせて柔軟に対応したい
ISFPは、周囲との対立を避け「みんなと仲良くやっていきたい」と考えるタイプです。自分以外の人たちが揉めているときは、間に入って調和を保とうとするでしょう。また、前述のとおり柔軟性が高いため、きっちりした計画や予定のなかで動くよりも、場の状況に合わせて柔軟に対応するほうが得意な傾向があります。ISFPならではの柔軟性を発揮するために、自分のキャパシティをきちんと把握したうえで余裕をもって行動していることが多いでしょう。
ISFPの日本人の割合
ISFP(冒険家)の割合は日本人のなかで6.7%程度とされており、16タイプのなかでは7番目に多いタイプです。具体的な割合は以下のとおりでした。
INFP、ENFPの割合は10%を超えていますが、ISFPを含むほかのタイプの割合に大きな差はないといえるでしょう。
MBTI診断については、「MBTIとは?16タイプの性格診断を簡単にわかりやすく解説します!」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ISFPあるある
「ISFPあるある」といえるものには、以下が挙げられます。
・退屈な時間が嫌い
・考えるよりも行動する
・考える作業には時間がかかる
ISFPは行動力があるため、何もしない退屈な時間を嫌う傾向があります。また、考えるより先に行動を起こすタイプでもあるため、綿密な計画や論理的な思考を必要とする作業は苦手といえるでしょう。
ISFP(冒険家)の4つの性格指標
ISFP(冒険家)は、16Personalities性格診断における4つの性格指標と2つのタイプの組み合わせを表しています。各性格指標とタイプは以下のとおりです。
観点 | ||
---|---|---|
興味・関心の方向 | 内向型(I) | 外交型(E) |
物事の見かた | 観察型(S) | 直観型(N) |
判断のしかた | 論理型(T) | 感情型(F) |
物事への姿勢 | 判断型(J) | 知覚型(P) |
※観察型(obServant)は感覚型(Sensing)と呼ばれることもあります
※探索型(Prospecting)は知覚型(Perceiving)と呼ばれることもあります
ISFPの場合は、内向型(Introverted)、観察型(obServant)、感情型(Feeling)、探索型(Prospecting)の組み合わせになっています。ここでは、ISFPに該当する性格指標について解説するので、参考にしてみてください。
内向型(Introverted)
内向型の人は、他者と交流するよりも一人で過ごしたり、自分の思考や感情に焦点を当てて物事を考えたりする傾向があります。人間関係は多くの人と浅い関係を持つよりも、少数の人と深い付き合いをすることを好むようです。ISFP(冒険家)は、頭のなかでイメージを膨らませることが好きで、人には思いつかないような想像力を発揮することがあるでしょう。
観察型(obServant)
観察型の人は、物事を直感的に理解するのではなく、実際に目に見えるものや感じられるものをよく見て基づいて判断する傾向があります。このため、ISFPは周囲の人や環境の細かい変化に気づきやすく、鋭い感受性をもっているでしょう。ISFP(冒険家)は自分の感じたことから発想を膨らませていくやり方で、独創的でクリエイティブな一面を発揮することも。なお、観察型は「感覚型(Sensing)」といわれることもありますが、どちらも同じ性格指標を表しています。
感情型(Feeling)
感情型の人は、他者の感情に敏感で、共感力が高いことが特徴です。論理や客観的なデータよりも、主観的な感情や人間関係を重視し、周囲との調和を大切にします。チームやグループのなかでも、メンバー同士の協力や調和を促進する役割を果たすことが多いでしょう。ISFP(冒険家)が人の気持ちを考えた言動や行動を自然にできるのは、感情型の性格指標が大きく影響しているでしょう。
探索型(Prospecting)
探索型の人は、物事を計画的に進めるよりも、状況に応じて臨機応変に対応することを好む傾向があります。新しい知識や情報も柔軟に受け入れて変化を楽しめるため、あまり先の見通しができないような状況下でも、ストレスを感じにくいタイプです。ISFP(冒険家)は型にはまらず柔軟に物事を考える傾向にあり、得意分野に関することなら、理解した内容のアウトプットもスムーズにできるでしょう。なお、探索型は「知覚型(Perceiving)」といわれることもありますが、こちらも同様の性格指標を指します。
ISFP-TとISFP-Aの違い
「T」と「A」の違いは、主に自己評価や感情の安定性、ストレスの対処法などにあります。
ISFP-Tは自己疑念や不安を抱えやすい傾向があり、自分の感情に対して敏感。また、他者からの評価を気にしてしまうこともあるようです。
一方でISFP-Aは、比較的自己評価が高く、安定した感情を保つことが得意な傾向があります。自分の価値観や信念に自信を持っているため、ストレスの多い状況でも冷静に対処できるタイプが多いでしょう。
ISFP(冒険家)の長所と短所
ISFP(冒険家)の長所は、芸術的な独創性や協調性の高さです。しかし、優柔不断な性格や自分の気持ちを抑圧するという短所も。ここでは、ISFP(冒険家)の長所と短所をまとめたので、ぜひご一読ください。
ISFPの強み
ISFP(冒険家)の強みは、「芸術的で独創性がある」「協調性が高い」「コミュニケーション能力がある」などです。それぞれ詳しく解説します。
芸術的で独創性がある
ISFPは、芸術的で独創性に富んだ一面があります。感受性が高く、自然・アートなどに対する感性や感情に敏感であることから、創造的な分野で才能を発揮できることが多いでしょう。自分の感情や体験を表現することに喜びを感じたり、周囲とは違う視点を持っていたりするので、個性的でユニークな作品を生み出すこともあるようです。
協調性が高い
協調性の高さも、ISFPの強みの一つです。先述したように、ISFPの人は他者との調和を大切にし、対立を避ける傾向があります。この特性は、チームやグループで行動する際に役立つでしょう。
コミュニケーション能力がある
コミュニケーション能力にも長けていることも、ISFPの人の長所です。自分の感情や考えを率直に表現でき、相手の気持ちにも敏感に反応します。そのため、ISFPの人は対話のなかで相手の気持ちに深い理解や共感を示して、相手に安心感を与える存在になれるでしょう。
ISFPの弱み
ISFP(冒険家)の弱みは、「自分の気持ちを抑圧してしまう」「優柔不断」「衝動的な一面がある」などが挙げられるでしょう。それぞれ詳しく解説します。
自分の気持ちを抑圧してしまう
ISFPの人は、自分の気持ちを抑圧してしまうのが弱みといえます。調和を重視して他者を優先するあまり、自分の感情や欲求を後回しにすることもあるようです。ISFPは内向的な性格であるため、ネガティブな感情やストレスを1人で抱える傾向がみられるでしょう。
優柔不断
ISFPの内向的で感受性が豊かな特性は、ときに優柔不断さとして現れる場合があります。自分の感情や価値観に強く影響されるため、選択の際に人の気持ちを考慮し過ぎてしまい、長時間迷ってしまうこともあるでしょう。
衝動的な一面がある
ISFPの人は衝動的な一面があり、計画を立てずに行動する傾向があるでしょう。創造的な表現をするときにはプラスに働くこともありますが、リスクを伴う決断を下す際には、マイナスの結果をもたらす原因にもなり得ます。
ISFP(冒険家)の相性一覧
ここでは、ISFP(冒険家)とほかの性格タイプの相性をまとめました。また、ISFPと特に相性が良いタイプと悪いタイプについても解説します。ぜひ参考にしてみてください。
性格タイプ | 相性 | 相性の特徴 |
---|---|---|
INTJ(建築家) | ★★★★☆ | INTJとISFPは、お互い自分にない特性をもっています。相手にしか思いつけないようなアイデアや考えを交換し合うことで、刺激を与え合い成長できる関係を築けるでしょう。 |
INTP(論理学者) | ★★★★★ | ISFPは、INTPの知的な一面に魅力を感じる傾向があります。INTPの思考力とISFPの感受性が合わさると、新しいアイデアが生まれることもあるでしょう。 |
ENTJ(指揮官) | ★☆☆☆☆ | ENTJとISFPは、性格診断におけるすべての特性が対立しています。一部の特性が対立している場合は相手との違いが刺激に感じられることがありますが、すべてが対立関係にあるタイプ同士では、ストレスを感じやすいでしょう。 |
ENTP(討論者) | ★★★★★ | ENTPとISFPは、相手の異なる視点に魅力を感じやすいタイプです。お互いの意見やアイデアを尊重しつつ、関係を深められます。 |
INFJ(提唱者) | ★★★★☆ | INFJとISFPはお互いに感情を大切にするタイプ同士で、相性が良いでしょう。INFJは洞察力に優れた一面があり、ISFPの長所に良い影響を与えることもあります。 |
INFP(仲介者) | ★★★☆☆ | INFPは相手への共感能力が高く、ISFPとも良い人間関係を築けるでしょう。性格タイプも似ていることから、似たような価値観で考えを共有できます。 |
ENFJ(主人公) | ★★★★☆ | お互いに感情的なつながりを重視するタイプです。ENFJがISFPをサポートする傾向にあり、両者の性格はうまく噛み合うでしょう。 |
ENFP(運動家) | ★★★★☆ | ENFPは、好奇心の強さがISFPと共通しています。好奇心や創造性を刺激し合い、お互いのアイデアに共感しやすいでしょう。 |
ISTJ(管理者) | ★☆☆☆☆ | ISTJはしっかり者な性格タイプで頼りになる存在です。しかし、現実的で組織的な性格は、自由奔放なISFPの特性と合わないでしょう。 |
ISFJ(擁護者) | ★★★☆☆ | ISFJは面倒見の良い性格タイプで、自由でいたいISFPの性格も受け入れてくれます。しかし、ISTJは伝統を大切にするため、ISFPの柔軟性と衝突することもあるでしょう。 |
ESTJ(幹部) | ★★☆☆☆ | ESTJは決断力のある性格のため、優柔不断な傾向のISFPと対立することがあります。また、ESTJは規律に厳しいため、自由でいたいISFPはストレスを感じてしまうでしょう。 |
ESFJ(領事) | ★★★★☆ | ESFJは気遣い上手な一面がある性格タイプです。ISFPの世話を焼く傾向があり、安定して良好な関係を築けるでしょう。 |
ISTP(巨匠) | ★★☆☆☆ | ISTPのマイペースな一面は、ISFPに通じるところもあります。しかし、ISTPは感情表現が苦手な傾向があるため、感情を大切にするISFPとはあまり相性が良くないでしょう。 |
ISFP(冒険家) | ★★★★☆ | 同じ性格タイプなので、比較的理解し合える関係性です。考え方や行動も似ているため、一緒にいてストレスなく過ごせるでしょう。 |
ESFP(エンターテイナー) | ★★☆☆☆ | 人を楽しませることが好きなESFPと、楽しいことが好きなESFPは、一見相性が良いように見えるでしょう。しかし、ISFPはESFPの社交的な性格についていけないことがあり、衝突することがあります。 |
ESTP(起業家) | ★★☆☆☆ | ESTPはアグレッシブで衝動性のある性格タイプです。その積極性がISFPに刺激を与えることもありますが、不和のきっかけになってしまう場合もあるでしょう。 |
ISFP(冒険家)は性格が悪い?
周りから見た印象 一般的にISFPは人に対して思いやりをもち、共感能力も高い傾向がありますが、ISFPの特性が全ての人に好意的に受け入れられるわけではありません。ISFPの衝動的な一面や優柔不断さが人に不快感を与えることもあるため、そうした側面を見て「性格が悪い」と捉えられることもあるでしょう。 しかし、性格の良し悪しは一概にはいえず、本人の行動や選択によって変わるものです。もし「自分は嫌われているかも…」と感じたときは、自分の気持ちだけでなく人の意見にも耳を傾けることで、人間関係が改善できる可能性があります。
ISFPと相性の良いタイプ
ISFP(冒険家)と相性が良いとされるタイプはいくつかありますが、なかでもINTP(論理学者)、ENTP(討論者)、INTJ(建築家)とは、良い影響を与え合えるでしょう。以下で詳しく解説します。
INTP(論理学者)
ISFPとINTPは、互いの特性を理解し合うことで良好な関係を築ける可能性が高いタイプです。ISFPは感受性が豊かで、感情や価値観を重視する傾向があります。一方、INTPは論理的で分析的な思考を持ち、理論やアイデアに興味を持つタイプです。両者のアプローチの仕方は異なりますが、お互いにない部分を補い合うことで、人間関係がうまく噛み合うでしょう。
ENTP(討論者)
ISFPとENTPも、異なる性格の特性がお互いを補い合う関係性にあります。ISFPは内向的で感情的な側面を重視し、ENTPは外向的で論理的な思考を重視するのが特徴です。このような違いから、ISFPはENTPの自由な発想や冒険心に魅力を感じることが多いでしょう。
INTJ(建築家)
ISFP(冒険家)とITNJはともに創造性に溢れるタイプのため、お互いが刺激となって高め合える関係性といえます。興味関心をもつ分野も似ていることから、一緒にいて心地良いと感じられるでしょう。同僚や友人、恋人など、どのような関係を築く場合も、お互いをパートナーとして認め合える傾向があります。
ISFPと相性の悪いタイプ
ISFP(冒険家)とあまり相性が良くないとされているのは、ENTJ(指揮官)、ESTJ(幹部)、ESFP(エンターテイナー)です。以下で詳しく解説します。
ENTJ(指揮官)
ISFPは内向的で感情的な考えを重視しますが、ENTJは外向的で論理的な思考をもち、効率を重視する傾向があります。そのため、ISFPはENTJのコミュニケーション方法や、一見冷たく見える決断に対して、戸惑いや不安を感じてしまうことがあるでしょう。
ESTJ(幹部)
ISFPとESTJも、あまり相性が良くないといわれています。ESTJは前述のENTJと同様、外向的で論理的な思考をもつ傾向があるため、感情的な考えを重視するISFPとは、物事に対する捉え方が合わないことがあるでしょう。
ESFP(エンターテイナー)
ISFPとESFPは、一般的に相性が良いとされることも多いですが、同時に摩擦や衝突が生じやすいタイプでもあります。また、ISFPが静かな1人の時間を必要としている際に、ESFPの活発さがストレスに感じられることがあるでしょう。
ISFP(冒険家)の恋愛相性
ここでは、ISFP(冒険家)の恋愛スタイルや、恋愛面における他タイプとの相性について解説します。ISFPの男性・女性の性格や、ISFPと相性抜群なタイプについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ISFPの恋愛スタイル
穏やかで温かい愛情表現を求めるのがISFPの恋愛スタイルの特徴です。ISFPは、芸術家肌で感受性が強く、相手を深く理解し、共感することに長けています。繊細な感性と深い愛情を理解することで、穏やかで幸せな関係を築くことができるでしょう。
ISFPの女性の性格と相性
ISFPの女性は、恋愛関係において慎重に人を選ぶ傾向があります。しかし、一度心を開くと、相手に献身的で愛情深い一面を見せるでしょう。人の感情の機微に敏感で、思いやりの気持ちも強いため、相手に安心感を与えられます。 また、ISFPの女性は自由を重んじる傾向があり、恋愛においても相手に過度に束縛をすることはないでしょう。むしろ、互いに独立した存在であることを尊重し合う関係を好むようです。自分と同じように、感受性が高く共感力のあるタイプの人とは、良い関係を築きやすいといえます。
ISFPの男性の性格と相性
ISFPの男性は、恋愛では自分の感情や直感を重視し、相手と深い感情的なつながりを求める傾向がみられます。また、特別な瞬間や思い出を大切にし、ロマンチックなサプライズを計画することも。 共通の趣味や価値観をもつ相手との時間を楽しみたいと考えており、特に芸術的・創造的な活動を通じて愛情を深めていくことが好きなようです。 男性の場合もISFPの女性と同じく、感受性が高く共感力のあるタイプと相性が良いといえます。独自の価値観やライフスタイルを尊重し、支え合う関係を築けるでしょう。
ISFPと恋愛相性抜群の3つの性格タイプ
ISFP(冒険家)と恋愛の相性が良いタイプは、INFP(仲介者)、ISTP(巨匠)、ESFJ(領事)の3つです。以下でそれぞれ解説します。
INFP(仲介者)
ISFPとINFPはともに内向的で感情を重視する性格を持ち、豊かな感受性を共有しています。ISFPは実践的で現実的なアプローチを好む一方、INFPは理想主義的で内面的な価値観を重視するタイプです。この両者は、自分にはない部分を尊重しながら交流できるしょう。互いの違いを受け入れて理解し合うことで、愛情を育める関係性といえます。
ISTP(巨匠)
ISFPとISTPは、内向的で感覚的な特性をもっており、共通の価値観や興味をもつことが多いでしょう。どちらもセンスに優れた性格という点から、お互いの考えに刺激を与える存在になり得ます。また、ISTPの物事を冷静に分析する能力に長けている点は、ISFPにはあまりみられない特性。ISFPの感情的な面とISTPの理性的な面が交わることで、良い影響を与えたり支え合ったりする関係を築けるでしょう。
ESFJ(領事)
ISFPとESFJは興味関心をもつ物事が似ているため、同じ活動を一緒に楽しめる傾向があります。ESFJが外交的な性格なので、内向的なISFPをアウトドアに誘うこともあり、行動的な恋愛を体験できるでしょう。また、ESFJは周囲の人を楽しませることに喜びを感じます。ESFJのパートナーがISFPの特性を理解すると、ISFPの人は楽しい気持ちや安心感を得られるでしょう。
ISFP(冒険家)の仕事における特徴
ISFP(冒険家)の仕事における特徴を、強みと弱みに分けてそれぞれ解説します。また、仕事上の付き合いで相性が良いタイプもご紹介するので、参考にしてみてください。
職場でのISFPの強み
ISFP(冒険家)はクリエイティブで芸術的な感性をもっており、美的要素を重視して物事を捉える能力に長けています。そのため、デザインやマーケティングなどの分野で成果を上げやすいでしょう。
また、ISFPは他者の感情に対して敏感で共感的な特性から、チームのメンバーや顧客、取引先などと良好な関係を築くことが得意です。相手の気持ちを理解し、人をサポートする姿勢をもっているので、職場の雰囲気を和やかに保てるでしょう。
仕事で懸念すべき弱み
ISFP(冒険家)は柔軟性をもっている一方で、計画性に欠けることがあります。突発的な変化には適応できるものの、長期的な目標設定やタスクの優先順位付けが苦手なため、仕事の進みが遅れることも。厳しいスケジュールやノルマが課せられる仕事は、ISFPにとっての苦手分野といえるでしょう。
また、ISFPは論理やデータよりも感覚で物事を判断する傾向があるため、細かい数字を取り扱う仕事や正確性が求められる作業に向いていない可能性があります。
仕事で相性が良いタイプ
ISFP(冒険家)と仕事で相性の良いタイプには、ENFP(運動家)、ESTP(起業家)、ISFJ(擁護者)が挙げられます。
ENFPはISFPと同じく独創性があるタイプで、創造的な側面から刺激し合う関係を築けるでしょう。ESTPは仕事の進め方がISFPと似ている傾向があるため、同部署の同僚や先輩・後輩などの関係性であれば、意気投合できる可能性があります。また、ISFJは仕事ではサポート役として活躍する傾向があり、ISFPのアイデアを形にするための助けになってくれる場合があるでしょう。
ISFP(冒険家)に向いている仕事
ここでは、ISFP(冒険家)に向いている仕事の例をご紹介します。「就職・転職を検討している」「ISFPに合う仕事の特徴を知りたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
誰かを支える仕事
ISFP(冒険家)に向いている仕事は、誰かを支える仕事です。具体的な職種には、以下のようなものがあります。
- ・作業療法士
・教師や講師
・インストラクター
ISFPは高い感受性を活かして、サポートが必要な人を支えられる性格タイプです。ISFPの共感性も、信頼関係を築くのに役立ちます。アドバイスや助けを求める人に対し、自然に寄り添うことができるでしょう。
成果がすぐに表れる仕事
成果がすぐに表れる仕事も、ISFP(冒険家)の人におすすめです。該当する職種には以下のようなものがあります。
- ・営業職
・マーケター
ISFP(冒険家)の人は、長期的な計画を立てたり、結果がすぐに分からなかったりする仕事が苦手な傾向があります。そのため、仕事の成果がすぐに反映される仕事や、自分の行った作業の結果が目に見えやすい仕事に就くのがおすすめです。
芸術センスを活かせる仕事
ISFP(冒険家)の人は、芸術センスを活かせる仕事にも向いているでしょう。具体的な職種の例は以下のとおりです。
- ・デザイナー
・写真家
・コピーライター
クリエイティブな一面をもち、芸術的な美しさや感情に敏感なISFPの人は、芸術センスを活かせる仕事も検討してみましょう。ISFPの独自の視点や感情を作品や成果物に反映させられるので、自己表現の場としても理想的です。
自分に向いている仕事が分からない方は、「自分に向いてる仕事が分からないときはどうする?適職の見つけ方を解説」のコラムも参考にしてみてください。
ISFP(冒険家)に向いていない仕事の特徴は?
ISFPにあまり向いていないのは、ルーティンワークが多かったり、長時間の集中が求められたりする仕事です。また、論理的な思考で事実に基づいた判断が必要な仕事も、得意ではないでしょう。就職や転職の際は、自分の適性に合う仕事を選ぶことが大切です。
ISFP(冒険家)に向いている業界
ここでは、ISFP(冒険家)に向いている業界をご紹介します。希望の職種で就職先・転職先を決めるのが難しい場合は、向いている業界に関連する仕事から探してみるのもおすすめです。
芸術関係
これまでに解説しているとおり、ISFP(冒険家)は感受性が豊かで芸術的なセンスも高い傾向にあります。そのため、芸術関係の業界で活躍できる可能性があるでしょう。音楽や演劇、絵画など、芸術に関わる分野はさまざまです。また、芸術関係といっても自分が表現する仕事だけとは限らず、博物館や美術館などのスタッフとして働くことも、選択肢の一つといえるでしょう。
コンサルティング業界
コンサルタントとは、特定の分野において企業や組織などにアドバイスをする仕事です。コンサルティングには専門知識が必要なのはもちろんですが、クライアントのニーズを引き出し適切な提案をするためのコミュニケーション能力も重要。感受性の強いISFP(冒険家)は、クライアントとの信頼関係を築く能力に優れているため、コンサルティング業界の仕事に適性があるでしょう。
業界から仕事を選ぶときの基準は人それぞれですが、離職率が低く長く働き続けられる業界を選ぶのも一つの手です。詳しくは「離職率が低い業界ランキング!長続きする理由や長く働ける企業の特徴も解説」のコラムで解説しているので、こちらもぜひご一読ください。
MBTIで適職を探すときの3つの注意点
ISFP(冒険家)の特徴や向いている仕事・業界についてご紹介しましたが、MBTIや16Personalitiesといった性格診断テストを活用して適職を探すときは、いくつかの注意点があります。 ここでは、MBTIや16Personalitiesの診断結果を仕事探しに活用する際の注意点を3つご紹介するので、適職を考える際の参考にしてみてください。
1.タイミングによって診断結果が異なる場合がある
MBTIや16Personalitiesの診断結果は、テストを受けるタイミングによって変わることがあります。 個人の行動や考え方のパターンは、固定的ではなく、経験や環境によって変化し得る概念だからです。
たとえば、1度目の診断結果がISFP(冒険家)だった人が、さまざまな経験を積んだうえで2度目のテストを受けると、INFP(仲介者)に変わっていることがあります。性格診断テストの結果は変動する可能性があることを念頭に置き、「自分は絶対にISFPだ」「ISFPだから営業の仕事じゃなきゃダメだ」のように捉えないようにしましょう。
2.MBTIの結果だけで適職を判断しようとしない
MBTIの結果だけで適職を判断するのはおすすめできません。性格診断テストには、MBTI以外にも16Personalitiesやエゴグラム、ストレングスファインダー、ビッグファイブなどさまざまあり、すべてのテストの結果が同じになるとは限らないためです。
また、性格診断テストは適職を決定づけるものではありません。自分を理解するために活用できるツールの一つであると捉え、複数のテスト結果を照らし合わせたうえで、同じような傾向があれば参考にしてみるようにしましょう。
3.MBTIの結果に当てはまらない人もいる
MBTIや16Personalitiesといった性格診断テストの結果は、その人の主な考え方や価値観をタイプ分けしたものであり、あくまで一般論といえます。多くの人に当てはまるという特徴はありますが、テストの結果と自身の性格にミスマッチを感じる人もいるでしょう。
性格診断テストの結果が自分に当てはまらないにもかかわらず、「自分はISFPだから相性の良い仕事は教師だ」のように考えるのは、かえって適性のない仕事に就くことにつながりかねません。「診断結果に当てはまらない」と感じたら、別の指標をもとに適職を探すようにすることも必要です。
MBTIはあくまで適職を見つける判断材料の一つと捉えよう
性格診断テストの結果は、適職探しをする際に役立つことがありますが、あくまで判断材料の一つと考えるようにしましょう。 MBTIや16Personalitiesなどの性格診断テストの結果に対し、「ISFPの感情的な性格に当てはまっている」と感じる人もいれば、「少し違うかな」と感じる人もいるかもしれません。
このように、人によって感じ方は異なるので、診断テストの結果だけを頼りに適職を探すのは避けたほうが無難です。このコラムでも「向いている仕事」をご紹介していますが、興味をもつきっかけとして参考にしつつ、それ以外の仕事にまで視野を広げて探すようにしてみてください。
ISFP(冒険家)が仕事で成功するためのヒント
最後に、ISFP(冒険家)の人が仕事で成功するためのヒントをご紹介します。「今の仕事は合っていないかも…」「ISFPはどんな職場だと成功できる?」とお悩みの方は、参考にしてみてください。
柔軟な働き方が可能な企業を選ぶ
高い柔軟性をもつISFPは、仕事においても柔軟な働き方ができる職場を選ぶのがおすすめです。ISFP(冒険家)の人は自分のペースで仕事を進められる環境を求め、ルーティンワークや厳し過ぎる規則に縛られることを嫌う傾向にあります。柔軟な働き方ができる企業に就職・転職できれば、仕事に対するモチベーションも高めやすいでしょう。
個性を重視する社風に注目する
数ある企業のなかで応募先に迷う場合は、社員の個性を重視する社風に注目してみましょう。個性が抑圧される職場では、ISFP(冒険家)の特性である創造性を十分に発揮できません。社員の個性を重視する企業は、一人ひとりの意見やアイデアが大切にされる傾向があるので、ISFPの人は自分の能力をのびのびと活かせるでしょう。
社員同士の交流が活発な職場がおすすめ
感情表現が得意で人間関係を大切にするISFP(冒険家)は、社員同士の交流が活発な職場もおすすめです。こういった環境では、自分の感情や価値観を他者に共有しやすく、ほかの人と理解を深めやすいといえます。また、チームワークや協力が重視される職場では、芸術関係以外の仕事であってもISFPのクリエイティブな面が活かされやすく、自己表現の機会が増えるでしょう。
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※このコラムは16Personalities(16タイプ診断)の解説であり、MBTI®とは無関係・別物です。 MBTI診断は、資格を持つ専門家から行われる必要があります。このコラムの内容は、16タイプ診断に基づく一般的な情報の一例としてご覧ください。
※「MBTI®」は一般社団法人日本MBTI協会に商標登録されています。
ISFP(冒険家)に関するよくある質問
ここでは、ISFP(冒険家)に関してよくある質問をご紹介します。
ISFP(冒険家)の人との接し方は?
ISFP(冒険家)の人と接するときは、ISFPならではの感受性の強さを理解したうえで意見を言ったり、共感を示したりすることが大切です。話をする際は、ISFPの人が自分の考えや感情を自由に表現できるような状況を作ってあげると良いでしょう。
「ISFPの人と関わるのが苦手かも…」「特定のタイプと性格が合わない…」という方は、「関わりたくない人の特徴や職場で上手に接する対処法を紹介」のコラムもあわせてご一読ください。
ISFP(冒険家)の人は友人付き合いではどう見られる?
ISFP(冒険家)の人は、友人付き合いにおいて親しみやすい存在として見られる傾向にあります。人の気持ちや感情の動きに敏感なため、友人に対しても深い理解や共感を示せるでしょう。このような特性をもつISFPには安心感を抱きやすく、周囲の人も心を開きやすいといえます。ただし、ISFPには内向的な一面もあるため、1人の時間を必要として一時的に友人の輪から離れることもあるでしょう。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。