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大学中退の末路とは?その後の進路や就活を成功させるコツを紹介
公開日

この記事のまとめ
- 大学中退後に何も行動を起こさないと、将来正社員就職が難しい末路になる可能性もある
- 大学中退の理由は、「叶えたい夢ができた」「経済的事情で学校に通えなくなった」など
- 学費の負担が発生しない、やりたいことに挑戦できるのは大学中退するメリットの一つ
- 大学中退の最終学歴は「高卒」で、就活する際に仕事の選択肢が限られる場合もある
- 大学中退の末路を不安に思うなら、できるだけ早く正社員就職を目指すのがおすすめ
大学中退すると「大変な末路になるのでは?」といった心配から、不安な気持ちを抱えている方もいるでしょう。大学中退後は自分自身と向き合い、辞めてからの進路や将来について考えることが大切です。
このコラムでは、大学中退する理由や、学校を辞めるメリット・デメリットの解説をしています。大学中退後の進路に関する選択肢のほか、就活を成功させるコツもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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大学中退の末路とは?
大学中退を選択して、実際に辞める方がどれくらいいるのか気になる方もいるでしょう。文部科学省の「令和5年度学生の中途退学者・休学者数の調査結果について」によると、令和5年度の学生数に占める中途者数の割合は2.04%でした。中退する理由は人によって異なるものの、「大学での学生生活が合わなかった」「経済的な困窮により大学生を続けられなくなった」など、やむを得ない理由で辞める方もいるようです。
参照元
文部科学省
学生支援
大学を中退する理由
大学中退する理由は人によって異なります。ここでは、大学中退を選択した場合の主な理由を以下で詳しく解説するので、気になる方は参考にしてみてください。
大学を中退する理由
- 叶えたい夢や目標ができた
- 経済的な事情で通学が困難になった
- 大学生活が合わなかった
叶えたい夢や目標ができた
大学に入学後、学校生活に不満はないものの、新しく叶えたい夢や目標ができて中退を選択する方もいるようです。たとえば、「起業して自分の事業に集中したい」「海外留学をして異なる文化や価値観に触れながら語学を身につけたい」のような理由が挙げられます。
夢や目標を達成するためには、大学中退の選択をせざるを得ない場合もあるでしょう。大学中退を決断する前は家族に相談したり、「辞めて本当に後悔しないのか」とよく考えて自分自身と向き合ったりすることが大切です。
経済的な事情で通学が困難になった
大学中退をする理由には、経済的な事情も考えられます。「学費の支払いをしてくれている親が失業し、支援してもらえなくなった」「アルバイトと学業の両立が難しく、学費を工面できなくなった」のように、大学生活にかかる費用の工面が難しくなり見通しが立たなくなったため、中退を選択する場合があるでしょう。
大学生活が合わなかった
大学入学後、学生生活が合わずに中退する方もいるでしょう。以下は、大学生活が合わない場合に考えられる主な理由です。
- ・入学前に想像していた授業内容と違いギャップを感じた
- ・授業の単位が足りず、進級が難しくなった
- ・周囲との関わりがうまくいかなかった
- ・大学生活が自分の生活リズムに合わなかった
大学生活が合わないと、入学した大学で学びたいと思う気持ちも維持しにくくなると考えられます。大学が合わず悩んでいる場合は、家族や友人など信頼できる人に相談してアドバイスをもらうのも手段の一つです。悩みを聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなり、「また頑張ろう」と思える可能性もあります。
大学中退の末路とあわせて知りたい4つのメリット
大学中退を選択すると大学費用の負担がなくなったり、やりたいことに挑戦できたりするメリットがあります。以下で大学を中退した場合のメリットを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
大学中退の末路とあわせて知りたいメリット
- 大学費用の負担がなくなる
- 人間関係がリセットされる
- やりたいことに挑戦できる
- 大卒者より早く社会人経験を積める
1.大学費用の負担がなくなる
大学を中退すると、大学費用の負担がなくなります。国立や私立などにより授業料は異なるものの、大学生の間は4年間費用が発生するため経済的な負担がかかるでしょう。
文部科学省の「(参考2)国公私立大学の授業料等の推移」を参考に、国立・公立・私立大学の授業料や入学料を以下の表にまとめました。
大学の種類 | 授業料 | 入学料 | 合計 |
---|---|---|---|
国立大学 | 535,800円 | 282,000円 | 817,800円 |
公立大学 | 536,191円 | 374,371円 | 910,562円 |
私立大学 | 959,205円 | 240,806円 | 1,200,011円 |
参照:文部科学省「(参考2)国公私立大学の授業料等の推移」
大学にかかる費用は、私立が1,200,011円と一番高いことが分かります。国立大学であっても817,800円の費用が発生するため、大学生活における経済的負担は大きいでしょう。
一方、大学中退後は新たに授業料や学生生活に関係する費用の負担が発生しません。経済的負担が軽くなるのは大学中退をするメリットの一つといえます。
参照元
文部科学省
私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果について
2.人間関係がリセットされる
大学を中退すると、学生生活で関わる人たちとの人間関係がリセットされます。大学での人間関係にトラブルがあり悩みを抱える場合、なるべく接点を持たないよう過ごす方法もありますが、人によっては耐えられずストレスを感じてしまう場合もあるでしょう。
しかし、中退すると接点を持つことは基本的になくなります。学生生活を送るなかで人間関係の悩みを抱えていた方にとっては、「悩みが解消されるので大学中退してよかった」と思える可能性があるでしょう。
3.やりたいことに挑戦できる
大学を中退した場合、学生ではなくなるため自由に時間を使えます。これまで過ごしてきた大学生活のように通学や授業を気にする必要がないため、やりたいと思っていたことに挑戦できるでしょう。時間を気にせず積極的に行動したり、集中して物事に取り組めたりできるのは、大学中退をするからこそのメリットです。
4.大卒者より早く社会人経験を積める
大学を中退して就職した場合、大卒で入社する同級生よりも早く社会に出て働き始められます。大卒者より早く社会人経験を積めるため、仕事に対する知識やスキルを身につけやすいといえるでしょう。就職して社会人になると給与収入を得ながら働けるので、経済的に自立して好きなように生活できたり、将来のキャリア形成がしやすかったりするメリットもあります。
大学中退の末路とあわせて知りたい4つのデメリット
大学中退をすると最終学歴が「高卒」になるため、就職する際の選択肢が限られるといったデメリットも存在します。中退する場合は、メリットのほかにデメリットも発生すると理解しておくことが大切です。ここでは、大学中退におけるデメリットの解説をします。
大学中退の末路とあわせて知りたいデメリット
- 中退のため最終学歴が「高卒」になる
- 就職の選択肢が限られる場合がある
- 大卒者より収入が低くなる可能性がある
- 奨学金を受けている場合は手続きを行わないと返済が開始する
1.中退のため最終学歴が「高卒」になる
大学中退をすると、最終学歴は「大卒」ではなく「高卒」になります。「高卒」の場合、就活や働き始めてからの収入において、大卒者と違いが生まれる場合もあると理解しておくことが大切です。
2.就職の選択肢が限られる場合がある
大学を中退した場合、前述したように最終学歴は「高卒」です。正社員就職を目指して就活する際は、「大卒以上」の求人に応募できないと把握しておきましょう。企業が募集するポジションによっては、高度な教育を受けて知識が身についていないと就業が難しいものもあります。
たとえば、「研究職」や「開発職」のような職種は、仕事をするうえで専門的な知識が必要とされる場合があるため「高卒」での応募は難しいでしょう。応募できない求人があることを踏まえると、大学中退者は就活において選択肢が限られるといえます。
3.大卒者より収入が低くなる可能性がある
大学を中退すると、大卒者と比べて収入は低くなる可能性があります。厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況(p.8)」によると、高卒の賃金平均は281,900円、大卒は369,400円でした。最終学歴によって、収入に差があると分かります。賞与も含めれば、さらに収入に差が開くことも考えられるでしょう。
入社する企業や職種によるものの、一般的に高卒者は大卒者よりも収入は低い傾向にあるのが大学中退における現実です。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
4.奨学金を受けている場合は手続きを行わないと返済が開始する
在学中は奨学金を借りながら学生生活を送っている方もいるでしょう。借りている方は、まず大学を中退後に奨学金の振り込みが行われないよう手続きする必要があります。独立行政法人日本学生支援機構によると、奨学金の返還は「貸与終了の翌月から数えて7ヶ月目に始まる」とされているため、7ヶ月目からは毎月返済が発生すると把握しておくことが重要です。
なお、奨学金の返済が難しい場合、手続きを行えば月々の返済額を減額してもらえたり、返済を猶予してもらえたりする可能性があります。毎月の返済が難しいと見込まれる場合は、早めの手続きがおすすめです。
参照元
独立行政法人日本学生支援機構
退学
大学中退後の進路における6つの選択肢
大学中退した場合、ほかの学校に転学したり留学したりするなど、進路においてさまざまな選択肢があります。ここでは、中退後の進路について紹介していくので、どのような選択肢があるのか参考にしてみてください。
大学中退後の進路における選択肢
- 夢や目標に向かい努力する
- ほかの大学や専門学校に転学する
- 海外に留学する
- 資格を取得する
- 公務員を目指して勉強する
- 就活をして企業に入社する
1.夢や目標に向かい努力する
在学中に夢や目標ができて、大学を中退する方もいるでしょう。中退後は学生でなくなるため、自由に使える時間を確保できます。「起業して事業を成功させたい」「海外で日本と異なる文化に触れて、今より広い視野を身につけたい」など、自分の夢や目標を叶えるために、集中して取り組みながらコツコツと努力を続けましょう。
いつまでに叶えるか明確な目標を立てることが大切
夢を叶えたいという理由で大学を中退する場合、いつまでに叶えるのか具体的に目標を立ててみましょう。大学中退後は、自由に使える時間を確保しやすいため、集中して物事に取り組めるのがメリットです。しかしその反面、具体的な目標を立てて取り組まないと、モチベーションの維持が難しくなる可能性もあります。「△年後までに達成する」と、明確な目標を立てるとモチベーションも維持しやすくなるでしょう。また、「△歳までに達成できなかったら諦める」のように期限を決めて取り組むことも大切です。ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
2.ほかの大学や専門学校に転学する
大学の授業が合わずに悩んだのが理由で中退したのなら、ほかの大学や専門学校に転学して学び直す方法があります。「これまでとは違う分野で学びたい」「専門的な知識を身につけたい」と思う場合、将来なりたい自分を想像したうえでほかの学校への転学を検討してみてください。新しく学び直すことで、将来の選択肢が広がる可能性もあります。
3.海外に留学する
大学中退をしたら、海外に留学するのも手段の一つです。海外留学をすると、語学の勉強をしながらスキルを身につけられたり、日本とは異なる文化や価値観に触れて成長できたりする可能性があります。海外留学で身につけた語学スキルや現地で実際に経験して学んだことは、日本に帰国してからの就活でも役に立つでしょう。
「履歴書への留学経験の書き方は?学歴欄に書いていい?語学学校は対象?」のコラムでは、履歴書に留学経験を書くときの基本とあわせてアピールするコツの解説をしています。気になる方はぜひ参考にしてみてください。
4.資格を取得する
大学を中退した場合、辞めた後に使える時間を利用して専門的な資格を取得したり、就活や仕事に役立つ資格を取得したりする方法もおすすめです。以下では役に立つと考えられる資格の種類を紹介します。
- ・マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
- ・ITパスポート
- ・秘書検定
- ・日商簿記検定
- ・宅地建物取引士(宅建)
- ・TOEIC
資格を取得すると就活や仕事で役に立つだけではなく、自分の自信につながる可能性もあります。また、資格が取れなかったとしても、取得を目指して努力した過程や学んだことは、就活で企業側にアピールできる強みとなるでしょう。
「就職に役立つ汎用性の高い資格とは?企業が求めるスキルを解説」のコラムでは、就活で役に立つ汎用性のある資格や取るときのポイントについて詳しく解説しています。こちらもあわせてご覧ください。
5.公務員を目指して勉強する
大学中退をしたら、公務員を目指して勉強する方法があります。公務員になるためには、国や自治体が行う試験に合格しなければなりません。試験には「高卒程度」と「大卒程度」が存在するものの、学歴ではなく難易度の違いになるためどちらも受験可能です。
公務員は収入が安定していることに加え、特別休暇や福利厚生も充実しています。基本的にカレンダー通りの勤務になるので、ワークライフバランスを保ちながら働きやすいでしょう。
「公務員試験の対策は?概要や気をつけるポイントなどをご紹介」のコラムでは、公務員試験に必要な対策について分かりやすく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
6.就活をして企業に入社する
大学を中退した後は、就職して会社員になる方法があります。会社員として働き始めると、仕事をこなしながら社会人経験を積んでいけるでしょう。大卒で入社する同級生と比べて早く社会人になるため、経済的に自立しながらスキルや知識も身につけやすいと考えられます。
20代前半の就職では、経験やスキルよりも「仕事に対するやる気」や「ポテンシャル」が評価されて採用される傾向にあるので、就職したい場合はできるだけ早く就活を始めるのがおすすめです。
大学中退から就活を成功させる5つのコツ
大学中退から就活する場合、空白期間はなるべく作らないよう意識しましょう。また、自己分析を行って自分の強みを知ったり、企業研究をして会社に対する理解を深めたりするのも有効といえます。ここでは、大学中退から就活を成功させるコツを解説するので参考にしてみてください。
大学中退から就活を成功させるコツ
- 空白期間をなるべく作らないようにする
- 大学中退の理由は前向きな内容にする
- 自己分析して自分の強みを知る
- 企業研究を行い理解を深める
- 就職・転職エージェントを利用する
1.空白期間をなるべく作らないようにする
就活を成功させるためには、大学中退後の空白期間はなるべく作らないよう意識しましょう。空白期間が長引くと、就活で企業側に「なぜ空白期間が長いのか?」「空白期間の間は何をしていたのか?」と、詳しく内容を聞かれる場合があります。
企業によっては、「仕事に対する意識が高くないのでは?」とマイナスの印象を抱く可能性もあるでしょう。
2.大学中退の理由は前向きな内容にする
就活を始めると、面接において「なぜ大学を中退したのか?」と聞かれる可能性があります。理由を答えるときは事実だとしてもマイナスの理由だけを伝えず、「自分で勉強したい分野があった」「少しでも早く社会に出て働きたかった」のように、できるだけ前向きな内容となるよう心がけましょう。
ただし、面接官に対して自分の印象をアップさせたいからといって、嘘はつかないよう気をつけてください。
3.自己分析して自分の強みを知る
大学中退から就活を成功させるためには、自己分析を行って自分の強みを知りましょう。自己分析は、これまでの人生を振り返りながらエピソードを深掘りしていくことで、自分の価値観や適性が分かってきます。
自己分析をするときは、年齢ごとに分けて時系列順に振り返りを行うのがおすすめです。「何に喜びを感じたのか」「トラブルに直面したときにどう対処したのか」「目標に向けてどのように努力したのか」のように、一つひとつのエピソードを深掘りしてみてください。
「自己分析のやり方が知りたい!簡単にできる方法や就活に活かせるコツを紹介」のコラムでは、自己分析のやり方や行うメリットについて紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
就活でアピールできるよう強みをまとめておく
自己分析を行って自分の強みが分かったら、就活でアピールするためにまとめておくことをおすすめします。ノートに手書きで書く、パソコンを使ってまとめるなど、自分がやりやすい方法で管理しておきましょう。自己分析によって知った自分の強みは、履歴書や職務経歴書といった応募書類への記載や、面接で採用担当者に対するアピールの際に役立ちます。4.企業研究を行い理解を深める
企業研究を行うと業界や企業に対する理解が深まるため、就活で役に立つと考えられます。就職前に企業研究ができていると、入社してから仕事をするうえでギャップが起きにくくなるでしょう。企業研究では気になる企業のWebサイトにアクセスして、事業内容や経営方針、仕事内容、会社の所在地のほか、社員数や求める人物像などを確認してまとめておくのがおすすめです。
「企業研究とは?その必要性とスムーズに行うコツを知っておこう!」のコラムでは、企業研究の必要性とあわせて作成のコツを紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。
5.就職・転職エージェントを利用する
大学中退から就活を成功させるためには、就職・転職エージェントを利用するのも一つの手段です。就職・転職エージェントは、民間企業が提供する就活支援サービスで、基本的に無料で利用できます。キャリアアドバイザーが就活を包括的に支援するため、初めての方や円滑に就活を進めたいと考える方におすすめです。
「“このままじゃダメだ”。5年のホスト生活を経て決めた営業への就職」のコラムでは、大学中退から5年間のアルバイト生活を経て、就職エージェントのサポートを受けながら営業職への就職を叶えたJ.Iさんの体験談を紹介しています。気になる方はこちらもあわせてご覧ください。
就職エージェントについて詳しく知りたい方は、「就職エージェントとは?利用できるサービスやおすすめの活用方法を解説!」のコラムもおすすめです。
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大学中退の末路に関するQ&A
大学中退の末路に関してよくある質問を、Q&A形式で回答しています。気になる方はぜひ参考にしてみてください。
大学中退をした後の末路を知りたいです
大学中退をすると学生ではなくなるため、その後どのように過ごすかは本人の自由です。目的があって大学を中退した方は、夢や目標に向かって努力を続けるでしょう。具体的に決めていない場合は、ほかの学校に転学して学び直したり、就活を行って会社員として働いたりする選択肢があります。なお、大学中退後に何もせず年齢を重ねると、正社員就職が難しくなる可能性もあるので注意が必要です。
職歴がないまま年齢を重ねるリスクについては、「30歳無職からの就職は可能?職歴なしのリスクや就活成功のポイントを解説」で触れているので、あわせてチェックしてみてください。
大学中退は人生終了?その後なんとかなる?
大学中退を選択しても、人生終了とはなりません。就職や留学、ほかの学校へ編入するなど選択肢は多様にあります。大学中退後は時間の確保がしやすく、自分と向き合いながら将来について深く考えられるでしょう。やりたいことに集中して取り組めるのは、大学中退したからこそのメリットといえます。中退後すぐ就職した場合は、同級生の大卒者より早く社会人としてのスキルや経験を積めるので、将来のキャリア形成もしやすくなるでしょう。
大学中退のひきこもりから就職はできますか?
大学中退後に引きこもりをしている期間があっても、正社員就職は目指せます。就活を成功させるためには、自己分析をして自分の強みを把握したり、企業研究で会社に対する理解を深めたりする方法が有効です。一人で就活を進める自信がない場合は、就職・転職エージェントに相談してサポートしてもらうのもおすすめでしょう。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。