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何がしたいか分からない20代が自分に向いている仕事を見つける方法!
この記事のまとめ
- 仕事で何がしたいか分からない20代の主な原因は、経験の棚卸しができていないから
- 何がしたいか分からないまま仕事を選ぶと、ミスマッチにつながりかねないため避けるのが無難
- 20代で何がしたいか分からないまま仕事を続けると、モチベーションを保てない可能性がある
- やりたいことを見つけるには、過去の経験を振り返ったり大切にしたい価値観を考えたりする
- 仕事で何がしたいか分からない場合は、エージェントや就職支援サービスを活用するのも手
「現職でやりがいや達成感を得られず、仕事で何がしたいのか分からなくなった」という方もいるでしょう。「自分に向いている仕事が分からない」「本当にやりたいことって何だろう」と感じる場合は、過去の経験からやりがいを感じた瞬間を振り返ったり、求人サイトやSNSで「なぜか目を惹かれる」仕事をチェックしたりするのがおすすめです。このコラムでは、仕事で何がしたいか分からない原因や、やりたい仕事の見つけ方についても解説しているので、ぜひご一読ください。
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仕事で何がしたいか分からない20代の主な原因
20代で「自分が何をしたいのか分からない」「今の仕事に満足していない」と感じることもあるでしょう。ここでは、20代で「仕事で何をしたいのか分からなくなる」主な原因をご紹介します。当てはまる点がないかチェックしながら、これからのキャリアを考えるヒントにしてみてください。
自分の興味や強みを整理できていない
自分の興味や強みを把握できていないと、どのような仕事が自分に合っているのか判断するのが難しくなる可能性があります。学生時代に進路を深く考えずに決めてしまった、社会人になってから忙しさに追われ自己分析の時間が取れていない、という方もいるでしょう。
たとえば、「人と話すのが得意」「細かい作業に集中できる」といった日常の中での傾向や、「ありがとうと言われて嬉しかった経験」などから、自分の興味や強み、価値観などを見つける手がかりが得られる可能性もあります。自分の経験の棚卸しをすることで、やりたい仕事の方向性が少しずつ見えてくるでしょう。
現職でやりがいや達成感を得られていない
今の仕事に対してやりがいや達成感を得られないと、「自分にはこの仕事は向いていないのでは」と感じる可能性があります。単調な作業や、努力しても評価されない環境、成果が目に見えにくい職場では働く意義を見出せずにモチベーションが下がってしまうことも。
やりがいは業務内容だけでなく、「誰かの役に立っているか」「自分がどのくらい成長しているか」などの視点からも感じられます。今の職場でやりがいが見つからない場合は、ほかの職種や環境を知ることで、より自分に合った働き方を見つけられるかもしれません。
仕事や業界についての情報収集が足りていない
「やりたい仕事が分からない」と感じる背景には、「そもそも世の中にどのような仕事があるのか知らない」という情報不足も考えられます。特に新卒時に限られた選択肢から就職を決めた場合、ほかの職種や業界について調べる機会がなかったということもあるでしょう。
世の中には、名前だけでは仕事内容がイメージしにくい仕事も存在します。業界研究や社会人インタビュー、OB・OG訪問などを通じて実際の仕事内容を知ることで、「こんな仕事があったのか」と新たな興味や可能性が広がることもあるでしょう。
情報過多により選択肢が増え過ぎて判断が難しい
インターネットやSNSを通じて、さまざまな職業や働き方の情報に簡単にアクセスできる現代。多くの情報に触れられることはメリットでもありますが、その一方で「選択肢が多過ぎて決められない」という状態に陥ることも考えられます。「この仕事も良さそう」「あの仕事も気になる」と迷い続けてしまい、結局何も選べずに立ち止まってしまう場合もあるでしょう。
そのような場合は、「自分が仕事で大切にしたいことは何か」を明確にすることが重要です。たとえば、「人と関わる仕事がしたい」「安定した収入を得たい」といった軸をもつことで、仕事探しの選択がしやすくなるでしょう。
SNSで周囲の友人と比較して悩む
SNSを開けば、友人や同年代が「昇進した」「好きな仕事に就けた」といった投稿をしているのを目にすることもあるでしょう。それを見て「自分だけ遅れているのでは」と感じてしまい、不安になることも考えられます。
ただし、SNSに投稿されているのは、その人の人生のほんの一部であることを忘れてはいけません。悩んでいる時期や努力の過程は表に出にくく、成功体験だけが強調されていることもあるからです。他人と比較するよりも、自分がどうなりたいか、自分にとっての幸せは何かを軸にキャリアを考えるように心掛けましょう。
終身雇用の崩壊でキャリアの見通しが立てづらい
近年、かつてのような「一度就職すれば定年まで安泰」という時代ではなくなり、転職や副業などが珍しくなくなった一方で、「どの道を選べば良いのか分からない」「将来が不安」とキャリアの見通しが立てづらいと感じる人も増加傾向にあるようです。
将来像が見えにくくなっているからこそ、今の自分に合った目標を立て、柔軟に軌道修正していく力が必要になるでしょう。「今後も成長できる分野はどこか」「自分のスキルはどこで活かせるか」といった視点で考えると、少しずつキャリアの方向性が見えてくるはずです。
現職で辛いことがあり何の仕事をしたいか分からなくなった
今の職場で辛い経験をすると、自信を失ったり、これからどう働いていけばいいのか分からなくなったりすることもあるでしょう。人間関係に悩んでいたり、過度なプレッシャーや残業で心身ともに疲れてしまっていたりすると、「どのような仕事を選んでもまた辛い思いをするのでは」と不安になってしまうことも。
こうした状況にあるときは、自分を責めず、「今は心の回復が必要な時期なんだ」と受け止めてみることが大切です。無理に「やりたいこと」を見つけようとするよりも、安心して働ける環境や、無理のないペースで続けられる仕事を選ぶという視点に切り替えることも選択肢のひとつです。
「やりたいことがわからない原因とは?本当にしたいことを見つける方法を解説」のコラムでは、やりたいことが分からない原因についてまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
20代で何がしたいか分からないままの仕事探しは避けるべき?
何がしたいか分からないまま焦って仕事を選ぶのは、できるだけ避けるのがおすすめといえます。20代の方のなかには結婚や出産、家の購入など、将来のことを考える機会が増え、「早く安定したい」と気持ちが焦る方もいるでしょう。しかし自分が本当にやりたいことや、どのような働き方が向いているのかがはっきりしない状態で勢いのままに仕事を決めてしまうと、あとから「やっぱり合わなかった」と感じることも少なくありません。
まわりの友人や同世代が就職したりキャリアを積んでいく姿を見ると、自分だけが取り残されているような気持ちになることも考えられますが、進むペースは人によって異なります。焦って選んだ仕事が合わずに、またすぐ転職を考えることになると、余計に自信を失ってしまう原因にもなりかねません。
そのため、「やりたいことが分からない」と感じているのであれば、自分の気持ちと丁寧に向き合う時間をもつことが大切です。これまでどのようなことに関心をもってきたか、どのようなときに充実感を覚えたか、どのような働き方なら自分らしくいられるかなど、少しずつ整理していきましょう。
「やりたいことがないけど転職したい」という場合は、「転職したいけどやりたいことがない!仕事探しのコツや現職の見直し方を紹介」のコラムも参考にしてみてください。
20代で何がしたいか分からないまま仕事を続けるとどうなる?
やりたいことが明確でないまま働き続けていると、「自分はこのままで良いのだろうか」と迷いを感じることも考えられます。今すぐ大きな問題が起こるとは限りませんが、そのままにしておくと、将来的に不安やストレスが積み重なりやすくなるかもしれません。以下では、そうした状態がもたらす影響について、4つの観点からご紹介します。
モチベーションを保てない
目標や目的が見えないまま働いていると、日々の業務に対して前向きな気持ちを維持するのが難しくなることが考えられるでしょう。「なんのために働いているのか分からない」と感じるようになると、仕事に対する意欲が少しずつ薄れていき、ミスが増えたり、仕事に対する責任感をもちにくくなったりするからです。
また、頑張っても充実感を得にくいため、成果が出ても達成感を抱きづらく、やりがいを見失ってしまうこともあるでしょう。
仕事で何がしたいか分からずモチベーションを保つのが難しい場合は、「目標が見つからない無気力な日々を変えるには?社会人が今日からできること」のコラムもぜひご一読ください。
成長を実感できない
やりたいことや将来の方向性がはっきりしていないと、仕事でどのようなスキルを身につけるべきかも分かりにくくなることも考えられます。その結果、経験を積んでも自分の成長を実感しづらくなり、「自分は何もできるようになっていないのでは」と不安になることも。成長の実感がないままだと、努力する意味が見えなくなってしまい、自己肯定感が下がってしまう可能性もあるでしょう。
将来への不安が積み重なりやすくなる
「この仕事を続けていて本当に大丈夫なのか」という気持ちが頭をよぎることが増えてくると、不安が少しずつ積み重なっていくことも考えられます。キャリアの見通しが立たないまま働き続けていると、転職やキャリアチェンジを考える際に、「何がしたいか分からないから選べない」と悩んでしまい、選択肢があるにも関わらず一歩を踏み出せなくなることも。このような不安は、考え続けるほど大きく感じられることがあります。
心身の不調につながる可能性がある
自分に合っているか分からない仕事を続けていると、知らないうちにストレスが蓄積されてしまうこともあるでしょう。日々の業務に疲れているのに、その原因が明確でない場合、自分でも気づかないうちに心身の調子を崩してしまうことがあります。
特に、「やりたいことが分からないのに、このままでいいのだろうか」と思い悩み続けていると、気持ちの面で余裕がなくなり、ネガティブな考えに引きずられてしまうこともあるかもしれません。
何がしたいか分からない…やりたいことを見つける方法
「自分に向いている仕事が分からない」「本当にやりたいことって何だろう」と感じることもあるでしょう。今後のキャリアをどう築いていけばいくか悩んだり、やりたいことがすぐに見つからなかったりしても、焦り過ぎる必要はありません。まずは自分自身と向き合う時間を大切にして、少しずつヒントを集めていきましょう。以下では、やりたいことを見つけるための具体的な方法を4つご紹介します。
過去の経験からやりがいを感じた瞬間を振り返る
自分が何にやりがいを感じるのかを知るには、過去の経験を振り返るのが有効です。アルバイトや部活動、ボランティア、学校の行事などの中で、「楽しい」「嬉しい」「頑張りたい」と思えた瞬間を思い出してみましょう。
たとえば、誰かに感謝されたときや、チームで一つの目標を達成したとき、黙々と作業に集中できたときなど、人によって感じるやりがいの形はさまざまです。その経験が自分の性格や適性、価値観とどう関係しているのかを考えることで、今後の方向性を探るヒントになる可能性があります。ノートに書き出してみるのもおすすめです。
自分が大切にしたい価値観を考える
「何がしたいか」はっきりしなくても、「どのような働き方をしたいか」や「何を大切にしたいか」を考えてみましょう。たとえば、「安定した生活を送りたい」「人とのつながりを大事にしたい」「スキルを磨いて成長したい」「プライベートの時間を大切にしたい」など、価値観は人それぞれです。
価値観がはっきりしてくると、自分が違和感を覚える仕事や、反対に心地よく感じられる働き方が見えてくるようになることも。「向いているかどうか」だけでなく、「自分にとって心地よいかどうか」という視点も、長く働くうえでは重要です。
求人サイトやSNSで「なぜか目を惹かれる」仕事をチェックする
自分の興味や適性に気づくためには、意識的に「外の世界」を見てみることも大切です。求人サイトやSNS、YouTubeなどを眺めている中で、「なぜか気になる」「何となくいいな」と思える仕事があれば、それはやりたいことを見つけるヒントになり得ます。その時点で「自分にできるかどうか」は考えなくて問題ありません。とにかく「惹かれた理由」を自分なりに分析してみましょう。たとえば、仕事内容に魅力を感じたのか、働く人の雰囲気に共感したのか、働き方に憧れをもったのかなどです。小さなきっかけが、自分の方向性を見つける足がかりになることがあります。
日常生活の中からヒントを見つける
やりたい仕事のヒントは、日常の中に見つかることもあるでしょう。たとえば、カフェで受けた丁寧な接客に心が温かくなった経験から、「自分も誰かの気持ちに寄り添える仕事がしたい」と気づくことも考えられます。また、友人が新しい仕事に挑戦していきいきと働いている姿を見て、「その業界について詳しく知りたい」と興味を抱くこともあるでしょう。
こうした日々の感情の動きは、意外と見過ごされがちですが、実は自分の価値観や関心が表れているサインといえます。なんとなく惹かれた出来事や印象に残った場面を振り返ってみると、「なぜ心に残ったのか」「そのときどう感じたか」といった気づきが、自分にとっての「やりたいこと」を考える手がかりになるかもしれません。
「やりたいことの見つけ方とは?自分が本当にしたい仕事を見つける方法」のコラムでは、やりたいことの見つけ方をまとめているので
ぜひチェックしてみてください。
20代からの就職・転職でやりたい仕事の探し方
20代からの就職・転職でやりたい仕事を見つけるには、視野を広げて情報を集めたり、信頼できる人に相談したりしながら、自分なりの納得感のある選択肢を探っていくことが大切です。以下では、やりたい仕事を見つけるためのステップをご紹介します。
業界や職種についての情報収集をする
やりたい仕事を見つけるためには、「世の中にどのような仕事があるのか」を知ることが大切です。自分の興味や適性に合う仕事が見つからないと感じている人の中には、そもそも選択肢の幅が少ないことも考えられます。
そのため、求人サイトや企業のWebサイトなどを活用して、気になる業界や職種の特徴、働き方、将来性などを調べてみましょう。たとえば、営業や事務といった職種も、業界によって仕事内容や求められるスキルは異なる可能性があるため、幅広くチェックしてみるのがおすすめです。
無料の適職診断を活用する
自己分析に自信がないときは、無料で利用できる「適職診断ツール」を試してみるのも選択肢の一つ。適職診断には、性格タイプや価値観、興味などに応じて向いている仕事を提案してくれるサービスがあるようです。結果がすべてではありませんが、自分でも気づかなかった視点から仕事を見つけるヒントになる可能性もあるでしょう。複数の診断を試して共通するキーワードを見つけたり、結果を踏まえて「なぜその仕事が合っているのか」を考えたりすることで、より具体的な方向性が見えてくるはずです。
第三者に相談してみる
自分の強みややりたいことが分からないときは、転職エージェントやキャリアカウンセラーなど、客観的な視点をもった第三者に相談するのも選択肢の一つ。自分の経験や性格は、主観的に見てしまいがちで、「これは特別なことではない」「誰でもできること」と感じてしまう場合があるからです。
しかし、第三者に相談することで、自分では気づかなかった強みが見つかる可能性があります。たとえば、過去の仕事で自然にやっていた工夫や、人間関係で意識していたこと、困難な状況をどう乗り越えたかなどを話す中で、第三者に「それはあなたの強みです」と言われることで、新たな気づきが得られることも考えられるでしょう。
「仕事で何がしたいか分からない…自分に合った仕事を探す方法を解説」のコラムでは、何がしたいか分からない人が仕事を探す方法について解説しているので、ぜひご参照ください。
仕事で何がしたいか分からない場合によくある質問
「今の仕事をこのまま続けていいのだろうか」「本当にやりたいことって何だろう」と悩むこともあるでしょう。ここでは、仕事で何がしたいか分からない場合によくある疑問にQ&A形式でお答えします。
20代後半で転職したいけど仕事で何がしたいか分かりません
やりたいことが分からないまま転職を考えるのは、不安になることもあるでしょう。ただし、無理に「これだ」と決める必要はありません。まずは、「今の仕事で辛いと感じること」「もう少しこうなら良いのにと思うこと」を整理してみましょう。そうすることで、自分が働くうえで大切にしたい価値観が見えてくることがあります。また、求人を見ながら「なんとなく興味が湧く」「やってみたい」と感じる仕事をメモしていくのもおすすめです。
20代後半から始めるのにおすすめの仕事はありますか?
20代後半から始めるのにおすすめなのは、研修制度が整っていたり、これまでの経験よりも意欲や人柄を重視される仕事です。研修制度がしっかりしている職場なら、未経験の分野でも必要なスキルを一から学びながら成長できるでしょう。また、「自分に向いている仕事が分からない」という場合は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。