大学院卒と学部卒の就活はどう違う?

2017/08/02

院卒と学部卒で就活にどう違いが出るか知りたい

   大学院卒と学部卒では、就活の場でどう違いが出るか知りたいです。まだやりたい仕事や行きたい
   企業が特に思いつかず、大学院への進学を考えています。しかし、院卒は就活に有利とは限らない
   とも聞きました。

就職浪人やフリーターになりたくないという理由で大学院への進学を考える人もいるでしょう。就職すると、院卒と学部卒では給与や昇進の面で差が出てきます。しかし、就きたい仕事や生涯賃金で考えると必ずしも院卒がいいとは言い切れません。


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■人事が院卒と学部卒に求めること

大学院卒と学部卒の就活はどう違う?

一般的に言うと、大学院生は研究室で専門的な研究をしているので、院卒にはものごとを突き詰める能力や、研究の成果を生かした活躍が期待されています。一方学部卒を採用する場合は、柔軟さや若さを求めていると考えられます。
しかし、どちらの場合も、就活で最も重視されるのはその人の中身。正社員として働くに当たって面接で見られるのは、どんな仕事でも大切になるコミュニケーション能力や人間性なのです。

■給与で見る、学部卒と院卒の違い

学部卒と院卒で、給与はどれくらい違うのでしょうか。学歴別の初任給の平均データは以下になります。

・学部卒
男20.5万円 
女19.9万円

・院卒
男22.9万円
女22.9万円
(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020101.do?_toGL08020101_&tstatCode=000001011429)

初任給では2~3万の差があるということがわかります。年収にすると、院卒の方が30万程度多いという計算になります。
また、年収で見ても、学部卒で最も多いのは300万円台(15%)で、500万円未満の層が6割を占めているのに対し、院卒で最も多いのは500万円台(13%)。500万円以上の層が6割という分布になっています。
(総務省「平成24年就業構造基本調査」http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&tclassID=000001048178 を元に作成)

しかし、学部卒の方が2年早く就職しているので、その2年分の収入を考えると院卒の方が必ずしも得だとは言い切れません。この2年分の給与があることで、生涯賃金や退職金の金額が上がると考えることもできます。また、2年でそれなりのキャリアを積む人もいますし、昇給する人もいるでしょう。ただし、大卒と高卒を比較すると昇給に大きな差が見られますが、学部卒と院卒ではそれほど大きな差はありません。
生涯賃金や退職金、昇給などは企業によって差があり、その人が今後数十年の間にどんな働き方をするかによっても大きく変わってきます。統計としては院卒の方が給与が高い傾向にありますが、すべての就活生に対して給与面でどちらが有利かをはっきり示すのは難しいと言えるでしょう。

■昇進で見る、学部卒と院卒の違い

では、学部卒と院卒は昇進の面では違いがあるのでしょうか。会社などの役員を務める人の最終学歴は、学部卒が31.3%、院卒が1.6%です。
(総務省「平成24年就業構造基本調査」http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&tclassID=000001048178 を元に作成)
他の雇用形態を含めた総数に対する学部卒は21.8%、院卒1.9%なので、役員に占める院卒の割合が特に高いというわけではないようです。
昇進の基準は、職能や成果、経験などを元に社内で独自に数値化されることが多くなっています。ここに、上司や同僚との関係性も加味されるでしょう。勤続年数や年功序列を重視している企業なら、早く就職した学部卒が有利になると見ることもできますが、大学院でしっかり研究を重ねた力がより評価されるという可能性もあります。給与と同じく昇進についても、どちらが優れていると決められるものではないでしょう。

■文系か理系かで見る、学部卒と院卒の違い

大学院へ進学する人は近年特に理系で増えています。理系の院卒は、研究、技術、設計開発などの分野で就職に有利と見られることが多い傾向にあります。逆に、文系の大学院は、法学系以外はあまり就活に有効とならないケースが多く、基本的には「教授になる」「学校に残って研究を進める」という道を選択する人が大半です。
文系の院卒が民間で就職する場合は、以下のような就職先が考えられます。

文学系の場合・・・公務員や教員を目指す人が多いようです。
社会学系の場合・・・マスコミや広告系で研究の結果を生かせる場合もあります。
経済学系の場合・・・コンサルや金融系で活躍する人が目立ちます。


学部卒と院卒を比べた時、どちらが就活や面接で有利であるとは一概に言い切れません。大学院への進学を決めるには、自分がどんな道に進みたいのかをまず考えてみましょう。フリーターになりたくない、就活を先延ばししたいという気持ちだけで大学院へ行くなら、学部卒で就職して早めに正社員としての経験を積むことをおすすめします。あくまでも研究をしたいという気持ちが強く、自分の学んでいる分野を仕事先でも活かしたいのであれば、大学院に進学してもいいのではないでしょうか。

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