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大学院に進学するか就活浪人するか悩む…進路を選ぶときに考えたいこと

#大卒の就職活動#大学院卒#就職活動#お悩み#キャリア・働き方

更新日2025.10.03

公開日2017.08.02

まずは10秒で理解!
ひとことポイント
大学院に進学するか就活浪人するか悩む…進路を選ぶときに考えたいこと
大学院か就職浪人かで悩んだら、それぞれのメリットとデメリットを考えることが大切

大学院への進学理由は人それぞれです。就活浪人も選択肢のうちの一つでしょう。ただ、大学院へ進学する場合も就活浪人をする場合も、メリットとデメリットをきちんと把握しておくことが大切です。
大学院に進学するメリットは「学部卒に比べて待遇が良くなる」「院卒向けの求人に応募できる」、デメリットは「必ず就活で有利になるとは限らない」など。悩むときは、大学院卒業後の就職活動を考えて選択をしましょう。

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  • 大学院に進学するメリットとデメリット
  • 就職浪人のメリット・デメリット
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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
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    目次
    内定を得ている企業に就職するメリット・デメリット
  • 就職留年をするという選択肢もある
  • 進学と就職で悩んだときに考えるポイント
  • 【まとめ】自分にとって大切なことを確認して進路を選ぶことが大切
  • 大学院への進学や就職浪人に関するFAQ
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    大学院に進学するメリットとデメリット

    大学院に進学するメリットは、最終学歴が「大学院卒」になること。企業によっては学部卒より初任給が高かったり、昇進スピードが早かったりするケースがあります。
    また、大学院卒は学部卒に比べて専門性が高いため、「大学院卒」を採用条件とする企業や職種も。学部卒より就職の選択肢が広がるでしょう。

    一方、大学院に進学するデメリットとして挙げられるのは、大学院を卒業しているからといって、必ず採用してくれるとは限らないということ。大学院卒は学歴の高さから給与水準も高めに設定されていることが多いため、コスト面から採用を控えるという企業があるかもしれません。

    さらに、大学院では専門的な知識や研究成果を求められます。仮に大学院在学中に内定を貰えたとしても、卒業できず留年が決まってしまうと、企業からの内定取り消しをされてしまうリスクも。
    もちろん学費も必要となるため、大学院在学中は、勉強と就職活動を両立しなければいけないことを忘れないようにしましょう。

    進学してから、「あのときに就職しておくべきだった」と後悔しないよう、メリットとデメリットを踏まえた選択をしてください。

    大学院卒は就職活動で有利になる?

    専攻する分野にもよりますが、大学院への進学で就職活動が有利になることもあります。
    たとえば、研究職・開発職などを希望する場合、大学院で培った専門知識やスキルを業務で活かせることも多いでしょう。
    ただし、大学院卒は学部卒と比べて年齢が高くなるため、企業によっては就職が難しくなる可能性もあります。

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    就職浪人のメリット・デメリット

    就職浪人とは、就職先が決まらない状態で学校を卒業する状態を指します。就職浪人のメリットは、時間にゆとりをもって就職活動を行えること。また、新卒就活時を振り返り、経験や反省点をふまえて就職活動に臨めるので効率よく進められるでしょう。

    一方、すでに学校を卒業しているため、新卒枠が使えない可能性がある点はデメリットになります。転職者がライバルになるため、スキルや実績で劣ってしまう可能性も。大手企業や人気企業は新卒採用に力を入れているので、受かりにくいこともあるでしょう。

    また、高い確率で新卒時に就職しなかった理由を問われるため、ネガティブにならないよう伝える必要があり精神的に焦ったり辛くなったりすることも考えられます。

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    内定を得ている企業に就職するメリット・デメリット

    すでに内定を得ている企業に就職する選択肢も考えられます。就職するメリットは、「新卒として手厚い教育を受けられる」「周囲と同時期にキャリアをスタートできる」「就職活動を行わなくていい」など。新卒として入社して経験を積んでから転職を検討することもできるでしょう。

    デメリットとして考えられるのは、気持ちが進まない状態のため早期離職のリスクが高いこと。不満をもった状態で就職をしても仕事に意欲的になれず、短期間で離職する可能性もあるでしょう。

    短期間で退職すると第二新卒として転職活動を行えるものの、短期離職を懸念する企業があるのも事実です。

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    就職留年をするという選択肢もある

    就職留年とは再度就職活動をするために、あえて単位を残して大学に留年することです。就職浪人は「既卒」として就職活動を行うのに対し、就職留年は次の年に「新卒」として就職活動を行うことができます。したがって、既卒に比べると、新卒としてより多くの採用枠に応募することが可能です。

    しかし、追加の学費が必要になったり、同期が先に就職している焦りを感じたりと、デメリットもあります。特に、奨学金を受けている場合は受給対象外になる恐れもあるので注意しましょう。

    就職留年を無駄にしないためにやるべき事

    就職留年を決めたら、次の就職活動に向けてしっかりと準備を行いましょう。大学院に進学した場合よりも、就職留年の方がより多くの時間を就職活動に当てることができます。そのため、1年の過ごし方次第では、企業からポジティブな評価を貰える可能性も。
    OB・OG訪問やインターンに積極的に参加して実績や経験を積んだり、資格取得に取り組んだりと、時間を有効活用しましょう。

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    進学と就職で悩んだときに考えるポイント

    今後の進路で悩んだときは、「就職したくない理由」や「進学・浪人で悩みが解決するか」などを考えましょう。今ある内定も、得るために努力をしたはずです。本当にその内定を辞退して良いのか、落ち着いて考えてみてください。

    就職したくない理由を考える

    「なぜ自分はその企業に就職したくないのか」という理由を考えてみてください。仕事内容が嫌なのか、社風が嫌なのか、福利厚生面に満足できないのか、就職する決断を鈍らせている部分を洗い出しましょう。

    さらに、その理由が改善できるかどうかを考えるのもポイント。たとえば賃金など待遇に不満がある場合は、働き続けることで改善される可能性が高いです。仕事内容も、入社後に異動が行われる可能性があるでしょう。

    しかし、社風や福利厚生は変わらなかったり、変わりづらかったりするもの。
    入社後に変化する可能性のある要因なら、就職したくない理由にはならないと捉えることもできるでしょう。

    就職した場合に何を得られるのか考えてみる

    自分がその企業に就職した場合、何を得られるのか考えましょう。ビジネスマナーやパソコンスキル、コミュニケーション能力など、働くことで身に付くスキルや経験は必ずあります。

    働くことで得られる、自分にとってのメリットを書き出してみるのがおすすめ。さらに、仕事内容だけでなく、企業の福利厚生面や働きやすさについても確認してみましょう。

    進学すれば悩みを解決できるのか考える

    大学院に進学すれば「就職先に対する自分の悩みを解決できるのか」を考えましょう。たとえば、「仕事内容が嫌だから」という理由で大学院に進学した場合は、大学院卒時の就活で仕事内容を精査することで解決につながります。
    ただし、この悩みは大学院に進学せずに就職浪人や就職留年として就活を続けることで解決するケースも。

    「目指す職業が大学院卒しか採用していない」などであれば進学する意味は大いにありますが、大学院に進学するには大学院試験に合格しなければいけない場合が多く、試験対策が必要です。また、進学に伴い、大学院に在籍する年数分の授業料も必要に。進学すると再び新卒として就活にチャレンジできますが、「また最初からはじめる」ことになります。

    大学院で自分がこれからやらなければいけないことと、内定をもらっている企業に就職して社会人として働くことと、どちらが自分にとって本当に良い結果が出せるのかを見極めましょう。

    大学院に進学せず就職浪人になると新卒カードは使えなくなる

    前述したように、卒業後に大学院に進学せず、就職浪人として就活を続ける方法もあります。しかし、その場合は「新卒カード」が使えなくなるでしょう。新卒カードとは、就活において新卒が有利になることを指す言葉です。既卒者になった場合、新卒採用のみ行う企業への就職が難しくなる可能性があります。
    ただし、企業によっては卒業後3年以内の既卒者を新卒扱いするケースもあるため、調べてみるのもおすすめです。

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    【まとめ】自分にとって大切なことを確認して進路を選ぶことが大切

    内定をもらった時点で心から行きたいと思わない企業であっても、実際に就職してみると悪くなかったという可能性もあります。また、大学院に進学している間に、自分のやりたいことが明確になり、納得できる就職先が見つかることもあるでしょう。

    研究や活動など、自分が大学院に進学してからやりたいことが明確にあるのであれば進学を。やりたいことがないのであれば就職を選ぶというのも選択肢の一つとして考えられます。

    ただし、やりたいことがない状態にも関わらず大学院に進学するのは避けるべき。大学院では継続的に研究を行うため、意欲がないと続けるのが難しくなる可能性があります。進学にあたっては試験や学費も必要なため、「とりあえず」で大学院に進学しようと考えている場合は十分に検討すべきでしょう。

    「大学院でやりたい研究がない」「内定を得ている会社に就職したくない」というのであれば、就職浪人として就活を継続するのも一つの選択肢です。

    進学か就職かで迷ったら自己分析をしてみるのもおすすめ

    自己分析とは自分の経験を洗い出し、適性や考え方、得意なこと、強みなどを把握する作業を指します。主に就職・転職活動の際に必要とされる作業ですが、自分を客観視できるため、やりたいことを明確にしたい場合に行うのもおすすめですよ。
    ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

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    「大学院に進んで就活浪人になったけど、就職活動が思うように進まない」「自分に合った職場で働きたい」などとお考えの方は、就職エージェントを利用するのも一つの方法です。

    若年層に特化した就職・転職支援サービスのハタラクティブでは、専任のアドバイザーがマンツーマンで就職をサポート。面接対策や書類の添削などをはじめ、求職者一人ひとりに丁寧にカウンセリングを行い、希望に合った求人をご紹介しています。サービスはすべて無料です。お気軽にご相談ください。

    スマホで完了!【無料】就職の相談に進む

    大学院への進学や就職浪人に関するFAQ

    ここでは、大学院への進学や就活浪人にまつわる疑問をQ&A方式で解消していきます。

    大学院に進学するためには何をすべき?

    大学院入試の対策と学費の用意をすることが必要となります。
    大学院への進学は入試に合格しなければ叶わないため、試験対策は必須です。また、在籍年数に応じて学費も用意しなくてはなりません。修士課程なら最低で2年、博士課程なら最低で3年分の授業料がかかります。金額は大学にもよりますが、国立なら200万円前後、私立なら400万円前後は必要になるようです。

    院卒の就活生に求められるものは?

    高度な専門知識や技術力が求められます。
    企業が院卒を採用するメリットは、高いスキルや専門知識を保有した人材を雇えることです。特に理系の研究職においてはその傾向が強く、院卒が最低条件になっている場合も。院卒の就職活動では、求められるレベルが高いことを認識しておきましょう。

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    大学院卒として就職するメリットは?

    院卒は高卒や大卒に比べ、初任給が高く設定されているのがメリットです。
    厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、令和6年の学歴別に見た新規学卒者の賃金は、大学院卒で約28.7万円、大学卒で約24.8万円。高専・短大卒で約22.3万円、専門学校卒で約22.2万円、高校卒で約19.7万円という結果でした。社会に出て初めてもらう賃金が高いのは、働くモチベーションにも良い影響を与えるでしょう。

    参照元:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」

    大学院に進学せず就活浪人になるのは不利?

    必ずしも不利ではありません。
    就職浪人は一度就活を経験しているため、新卒時よりもスムーズに進められます。就職の意志があるうちは、無理に進学するよりも、卒業後も就活を続けた方が内定への近道になるでしょう。また、一人での就活に自信が持てないのであれば、就職エージェントの利用もおすすめです。ぜひお気軽にハタラクティブにご相談ください。