最終面接の結果が遅いと合格？不合格？連絡にかかる日数や理由を紹介！

「最終面接の結果が遅いときは合格？不合格？」と気になる方も多いでしょう。面接結果の連絡が遅いことだけで、合格・不合格を判断するのは難しいといえます。採用担当者が忙しかったり社内での承認手続きに時間が掛かったりして、連絡が遅れることがあるためです。このコラムでは、最終面接の結果が遅れる3つの理由を解説。また、最終面接の結果が分かる時期の目安や問い合わせ方法も紹介しています。

最終面接の結果が遅いときは合格？不合格？

企業からの連絡が遅いことだけで、合否を判断することは難しいといえます。最終面接の結果がなかなか来ないからといって、必ずしも不合格とは限りません。最終面接の結果が遅い理由としては、「採用担当者が多忙」「最終決定権を持つ人が不在」「補欠合格の対象になっている」の3つが考えられます。以下で詳しく解説します。

1.採用担当者が多忙で連絡が遅れている

採用担当者が多忙な場合、最終面接の結果連絡が遅いことがあります。たとえば、大手企業は採用人数が多く応募も集中する傾向があるため、選考や社内での採用手続きに遅れが生じやすいです。全員の選考が終了するまで結果の連絡を控えている、という可能性もあります。

また、中小企業では、採用担当者の人数が少なかったりほかの業務に追われたりすることで、合格者への連絡が遅れてしまうと考えられます。連絡が来るタイミングは、採用担当者の都合が影響することを理解しておきましょう。

2.最終決定を下す人が不在

最終決定を下す人が不在のため、面接結果の連絡が遅れることもあります。一般的に、最終面接の結果を決めるためには役員や社長の承認が必要です。採用を担当する部署内で合格が決定していても、最終決定をする社員からの承認がないと、応募者に連絡するステップには進めません。社員の人数が多い大手企業は、社内での承認作業に時間が掛かる傾向があります。

3.補欠合格の対象になっている

補欠合格の対象になっていることも、最終面接の結果連絡が遅い理由の1つです。就活や転職では複数の企業を同時進行で受ける人が多いため、合格を伝えた応募者全員が必ず入社するとは限りません。そのため、企業は、辞退者が出ることを見越して、補欠合格者を複数人確保することがあります。補欠合格の対象となっている場合、先に合格を伝えられた応募者の返事次第で、結果が分かる時期は変動するといえます。

そもそも最終面接の結果連絡はいつ来る？

最終面接の結果連絡が来るのは1週間程度が目安とされていますが、企業の規模や方針などによってさまざまです。たとえば、会社の規模が小さく社内での承認プロセスが少ない企業は連絡が早い傾向があります。また、自社で確保したいという強い考えから、最終面接後すぐに連絡をする企業もあるようです。

一方で、採用人数が多く、合格を決定するには複数人の承認が必要な企業では、結果の通知までに時間が掛かります。最終面接の結果を連絡できるタイミングは企業によって違うため、「遅いから不合格なのでは…」と不安になり過ぎないようにしましょう。

最終面接の結果が合格だった場合の連絡方法

最終面接の結果が合格の場合、電話で連絡が来る傾向があります。企業によってはメールや郵送で通達する場合もあるので、確認を怠らないようにしましょう。

最終面接の結果は基本的に電話で行われる

入社するかの意思確認をその場で行えるため、最終面接の結果の連絡は電話で行われることが多いようです。電話で連絡がきた場合、自身の回答をはっきりと伝えると良いでしょう。他社の選考結果が出ておらず明確な返事ができないときは、一旦保留を願い出ることも可能です。その際は、なるべく早く結論を出すようにしましょう。

また、企業からの電話を受ける際は、メモを準備しておくことがポイントです。入社の意思確認のあとに、内定式の日にちや必要な書類などを口頭で案内されることがあるので、忘れずに書き留めます。

企業からの合格連絡を電話で受ける方法について詳しくは「採用結果は電話で連絡？受け答えや問い合わせのマナーもあわせて解説」で紹介しているので、参考にしてみてください。

メールや郵送で知らされることもある

メールや郵送で合格を知らせる企業もあるため、メールボックスや郵便受けはこまめにチェックしましょう。メールの場合、企業のアドレスを登録しておらず受信拒否になったり、迷惑メールのフォルダに振り分けられたりする可能性があるので注意が必要です。合格通知に気づかないと、返信が遅れて企業に迷惑を掛けるだけでなく、「入社の意思がない」と判断されて内定を取り消される恐れもあります。「電話が掛かって来なかったから不合格」と決めつけずに、最終面接後は一定の間メールや郵便の中身を確認しましょう。

最終面接の結果連絡が遅いときの対処法

最終面接の結果連絡が2週間以上来なければ、会社に問い合わせてみると良いでしょう。一方で、気持ちを切り替えて、ほかの企業の選考に集中するという手もあります。以下で詳しく解説します。

2週間以上連絡がなければ会社に問い合わせてみる

最終面接後、2週間以上連絡がなければ会社に問い合わせてみるのがおすすめです。合否が分からないと他社の選考スケジュールの調整も難しいでしょう。以下で、メールと電話での問い合わせ方法を紹介しているので、参考にしてみてください。

メールで結果を問い合わせる方法

メールで最終面接の結果を問い合わせる場合、「○月○日の最終面接の結果に関する問い合わせ（名前）」のように、内容がすぐに分かる件名を入力しましょう。本文では面接の機会をもらったことに対する感謝の気持ちを述べたうえで、「不躾なお願いだとは存じますが、選考結果に関して、いつ頃ご連絡をいただけるか伺ってもよろしいでしょうか」と丁寧に質問します。結果を催促していると思われないように、クッション言葉を使うことが大切です。

電話で結果を問い合わせる方法

電話で最終面接の結果を問い合わせるときは、業務時間内に掛けるようにしましょう。その際、始業直後や終業間近の忙しい時間帯や昼休みは避けるのが無難です。電話の場合、「○月○日に最終面接をしていただいた○○と申します」と名前を述べたあと、選考結果が分かるのはいつになるのかを聞きます。相手に時間を割いてもらっていることを考慮して、失礼にならないように気をつけつつ簡潔に用件を述べましょう。

最終面接の結果を問い合わせるときの方法や注意点を詳しく知りたい方は、「最終面接の結果待ちがつらい！連絡が遅れる理由と不安なときの対処法を解説」のコラムもぜひご一読ください。

ほかの企業の選考に集中する

最終面接の結果連絡が遅いときは、ほかの企業の選考に集中するのも1つの手です。一社の結果を待っている間、就職・転職活動をストップしてしまうと、条件の良い求人を逃す可能性があります。他社の選考も進めておくことで選択肢が増えるだけでなく、最終面接の結果が不合格だった場合も気持ちを前向きに切り替えやすくなるでしょう。

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最終面接の結果連絡が遅いときのお悩みQ＆A

ここでは、最終面接の結果連絡が遅いときのお悩みや疑問にQ＆A形式でお答えします。

最終面接の結果が合格なのに連絡が遅い理由とは？

採用担当者が多忙だったり、最終決定権を持った役職の社員が不在だったりする場合は、最終面接の結果に関わらず連絡が遅れることがあります。そのほかに、補欠合格の対象で合格の通達が保留になっている可能性もあります。結果が合格でも連絡が遅れる理由は、このコラムの「最終面接の結果が遅いときは合格？不合格？」で解説しているので、ご一読ください。

最終面接の結果連絡が遅いときは不合格？

最終面接の結果が知らされるタイミングは企業の事情によって変わるため、遅いから不合格とは限りません。一方で、不合格者には連絡をしない企業もあるため、さまざまなパターンを知っておくことが大切です。企業からの連絡がないまま不合格となる場合については、「サイレントお祈りは失礼じゃない？企業に結果を問い合わせても良い？」で紹介しているので、参考にしてみてください。

土日を挟むと企業からの連絡は遅くなる？

最終面接のあとに土日を挟むと、通常よりも連絡が遅くなる傾向があります。そのため、木曜日や金曜日に最終面接が行われた場合、結果が分かるのは週が明けた月曜日以降になると考えられるでしょう。年末年始や大型連休などを挟む場合も同様に、企業からの連絡は遅くなります。最終面接後に土日を挟んだ場合の結果連絡については、「最終面接後に土日を挟む場合は質問するべき？結果待ちがつらいときは？」のコラムで解説しているので、チェックしてみてください。

企業からの連絡を待っている間は何をしたら良い？

企業からの連絡を待っている間に、他社の選考を進めておくと良いでしょう。最終面接の結果が不合格でも、気持ちを前向きに切り替えて次の選考に臨みやすくなります。「ハタラクティブ」では求人紹介から選考対策、内定獲得後のケアまで一貫したサポートを行っているので、ぜひ利用をご検討ください。