面接マナーは就活で重要？気を付けたいポイントを状況別に解説！

面接マナーは、就活で重要な要素の1つです。就活では面接中だけでなく、待機中や受付でのマナーも見られます。できるだけ良い印象を与えることができるように、事前にしっかりと対策をしておきましょう。このコラムでは、受付や待機中、退出時などの状況別に、就活で必要な面接マナーを紹介。また、適切な持ち物や身だしなみについてもまとめています。

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面接マナーは就活で重要？

就活を成功させるためには、面接マナーを押さえておくことも大切です。面接では、面接官とやり取りをしている間だけでなく、受付や待機中、退室時などでも人柄や態度がチェックされることがあります。いくら面接でのやりとりが上手くいっても、受付や待機中の態度によっては、「マナーがなっていない」と判断されてしまいかねません。「会場に到着したときから会場をあとにするまでが面接」と意識して、常に気を抜かないように注意しましょう。

就活時の面接マナー

では、就活時の面接マナーには、どのようなものがあるのでしょうか。以下で、受付や待機中、入室時など状況別に気をつけるポイントをまとめました。

受付

面接の際は、約束の時間より10～15分程度早めに受付に向かうのが良いでしょう。遅刻はもちろん、ギリギリの到着や早すぎる到着もマナー違反とされています。受付の際は、自分の名前と用件、採用担当者の氏名を、はっきりと伝えましょう。

待機中

受付が終わったら待合室で待機します。待機中は、携帯電話を触ったり、ほかの人と話したりすることは避け、静かに自分の番が来るのを待ちましょう。面接の進み具合によっては、なかなか自分の番が来ないということもあります。その際に気を抜いて、ほかの人と大きな声で話したり、携帯電話を触っていたりするのはマイナス評価に繋がりかねません。

入室

入室するときは、ドアを3回ノックし、中から「どうぞ」といった声が聞こえてからドアを開けます。「失礼します」と挨拶をして、お辞儀をしてから入室しましょう。丁寧にドアを閉めて、「本日はよろしくお願いします」と挨拶をしてからお辞儀をします。ドアを閉める際は、後ろ手で雑に閉めないように注意し、丁寧に閉めます。ドアを閉めたら速やかに椅子の横に移動し、お辞儀をします。面接官に着席を促されたら、「失礼します」と挨拶をして座りましょう。カバンは、利き手側の床に静かに置きます。

面接中

着席をしたら面接開始です。背筋は伸ばして、やや浅めに座るようにしましょう。背もたれに寄りかかるのは厳禁です。男性は手を軽く握って膝の上に、女性は両手を重ねて膝の上に置きましょう。また、会話の途中で明るい印象を与えるには、真剣な表情だけでなく、自然な笑顔を見せることも大切です。話す際は面接官の目を見て落ち着いてゆっくり話し、質問されたときや面接官の話を聞くときは、「はい」とはっきり返事をしましょう。

退室

面接が終わったら退室します。面接官から終了の合図が出たら、着席したまま「本日はありがとうございました」と挨拶して一礼しましょう。起立後に椅子の横に立ち、「ありがとうございました」とお礼を言ってお辞儀をします。そのあと、床に置いた荷物を持ち、ドアの前まで速やかに移動。ドアの前で面接官の方を向き、「失礼いたします」と挨拶して再度一礼しましょう。ドアを閉める際は、入室時と同様に丁寧に閉めるように気を付けて退室します。

就活での服装のマナー

就活では、面接マナーはもちろん、第一印象も重要な要素の1つです。身だしなみを整えて、清潔感のある見た目になるように心掛けましょう。以下で、面接時の服装のマナーを紹介していきます。

服装

面接時の服装は、男女ともにスーツが基本です。ただし、応募先企業から私服を指定された場合は、オフィスカジュアルスタイルを選ぶことをおすすめします。オフィスカジュアルとは、スーツ以外の服装で、ビジネスシーンにふさわしい服装のこと。スーツほどきっちりとした印象ではないものの、日常生活における私服とは大きく異なるため注意が必要です。

男性

男性のオフィスカジュアルスタイルは、襟付きのシャツに、ジャケットを羽織り、下はチノパンかスラックスを履きます。靴は、黒や紺・茶色などのシンプルな革靴を選びましょう。男性のオフィスカジュアルスタイルについては、「オフィスカジュアルでの男性の着こなしとは？服装のポイントをご紹介」のコラムでも詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。

女性

女性のオフィスカジュアルスタイルは、ブラウスにカーディガンやジャケットを羽織り、下はパンツとスカートどちらを選んでも問題ありません。スカートの場合は、膝が隠れる長さのものを選びます。また、靴はミュールや高いヒールのものを避けます。胸元の大きく開いたシャツなど、露出度の高い服も選ばないようにしましょう。女性のオフィスカジュアルスタイルについては、「オフィスカジュアルに最適な女性の服装は？企業が私服を指定する理由」のコラムでも紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

なお、オフィスカジュアルスタイルでは、男女ともに、デニムを履くのは厳禁です。また、汚れていたりサイズが大きかったりするものを着ていると、だらしのない印象を与えてしまうこともあります。面接前に、汚れや破損がないか、サイズが合っているかをしっかり確認しておきましょう。

そのほかの就活マナー

就活の際は、応募書類のほかに必要な持ち物があります。また、遅刻しそうなときも、マナーを守って相手に連絡をすることが大切です。以下で、持ち物や遅刻しそうなときの対処法などを紹介していきます。

面接時の持ち物

面接時の持ち物は、指定された応募書類などのほかに、スケジュール帳や筆記用具、印鑑、身分証明書、時計、地図を持っていくと良いでしょう。事前に内容を確認したい場合は、応募書類のコピーも持っていくと安心です。また、万が一携帯電話の電源が入らなくなったときのために、企業サイトのコピーをしておくことをおすすめします。

遅刻しそうなときは

面接に遅れることが分かった時点で、応募先企業に速やかに電話で連絡をします。遅刻する理由を正直に伝え、誠実に謝りましょう。そのあと、何時何分に到着できるのかを伝えます。到着予定時刻は、ゆとりをもって述べることが重要です。

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