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簿記1級は就職に役立つ?取得するメリットや就活を成功させるコツを解説

資格

2024.10.01

この記事のまとめ

  • 簿記1級を取得して就職活動するメリットは、真面目さが評価される可能性があること
  • 簿記1級を取得するには多くの勉強時間を必要とするため、難関資格といえる
  • 就職のために簿記1級を効率良く取得するなら、スクールや通信教育が有効
  • 簿記1級が活かせる就職先は経理以外にも、財務やコンサルなど幅広くある
  • 就職活動では資格の強みだけでなく、コミュニケーション能力もアピールしよう

簿記1級を取得するか迷っている方のなかには、就職活動に役立つのか不安になる方もいるでしょう。簿記1級を取得すれば就職活動で積極性や真面目さをアピールできるので、評価されやすくなります。
このコラムでは、簿記1級を取得するメリットを解説。また、資格を活かせる就職先や就活を成功させるコツもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

  • 簿記1級を就職活動に向けて取得する6つのメリット
  • 簿記1級とは
  • 簿記1級を活かせる仕事ができるおすすめの就職先6選
  • 簿記1級があっても就職が難しくなる理由
  • 簿記1級を活かして就職活動を成功させる6つのコツ
  • 簿記1級を取得して就職したい方が抱きがちな疑問Q&A

簿記1級を就職活動に向けて取得する6つのメリット

就職活動における簿記1級のメリットは、会計処理能力をアピールできるだけではありません。簿記1級を取得するまでの勉強時間や努力量も自己PRの材料となり得ます。以下で、簿記1級が就職活動において役立つメリットをまとめたので、チェックしてみてください。

簿記1級を就職活動に向けて取得するメリット

  • 積極性や真面目さを評価される
  • 経営や財務状況の理解が深まる
  • 年収アップの可能性がある
  • 需要が高く転職や昇進の武器にもなる
  • ほかの資格の受験資格が得られる
  • 難関資格の保有がアピールポイントになる

1.積極性や真面目さを評価される

簿記1級に合格した事実は、目標達成のためにコツコツ努力できる真面目さの評価につながるでしょう。難易度が高い簿記1級を取得するためには、多くの学習時間と努力が必要になるのが一般的です。仕事においても目標に向かって努力できることをアピールすれば、好印象を得られるでしょう。

2.経営や財務状況の理解が深まる

簿記1級を取得すると、経営や財務状況の理解が深まるのがメリットです。簿記1級で得た知識はコスト計算や経営管理、投資先の価値や成長予測にも役立つでしょう。

また、経済に関するデータやニュースの理解度が深まれば、国内外の経済情勢を知るだけではなく、業界やライバル企業の動向を推測することも可能です。就活時にアピールすれば、「直接経理の業務に関わらないポジションに就いても活躍できるのでは」と期待されやすくなるでしょう。

3.年収アップの可能性がある

企業によっては、簿記1級を取得していることで給与アップにつながる可能性があるのも、取得するメリットといえるでしょう。簿記1級を持っていれば資格手当がついたり、担当業務が増えたりする見込みがあるためです。

また、経理の仕事では金銭の取り扱いに関する専門的な知識を求められるため、ほかの事務職と比べて平均時給が高めに設定されている傾向があります。さらに実務経験を積んで専門知識をより深めていくと、正社員としてのキャリアや年収アップにつながる可能性もあるでしょう。

4.需要が高く転職や昇進の武器にもなる

簿記1級を取得するメリットには、需要が高く転職や昇進の武器にもなることが挙げられます。簿記のスキルを通して自身の採用メリットをアピールできるため、倍率が高い大手企業への転職を考えている方にもおすすめです。

また、パートや契約社員から正社員への起用や就職先で内勤への異動、早期昇進につながる可能性も。特に倍率の高い大企業では、簿記2級をもっているほかの応募者に対しても差別化できます。「キャリアアップしたい」「大手の企業で働いてレベルアップしたい」という目標も立てられるので、選択肢の幅も広がるでしょう。

5.ほかの資格の受験資格が得られる

簿記1級に合格すると、税理士試験の受験資格が得られ、国家資格にも挑戦できるのも取得するメリットの一つです。通常、税理士試験を受験するには、大学卒業、実務経験などの経歴が必要となるでしょう。

しかし、簿記1級を取得していれば、学識要件や事務経験がなくても税理士試験を受けられます。
「将来は国家資格の保有者として仕事を続けたい」「会計事務所で働きながら税理士を目指したい」と考えているものの、実務未経験という方は簿記1級を取得しておくと良いでしょう

6.難関資格の保有がアピールポイントになる

簿記1級といった難関資格の保有が、就活時にアピールできるポイントになります。
簿記1級の合格率は、約10%です。3級や2級の合格者のなかでも少人数しか受からないことから、希少性が高い資格といえるでしょう。そのため、簿記1級の資格を活かせる職種の求人に応募すれば、保有していることで好印象を得られ採用されやすくなる可能性があります。

簿記1級とは

簿記とは、企業の経営活動の記録や計算、整理をし、経営や財務の状態を明らかに示す記録方法のことです。取得することで、経理に必要な会計の知識はもちろん基礎的な経営管理のノウハウ、分析力を身につけられるでしょう。

なお、簿記1級というと「日商簿記1級」を意味することが一般的です。資格保有者はその難易度の高さからも、「財務と会計のスペシャリスト」といえるでしょう。ビジネスの基本である「コストを意識した仕事ができる」「取引先の経営状況が把握できる」などの高い評価が期待できます。
日商簿記1級は正社員としての就職や転職活動において有利に働く可能性があるでしょう。
「簿記で身につく力とは?保持するメリットと活用できる仕事」のコラムで階級ごとの特徴や資格を活かせる仕事を解説しているので、参考にしてみてください。

簿記1級の試験内容

日商簿記1級の試験科目は2級や3級とは異なり、商業簿記・工業簿記のほか、会計学・原価計算の4科目。4科目あわせて100点満点中70点以上で合格ですが、各科目とも4割以上の得点が必要です。各科目の概要について以下で解説します。

商業簿記

決算書を正確に作成するために必要な知識があるかを問われます。財務諸表や決算整理後残高試算表、損益計算などを作成する問題が多く出題されている可能性も。2・3級の応用問題が主な内容なので、苦手なポイントは確実に解消しておきましょう。

工業簿記

工場を経営し、製品の製造・販売に必要な簿記の知識を問われます。商業簿記と同じように、日商簿記2級の応用問題になるため、2級までの範囲の苦手なポイントを克服しておきましょう。また、問題文の読解力も視野に入れて勉強を進めることが重要です。

会計学

会計処理において必要な知識があるかを問われるもので、文章や表の穴埋め問題・正誤問題などが出題される傾向があるでしょう。計算力だけではなく、「どのようにしてその計算になるのか」「なぜその結果になるのか」という根拠の部分を理論的に理解していることが大切です。

原価計算

製品の原価を計算するために必要な知識を問われます。いくつかのデータを分析し整理する演習を繰り返し行うだけでなく、「会社運営の立場では何を軸に意思決定するのか」という視点で物事を捉えられるようにしておくと良いでしょう。

簿記1級の難易度

日本商工会議所が発表している「1級受験者データ(統一試験)」によると、2014年以降の10年間における合格率は5.9〜16.8%です。年間の合格者数は各年とも3,000名に届かないという結果でした。
同じように10年間の2級合格者の結果を見ると、合格率は8.7%〜47.5%。合格者数は最小でも5,884名、最大は51,530名という結果でした。1級は2級に比べて合格のハードルはかなり高いといえます。

なお、日商簿記1級の資格を得るには、日商簿記2級の知識が完璧という前提で考えても、多くの学習時間が必要です。独学に不安がある場合は、スクールや通信講座に通うのも選択肢の一つ。ただし、一定の費用が掛かるため、利用したいときはサポート内容や料金を確認したうえでよく検討しましょう。

参照元
日本商工会議所
簿記

簿記1級の試験日程

簿記試験のなかでも特にメジャーな日商簿記1級統一試験は、年に3回(2月・6月・11月)開催されます。なお、受験申込期間や申込場所など詳細は商工会議所ごとに設定されているため、希望受験会場の情報をこまめにチェックしましょう。
また、2020年にネット試験が開始された2級・3級とは異なり、1級はネットでの受験はできないので注意してください。

簿記1級取得者の年収

簿記1級取得者の年収は、所属する企業の規模や職種によってさまざま。とはいえ、簿記1級は2級・3級よりも難易度が高いため、大手企業に挑戦しやすいのも事実です。そのため、ここでは企業規模10億円以上の大手企業に勤務する人の平均年収を参考として取り上げます。

国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査(p.19)」によると、企業規模10億円以上の平均年収は 648万6,000円です。企業によって給料水準は異なりますが、簿記1級を取得することで、より高い収入を得られる可能性があるといえるでしょう。

参照元
国税庁
令和4年分 民間給与実態統計調査

簿記1級は独学でも取得できる

簡単ではありませんが、日商簿記1級は独学でも取得が可能です。市販の問題集を使えば、出題されやすい問題などもチェックできるでしょう。独学は自分の都合の良い時間や場所、ペースで勉強できるメリットがある一方、勉強時間のスケジュール調整をしながら、一人でモチベーションを維持しなければならない難しさもあります。

独学の場合は、SNSで自分と似ている環境で勉強している人とつながるのも一つのやり方です。同じように日商簿記1級合格を目指す仲間と刺激し合いながら、モチベーションを上げていける可能性があるでしょう。

簿記1級を活かせる仕事ができるおすすめの就職先6選

簿記1級を取得すれば実務経験がなくても転職活動を有利に進めやすくなるため、正社員を目指すのに役立つでしょう。以下で、簿記1級を活かせる仕事ができるおすすめの就職先を6つ解説するので、チェックしてみてください。

簿記1級を活かせる仕事ができるおすすめの就職先

  • 上場企業やそのグループ会社の経理部門
  • 企業の財務業務部門・経営企画
  • コンサルティングファーム
  • 大手税理士法人
  • 会計事務所
  • 独立

1.上場企業やそのグループ会社の経理部門

簿記1級が特に評価されるのが上場企業などの大手企業です。上場会社のグループ企業への就活も同じように有利になる可能性があります。なかでも、経理課に的を絞ると効率良く就職活動を進められるでしょう。

上場企業は社会的信用度や知名度が上がるため、スキルや経験が豊富で優秀な人材が集まりやすい傾向があります。経理未経験のまま挑戦するのはハードルが高めですが、簿記1級を取得しておくことで正社員としての内定獲得に近づける可能性があるでしょう。「経理の仕事内容とは?求められるスキルや向いているタイプについて紹介」のコラムで仕事内容を解説しているので、経理に興味のある方はあわせてご覧ください。

2.企業の財務業務部門・経営企画

企業によって、経理と財務の業務が分かれていることもあります。主な財務の業務は、金融機関との融資交渉や予算の管理です。特に金融機関との融資交渉は、相応の知識を必要とし、誰にでも経験できるというものではありません。簿記1級の知識があることで対応できる内容も想定できるため、財務部門でも資格を活かせるでしょう。

簿記1級取得者は経営企画への就職も可能。経営企画の業務は各部門の目標や予算などの業務プロセスを設定するため、会社の事業の方向性に関わる中間管理職といえます。会社のマネジメント層が考えた経営方針を具体的にし、各部門へ指示を出すこともあるでしょう。

また、経営企画では競合の状況や市場の動きなどを分析し、マネジメント層に経営方針の立案や提案も行います。中間管理職の仕事や魅力は「中間管理職とは?企業内での役割や求められるスキルについて解説」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。

3.コンサルティングファーム

コンサルティングファーム(consulting firm)とは、問題を抱える企業を指導し、課題解決へと導く企業のことを指します。特に財務上の問題やM&Aをコンサルティングする場合には、簿記1級の知識が役立つでしょう。

4.大手税理士法人

簿記1級の資格保持者であれば、実務経験がなくても大手税理士法人へ就職できる可能性があるでしょう。中小の会計事務所であれば、簿記2級で十分な場合もあります。しかし、大手税理士法人となると、2級ではなく1級を取得しているほうが就活で有利に働く可能性が高いでしょう。

簿記1級の資格に加えて経理・財務の実務経験もあれば、アピールすることでさらに好印象を得られ内定につながりやすくなります。また、簿記1級を取得していれば税理士を目指すことが可能です。
税理士になるには、国税庁が実施する税理士試験に合格する必要があります。税理士試験の受験条件の一つに簿記1級の取得が挙げられるため、税理士として活躍できる可能性があるでしょう。
「税理士になるには?高卒から目指す方法や受験資格について解説!」のコラムでは、税理士試験の受験資格を解説しているので、参考にしてみてください。

5.会計事務所

会計事務所では企業や個人の税務申告を代理で行います。ほかにも、経理・財務に関することや経営のアドバイスをする場合もあるため、簿記1級のスキルの知識が役立つでしょう。
会計事務所で積んだ経験は、税理士や公認会計士へキャリアアップを目指す際にも活かせる可能性があります。

6.独立

簿記1級は独立する際にも役立ちます。簿記や会計の能力は、経営のために必要なもの。経理や税務の知識が不足した状態のまま起業やフリーランスなどで独立した場合、経営が困難になる可能性があるでしょう。

帳簿をつけるだけなら、経理ができる人を雇ったり会計事務所に依頼したりすれば解決できます。しかし、円滑な事業運営をはかるためには、経営者自身が簿記1級程度の知識を身につけておいたほうが安心でしょう。

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簿記1級があっても就職が難しくなる理由

簿記1級があるからといって、スムーズに就職先が見つかるとは限りません。以下で、簿記1級があっても就職が難しくなる理由を解説するので、チェックしてみてください。

コミュニケーションに苦手意識があるから

簿記1級があっても就職が難しくなる理由には、コミュニケーションに苦手意識があることが挙げられるでしょう。簿記1級取得者の就職先は財務業務部門・経営企画や会計事務所などです。財務業務部門・経営企画では他部署との連携が求められたり、会計事務所ではクライアントと相談したりすることがあります。

企業や個人の経営に関わる業務を任されるため、コミュニケーションがうまく取れないと採用担当者から「仕事を任せられるか不安」と懸念される可能性があるでしょう。具体的なエピソードを交えながら、コミュニケーション力が備わっていることをアピールすることが大切です。

実務経験がないから

実務経験がないと、簿記1級を取得していても就職が難しくなる可能性があるでしょう。たとえば、簿記1級を取得している経理未経験者と簿記3級を取得していて実務経験が3年ある人がいる場合、企業は実務経験者を採用する傾向があります。特に、年齢が上がるにつれて、経験の有無は選考に影響しやすくなるでしょう。

企業研究ができていないから

企業研究ができていないことが原因で、簿記1級をもっていても就職が難しくなる場合もあります。企業研究をすることで応募先企業の社風や取り組んでいる事業をよく調べることでミスマッチを防げたり、志望動機が作成しやすかったりするメリットを得られるでしょう。

企業は入社後に長く勤務し、活躍してくれる人材を求める傾向があります。企業研究をしっかり行い、企業ニーズにマッチした人物であることをアピールすれば、好印象を得やすくなるでしょう。

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簿記1級を活かして就職活動を成功させる6つのコツ

ここでは、簿記1級を活かして就職活動を成功させるコツを6つ解説します。簿記1級を活かしつつ、自分に合った仕事を見つけたい方は、参考にしてみてください。

簿記1級を活かして就職活動を成功させるコツ

  • 経理職のみに絞らず幅広く仕事探しする
  • 簿記1級を前面に出してアピールするのは避ける
  • 資格だけでなくコミュニケーション能力も示す
  • 面接対策を行う
  • 実務経験を積んでおく
  • 就職・転職エージェントを活用する

1.経理職のみに絞らず幅広く仕事探しする

簿記1級を活かしたい場合、経理職のみに絞らず幅広く仕事を探してみるのがおすすめです。経理職に絞ると効率良く就活できる可能性もありますが、あまりにも簿記1級の資格にこだわって経理職だけを志望するのは避けましょう。就職先の間口が狭まるため正社員として雇用されるチャンスも減る可能性があるからです。

簿記1級の知識を活かせる経理以外の職業には、総務・人事・企画・財務部門などさまざま挙げられるでしょう。総務や人事であれば、人材教育や採用、制度設計・運用、株主総会の対応など雑務全般を担います。企画は、事業経営の企画、設備導入の企画、営業戦略の立案などが主な仕事内容。そのほか、コンサルティングやM&Aを行う企業でも、簿記1級の知識が役立つため、ニーズがあるでしょう。

2.簿記1級を前面に出してアピールするのは避ける

就活では、簿記1級を前面に出してアピールするのは避けたほうが良いでしょう。簿記1級は、就職活動で希少価値のある重要なアピールポイントの一つです。しかし、企業によっては、資格よりも実務経験を求められる場合があるため、就活のハードルが上がりやすいでしょう。

職種未経験の方は、就職活動で資格を全面に出してアピールするよりも、「履歴書に書くに留める」「聞かれたら答える」程度にするほうが、より良い印象を与えられる可能性があります。

3.資格だけでなくコミュニケーション能力も示す

就職活動の面接では、簿記1級を保持していることのほかに、コミュニケーション能力があることも示しましょう。前述したように、経理の仕事は数字と書類を相手にしているイメージがありますが、同時にコミュニケーション能力も問われる職種です。記帳などの業務は正社員の業務ではなく外部に委託して、派遣社員を指導する立場になることもあるでしょう。
財務に詳しくない重役や責任者、現場に会計上の情報を説明したり、現場の反発を招かず改善に導いたりする業務も含まれるため、コミュニケーション能力が求められます。

面接官の質問意図を汲み取り、的確な受け答えをすることでコミュニケーション能力をアピールできるでしょう。「コミュニケーション能力を鍛えるには?具体的な方法を紹介」のコラムでは、コミュニケーション能力の身につける方法や知っておくべきポイントを解説しているので、面接に向けてコミュニケーション能力を養いたい方はチェックしてみてください。

4.面接対策を行う

簿記1級を活かして就職活動を成功させるためには、面接対策を行うことも大切です。面接での入退室のマナーや身だしなみ、言葉遣いなど基本的な対策はもちろん、志望動機や自己PRのアピール方法の確認も行うと選考に役立つでしょう。

対策を怠ると、面接に慣れていないことで緊張してしまい、うまくアピールできない可能性があります。面接対策で志望動機や自己PRを伝える練習をすれば、自信を持って望めるため、採用担当者から「頼りになりそう」と好印象を得やすくなるでしょう。

また、面接では逆質問を求められることも想定されます。すぐに思いつかず「質問はありません」と答えると、「入社意欲が低い」「企業研究が甘い」などのマイナスなイメージを持たれて内定が遠ざかりやすくなるので注意しましょう。
面接対策のやり方や実施する際に気をつけることは、「面接対策のやり方は?押さえておきたいポイントと注意点を解説」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。

5.実務経験を積んでおく

実務経験を積んでおくのも、簿記1級を活かして就職活動を成功させる方法の一つです。特に、大企業は即戦力となる人材を求める傾向があるため、未経験からの就活はハードルが高くなりやすいでしょう。そのため、中小企業の経理や会計事務所などで実務経験を積んでから、キャリアアップとして大企業への就活に挑戦するのがおすすめです。

6.就職・転職エージェントを活用する

就活をスムーズに進めるために、就職・転職エージェントを活用するのもおすすめです。就職・転職エージェントでは自分に適した求人を紹介してくれたり、面接対策を受けれたりするため、就活が成功しやすくなるでしょう。

「資格を活かせる仕事がしたい」「自分に合った仕事が分からない」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは20代を中心にした転職・就職支援に特化しています。

専属のキャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングを行い、学歴・職歴に応じた就職や転職のサポートを実施。応募書類の添削や面接対策といった支援から、内定後の相談まで一貫してサポートするので、安心して転職活動を進められますよ。ハタラクティブへの登録・利用はすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。

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簿記1級を取得して就職したい方が抱きがちな疑問Q&A

ここでは、簿記1級を取得して就職したい方が抱きがちな疑問をQ&A方式で解決します。

働きながら簿記1級に合格するのは難しい?

働きながら日商簿記1級に合格するのは不可能ではありません。ただし、勉強時間の確保やスクールへの通学などを考えると難しい側面もあることに留意しておきましょう。近年では、家にいながら授業を受けられるオンライン講座もあるので、自分に合った勉強法を見つけることがおすすめです。

計算が苦手だと簿記1級の資格取得は無理ですか?

簿記の試験では、基本的な算数ができれば問題ないとされています。
難易度が高いといわれている簿記1級であっても、出題されるのは高校の数学レベル。経営成績や財務状況の整理などを学ぶのが目的なので、難関大学の入試で出るような数学の問題を解くことはありません。簿記1級の試験内容はコラム内の「簿記1級とは」で解説しているので、チェックしてみてください。

簿記1級を取得すると人生は変わりますか?

簿記1級を取得すると、仕事の選択肢が広がるため人生が変わる可能性があるでしょう。
簿記1級を取得すれば上場企業や会計事務所へ就職できたり、経験を積めば独立したりすることも可能です。取得するか迷っている場合、希望するキャリアビジョンを明確にすれば就活に役立つかどうか判断しやすくなるでしょう。

面接で効果的に簿記をアピールする方法は?

資格を取得した理由を明確にするのが有効です。
「なんとなく」では、目的意識がないと思われ正社員を目指す就職活動での高評価につながらない可能性もあるため、志望動機と関連した理由があると評価につながりやすいでしょう。就職・転職エージェントのハタラクティブでは面接対策を実施。資格をアピールしつつ、自己PRも伝えられればより好印象を得やすくなるでしょう。サービスはすべて無料なので、お気軽にご相談ください。

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監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

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