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上司に怒られた!ポジティブに受け止めて切り替える方法
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この記事のまとめ
- 上司に怒られたときは頭を下げて謝罪し、言い訳はせず感謝を伝えることが大切
- 上司に怒られにくい人になるため、熱心に仕事をしてコミュニケーションをとろう
- 上司から怒られたのは悪いことではないと考え、今後の仕事に活かす
- パワハラ上司から理不尽に怒られた場合、第三者に相談して転職を考えるのも手
仕事をしていると、どうしても上司に怒られる場面が出てきます。そのようなとき、落ち込んでしまったり、やる気を失くしてしまったりする人も多いでしょう。上司に怒られたことを引きずらず、ポジティブに受け止められれば今後の成長にもつながります。このコラムでは、上司に怒られたときの対応方法や、怒られにくい人になる方法をご紹介。怒られたあとやパワハラ上司への対処法もまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
上司に怒られたときの反応の仕方
上司に怒られたとき、反応の仕方が悪いとさらに怒らせてしまう恐れがあります。正しい対応方法を確認し、余計に怒らせないような反応を心掛けましょう。
しっかりと頭を下げて謝る
上司に怒られたときは「申し訳ございませんでした」と謝罪し、しっかりと頭を下げましょう。なかには、頭を下げることに抵抗がある人もいるかもしれません。しかし、頭を下げて謝ることは反省の気持ちが伝わるだけではなく、相手を落ち着かせる効果もあります。
なお、怒られているときに「私は悪くない」という態度でいたり、ポカンとした表情でいたりすると、相手の怒りを増幅させてしまう可能性があるので避けてください。
ミスは認め、言い訳をしない
自分のミスで怒られた場合は、素直にミスを認めましょう。怒られている最中に言い訳をすると、相手の怒りに火を注いでしまう恐れがあります。自分が正しいと思っていても、相手の話を素直に聞き、上司が何に対して怒っているのかを分析しましょう。
ミスの原因が自分ではない場合、状況を詳しく説明したくなることはありますが、怒られている途中で口をはさむと上司からは言い訳のように聞こえてしまう可能性も。印象が悪くならないよう、一旦こらえて相手の怒りを受け止めるのが効果的です。
指摘してもらったことに対して感謝を伝える
上司に怒られた事実をポジティブに受け止めて感謝の気持ちを伝えられると、相手の怒りを増幅させにくくなります。怒られたことに対して「ありがとうございます」という感謝の気持ちを伝えることで、上司に「しっかりと話を聞いている」「アドバイスが通じた」と思ってもらえる可能性も。怒られた際も上司の言葉を真摯に受け止め、次に活かすための経験にできるような気持ちで感謝を伝えましょう。
上司から怒られにくい人になるには
ここでは、上司から怒られにくい人になるためのコツを紹介します。仕事でミスをしなければ上司に怒られる機会は減らせるものの、どこかでミスをしてしまうのが人間というもの。上司に怒られにくく、もし怒られても次に活かすための方法を確認していきましょう。
熱心に仕事をこなす
熱心に仕事をしている人であれば、上司も頭ごなしに怒りにくくなります。手を抜いて仕事をしている人のミスは怒りたくもなりますが、真面目に仕事に臨んでいる人なら「多少のミスがあっても挽回してくれるだろう」という期待があるというもの。普段からコツコツと仕事に励み、信頼を積み重ねておくのは重要です。
仕事で成果を出し周囲からの評価を上げる
仕事ができる人は、上司に怒られにくく褒められることが多いといえます。成果を出してアピールすれば周囲からの評価が高くなり、小さなミスを逐一指摘されることは少なくなるでしょう。上司に怒られるというストレスが緩和されるため、落ち着いて仕事ができる効果も期待できます。
こまめにメモをとる
熱心にメモをとっている人はやる気があり、仕事熱心という良いイメージを抱かれやすい傾向にあります。上司や先輩を怒らせてしまう原因の一つは、何度も同じ指摘をさせること。メモをとることで仕事の内容をいつでも確認できるため、指示を聞き直したり間違えたりすることも減り、ミスも少なくなるでしょう。
雑務も手を抜かない
上司に怒られないためには、毎日の掃除や資料の準備など、細かい雑務でも手を抜かずにしっかりとこなすのが重要です。上司は仕事の成果以外にも、普段の言動や態度などを見て部下を評価しています。毎日の積み重ねで心証も変わるため、仕事に熱心に取り組んでいるという姿を見せられるよう、日々の雑務もきちんとこなすのが大切です。
上司とコミュニケーションをとる
積極的に上司とコミュニケーションをとって、関係性を築き上げるのも良いでしょう。笑顔で挨拶をしたり、早めの報連相を心掛けたりして、上司と話すチャンスを大事にしてみてください。ある程度の人間関係を作っておけば、いきなり頭ごなしに怒られることも少なくなります。上司とコミュニケーションをとれると情報共有もしやすくなり、仕事が円滑に進むでしょう。
コミュニケーション能力を鍛える方法は、「コミュニケーション能力を鍛えるには?具体的な方法をご紹介」で解説しています。人付き合いが苦手で上司とどう接して良いか分からないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
期限・時間を守る
期限や時間などを守れないと信用を得られず、怒られやすい傾向があります。これは上司や先輩という仕事の場に限った話ではなく、家族や友人という親しい間柄であっても同様です。二度、三度と繰り返すことで徐々に信用を失い、怒られやすくなってしまいます。
約束を守るためには、余裕をもったスケジューリングや、やるべきことの優先順位を考えることが重要です。タスクリストやリマインドアプリ、手帳などを活用し、しっかりとスケジュール管理を行いましょう。
上司が怒る前兆を把握する
よく怒る上司がいたら、普段からその人に注目してみましょう。上司が怒りやすいミスの内容や怒る前の感情を想像することで、怒られるタイミングが予測できるようになります。怒る前兆が分かれば先に心構えができるので、急に怒られることも減り、何もしないより落ち着いて対応できるでしょう。
上司に怒られるのが辛くならないための考え方
ここでは、上司に怒られるストレスで毎日が辛くならないための考え方をまとめました。
上司や先輩に怒られたときは、誰でも少なからず落ち込んでしまうのが普通です。なかには、「怒られるのが嫌だから仕事を辞めたい」「怒られない仕事に転職したい」と思う人もいるでしょう。
しかし、考え方を変えることで、上司に怒られてもポジティブに受け止められる可能性は十分にあります。上司に怒られて落ち込まないために、以下の考え方をぜひ参考にしてみてください。
自分のために怒ってくれている
上司も怒りたくて怒っているわけではなく、何かしらの理由があって怒っていると考えられます。
怒っている時間は仕事が進みませんし、気分や空気も悪くなってしまうもの。上司がそれでも怒ったのは、「繰り返してほしくない」「これから成長してほしい」と思っているとも考えられます。怒られたときは、「自分のために時間を割いて怒ってくれている」とポジティブに考えるのが重要です。
怒られたのは仕事についてで、人格を否定されたのではない
上司に怒られた際は、仕事のやり方を怒られたのであって、人格を否定されたわけではないと考えましょう。
仕事で注意されたり、至らない点を指摘されたりしたとき、自分を否定されたかのように感じてしまう場面もあります。しかし、仕事についての注意であり、あなたという個人を否定されたのではありません。怒られたことは今後の仕事に活かすのが重要です。
ただし、稀に人格を否定するような、「どういう育ち方をしたらこうなるの」「親の顔が見たい」「よく結婚できたね」といった発言をする人もいます。強い叱責を頻繁に受けると精神面で不調をきたす可能性があるため、早めに対策を講じるのがおすすめです。詳しくは、このコラムの「パワハラ上司に理不尽な理由で怒られたときの対処法」をご一読ください。
新人のうちは上司に怒られることもよくある
入社したばかりなら、「ミスをして怒られるのは当たり前」と割り切るのもひとつの方法です。
経験が少ないうちは、ミスをしないで仕事を進めるのは難しいもの。大切なのは、同じミスを何度も繰り返さないことです。一度怒られたポイントはメモをとったりイメージしたりして覚え、繰り返さないように注意しましょう。
上司も「怒りたくない」と思っている可能性がある
上司も怒りたくて怒っているわけではなく、立場上注意しなければならない状況であった可能性があります。「怒る上司」という見方ではなく、「叱ってくれる上司」というイメージを抱けるようになれば、落ち着いて言葉を受け止められるでしょう。
上司もあなたと同じように、仕事を円滑に進めたいと思っているはずです。感情的に怒られたと感じる前に、上司の気持ちを考えて状況を客観視することが大切といえます。
仕事で上司に怒られることが必要以上に怖いと感じてしまうことの対処法は、「怒られるのが怖いのはなぜ?考えられる要因と克服方法を解説!」でも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみましょう。
怒られて気持ちが落ち込むのは当たり前
上司に怒られたあと、すぐにポジティブなことを考えるのはなかなか難しいのが当然です。
怒られている最中は、謝罪や反省、今後への活かし方を考えて伝えるのに精一杯でしょう。その後、少し落ち着いて一人になると、ミスを思い出して気分が沈んだり後悔で暗くなってしまうこともあります。怒られて気持ちが落ち込むのは当たり前だと考え、同じことで怒られないために気を取り直してリセットするのが重要です。
上司に怒られたあとにやるべき6つのこと
ここでは、上司に怒られたあとにやるべきことを紹介します。仕事をするうえで気まずい空気になったり、再び同じことが原因で怒られたりしないように、しっかりと対策法を確認しておきましょう。
1.怒られた内容を冷静に分析する
上司に怒られたら、まずは相手が怒っている原因を分析しましょう。お客さまに迷惑が掛かるミスをしてしまった場合や、ほかの業務が滞るような連絡漏れがあった場合など、具体的な内容を分析することで次回に活かしやすくなります。
もし、理不尽な理由で怒られたときや、自分が正しいと思う場合でも、途中で反論してしまうと事態が悪化する可能性も。怒られている内容と向き合い、冷静に対応しましょう。
2.「自分が悪い」と引きずり過ぎない
怒られて落ち込み、気分が暗くなってしまうのは仕方のないことですが、引きずり過ぎないことが重要です。「自分が悪い」と反省するのはほどほどにし、ほかの仕事に影響を与え過ぎないように切り替えましょう。
たとえば、すぐに仕事に戻るのではなく、休憩をとってみるのも効果的です。気持ちをリセットして感情を整理し、前向きな気持ちで仕事ができるようにすると良いでしょう。
3.ストレスを発散してメンタルを保つ
モチベーションを上げるために、ストレス発散の時間を意識的にとるのも重要です。仕事で上司に怒られるとどうしてもストレスが溜まってしまうもの。食事や遊びなど、プライベートの楽しい予定を入れ、定期的にストレスを発散しましょう。
4.同じミスを繰り返さないようメモする
怒られた内容をメモしておくと、再発防止に役立ちます。怒られた理由や状況などの詳細を書き出し、次回に活かせるよう見直しておきましょう。改善のため努力している姿が見えれば、周囲からの評価アップも期待できます。怒られたことをチャンスだととらえ、自分の成長の材料にできるよう、ポジティブに考えるのが重要です。
5.習慣的に自分を褒める
怒られると自分を責めてしまう人もいますが、必要以上に自分を責めてしまうと、仕事のパフォーマンスが悪くなってしまいます。怒られたことに対して反省するのは大切です。反省をふまえて繰り返さないよう、自己肯定感を高めて効率良く仕事をこなせるよう心掛けましょう。
自己肯定感を高めるためには、自分で自分を褒めるのが効果的。たとえば、普段の仕事の中で小さな目標を設定し、達成できたら自分を褒めるなど、習慣づけてできると良いでしょう。
6.分からないことは時間をあけて質問する
怒られた内容で分からないことがあった場合は、相手の怒りが収まったころや落ち着いたタイミングで質問しに行きましょう。怒られた直後よりもお互いに冷静に話ができ、再度怒られる可能性も減ることが期待できます。怒られたことに関して積極的に質問し、改善しようという姿勢を示すことで、意欲や熱意もアピールできるでしょう。
パワハラ上司に理不尽な理由で怒られたときの対処法
ここでは、上司からパワハラだと感じるような理不尽な理由で怒られた場合の対処法をご紹介。上司からパワハラを受けたときの対処法については、「上司からのパワハラ対処法を紹介!特徴やハラスメントの種類も解説」で詳しく解説しています。パワハラ上司に悩んでいる方は、あわせて参考にしてみてください。
上司への情報共有を密にする
上司との関係が改善できそうな段階であれば、「上司とコミュニケーションをとる」でも紹介したとおり、明るい挨拶を心掛ける、「報連相」を密にするなどの努力をしてみましょう。
積極的にコミュニケーションをとり、業務の細かい情報をあらかじめ伝えておくのが効果的です。納期や進捗が原因で上司をイライラさせてしまうことも減り、怒られにくくなるでしょう。
文字や録音などで記録する
社内の窓口や外部機関に相談することを考え、記録をとっておくのもおすすめ。その場合、「いつ、どこで、誰が、何をしたか」など、第三者にも状況が伝わるように記録することが大切です。
可能であれば、文字だけではなく、ICレコーダーなどを用いて録音すると良いでしょう。
部署異動を検討する
「どんなに努力をしても改善されない」「上司と反りが合わない」という場合は、異動願を出す方法もあります。転職活動をしなくとも自分に合った環境に移れる可能性があるのが、異動をするメリットです。上司から受けたパワハラの記録があれば、よりスムーズに異動できるでしょう。
異動に関するメリット・デメリットは、「異動の意味や目的は?種類やメリット・デメリットもご紹介」でも解説しているので、参考にしてみてください。
仕事の目標を再確認する
自分が何のために仕事をしているのかという目的を考え、今後のキャリアプランを再確認することで、怒られても前向きに仕事に取り組める可能性があります。
逆に、目標がなければ漫然と仕事をすることになってしまい、上司に怒られることが大きなストレスになる恐れも。目標達成のために努力を重ね、仕事のモチベーションを上げるのが重要といえます。
同僚や家族に相談してみる
頭ごなしに怒られたときは、周囲の人に相談してみましょう。上司に怒られた理由や状況を理解してくれる同僚なら、同じ立場から効果的なアドバイスをくれたり、仕事を手伝ってくれる可能性もあります。家族や友人などに相談すれば、共感を得られて気持ちが穏やかになる場合もあるでしょう。
一人で抱え込まず、仕事のストレスを少しでも解消できるようにするのが大事です。
納得いかないなら転職も視野に入れる
会社の規模が小さく異動しても嫌な上司と関わる必要がある、今の会社で働き続けるのは精神的に辛いなどの場合は、思い切って転職してみるのも手段でしょう。努力しても改善されない状況で仕事を続けるのは、自分にとっても会社にとっても良いとはいえません。思い切って職場や業種を変えることで、前向きに仕事に取り組める可能性もあります。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。