仕事の理不尽はどう対処する?上司に怒られるストレスやイライラの解消法!

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この記事のまとめ

  • 仕事で理不尽を感じるのは、「納得いかない理由で上司から怒られたとき」などが理由
  • 仕事の理不尽には、「真に受けない」「感情的にならない」「証拠を集める」などが有効
  • いつもイライラしている相手には、できるだけ関わらないのが効果的
  • 理不尽を感じても、「新人で経験が浅い」「成長につながっている」場合は我慢すべき
  • 我慢の限界を感じている人は、転職で仕事を変えるのも選択肢の1つ

仕事で理不尽があっても、我慢するのが当たり前と思っていませんか?
納得いかない状況にストレスやイライラを抱えているのなら、このコラムで理不尽な相手への接し方や対処法を知りましょう。「会社の上司から理不尽な内容で怒られる」「納得いかないクレームを受けて困っている」「新卒で辛いことが多い」など、心当たりのある方は、ぜひチェックしてみてください。

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仕事の理不尽を感じる5パターン

仕事で理不尽を感じる理由には、以下のようなパターンがあります。
自分の状況に近いものはないか、チェックしてみましょう。

1.納得いかない理由で上司に怒られる

上司から筋の通らない理由で怒られるのは、誰しも理不尽を感じて当然といえるでしょう。
特に多いのが、「日によって発言が変わる上司」がいるパターン。指示どおりに業務を行っても、次の日には「自分はそんな指示はしていない」などと怒られるため、業務のやり直しが発生することもあるようです。
また、「ミスを過剰に叱責する上司」もよくある例。十分な指導をせずに、ミスが起きたときだけ過剰に反応する…という上司の横柄な態度に、不満を感じる人も多いようです。

2.手柄は自分のもの・責任は相手に押し付ける同僚がいる

職場の同僚に、「他人の成果を自分の手柄にする人」や「自分の失敗を人のせいにする人」などがいると、理不尽に感じるでしょう。
このような人は、上司に取り入るのがうまい、コミュニケーション力が高いといった特徴があることも多く、周りから優秀な人材と評価されている場合も。しかし、人の成果を自分のものにするのは許されることではありません。我慢せず、適切な対処を取りましょう。

3.クライアントに無理な要求をされる

「納品日はこの日じゃないと無理」など、相手の都合を顧みない一方的な要求をするクライアントに対し、理不尽さを感じる人もいるようです。
ビジネスマナーの観点からも、相手の立場に合わせた配慮は取引を交わすうえで必要不可欠。マナーに欠けた無理難題を要求をされると、辟易してしまうでしょう。

4.自分の非ではないクレーム処理を任される

カスタマーサポートなどで多いのが、理不尽なクレームをするお客さまに対する不満です。
明らかに相手の不手際によるクレームでも、お客さまを相手にして「それはあなたのせいです」とはいえません。お客さまによっては怒りでヒートアップし、冷静な話し合いができない場合も。そのような状況であっても、感情に出さず業務を遂行しなければならないときに、理不尽さを感じることもあるでしょう。

5.職場に暗黙のルールがあり常態化している

職場に、「上司の仕事が終わらないと退勤できない」「仕事をしっかり終わらせたのに定時で帰宅しようとすると文句をいわれる」「ノルマを達成しないと休暇を申請できない(しづらい)」といった暗黙のルールが常態化していると、理不尽さを感じるようです。
ほかには、「飲み会へ参加しないと仕事で嫌味をいわれる」「昼休みに外でランチをしてはいけない」など仕事に関係のないところまで口を出されるパターンも。そんな暗黙のルールを守らなければならない雰囲気に、納得できないと感じる人は多いでしょう。

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仕事の理不尽に遭遇したときの7つの対処法

仕事をするうえで、理不尽に遭遇したときの対処法をお教えします。
簡単なものから難易度の高いものを順に並べているので、上から試してみると良いでしょう。

1.真に受けない

理不尽をいわれても、軽く受け流して真に受けない。これが理不尽に遭遇したときの最初のステップです。真に受けないからといって、話を遮ったり、横柄な態度を取ったりするのは避けてください。相手と同じ理不尽な態度になってしまいます。
「仕事は仕事」と捉え、相づちや返事といった必要最低限のコミュニケーションを心がけましょう。

2.感情的にならない

理不尽な相手の前で、怒ったり泣いたりして感情的になるのはやめましょう。相手を余計にイライラさせ、理不尽さが悪化する恐れがあります。
また、「それは間違っている」と説得するのも避けたほうが無難。否定的な意見は理不尽な相手を逆上させる要因になる場合があるため、あくまで冷静に対処しましょう。

3.相手を変えようとしない

相手が間違っていても、他人の習慣や性格を変えるのは難しいことを理解しましょう。
一度身についた習慣を変えるには、矯正する力とそれを維持する力が必要です。自分の習慣を変えるのでさえ一定の難しさがあるため、相手を変えるのはなおさら難しいといえます。

4.ストレスを溜める前にリフレッシュする

理不尽な扱いがあったら、ストレスを溜め込む前にリフレッシュしましょう。気の置ける友人などへ話すだけでも、気持ちが楽になる場合があります。
ただし、職場の同僚に上司や先輩の不満をこぼすのは避けてください。職場に噂が流れれば、居心地が悪くなる恐れがあります。

5.証拠を取っておく

先述した3つの対処法を試しても気持ちが楽にならない場合は、理不尽の証拠を取っておきましょう。メモや録音などで相手の発言を残しておけば、いざというときに矛盾点を指摘できます。特に、パワハラやモラハラといった悪意のあるケースには有効です。

6.信頼の置ける上司へ相談する

信頼の置ける上司に、理不尽な人に対する適切な人事評価や業務の割り振りをするように相談してみると良いでしょう。
証拠がある場合は、それも提示すると説得力が増し、すぐに対応してもらえる可能性があります。
該当者が直属の上司の場合、その上の上司や人事担当者へ相談するのがおすすめです。その際、できるだけ具体的な状況を説明できるよう、多くの証拠を集めておいたほうが良いでしょう。

7.部署異動を申し出る

理不尽な相手と同じ職場で働くのが辛い場合は、部署間の移動を申し出るのも有効です。我慢して耐え続けてしまうと、ストレスにより心身に影響を及ぼす恐れがあります。
同じ会社でも、部署という環境が変われば気持ちが楽になる可能性も。「仕事へ行きたくない」「職場へ行くのが怖い」となる前に、早い段階での対処が大切です。

理不尽な相手のタイプ別の接し方

ここでは、理不尽な人への接し方を相手のタイプ別にご紹介します。
理不尽な相手を変えるのは難易度が高く、自分が工夫できるポイントを探したほうが簡単です。
ストレスを抱えないためにも、理不尽な人に対する処世術を学びましょう。

いつもイライラしていて感情的に怒る人

いつもイライラして感情的になる人への一番の対処法は、できるだけ関わらないこと。火種がなければ怒られることもないでしょう。
いつもイライラしている人は、ちょっとしたことで感情を爆発させやすい状態といえます。「否定的な意見」に敏感に反応する傾向があり、自分が下に見られることや攻撃されることを嫌いがちです。
そんな相手に対して、「それは違う」と反論したり、不機嫌になったり、泣いたりしてしまうと、相手はますますヒートアップしてしまいます。
仕事上、どうしても関わらなければならない場合は、声のトーンや話し方、しぐさなどに注意して落ち着いて対処するのが効果的。「反論しているわけではない」と分かれば、話しているうちに自分がカッとなっていることに気づいてくれる場合もあるでしょう。

発言がコロコロ変わる人

発言がコロコロと変わる人は、自分の意見が気分や状況によって変わっていることに気づいていない可能性があります。そのため、会話中は内容を相手に確認してもらいながらメモを取るのが有効。後日意見が変わったときに同じ内容を見せて説明すれば、話が噛み合わない状況を防げます。
メモをとるときは、「後から書き換えたのでは」と疑われないよう、手書きのメモではなく、メールやアプリなどの作成日時が分かるツールを使うのがポイントです。
ほかには、定期的に変更点がないか確認する、相手の発言が変わる前に仕事を終わらせてしまうという方法もあります。自分の状況に合わせた手段を選び、ストレスを回避しましょう。

パワハラ・モラハラな上司

パワハラやモラハラは個人の力で解決するのは難しい場合があります。信頼できる上司(上司が該当者の場合はその上司)や労働基準監督署へ相談し第三者の力を借りましょう。
パワハラやモラハラに対して我慢するのは当たり前ではありません。我慢し続けると心身の健康に悪影響を及ぼしたり、退職を余儀なくされたりする恐れもあり、危険です。
誰かに相談することで気持ちが楽になることもあるので、一人で抱え込まないようにしましょう。

理不尽を感じても我慢すべき状況

ここまで、理不尽を感じたときの対処法などをご紹介しましたが、「我慢すべき状況」もあるのでご紹介します。
次のような状況では、「理不尽だ」と感じる前に「踏ん張りどころ」と考えてみてください。

新人で仕事を始めて間もないとき

入社後すぐや、初めての業務を任されたときは、経験不足が原因でミスをする場合があります。上司や先輩から怒られると、「どうして優しく教えてくれないの?」と、理不尽さを感じてしまうことも。
しかし、上司や先輩は「自ら学ぶ姿勢を身につけて欲しい」という気持ちで、あえて新人を突き放している可能性もあります。
あきらめずに、経験や知識を身につけて仕事上のミスや失敗を防ぐ努力をしましょう。上司や先輩へ自らアドバイスをもらいに行くのも有効です。そうした積み重ねを経て仕事に慣れてくれば、失敗も減ってくるでしょう。

成長につながっているとき

理不尽をいわれても、それが自分の成長につながっていると感じた場合は、「乗り越える状況」です。
たとえば上司やクライアントから、「◯◯の企画書を明日までに持ってきて」などと期限的に厳しい仕事を任せられた場合、達成すれば自分の評価につながる可能性があります。上司やクライアント側も、「この人ならやってくれるだろう」という期待から、仕事を任せているパターンもあるでしょう。
そのため、「無理難題を押しつけるなんてひどい」とネガティブに考えるより、「期限は厳しいけど認めてもらうチャンス」とポジティブに捉えたほうが建設的であるといえます。自分の成長にとって有益な依頼かどうか見極めましょう。

我慢すべきではない3つの理不尽

ここでは、「我慢しても意味がない」3つの理不尽をご紹介します。
長期的に以下の状況が続いている場合は、職場環境を変えるなどの対処をするようにしましょう。

1.成長につながらない

非効率なやり方を指示されたり、決して達成不可能な無理難題を押し付けられたりするのは、仕事の成長につながりません。我慢すべき状況ではないので、上長に相談するなどの然るべき対処を取りましょう。

2.単なる根性論

上司や先輩から具体的なやり方を指導されずに、「昔は寝る間も惜しんで努力するのが当然だった。同じように努力できないのか」などと根性論だけいわれるのは辛いもの。具体的な仕事の進め方やコツを教われず、スキルアップの見込みがないのであれば、理不尽に耐えるメリットはないでしょう。
心当たりのある方は、「我慢してこの仕事を続ける意味はあるか」「将来の自分はどうなっているか」をイメージしてみるのがおすすめです。

3.相手に自覚がなく改善が見られない

「自分が理不尽な言動を取っている」と相手が気づいていない、上司や人事に注意されても改善が見られない場合は、職場でその相手と関わる限り、我慢し続けることになります。
先述しとおり理不尽さに耐え続けるのは、心身の健康に悪影響を及ぼしかねません。我慢するメリットはないので、次の項の解決策を参考に、早急に対処しましょう。

我慢の限界を超えて辛い場合は転職もあり

理不尽が続き、我慢の限界を超えるほど辛い場合は転職を視野に入れましょう。
以下の状況に該当する場合は、すぐにでも転職に向けて行動することをおすすめします。

・仕事に集中できず、業務に影響が出ている
・心身ともに疲弊している
・会社が辛い状況を理解してくれない
・リフレッシュ休暇が取得できない
・上司や職場の同僚との関係が悪化している
・会社へ行こうとすると、具合が悪くなる
・仕事に対するモチベーションが保てない
・理不尽があると休日まで悩んでしまう
・医者からうつ病などと診断された
・自分ではこれ以上状況を改善できない

「仕事は仕事」と割り切り、業務に集中できるうちはまだ良いのですが、仕事に支障が出ている場合は、転職して環境を変えてみるのも1つの選択肢です。

転職で環境を変えれば状況が改善する場合がある

転職して職場環境を変えると、今まで我慢していた理不尽な相手から離れるため、根本的な解決が望めるでしょう。
今までの仕事とも離れることになりますが、数ヶ月から1年あれば新しい業務や職場にも慣れるもの。理不尽な状況に長期間耐え続けるよりも、前向きに転職を検討したほうが、自分の可能性を広げられるでしょう。

1人で不安なら転職エージェントを利用する

新しい環境で、また同じようなことが起きないとは言い切れません。再び同じ悩みに直面しないか不安なら、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
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