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専門卒から稼げる仕事に就くには?就職のポイントや目指せる仕事を紹介
更新日

この記事のまとめ
- 専門卒から稼げる仕事に就くには自分のスキルや経験を活かせる職種を選ぼう
- スキルや経験を積むことでキャリアアップができる仕事は専門卒から稼ぎたい方におすすめ
- 専門卒から稼げる仕事に就くために、就職・転職エージェントを利用するのも一つの手
専門卒の方で、稼げる仕事に就きたいと考える方もいるでしょう。専門卒の方が稼げる仕事には、「専門学校で学んだスキルを活かせる」「未経験から始められる」などの特徴があります。
このコラムでは、専門卒から目指せる職種や就職先を解説。学歴・経験不問で活躍できる職業、就職活動での具体的なアピールの仕方についてもまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
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専門卒から稼げる仕事に就くポイント
専門卒の方が稼げる仕事に就くには、自分のスキルや経験を活かせる職種を選ぶことが重要です。また、未経験から挑戦しやすく、成果や努力が反映されやすい仕事を選ぶことで、給与アップを実現する可能性もあります。
企業によっては、自分の専門分野をアピールすることで給与交渉のチャンスが広がるでしょう。さらに、専門分野に固執せず、幅広い業界を視野に入れることで、より多くの可能性が見えてきます。必要に応じてハローワークや民間の就活アドバイザーを活用しながら、自分に合った仕事を見つけましょう。
「稼げる仕事」とはいくら?給料の目安を解説
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」によると、専門卒の平均賃金は30万200円です。単純計算で年収は約360万円程度となります。
専門卒 | 30万200円 |
高校卒 | 28万1,900円 |
大学卒 | 36万9,400円 |
参照:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査の概況 (3) 学歴別にみた賃金 第3表学歴、性、年齢階級別賃金及び対前年増減率(p.8)」
高校卒の平均賃金は28万1,900円、大学卒は36万9,400円です。
一方で、国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-」によると、2023年度の全国平均賃金の1人当たりの平均給与は460万円でした。
男性 | 569万円 |
女性 | 316万円 |
男女計 | 460万円 |
参照:国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-(第8表)平均給与(p.15)」
専門卒で稼げる仕事の基準とは、平均給与である460万円以上だといえるでしょう。専門卒の平均的な年収の約360万円程度より、100万円ほど高い金額であることが分かります。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
国税庁
標本調査結果
専門卒で稼ぎたい方におすすめの仕事
専門卒の方が稼げる仕事は、学校で学んだことを活かせたり、スキルや経験を積むことでキャリアアップできたりするのが特徴です。ここで紹介する仕事は、必ずしも「専門卒が稼げる仕事」だとは言い切れません。あくまで参考にご覧ください。
IT系の技術職
IT業界は成長を続ける分野で、専門卒の方が未経験から挑戦しやすいのが特徴です。IT技術職は、学歴や経験を問わず歓迎される職種で、企業やクライアント向けにシステムやアプリケーションの設計・開発・運用を行います。
厚生労働省が運営するjob tagの「システムエンジニア(基盤システム)」によると、システムエンジニアの平均賃金は684.9万円です。
IT系の仕事はプログラミングスキルや基本的な資格を取得することで、未経験からでもキャリアをスタートすることが可能。また、IT業界は未経験者を歓迎する傾向にあり、専門卒の未経験者も活躍できる傾向にあります。
営業職
営業職を募集する企業は未経験歓迎の求人を出す傾向にあり、専門卒の方が稼ぎたい場合の仕事としておすすめでしょう。接客スキルや、コミュニケーション能力を活かして活躍中の方もいる仕事です。
営業職は学歴や経験不問で始められ、多くの業界で需要が高い職業。特に、法人営業では企業向けの提案や交渉を通じてスキルを磨きながら成果を上げることで、平均年収以上を目指すことも可能です。また、個人向け営業では不動産や保険など、高額商品の取り扱いにより成果報酬型の給与が期待できます。
job tagの「住宅・不動産営業」によると、年収の平均は579万5千円です。平均給料より大幅に高くなっています。
営業職では特別な資格がなくても始められますが、業界に関連する資格を取得することで、さらに高収入を目指せることも。自分の強みを活かしながら成果を上げることで、キャリアアップのチャンスが広がる仕事といえるでしょう。
一般事務・総務職
事務職は安定した雇用形態と働きやすさが魅力の職種です。専門学校で学んだ基本的なビジネスマナーやパソコンスキルを活かしやすく、未経験歓迎の求人が出ている傾向にあります。
jobtagの「一般事務」によると、事務職の全国平均年収は510万9,000万円です。
総務職では、幅広い業務をこなすなかでさまざまなスキルを身につけられ、将来的に経理や人事など専門的な分野へキャリアアップする選択肢も。また、事務職は資格が必要とされない傾向にあり、経験がなくても挑戦しやすい仕事でしょう。ただし、MOSといった資格を取得しておくと、採用時に有利になることがあります。
事務職に興味がある方は「ニートから事務職の正社員になれる?押さえておきたいポイントを紹介」も参考にご覧ください。
参照元
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag
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正社員登用制度があるかも確認しよう
現在フリーターとして働いている会社で正社員として就職したい場合は、正社員登用制度が導入されているか確認しましょう。正社員登用制度とは、アルバイトや契約社員などの非正規雇用から正規雇用へ転換する制度のこと。会社に正社員登用制度が導入されていた場合、実際に正社員として雇用された実績があるかも確認が必要です。
正社員登用制度については、「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」で詳しく解説しているので、チェックしてみてください。
専門卒の方が稼げる仕事に就くための面接でアピールできること
専門学校を卒業後、正社員として転職する際にアピールできるポイントは、以下の2つです。ここで紹介するポイントを面接でアピールすることで、専門卒の方も稼げる仕事に就ける可能性があります。
専門学校で学んだスキル
専門学校を卒業している場合の就職・転職活動では、学んだ実践的なスキルが応募企業先でどのように活かせるかをアピールしましょう。応募する職業が学んだ内容と多少違いがあっても、活かせるスキルを見つけ、応募企業先の業務とどのようにリンクしているかを説明することが大切です。
専門学校で学んだ経験は大卒と比較した場合に強みになるため、積極的にアピールすると良いでしょう。
アルバイトで得た経験
学生時代のアルバイトを通じて学んだことや大事にしてきたことは、正社員の業務に役立つ可能性があります。「正社員ほどの責任はないから」と油断せず、真剣に仕事に取り組みましょう。
アルバイトの経験の活かし方については、「就職にバイト経験は活かせる?志望動機や面接でのアピール方法を解説!」で紹介しているので、参考にしてみてください。
専門卒で稼げる仕事に就くには就職・転職エージェントを利用しよう
専門卒から稼げる仕事に就職・転職したい場合、就職・転職エージェントを利用するのも一つの手です。就職・転職エージェントとは、求職者の転職活動を支援する民間のサービスのこと。求職者と人材を募集する企業との間に立ち、マッチングを行っています。担当のアドバイザーが求人紹介をはじめさまざまな相談に乗ってくれるので、就職や転職が初めての方も安心できるでしょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブは、既卒や第二新卒、フリーターなどの若年層に向けた転職支援サービスを行っています。
ハタラクティブには、プロのキャリアアドバイザーが多数在籍しており、20代・30代の若年層を対象に就職・転職活動を幅広くサポート。専門卒から稼ぎたい場合の相談はもちろん、適性に合った仕事の紹介から応募書類の添削、面接対策、就職後のフォローまで丁寧に対応しています。すべてのサービスは無料で利用可能なため、ぜひお気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。