大学中退したら仕事がないってホント?就職するためのポイントを解説

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大学中退者の中には、仕事探しでお悩みの方も多いのではないでしょうか。大学中退者だからといって仕事ができないことはありません。しかし、採用担当者が中退者に抱くイメージはネガティブなことが多いのも事実です。仕事を決めるには、悪いイメージを払拭してポジティブな印象を与えましょう。このコラムでは、大学中退者の数や理由も紹介しているので、中退の実情をよく理解し、就職活動の参考にしてください。

この記事のまとめ

  • 大学中退から挑戦できる仕事もあるため就職は十分に可能
  • 大学中退者は高卒扱いとなり、大学新卒採用の対象外なので就職先の選択肢は狭まる
  • 大学中退から就職する場合は、特定の企業にこだわり過ぎず幅広く仕事を探すことが大切
  • 大学中退者が就きやすい仕事は、公務員や営業職など
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大学中退者は仕事がないって本当?4つのデメリット

「大学を中退すると仕事がない」といわれることもあるようですが、大学中退から挑戦できる仕事はあります。ただし、大学中退という経歴が仕事探しにおいてデメリットになる場合もあるため、状況に応じた就職活動を行うことが大切です。

ここでは、大学中退が仕事探しにどのような影響があるのかを、考えうる主な4つのデメリットを挙げて解説します。大学中退するか迷っているという方は、下記について把握しておきましょう。

1.大学中退にマイナスな印象を持たれる可能性がある

「大学中退」という経歴から、仕事探しにおいて採用担当者への印象が悪くなる可能性があります。たとえば、大学を卒業せずに「途中で諦めてしまう人」という印象を持たれる場合もあるでしょう。また、大学の学業と就職活動を両立している同級生と比べられて「努力が足りない」と評価されることも考えられます。

大学中退を選択する理由は人それぞれですが、相手によってはマイナスイメージにつながる可能性があることも念頭に置いておきましょう。

2.学歴が高卒扱いになり就職で不利な場合がある

大学に進学しても、卒業しなければ最終学歴は「高卒」となります。このコラムの「仕事における大学中退者と大卒者の違いは?」で後述しますが、高卒と大卒では仕事の見つけやすさや待遇が異なる可能性があるでしょう。大学受験をして進学した場合も、中退すれば高卒者と同じ境遇でのスタートになる可能性があります。

中小企業やベンチャー企業を視野に入れよう

中小企業やベンチャー企業は、大企業と比べ比較的学歴が重視されない傾向にあります。さらに、早い段階から大きな仕事を任される機会があるため、若いうちから経験やスキルを身につけられ、キャリアアップも期待できるでしょう。
「大企業に就職したい」という方は、中小企業でスキルを高めてから転職することもおすすめです。

3.新卒採用のレールから外れてしまう

大学中退者は、大学新卒採用枠の仕事に応募できない可能性があることを理解しておきましょう。新卒採用は、実務経験がなくても大企業や有名企業に入社できるチャンスです。しかし、大学卒業見込みの学生を対象とした新卒採用枠の場合、「高卒扱い」となる大学中退者は利用できません。
企業によっては、新卒採用しか行っておらず、既卒や転職などの新卒以外の入社ができないこともあります。大企業や人気企業への入社を希望する場合は、大学中退により苦戦する可能性があるでしょう。
大学中退を検討している方は、「大学を中退したい!メリット・デメリットやその後の進路を解説」のコラムも参考にしてください。

大学中退後は早めに就職を

大学中退を選ぶ理由は、夢に向かって努力したい、経済的な事情など人それぞれです。しかし、中退後にニートやフリーターとして過ごす時間は短いほうが賢明といえるでしょう。
新卒採用なら未経験者も採用される理由の一つに「若さ」があります。柔軟な考え方やこれからの成長が期待できるため、経験がなくても若者が採用される傾向があります。しかし、中退後に目的なく時間を過ごしてしまうと、若さという武器を失ってしまい、より仕事探しが困難になるでしょう。
将来的に就職を考えているなら、早めに行動することをおすすめします。

4.奨学金の返済が始まる

大学を中退した場合、奨学生としての資格がなくなります。貸与型の奨学金を利用している場合は、大学の事務室で手続きが完了すれば、一定期間を置いたあとに返済が始まるのが一般的な流れです。
退学後に就職先が決まっていないなど返済に不安がある場合には、返還の免除や減額、返還期限の先送りといった救済措置制度を利用できる可能性もあります。利用する際には審査が必要になるようなので、自身が受けとっていた奨学金の運営元に詳細を問い合わせてみましょう。

一人で悩まず相談相手を見つけよう

一人で就職活動を進めることで、ストレスを感じることも多いようです。就活に行き詰まったときは、家族や友人など信頼できる人に相談すると良いでしょう。
大学を中退して、どのように就職活動を進めたら良いのか分からないという場合は、転職エージェントやハローワークなどを活用することもおすすめします。

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大学中退の3つのメリット

中退理由や状況によってはメリットと感じられる側面もあるでしょう。以下、大学中退のメリットについて解説します。

1.やりたいことに挑戦できる

大学中退を迷う方のなかには、「起業したい」「海外留学したい」「他大学を再受験したい」と考えている人もいるようです。大学を中退することで、授業時間やレポート作成、テスト対策の時間などをやりたいことに使えるのはメリットになるでしょう。
また、収入を得たいと思っている方は、授業や通学にかかる時間を働くことに使えるため、目的達成に近づけます。
起業する方法について、「フリーターも起業は簡単?成功の秘訣を考えよう」のコラムもあわせてご一読ください。

2.より早く就職し経験を積める

大学を中退することでより早く就職をして、仕事の経験を積みスキルを高められるため、早く自立したい方は大学中退がメリットに感じられるでしょう。
経験を重ねることで実力を身につけることができ、できることが増えると仕事へのやりがいを見出しやすくなります。

3.環境を変えられる

「勉強が難しくて辛い」「人間関係がストレス」など、在学中に抱える苦痛を大学中退することで解消でき、気持ちを切り替えられる場合もあるでしょう。ただし、これらの悩みはやり方や考え方次第で解決できる可能性もあります。学生課や自分の周りにいる信頼できる人に相談することがおすすめです。

仕事における大学中退者と大卒者の違いは?

ここでは、大学中退者の実態について、統計データをもとに紹介していきます。

大学中退の理由

文部科学省の「経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済的支援の在り方に関する調査研究(p.189)」によると、大学中退の理由は下記のとおりです。

大学中退の理由の画像

 

引用:文部科学省 先導的大学改革宅推進事業「経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済的支援の在り方に関する調査研究」報告書2 第4章 大学における授業料滞納・中途退学・休学の状況(p.189)図1 学部学生の中途退学者の状況」

私立大学(昼間部)の場合、経済的理由で大学中退を選択する人が11.3%います。国公立に比べて経済的理由で中退する人が多いのは、私大のほうが授業料や学費が高額になるためでしょう。学業不振や転学が理由の人も多いですが、就職して仕事を始める人も一定数いることが分かります。

参照元
文部科学省
先導的大学改革推進委託事業「経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済的支援の在り方に関する調査研究」

大学中退の割合は?

文部科学省の「経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済的支援の在り方に関する調査研究(p.182)」によると、大学中退者(昼間部)の割合は下記のようになっています。

大学中退の割合は?の画像

 

引用:文部科学省 先導的大学改革宅推進事業「経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済的支援の在り方に関する調査研究」報告書2 第4章 大学における授業料滞納・中途退学・休学の状況(p.182)表8 大学・大学院における中退率(昼間部)

大学学部で2.4%、修士課程や博士課程ではより多くの学生が中退を選んでいるようです。
また、2015年に独立行政法人 労働政策研究・研修機構より発表された「大学等中退者の就労と意識に関する研究(p.3)」によると、私立大学のなかでも偏差値が低い大学のほうが中退率が高くなるというデータも出ています。

偏差値別退学率の画像

 

引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究(p.3)」図表序-3 偏差値別退学率

偏差値の低い大学と比べて割合は減りますが、偏差値の高い国公立大学にも約1.5~3%前後の大学中退者がいるようです。

参照元
文部科学省
先導的大学改革推進委託事業「経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済的支援の在り方に関する調査研究」
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
調査シリーズNo.138大学等中退者の就労と意識に関する研究

大卒者と大学中退者との給与・就職率の違い

厚生労働省が発表した「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」によると、過去5年間の新卒生の初任給(男女別)は下記のとおりです。

大卒者と大学中退者との給与・就職率の違いの画像


引用:厚生労働省 令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況 第2図 性、学歴別初任給の推移(p.2)

 

年々増加傾向にあるものの、大卒と高卒では大きな差があることが分かります。入社後の昇進や昇給によっては、生涯賃金ではより差がつく可能性があるでしょう。

また、先述のとおり、大学新卒なら有名企業や大企業に就職できる可能性も高まりますが、大学中退者では難しい場合があります。そのため、競争率が高い傾向にある大企業だけでなく、人材不足から採用の間口を広げている業界や中小企業などの仕事にも目を向けることが、就職成功のカギになるでしょう。
大学中退者のその後に関してさらに知りたいという方は、「大学中退者の将来はどうなる?その後の進路をご紹介」のコラムもあわせてご一読ください。

参照元
厚生労働省
令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況

大学中退者が仕事を探す際の4つのポイント

大学中退者が仕事を探す際は、いくつかの点に注意する必要があります。下記のポイントに気をつけて、後悔のないように就職活動をしましょう。

1.特定の企業にこだわり過ぎない

大学中退者が就職活動を行う際に注意したいポイントの一つ目が、特定の企業にこだわり過ぎないことです。
大企業や有名企業、特定の業界の会社などに絞り込み過ぎてしまうと、狭き門に挑戦していくことになります。応募する企業を絞り込み過ぎると内定獲得のチャンスも減ってしまうので、就職活動が行き詰ってしまう可能性があるでしょう。
内定獲得するには、できるだけ視野を広く持ち、さまざまな企業から自分に合った仕事を見つけていくことが大切です。

2.大学中退求人や学歴不問の職種に応募する

求人に応募する際には、求人で何を求められているのかを確認しましょう。募集要項に「学歴不問」「高卒歓迎」「未経験OK」などと記載されている求人を中心に応募することをおすすめします。中途採用求人で「未経験可」の表記があれば、若手の人材を求めており、大学中退者も就職できる可能性があるでしょう。

求人情報は、日々増え続けています。こまめに確認し、自分に合う仕事を見逃さないようにしてください。

3.仕事内容や労働環境をしっかりチェックする

先述のとおり、大学中退者の仕事探しでは学歴条件が大切です。しかし、その条件だけを見てやみくもに応募するのは避けましょう。仕事内容や労働時間、休日日数などの条件を確認し、自分が長く働く姿が想像できるかどうか確認してみてください。

企業研究を怠り、十分に労働条件を理解しないで就職しても、仕事への不満やストレスが募り、短期間で離職することに繋がりかねません。「就職がゴール」ではなく、仕事を長く続けていくことを念頭に、求人を探しましょう。労働環境を確認する際に気をつけることを、「ブラック企業とは?厚生労働省による定義の有無についても解説」のコラムで解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

4.就職エージェントを活用する

就職活動のやり方や方針に悩んでいる場合は、就職エージェントに相談することをおすすめします。就職エージェントとは、民間企業が運営する就職支援サービスです。

就職活動の進め方や履歴書の書き方、面接のポイントなどは、インターネットや書籍などでも手に入れられるでしょう。しかし、個人の状況にあわせた的確なアドバイスまではもらえません。
その点、就職エージェントは、就職活動に関するさまざまな情報や経験をもとに、一人ひとりの悩みや不安に応えてくれます。エージェントなら、非公開求人といった貴重な仕事に挑戦できるチャンスも。大学中退者や一人で就職活動を進める自信がない方にもおすすめです。

大学中退者が仕事に就くために意識すべき3つのポイント

ここからは、大学中退者が仕事に就くために意識すべき3つのポイントについて紹介していきます。以下でそれぞれのポイントを確認し、就職に向けて前向きに取り組みましょう。

1.中退理由はポジティブなものを用意する

大学中退の理由をポジティブなものに変換し、自分の言葉にしておくことがポイントです。書類選考や面接では、高確率で中退理由を聞かれるでしょう。中退理由をポジティブな内容で伝えられれば、採用担当者が中退に対して持っているネガティブなイメージを払拭できます。

実際の大学中退理由はネガティブなものであったとしても、より前向きな印象の言葉に言い換えてみてください。また、「仕事は短期間で辞めない」「長く続けられる」といった印象を残すことも大切です。

2.空白期間がある場合は理由を用意しておく

大学中退後に、空白期間ができてしまう場合もあるでしょう。この期間についても、説明ができるように前向きな理由を用意しておく必要があります。「やりたい仕事を考えていた」「資格の勉強をしていた」など、将来性のある前向きな理由が好印象です。

ただし、自分を良く見せようと嘘をついたり誤魔化したりするのはNG。場合によっては経歴詐称とみなされ、内定取り消しもあり得るため注意しましょう。
空白期間の説明の仕方について、「空白期間を面接で聞かれたら?「何もしてない」はOK?答え方や例文を紹介」のコラムも参考にしてみてください。

3.資格取得やスキルアップをする

大学中退後、資格を取得してステップアップすることもポイントです。資格取得は就職活動で役立てられたり、就職後の手当に反映されたりするなどのメリットがあります。希望する職種にどのような資格が必要なのか調べて、資格取得することがおすすめです。

大学中退者が就きやすい仕事8選

ここでは、大学中退者が就きやすい仕事の代表的な職種を紹介していきます。やりたいことが見つからない、何をしたら良いのか分からないという人は参考にしてみてください。

1.公務員

大学中退者も公務員就職は可能です。公務員試験には、基本的な学歴による受験制限がありません。学歴を問わずチャレンジができます。
大学中退後、フリーターやニートなどとして過ごしていて多少の空白期間があっても、受験資格には問題ありません。ただし、公務員試験には年齢制限が設けられている点に注意しましょう。民間企業への就職と比較すると、安定性の高い仕事です。

大学中退者で公務員試験の受験を検討している人は、「大学中退者は公務員になれる?面接の通過不法や給料事情をご紹介!」のコラムを参考にしてください。

2.介護士

介護業界は人手不足の傾向にあるため、大学中退者で未経験者も就職できる可能性が高いでしょう。景気に左右されにくい職種のため、ほかの職種と比べると比較的安定している仕事といえます。
未経験で就職した人に対して資格取得の補助をしている会社もあるので、求人を探すときに確認すると良いでしょう。

3.営業職

営業職は、多くの業界で求められている職種で、高卒可の求人も多くあり、大学中退者も挑戦しやすい仕事といえます。未経験であっても、人柄や営業に取り組む姿勢など人としての魅力が採用基準となることが多いようです。
さまざまな人とのコミュニケーションが得意であることや、相手の言葉に耳を傾けることが得意であるなど、人と関わることが好きな人には向いている職種といえるでしょう。また、外出作業が多いので体力に自信があるという人にも向いています。成績次第では収入アップも狙えるため、高収入を目指したい方にも適しているでしょう。

4.販売職

販売職も、大学中退から目指しやすい仕事です。人と関わることが好きな人が向いているでしょう。人と関わりつつ成果を出していくことが必要なため、コミュニケーション力や忍耐力などが求められます。いつも笑顔を絶やさず、お客さまの立場になってコミュニケーションをとる意識を持つことが重要といえるでしょう。
基本的には立ち仕事となるので、体力も必要になります。クレームに対応することもあり、お客さまの怒りや不満の原因を考え、冷静に判断することが大切です。

5.事務職

事務職は多くの企業で採用があるため、幅広い業界で就職活動ができるでしょう。
事務職には、「一般事務」「医療事務」「秘書」「受付」「経理事務」「営業事務」などがあります。職歴や学歴不問の求人も多く、大学中退者も挑戦しやすい職種といえるでしょう。基本的なパソコンスキルが求められることがあるため、パソコンの操作に抵抗がない方におすすめの仕事です。

6.建設業界の仕事

建設業界は人材不足の傾向にあり、未経験者を歓迎する求人も多く、大学中退者におすすめの職種です。技術が求められる仕事ですが、働きながらスキルを高められるでしょう。
ただし、体力が必要なことや、高所作業で危険が伴うことなどがあります。難しい作業を行うことを求められるため、収入も高い傾向にあるようです。

7.ITエンジニア

未経験者を歓迎していることが多いITエンジニアは、大学中退者の就職に適した仕事です。ITエンジニアと聞くと、専門的なスキルや知識が必要と感じる人も多いでしょう。
しかし、IT業界は人材が不足していることもあり、未経験から始めやすいといわれています。特に、中小企業は人手不足が深刻になっていて、20代であれば未経験から中途採用で採用される可能性が高いでしょう。手に職をつけられれば、その後転職したり、ライフスタイルの変化にあわせて退職・再就職したりするときにも有利になります。

8.運送ドライバー

運送ドライバーは、学歴や職歴を問われにくく、運転免許を持っていれば未経験から就業可能な仕事です。
インターネットの普及やコロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響で、物流業界は大きな変化を迎えています。物流量も大幅に増えており、ドライバーは安定した仕事といえるでしょう。特に、小型トラックや宅配トラック、郵便配達のドライバーは普通自動車免許で運転できるため、大学中退者も就きやすい仕事です。

大学中退者が仕事を見つける方法

大学中退者の就職活動は、主に下記の方法が有効です。

  • ・正社員登用制度を活用する
  • ・ハローワークを活用する
  • ・就職エージェントを利用する

大学中退後、バイトリーダーのように責任ある立場で働いている方や勤続年数の長い方は、正社員登用制度による就職の可能性も探ってみると良いでしょう。これからアルバイトを始める場合は、勤め先の会社に正社員登用制度があるかどうかも確認してみてください。
大学中退者が仕事を探すなら、ハローワークを活用するのも一つの手です。ハローワークに出される求人は大規模企業から小規模企業まで幅広く、勤務形態や職種などもさまざまなものがあります。経験・学歴不問・高卒可の募集もあるので、大学中退者は選択肢を広げやすいでしょう。

就職エージェントは、アドバイザーとマンツーマンのカウンセリングを行い、希望にマッチする企業を探せるサービスです。応募書類の書き方や面接対策などの指導を行っている場合もあるので、自分一人だけの就職活動に不安がある方は、活用するのも良いでしょう。

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大学中退者の就活に関するよくある質問

大学中退者の就職活動に関して、よくある質問に回答していきます。大学中退から就職を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

大学を中退すると最終学歴は高卒扱いになりますか?

大学を中退した場合の最終学歴は、「高卒」です。大学に進学していても、卒業の実績がなければ大卒扱いになりません。仕事探しにおいては、学歴が高卒か大卒かで企業の選択肢や入社後の収入などに差が生まれる傾向にあります。
大卒と高卒の違いについては、「高卒と大卒の生涯賃金の差はいくら?学歴が就職や年収に影響する理由」のコラムもご一読ください。

大学中退の経歴は、就職で不利に働きますか?

大学中退という経歴は、相手によって「ものごとを途中で諦める人」「忍耐力がない人」といったネガティブな印象を与えかねません。大卒と比較すると応募できる求人も限りがあり、就職活動では不利と感じることもあるでしょう。大学中退のウィークポイントを理解したうえで、適切に就活対策をすることが大切です。

大学中退後、フリーターでした。今から就職できますか?

フリーターから正社員として就職することは可能です。フリーターは雇用や収入が不安定なため、安定を求めるなら就職した方が良いでしょう。
フリーターから就職することを考えている方は、「フリーターから就職する方法は?正社員になるメリットとおすすめの職種!」のコラムも参考にしてください。

就職で大学中退の理由を聞かれたらどう答えれば良いですか?

大学中退の理由を通して、採用担当者に納得感や安心感を与えられると良いでしょう。「なんとなく」「学業不振」といった理由は、就職後に活躍できるイメージが湧きにくいため、避けたほうが無難といえます。
中退理由の答え方については、「大学中退理由は嘘でもいい?面接で「経済的理由」のように伝えるべき理由」のコラムも参考にしてください。

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