鉄道業界の仕事

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鉄道業界とは

日本列島を縦断している鉄道路線。

「線路は続くよどこまでも」という1863年から歌われているアメリカ民謡のように、日本の鉄道も長い年月をかけて完成されました。

鉄道の誕生は、16世紀半ばに鉱山内で使われていた馬が引いていた輸送車両が始まりであるといわれています。その後18世紀終わりごろには、イギリスで蒸気機関車が人を乗せて走行。旅客輸送を成功させた19世紀のイギリスでは、鉄道時代の幕開けとなりました。

時代を経て、1865年に現在の長崎電気軌道上にある市民病院前電停の近くを模型鉄道走ったのが、日本の鉄道時代の始まりです。正式に旅客列車の営業運転が開始されたのは、1972年の新橋(現汐留)から横浜(現桜木町)までの29km区間の運行となります。

日本では、戦争や自然災害によって線路を失っても、何度も復旧活動を繰り返してインフラの整備を行ってきました。今では、鉄道は日本列島には欠かせない交通手段の一つとなっています。

下記では、そんな日本の鉄道業界についてご紹介していきましょう。

●鉄道会社

日本の鉄道会社には、JRグループや近畿日本鉄道、東京急行電鉄、東京メトロ、阪急阪神HD、名古屋鉄道、東武鉄道、小田急鉄道、西日本鉄道、南海電気鉄道、富士急行、神戸電鉄、広島電鉄などがあります。

旅客鉄道と貨物鉄道の両事業を展開している企業もあり、その中でも日本貨物鉄道(JR貨物)は歴史も古く有名な鉄道会社です。

数多くの鉄道会社が便利で快適な生活を提供するべく、鉄道業界の担い手となっています。

●製作所

鉄道を製作している主要企業は、日立製作所と川崎重工業です。また、東日本旅客鉄道株式会社が100%の出資を果たしている株式会社総合車両製作所も、輸送用機器メーカーの一つとして知られています。

ステンレス車両の生産化を担っている総合車両製作所は、鉄道車両以外にコンテナや線路、分岐器などの製造にも従事。長年培ってきた製作技術のノウハウを惜しみなく発揮して、世界市場へと挑戦しています。

●部品メーカー

鉄道部品を製作している主なメーカー各社をご紹介します。

・制御機器を造る森尾電機

・信号保安装置を製作している日本信号、京三製作所、大同信号

・車両用機器を製造している東芝

・ブレーキ製造を行っているナブテスコ、曙ブレーキ工業

・主要電気装置を製作している富士電気、三菱電気

・その他部品

証明や行先表示器、パンダグラフ、台車、車輪、交通システム、トイレ、ダンパなどの部品を製作する会社もそれぞれ存在しています。

●別事業

事業拡大を図る企業が多くなってきています。そのため、鉄道事業以外に、商業開発やホテル経営、不動産事業、レジャー施設運営など、さまざまな事業展開が行われ、駅周辺は目覚ましい発展を遂げています。

鉄道業界の現状・課題、今後の将来性

【現状・課題】

鉄道業界では、事業拡大に向けた取り組みが盛んです。

その一つに、ICカードや電子マネーの多様化が進んでいます。電車の利用にとどまらず、駅併設のショッピングエリアで買い物や食事が楽しめるサービスを展開。すでにカードの多様化が期待されるビジネスをスタートさせている企業もあります。

他に期待されている新規事業では、家事代行や住宅販売、セキュリティーサービス、レジャー施設、百貨店などが挙げられます。早くも事業展開している鉄道会社も多いようです。

主となる事業は鉄道ですが、新規事業への多角化を図ることで、企業全体の収益性や今後の成長に期待をよせていると考えられます。

【今後の動向】

鉄道業界の行く末はどのようなものになるのでしょうか。

さらなる時間短縮に力を入れている日本の鉄道業界。

現在、旅客列車として世界一速い乗り物といわれているのは、日本の「超伝導リニア(JRマグレブ)」と呼ばれる磁気浮上式リニアモーターカーです。

新幹線の日本縦断は着々と進みつつありますが、リニアモーターカーの国内展開も近い将来の話かもしれません。現時点では、首都圏ー中京圏と東京ー名古屋、東京都ー大阪市の開業を予定しているようです。

実際に超高速設計のリニアが開業した場合、東京と大阪が最速67分で往来できるとされています。日本の技術が世界へとさらに広がるきっかけにもなることでしょう。

その他の鉄道会社でも、新ルートの開業が予定されているところもあります。鉄道が通っていなかった場所に新たに路線が増えることで、利便性が増し、鉄道を利用する人も増加することが期待されるでしょう。

鉄道は、自動車に比べて二酸化炭素の排出量が少ないといわれています。環境にやさしい乗り物であることから、各市区町村によっては「ノーマイカーデー」というキャンペーン活動を行っているところもあるようです。

実際に実施されている活動では、「毎月◯日は公共交通機関を利用して通勤・通学しよう」という取り組みや「市バス、地下鉄フリーチケット」という無料で乗車できるキャンペーンなどがあります。

今後さらに地球温暖化が加速するような事態になると、鉄道利用者が増加することでしょう。

鉄道業界は公共性が高く、比較的安定した業界の一つです。

また、日本の鉄道技術は海外からの評価も高く、世界規模で見ても飛躍の可能性を秘めているといえるでしょう。

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鉄道業界の仕事内容

鉄道業界に関係する職種とその仕事内容についてご紹介します。

・運転手

電車の運転手といえば、小さいころの「将来の夢」に代表される職業の一つです。

運転手になるためには、鉄道会社の採用試験を受ける必要があります。「鉄道現業職」という、鉄道会社が行っている試験です。

その後、駅員や車掌の仕事を経て、動力車操縦者免許試験の受験資格を取得。試験に合格してはじめて、電車の運転士として活躍することが可能です。

しかし、トントン拍子に運転士になれるわけではありません。駅員や車掌として働いた経験年数やキャリアを重視する企業もあることでしょう。

たくさんの人の命を乗せて走る電車を運転する、という大きな責任感を背負って立てる人が求められる仕事だといえます。

・車掌

運転手の相棒でもある車掌の仕事。

乗客を安全に目的地まで運ぶために必要な存在です。

主な車掌の業務は、ドアの開閉や乗客の乗車確認、停車・発車の合図、安全確認、危険時の対応、アナウンス、車内の空調調整など多岐にわたります。

車掌の仕事は、安心&安全を第一に、正確なダイヤで運行できるようにサポートする大切や役目を担っています。

・サービス業務

駅員室や改札口、各窓口での対応を行う仕事がメイン。

切符の払い戻しや乗り換え案内などの仕事以外に、観光地の案内や忘れ物対応といった業務もあります。

お客さまに気持ちよく利用していただけるように、丁寧・親切な対応を行うことが求められる職種です。

・整備業務

整備業務では、車両や線路の点検、保線、土木など、安全に運行できる状態を保持する役目を担います。

安心&安全な乗り物は、整備業務で支えられているといっても過言ではありません。

・製造

日本車両に関する技術・製品開発や世界戦略、環境保全など、人にも地球にもやさしい乗り物づくりに尽力している「日本車輌製造株式会社」。日本鉄道を製造しているトップメーカーとして一世紀以上の歴史を持つ企業です。

鉄道車両の部品を製造している会社も存在します。

鉄道関連の製造業務に就職する場合は、機械系の専門学校を卒業している人や自動化設備の導入経験がある人、電気系・機械系の学校を出ている人など、専門的な知識や経験が必須条件として提示されていることが多いです。

製造業務以外に、設計職や試験分析業務、車両レイアウトの設計、部品・パーツ組立て、簡単な加工業務など、さまざまな仕事内容があります。

車両製造関係の企業へ就職する場合には、自分自身に向いている仕事ややりたい職種などを絞って企業選択をすると良いでしょう。

・開発

新沿線の計画や駅周辺の事業改革、企画の推進、サービス企画など、鉄道業界にとって未来へと繋がる業務に携わることが可能。

適正や能力が見合えば、開発部への参入も期待できるかもしれません。

・事務

鉄道会社の一般事務では、データ入力や伝票チェック、書類作成などの業務を主に行います。人事や総務、経理財務などの事務職では、人事制度の策定や人材の育成、経営管理、資金調達など、専門的な業務に従事。その他に、経営や事業の戦略を企画したり、実際に遂行したりする経営企画の仕事もあります。

未経験OKの募集から、PCの基本操作や事務経験、英語対応可能などのスキルが必須な場合まで、応募時に必要な資格やスキルは企業によってさまざまです。

また、所属する部署によっても業務内容は大きく変わることでしょう。

鉄道業界の志望動機例

鉄道業界で活躍するためにはどうしたらいいのか…。

下記では、いくつかの職種例を挙げながら、向いている人についてご紹介します。また、どのように鉄道関係の職に就くのかも合わせて見ていきましょう。

●電車の運転手

電車の運転手に向いている人は、責任感の強い人、集中力が鍛えられている人、冷静な判断力を持っている人などが挙げられます。

人の命を預かる仕事でもあるため、運転スキルに加えて、内面的な能力も求められることでしょう。

「運転手になりたい」と、こどもの頃から思っている人は、電車運転士の就職実績を持つ工業・商業高校へ進学する場合が多いです。

高校を卒業したあとは、鉄道系学科のある専門学校、または大学や短大へと進みます。その後、各鉄道会社の採用試験にチャレンジ。採用後に晴れて鉄道業界の一員となります。

●鉄道車両の整備士

整備士として向いている人は、機械をいじることが好きな人、手順に沿って計画的に進められる人、手先が器用な人、黙々と作業をするのが好きな人などが挙げられます。

「機械いじりが好き」という理由から、製造業や整備士の道へと進む人も多いことでしょう。

鉄道の製造や整備の仕事に就きたい場合は、「鉄道車両製造・整備技能士」の国家資格を取得することが必要です。しかし、試験を受けるためには、各等級別に2~7年以上の実務経験が必須となります。

製造、整備関係の学校を卒業後、鉄道会社へ就職。その後、実務経験を積みながら、資格取得への道を目指します。

●鉄道会社の総合職

鉄道会社で働くために必要なスキルは、時間の管理ができる人、チームで動ける人、コミュニケーションが円滑にできる人など。会社の一員という意識をしっかりと持って周りとの連携を上手に取れる人が向いているといえるでしょう。

「鉄道会社に入りたい」…そんな願いを叶えたい人は、まずは鉄道会社の採用試験を受けましょう。

大手鉄道会社のマネジメント業務を主に担う総合職に就くためには、大卒以上の学歴が必要になってきます。しかし、学部や学科などの専門的な学歴は問われないことが多いようです。そのため、一般常識の有無や仕事への適性、人柄などを重視した採用試験が行われています。

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