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子どもの頃に、誰しもが手にとって遊んだことがあるおもちゃ。
近年では子どもだけでなく、家族で一緒に楽しめるものや、大人向けの商品も多く販売されています。
おもちゃの製造から販売までを行う玩具業界は、大きく分けて以下の2つに分類されます。
・家庭用ゲーム分野
テレビゲームや携帯ゲームなどの家庭用ゲーム機を扱う分野。
任天堂の「3DS」、「Wii」、「Nintendo Switch」やSONYの「Play Station4」、「PSvita」、マイクロソフト「Xbox」などが存在しています。
近年では、スマートフォンの普及によりソーシャルゲームが人気で、家庭用ゲーム機の不振が続いています。
・おもちゃ分野
家庭用ゲームの不振が続く中で、堅調に推移し続けているのが定番のおもちゃ。
「トミカ」「プラレール」「リカちゃん」で有名な「タカラトミー」と「機動戦士ガンダム」「仮面ライダー」「プリキュア」などの定番キャラクター商品を販売する「バンダイナムコホールディングス」が国内2大メーカーとして知られています。
外資系ブランドでは「レゴブロック」を展開するレゴグループの「レゴジャパン株式会社」が存在。
時代が変わっても愛され続ける定番の玩具が、玩具業界を支えています。
・夢と情熱
「おもちゃ」は基本的には子どもを対象としたもの。商品ではなく「夢」や「希望」を売っているという考えの企業もあります。
また、企画職にしても、営業職にしても、「おもちゃを好き」という気持ちが重要なポイントの1つ。
実際におもちゃやゲームをプレイすることがないという人は、商品自体の良さを理解することが難しいと言えるでしょう。
・発想力と柔軟性
実際におもちゃで遊ぶのは基本的には子どもたち。おもちゃで遊ぶ子どもたちの気持ちになり、「どうしたら面白いか」を考えるられる発想力や柔軟性が求められるでしょう。
・コミュニケーション能力
商品の企画から製造、販売までには、さまざまな職種の人が関わり、チームや会社一丸となって取り組むということも。
高いコミュニケーション能力は、業務をスムーズに進めるために役立つでしょう。
・学習意欲
日々目まぐるしく新しい商品が発売されている玩具業界。キャラクター関連商品となれば、そのキャラクター自身や、元となったアニメやゲームに関する知識を取り入れる必要もあります。また、自社製品だけでなく、他社製品やトレンドについても学び続けることが必要不可欠な業界といえるでしょう。
【上記を踏まえた志望動機例】
玩具業界では、「夢」や「目標」を大事にしている企業が多い傾向にあるようです。
自分がどんな夢を持っていて、企業でどのようなことをやりたいかを明確に伝えることができるといいでしょう。
クリエイティブな仕事になるため、さまざまな経験や知識、個性を活かしたいと考える企業も。
今までチャレンジしてきたことや、それで得たことなどを、アピールのポイントとして加えていくのもいいかもしれません。
<例>
子どもの頃からおもちゃを通して、たくさんの夢をもらい、想像して実現するということを学びました。おもちゃに触れた時のドキドキやワクワクはいつまでも忘れず、そんな気持ちを与えてくれるおもちゃが大好きです。そして世界中の子どもたちに、自分と同じように夢や希望、楽しさを感じて欲しいと思うようになりました。そのためには、まず自分自身が楽しみながら、夢を持つことができる仕事をしたいと考え、玩具業界へ志望しました。
【現状・課題】
スマートフォンが普及したことにより、アプリをダウンロードするだけでプレイできるソーシャルゲームが流行。そのため、家庭用ゲーム機の不振が続き、市場の規模は縮小気味です。
その一方、おもちゃ分野では定番商品が絶大な人気を誇るほか、スマートフォンと連携するデジタル玩具などの新商品も次々と登場。また、大人数で遊べるボードゲームや、自分でアクセサリー、お菓子などを作ることができるメイキングトイ、クッキングトイも絶大な人気を誇っています。
そのほかにも、前の世代のアニメ商品の復刻や、通常版よりもクオリティの高い玩具を販売するなど、大人・マニア向けの商品の展開にも注力。「子どもの頃に買えなかったけど、大人になった今なら買える」という気持ちを刺激し、消費者の購買意欲に繋がるよう取り組んでいます。
少子高齢化が進み、おもちゃを求める「子ども」の数が減少している現代。ターゲット層を広げ、幅広い年代から求められる商品を作っていくことが今後の課題の1つです。
また、国内だけでなく、海外への展開にも力を入れていく必要があると言えるでしょう。
近年ではヒット商品に恵まれない玩具業界ですが、商品がヒットすれば爆発的に売上が伸びることもあります。ときには、「たまごっち」や「ポケモン」、「妖怪ウォッチ」などのように、社会現象になるほどのブームを巻き起こすことも。企業は新たなヒット商品を生み出す、日々新商品の開発取り組み続けています。
【今後の動向】
先述したとおり、少子高齢化が進む現代では、おもちゃを買い求める子どもの数が減少。玩具業界の未来は明るいものとは言いきることができないでしょう。
そのため、客層を子どもだけに限らず、小さな子どもから大人までが楽しめるという点が注目されていくと考えられます。
玩具業界大手の「バンダイナムコホールディングス」では、自社キャラクターのみならず、ディズニー版権商品を取り込んだ商品を製造販売。日本だけでなく世界中の子どもたちをターゲットに、グローバルな展開に力を入れています。
子どもの頃に触れ合ったおもちゃを通して、「玩具業界で働いてみたい」と感じた方もいるでしょう。
玩具業界で実際に働くには、どのような職種があるのかご紹介したいと思います。
・企画職
テレビゲームやおもちゃの分野では、ヒットする新商品を生み出すことが必要不可欠。
おもちゃが好きな方、自分で考え、作り出すことが好きなクリエイター思考の方に向いています。
アイデアが浮かんだところで、実際に採用されることはごくわずか。多くの人に親しまれる商品を生み出すためには、玩具に関する幅広い知識、想像力、情報収集力などが必要と言えます。
・営業職
人気キャラクターの商品や面白いおもちゃだからと言って簡単に売れるわけではなく、営業職の力は欠かせません。
ときには、実際に売り場へ赴き、店舗のディスプレイに携わるということも。自社商品を売り場に置いてもらうため、実際に商品を販売するためには、高いコミュニケーション能力が必要な職種と言えます。
・デザイナー
パッケージのデザインや販促POPなどのデザインを行うお仕事です。
既存商品のPOPデザインから、実際の商品のデザインに携わることもあります。
人気のキャラクターグッズにデジタル技術を用いた製品など、ニーズや時代とともに戦略を変える玩具メーカー。
業界への理解を深めるために、こちらのページでは玩具業界で圧倒的なシェアを誇る各企業をご紹介します。玩具業界に興味のある方、有名企業が展開する製品や創業の歴史を知りたいという方はぜひチェックしてください。
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