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面接で緊張しない人は落ちる?事前にできる準備や役立つ考え方
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この記事のまとめ
- 面接では「緊張しない人」「緊張しやすい人」のどちらかが有利ということはない
- 面接で緊張しない人は、考え方や準備の方法を工夫している傾向がある
- 緊張しやすい人は面接で失敗したときのことを考えてしまうため、肩の力を抜くと良い
- 面接で緊張しない人になるには、何事もポジティブに考えるようにしよう
- 「予想できる質問の回答を準備する」「模擬面接を行う」など、緊張への対策を講じよう
- 最初に面接官へ「緊張しています」と伝えてしまうのも一つの方法
「面接で緊張しない人はなぜ平気なの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。面接
は良い意味で緊張感のある場です。緊張をポジティブに捉え、準備を万全に整えて面接に臨めばプレッシャーを感じにくくなるでしょう。このコラムでは、面接で緊張しない人の特徴をまとめました。緊張しやすい人向けにおすすめの対処法も紹介しているので、面接が不安で落ち着かない場合は、ぜひ参考にしてみてください。
面接で緊張しない人は落ちる?
「面接で緊張しない人は落ちる」といわれることもありますが、これは単なる噂に過ぎません。面接官が見ているのは緊張しているかどうかではなく、応募者の人柄です。緊張しない人、緊張しやすい人のどちらかが有利ということはありません。どちらの場合も企業に良いアピールができれば、内定獲得に繋がるでしょう。緊張しない、緊張しやすいなど、自身の傾向を踏まえて、しっかりと面接対策を行うことが大切です。
面接で緊張しない人の特徴
面接で緊張しない人の特徴には、「何事もプラスに考えられる」「準備を万端に整えている」「経験が豊富」などが挙げられます。以下で詳しく見ていきましょう。
何事もプラスに考えられる
面接で緊張しない人は、何事もプラスに考えられる傾向があります。「誰でも失敗することはある」「適度な緊張感があった方がパフォーマンスが向上する」と、緊張をポジティブに捉えて自身の力に変えているようです。このように前向きな気持ちを保てれば、極度の緊張状態を回避できるといえるでしょう。
準備を万端に整えている
面接で緊張しない人は、何事にも準備万端で臨んでいるのも特徴の一つです。時間を掛けて準備をすれば、次第に自信を持って面接に臨めるようになります。また、自信を持って臨むことで、面接に対するプレッシャーも感じにくくなると考えられるでしょう。
失敗を恐れずに挑戦できる
「失敗することを恐れずにチャレンジしよう」という気持ちを持っているのも、緊張しない人の特徴といえます。「失敗したことで得られるものもあるので無駄にはならない」「失敗してみないと分からないこともある」といった考え方ができれば、常に前向きでいられるでしょう。身構え過ぎず、「失敗しても良い」くらいの気持ちでいることも極度な緊張を避けるコツの一つです。
面接の経験が豊富
複数の面接経験があり、採用の場に慣れていることから緊張しないというケースもあります。面接が初めての場合はどうしても緊張してしまいますが、2回、3回と経験を積むうちに次第に雰囲気に慣れていけるでしょう。また、採用担当者の視点や質問されやすい内容を掴めるようになれば、上手な受け答えができるようになり、それが自信にも繋がります。
普段から人前で話す機会がある
普段から人前で話す機会に恵まれている場合は、面接で緊張せず、いつもどおりの力を発揮できる傾向があります。バイトリーダーとしての指示出しや会社のプレゼンなど、他人の前で話す経験があればそれを活かし、面接で受け答えをしていくと良いでしょう。
自分を客観視できる
面接の場で自分を客観視できるのも、緊張しない人の特徴として挙げられます。自分を客観視できるのは、周りが見えている証拠です。緊張しているとどうしても視野が狭くなってしまいがちですが、面接の空気に飲まれずに、冷静に自分の状況を捉えるようにしましょう。
面接で緊張しやすい人の特徴
続いて、面接で緊張しやすい人の特徴を紹介します。緊張しない人の特徴と見比べて、違いがどこにあるのかを確認してみましょう。
面接で失敗したときのことばかり考えてしまう
「失敗したらどうしよう」「○○が苦手だからダメかも…」など、面接の前から上手くいかなかったときのことばかりを想像してしまうと緊張しやすくなります。当然のことながら、面接で失敗するとは限りません。もし1つ失敗しても、「次で取り戻そう」と努力すれば、内定に繋がることは十分ありえます。まだ起きていないことを不安に思うのはもったいないので、肩の力を抜いて面接に臨むことが大切です。
周りに気を使い過ぎてしまう
周りに気を使い過ぎてしまうと、面接官とのコミュニケーションに緊張疲れしてしまうことがあります。「この質問はこういう意図かな?」「面接官の表情が曇ったのは自分のせいだろうか?」など、相手の発言や表情について考え過ぎるのを止めてみると良いでしょう。
ほかの応募者と比較して自信を失う
「あの応募者はとても優秀そうだ」「自分はあの人よりも劣っているかも…」と、周囲と比較して自信を失えば、緊張に繋がりやすくなります。面接の場で「ほかの人はできているのに、自分はできていない」などとマイナス思考にならないように心掛けるのがおすすめです。
面接の経験が少ない
単純に面接の経験が少ない場合も、緊張しやすいでしょう。採用の場に慣れていなければ、緊張するのも当然だといえます。経験が少ない場合は、徐々に面接に慣れていけるよう、挑戦し続けていくことが大切です。
面接で大きな失敗を経験している
過去に「面接で頭が真っ白になった」「圧迫面接で何も言えなくなってしまった」など、トラウマとなるような経験がある場合も、緊張しやすくなるようです。「また同じような状況になるのでは…」と恐怖を感じ、緊張してしまうことがあります。面接で一度失敗したとしてもまた同じ状況になるとは限らないため、「次はきっと大丈夫」と前向きに考えましょう。
上記のほか、面接で緊張しやすくなる理由については、「面接で「緊張していますか?」と聞かれる理由は?答え方や緊張対策も紹介」のコラムでも解説しているため、あわせてご覧ください。
面接で緊張しない人になるための考え方
面接で緊張しやすい場合は、落ち着いて臨むための考え方を身につけるのがおすすめです。以下でいくつか考え方を紹介します。
何事もポジティブに考える
面接では、常にポジティブを意識してみましょう。「失敗したらどうしよう」「緊張して面接が不安…」とマイナスに考えてしまうと、それが仕草や表情にも表れるものです。面接官に不安が伝わらないよう、「緊張しても大丈夫」と前向きに考えましょう。
面接官も緊張を理解してくれていると考える
面接官は、応募者が緊張していることを理解してくれています。回答に詰まったとしても、面接官が理解してくれていると考え、焦らず落ち着いて最後まで伝えましょう。失敗しても最後まで諦めずに成し遂げることは、社会人として必要なスキルです。また、面接官がチェックするのは緊張の度合いではなく、「仕事を最後までやり遂げられるか」といった資質のため、少しくらい言葉に詰まっても問題ありません。
「面接で緊張するのは当たり前」と割り切るのもおすすめ
「面接で緊張するのは当たり前」と割り切ってしまい、状況を素直に受け入れるのも方法の一つです。緊張してもそれが不採用に繋がるわけではありません。緊張しているからこそ、真剣に回答しようとする姿勢が伝わることもあります。割り切って、緊張を味方につける考え方を身につけましょう。緊張しないために面接前にできること
面接の前にできる緊張対策は、「予想できる質問の回答を準備する」「模擬面接を行う」などです。ここでは、緊張しないために面接前にできることを紹介します。
面接で予想できる質問の回答を準備する
緊張しやすい人は、面接でよくある質問を予想し、あらかじめ回答を準備しておきましょう。回答内容をしっかり頭に入れておけば、面接本番で焦らず答えることができます。面接でよく聞かれる質問の例は、以下のとおりです。
よくある質問の例
- ・自己紹介をお願いします
・志望動機を教えてください
・自己PRをお願いします
・これまで努力してきたことはありますか?
・何か質問はありますか?(逆質問)
なお、質問の回答を準備する際は、丸暗記をしないようにします。なぜなら、面接官によって質問の仕方や内容は微妙に異なるからです。たとえば、「自己PRをお願いします」という質問は、面接官によって「当社で活かせる強みは何ですか?」のように言い換えられる場合があります。質問や回答は決まった形で覚えないようにし、要点だけを押さえておくと良いでしょう。
面接でよく聞かれる質問や回答のコツについては、「面接でよくある質問と回答例を紹介!中途採用と新卒では内容が違う?」のコラムも参考にしてみてください。
面接前に履歴書の内容を振り返る
緊張しやすい人は、面接前に履歴書の内容を振り返っておきましょう。面接は、履歴書の内容をベースに進められることがあります。その際、面接官は履歴書の内容と回答に齟齬がないかをチェックしているので、その場しのぎで答えるのにはリスクがあるでしょう。面接の回答内容が履歴書の内容と変わってしまわないよう、しっかり確認しておくのがおすすめです。
模擬面接を行う
面接の場に慣れるには、模擬面接も有効な手段です。模擬面接とは、本番さながらに面接官を立て、質疑応答の練習をすることを指します。練習を繰り返すことで自信が持てるようになり、落ち着いて面接に臨めるようになるでしょう。
当日のアクセスや集合時間、持ち物を確認する
面接で緊張しやすい人は、当日に遅延が発生したり、忘れ物をしたりするだけでも焦りから落ち着かなくなる場合があります。当日のアクセスや集合時間、持ち物を確認しておき、質疑応答以外の部分の不安をできるだけなくしておきましょう。
緊張しないために面接当日にできること
当日にできる緊張対策には、以下のようなものが挙げられます。
落ち着くために自分なりのルーティンを行う
「面接前にこれをすると落ち着ける」というルーティーンを考えておき、当日実施してみるのがおすすめです。好きな曲を聞く、靴を履くときは右足から履く、決まったものを食べるなど、大事な場面で決まった動作を行うと、自分のリズムを保ちやすくなります。
面接会場に余裕を持って到着する
面接会場には、余裕を持って到着しておくようにしましょう。面接までの時間が短過ぎると、「焦ってしまい頭の中が真っ白…」「トイレに行きたくて面接に集中できない」という事態に陥る恐れもあります。あまりに早過ぎるのは企業側に迷惑がかかってしまいますが、お手洗いに行ったり履歴書をさらっと読み返したりする時間は最低限確保しておくと安心です。
面接当日にできる緊張対策については、「面接で緊張しない方法は?試験当日に気持ちを落ち着かせる7つのコツも紹介」でも解説しています。自分に合った緊張対策を探すヒントにしましょう。
オンライン面接は事前に設定を見直そう
オンライン面接の場合は、事前にWeb環境を確認しておくことが大切です。必要なアプリはきちんとインストールされているか、通信環境やカメラ、スピーカーに問題はないかなどを確認しましょう。また、背景に洗濯物や散らかった書類などが映らないかどうかのチェックも必要です。背景に迷ったときは、白い壁やカーテンの前で面接を受けると良いでしょう。面接中に緊張で回答できないときの対処法
緊張しやすい人は、面接官を目の前にして言葉に詰まってしまうこともあるでしょう。ここでは、面接中に緊張で回答できなくなってしまった場合の対処法を紹介します。
正直に緊張していることを伝える
面接で緊張しやすい人は、最初に「緊張しています」と伝えてしまうのも一つの方法です。あえて緊張していると口に出すことで、気持ちが楽になる場合もあります。ただ黙っているだけでは、「なぜ答えないのだろう」「やる気がないのだろうか」とマイナスの印象を与える恐れも。正直に伝えられれば、「緊張しているんだな」と考えてもらえる可能性があります。
質問内容を面接官に確認する
面接で緊張し過ぎたために質問内容をしっかり理解できなかった場合は、「緊張して聞き取れなかったため、確認させていただけますか?」と確認しましょう。質問内容が分からないまま答えてしまうと、ズレた回答をしてしまう恐れがあります。素直に伝えれば、面接官はもう一度質問内容を教えてくれるはずなので、落ち着いて対応しましょう。
分からないときは正直に答える
面接で予想外の質問をされたときに、頭が混乱して上手く回答できないこともあるでしょう。答えられずに沈黙してしまうと、余計に焦りや緊張が増すものです。そのため、分からないときは「申し訳ございません。勉強不足で答えるのは難しそうです」と正直に伝えましょう。もちろん、考えたうえできちんと答えるのが望ましいため、すぐに「分かりません」と言うのは避けるのが無難です。
緊張しやすい場合は、無理に平静を装う必要はありません。いろいろな対策を試しても、「どうしても緊張して面接が苦手…」という方もいるでしょう。面接でお悩みの際は、エージェントの活用を検討してみるのもおすすめです。エージェントによっては面接対策を行うだけでなく、そのほかのフォローもしてくれる場合があります。サービスが充実しているエージェントをお探しであれば、ぜひハタラクティブまでご相談ください。
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面接で緊張しない人に関するFAQ
最後に、面接で緊張しない人に関する疑問をQ&A形式で回答していきます。
面接で緊張しない人がいるのはなぜですか?
面接で緊張しない人は、「適度な緊張はかえってパフォーマンスを向上させる」「事前準備を万全に整えているので自信がある」といった傾向があるようです。何事も前向きに捉えることが、面接で緊張しないコツといえるでしょう。面接で緊張しない人の特徴については、このコラムの「面接で緊張しない人の特徴」でも解説していますので、チェックしてみてください。
面接に落ちる人の共通点はありますか?
面接に落ちる人の共通点には、「声が小さく自信がなさそうに見える」「検討違いな回答をしてしまう」などがあります。また、身だしなみに清潔感がない、態度や言葉遣いに問題があるなど、そもそも面接を受ける姿勢で評価が下がっている場合もあるようです。詳しくは、「面接で落ちる人には特徴がある?選考通過するための対処法とは」で紹介しているので、あわせてご覧ください。
面接で質問に答えられないときはどうしたら良いですか?
面接で質問に答えられないときは、正直に伝えましょう。想定外の質問をされた場合、それは面接官が「瞬発力や対応力を試している」と考えられます。しかし、あまりに難しい質問には、とっさに回答できないことも。「難しい質問で回答ができません。勉強しておきます」のように、意欲を伝えつつ正直に回答すると良いでしょう。答えられないときの対処法については、「面接官が変わった質問をする意図とは?回答例や注意点を解説」のコラムもご参照ください。
面接練習はどうやってすれば良いですか?
面接の練習は、家族や友人などに面接官役をお願いしたり、セミナーなどに参加したりするといった方法があります。1人で練習する方法もありますが、相手がいた方がより面接本番に近い緊張感を持って練習ができるでしょう。周りに練習相手がいないという場合は、就職・転職支援サービスの「ハタラクティブ」までご相談ください。専任のプロのアドバイザーが丁寧にアドバイスしながら、面接対策を行います。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。