- 「ハタラクティブ」トップ
- 記事トップ
- 「選考対策」についての記事一覧
- 「面接対策」についての記事一覧
- 「面接マナー」についての記事一覧
- Web面接の流れは?マナーやコツを押さえて就職・転職を成功させよう
Web面接の流れは?マナーやコツを押さえて就職・転職を成功させよう
更新日

この記事のまとめ
- Web面接の流れは「URLにアクセス」「挨拶」「質疑応答」「退出」が一般的
- Web面接を受ける際は事前に場所を決め、必要な機材をそろえておく
- 音声の不具合やデバイスの故障などのトラブルに備えて、事前に対処法を把握しておこう
- オンライン面接でカンペを読むと熱意が伝わらない恐れがあるため、避けるのが無難
「オンライン面接の基本的な流れは?」「Web面接ならではのマナーはある?」という疑問を持つ方もいるでしょう。オンライン面接は、「URLにアクセス→挨拶→質疑応答→退出」という流れで進むのが一般的です。本番までに必要な機材をそろえてツールの動作確認を済ませておくと、スムーズに面接を受けられるでしょう。このコラムでは、オンライン面接の流れをご紹介。事前準備やトラブルの対処法も解説しているので、面接前にチェックしておきましょう。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
Web面接の基本的な流れ
ここではWeb面接の流れについて解説します。各過程で意識したいことも紹介しているので、面接前に確認してみてください。
Web面接の基本的な流れ
- 応募先企業から渡されたURLにアクセスする
- 面接官がログインしたら挨拶をする
- 面接官の指示に従って質疑応答を行う
- 面接が終了したら接続を切る
1.応募先企業から渡されたURLにアクセスする
Web面接当日は、企業から渡されたURLにアクセスします。面接開始10分前にはアクセスし、待機しておくのが基本です。面接時間ギリギリにアクセスすると、インターネットの接続不良や音声の不具合があった際にすぐ対応できないため、余裕を持って準備するのがおすすめ。待機中は、改めてカメラの映り具合や背景が乱れていないか確認しましょう。
身だしなみは通常の面接と同じように整えよう
Web面接も、服装は対面の面接と同じように整えましょう。「どうせ上半身しか見えないから…」といって適当な服装をすると、ふとした瞬間に下半身が映った際に手を抜いている印象を与えることにあります。一度与えたイメージを挽回するのは難しいので、面接を受ける際は細部まで身だしなみに気を配りましょう。対面面接における身だしなみのポイントは「面接の流れやマナーを場面別に解説!よくある質問も確認しよう」のコラムも確認してみてください。
2.面接官がログインしたら挨拶をする
Web面接用のURLに面接官がログインしたら、「はじめまして、△△(フルネーム)と申します。本日はよろしくお願いいたします」と挨拶します。なお、チャット機能がついている場合は、自分の準備が整った段階で「面接準備が完了しました。よろしくお願いいたします」とメッセージを送るのも丁寧な印象を与えやすいでしょう。
3.面接官の指示に従って質疑応答を行う
挨拶が済んだら、面接官の指示に従って質疑応答を行います。オンライン面接では、声が聞こえづらかったり、表情が読み取りづらかったりする場合があるので、対面のときよりもはっきりした声や明るい表情で話すことを心掛けましょう。
Web面接中はカメラ目線で話そう
Web面接中は、カメラを見ながら話しましょう。対面面接では面接官の目を見て話すのが基本ですが、オンラインで同じようにすると目線が下に行き、うつむいた表情になってしまいます。相手に目線を向けて表情を明るく見せるには、カメラを見ながら話すことが大切です。カメラ目線で話すのを忘れてしまいそうな場合は、カメラの横に「ここを見る」と書いた付箋を貼るなどの工夫をすると、意識しやすいでしょう。
4.面接が終了したら接続を切る
Web面接が無事に終了したら、「本日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。失礼いたします」と言ってから退出します。基本的に接続を切るときは、相手が退出するのを待つのがマナーです。ただし、相手側もこちらが切るのを待っていたり、「どうぞご退出ください」と指示されたりした場合は、「お先に退出させていただきます」と言って退出しましょう。
Web面接の基本的な流れについては、「オンライン面接の流れは?マナーやコツを押さえて就職・転職を成功させよう」のコラムでも解説しています。こちらもぜひチェックしてみてください。
Web面接を受ける前にすべき4つの準備
Web面接を受ける前は、「場所を決める」「必要な機材をそろえる」「ツールの動作確認をする」「不要なアプリを閉じる」といった準備をしましょう。面接をスムーズに進めるために、以下を参考にしてみてください。
1.Web面接を受ける場所を決める
Web面接が決まったら、面接を受ける場所を決めましょう。面接場所を決めるポイントは、「インターネットの通信環境が整っているかどうか」です。通信環境が悪いとお互いの声が届かなかったり、通信が途中で途切れてしまったりする可能性があります。特に、フリーWi-Fiを利用する場合は、「ルーターとの距離が遠い」「同時に使用する人が多い」といった理由で接続が弱まることがあるので注意が必要です。
Web面接の際は背景にも気を配ろう
対面とは違い、Web面接を受けるときは背景にも気を配りましょう。物はできるだけ置かず、シンプルな壁を背にして面接するのがおすすめです。物が乱雑に映り込んでいると、整理整頓が苦手な印象を与えてしまう恐れがあります。白い壁紙の部屋を使用したり、落ち着いた色のカーテンを背景にしたりするなど工夫するのがおすすめです。
2.Web面接に必要な機材をそろえる
場所が決まったら、オンライン面接に必要な機材を準備しましょう。オンライン面接で使用する主な機材は以下のとおりです。
- ・面接用のデバイス
- ・有線イヤホン
- ・Webカメラ
面接用のデバイスとしては、パソコンやスマホ、タブレットなどが挙げられます。特にパソコンは比較的画面が大きいので相手の顔が見やすく、単体でも安定して設置できるためおすすめです。
有線イヤホンはマイク付きのものを選びましょう。マイク付きのイヤホンは、スピーカーよりも環境音が入りにくく、自分の声が相手に伝わりやすくなります。また、デバイスにカメラが内蔵されていない場合は、別途用意が必要です。
応募先企業に関する資料も用意しておこう
Web面接の際は、応募先企業に関する資料やパンフレットなどを念のため手元に置いておきましょう。事前に用意しておけば、企業から業務内容に関する確認事項があった際にすぐに手元の資料を見ることができます。ただし、資料はあくまでも確認用なので、そのほかの目的で面接中に資料を見ながら話すのは避けましょう。
3.Web面接で使用するアプリの動作確認をする
使用するアプリの動作確認は、Web面接本番までに行いましょう。動作確認を事前にしておけば、面接当日もアプリをスムーズに起動できます。使用するアプリによっては会員登録が必要な場合もあるので、あわせて確認しておきましょう。
友人や家族に頼んでビデオ通話で練習するのもおすすめ
Web面接で「自分の姿がどう映るか」「声がどう聞こえるか」が不安な場合は、友人や家族に頼んでビデオ通話で練習するのがおすすめです。表情や声のトーン、目線などを確認してもらい、どういった印象を受けるか教えてもらえれば、実際の面接に活かせます。
4.Web面接に必要ないアプリを閉じておく
Web面接で使用しないアプリは閉じておくか、非通知設定にしておきましょう。面接中に通知音が鳴ってしまうと、集中力が途切れてしまったり、企業に「準備不足」と判断されたりするので注意が必要です。なお、面接中は使用するデバイス以外の通知音も、念のため切っておくのが望ましいでしょう。
Web面接を受ける前に準備すべきことについては、「Web面接とは?事前準備とあわせて当日の流れやマナーを分かりやすく解説」のコラムでも解説しているので、参考にしてみてください。
Web面接で印象を良くするコツ
Web面接は対面とは異なり、カメラ越しで自分をアピールする必要があります。
以下でオンライン面接で好印象を残すためのコツを紹介するので、参考にしてみてください。
聞く姿勢も意識する
Web面接では、面接官の話に対するリアクションも大事です。カメラを通した音と映像のみのWeb面接では、対面のときよりもどうしても情報量が少なくなってしまいます。普段よりも相づちやうなずきを意識して、面接官の話を理解していることをアピールしましょう。
メモは手書きにする
Web面接中にメモを取りたい場合は、手書きで書くようにしましょう。パソコンだとキーボードの音がマイクに入ってしまい、面接官の話を邪魔してしまう可能性があります。また、スマホのアプリなどでメモを取るのも印象が良くないので避けるべきです。
Web面接でトラブルが起きたときの対処法
ここでは、Web面接で音声の不具合やデバイスの故障といったトラブルが起きたときの対処法を紹介します。事前に対処法を把握しておけば、万が一トラブルが起きたときも落ち着いて対応できるため、以下でしっかりと確認しておきましょう。
1.音声に不具合が起きたとき
Web面接中に、「相手の声が聞こえない」「自分の声が届かない」といった音声の不具合が発生することがあります。もしそういったトラブルが発生したときは、「イヤホンとデバイスがしっかり接続できているか」「デバイスが消音設定になっていないか」など、まずは基本的なことを確認してみましょう。それでも改善されない場合は、面接官に電話やアプリ内のチャットで連絡して、指示を仰ぎます。
2.面接用のデバイスが壊れたとき
Web面接中にデバイスが壊れてしまった場合は、別の媒体から再度URLにアクセスしましょう。その際は、デバイスが故障したことや別媒体からアクセスする旨を、電話といった別の手段で面接官に伝えます。パソコンの使用を考えている場合は、面接用のツールをスマホやタブレットに事前インストールしておくと、故障した際の代用にできるでしょう。
3.話す内容を忘れてしまったとき
Web面接中に緊張し過ぎて話す内容を忘れてしまったときは、一度深呼吸をして気持ちを落ち着かせることが大切です。そして、考えていたことと全く同じ内容でなくても良いので、話せることから伝えていきましょう。なお、こういったトラブルはアピール内容を暗記していることで起こる場合があるので、話すことを固め過ぎず、大まかに考えておくのがおすすめです。
「Web面接の流れをもっと詳しく知りたい」「Web面接のマナーを確認したい」という場合は、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、フリーターやニート、既卒、第二新卒といった若年層向けの就職・転職支援エージェントです。プロのキャリアアドバイザーが志望企業に合わせて、対面だけでなくWeb面接の対策も行っています。
そのほか、求人紹介や応募書類の添削、企業とのやり取りの代行なども実施し、求職者の活動を全面的にサポート。初めて就職・転職をする方も安心して取り組める環境です。サービスはすべて無料で利用できるので、面接対策でお困りの場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
オンライン面接の流れに関するFAQ
最後に、オンライン面接の流れに関連する疑問をQ&A方式で回答していきます。「オンラインと対面で面接の流れは異なる?」「カンペを読んでも良い?」といった疑問を持っている方は、以下を参考に準備を進めていきましょう。
オンラインと対面で面接の流れは違いますか?
オンラインでも対面でも、基本的な面接の流れは同じです。面接は、「入室→挨拶→質疑応答→退出」の順で進みます。ただし、対面面接の場合は実際に扉を開け閉めして入退室を行うため、ノックの仕方やお辞儀のタイミングも把握しておくことが大切です。
対面面接におけるマナーについては、「対面面接の流れとは?基本的なマナーや持ち物について解説!」のコラムで紹介しているので、あわせて確認しておきましょう。
入室時の挨拶は「こんにちは」で良いのでしょうか?
オンライン面接では、名前を述べたあとに「よろしくお願いいたします」と挨拶しましょう。ただし、決まった挨拶はないため、状況に合わせて挨拶するのがおすすめです。入室時の挨拶については、このコラムの「オンライン面接の基本的な流れ」でも解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
オンライン面接ではカンペを読んでも問題ありませんか?
オンライン面接でカンペを読むのは、避けるのが無難です。カンペを読むと、面接官と目線が合わなくなってしまったり、熱意が伝わらなくなったりする恐れがあります。
面接では、相手に一生懸命伝えようとする姿勢が大切です。緊張でうまく言葉が出なくても、自分の言葉で思いを伝えましょう。オンライン面接でカンペを読んで良いかどうかは、「Web面接でカンペを見ても良い?メリット・デメリットや使い方を解説」のコラムも参考にしてみてください。
オンライン面接は自宅以外で受けても良いですか?
オンライン面接は、自宅で受けるのが基本です。どうしても自宅で受けられない事情がある場合は、インターネット環境が整っている静かな場所を探しましょう。
なお、自宅以外で受ける際は、面接官に「△△といった事情があるため、こちらで面接を受けさせていただきます。」と伝えると丁寧です。オンライン面接を受けるのに最適な場所については、「Web面接を受けるのに最適な6つの場所!必要なマナーも合わせて紹介」のコラムでも解説しています。Web面接のマナーでお悩みの際は、ハタラクティブまでお気軽にご相談ください。専任のキャリアアドバイザーが丁寧にサポートします。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。