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履歴書に長封筒は使ってOK?三つ折りが駄目な理由や基本のマナーを解説
更新日
この記事のまとめ
- 履歴書を長封筒に三つ折り(四つ折り)にして入れるのは避けるべき
- 履歴書は二つ折りにしてクリアファイルにはさんで封筒に入れる
- 履歴書を入れる封筒は長封筒ではなく、角形2号や角形A4号が良い
- 封筒の色は茶色よりも白が良い
- 封筒には「履歴書在中」と記載しよう
履歴書を長封筒に入れて良いのか悩む方に向けて、正しいマナーを紹介します。履歴書は折り目が多いと読みにくくなるため、封筒のサイズには注意が必要。企業の担当者は送られてきた履歴書をコピーしたりファイリングしたりするので、折り目が邪魔にならないように配慮しましょう。また、履歴書を入れる封筒の色や書類を入れる順番にも決まりがあります。コラムを読んで知識を身につけ、自信を持って履歴書を送りましょう。
履歴書に長封筒を使うのを避けるべき3つの理由
履歴書を購入した際に長封筒が付属されていることもあるため、履歴書に長封筒を使っても良いと思う人も多いでしょう。しかし、担当者の手間になったり、読みづらくなったりという理由から履歴書に長封筒を使うのは避けた方が良いとされています。以下、避けるべき理由を詳しく見ていきましょう。
1.採用担当者が手間取るから
長封筒に履歴書を入れようとすると、三つ折りや四つ折りにしなければなりません。履歴書などの応募書類は、企業の採用担当者がコピーやファイリングを行って保存します。その際、折り目が多い書類を送ってしまうと、担当者に紙を広げてシワをのばすという余計な手間をかけてしまいます。
2.折り目部分の文字が読みづらくなるから
長封筒に入れるために履歴書などの応募書類を三つ折りや四つ折りにすると、折り目の部分が破れやすくなったり、文字が読みづらくなったりしてしまいます。
3.読み手の立場に立てない人と思われる
折り目が多く読みにくい履歴書を企業に送ると、「読み手の立場に立てない人」というマイナス印象を与える可能性があります。三つ折り、四つ折りをマナー違反ととらえる担当者もいるので、履歴書は折り目も含めて相手が読みやすいように配慮しましょう。
履歴書の三つ折りは避けよう
履歴書の三つ折り、四つ折りは読みにくくなるので避けましょう。長封筒は使わず、履歴書を三つ折りにせずに封入できる「角形2号」や「角形A4号」の封筒を選ぶのが正解です。また、履歴書のほかに職務経歴書などを入れる場合は、角形A4号より大きめの角形2号を使うと良いでしょう。履歴書に長封筒を使っても大丈夫な場合とは?
アルバイトやパートなどに応募する場合や派遣会社などに提出する場合、選考に関係なく履歴書を提出する場合は、長封筒を使ってもOK。ただ、マナーをしっかり守りたい場合は、やはり「角形2号」や「角形A4号」の封筒に入れるのがおすすめです。
履歴書を封筒に入れる7つのポイント
履歴書を企業へ提出する際は、郵送でも手渡しでも封筒に入れるのが基本です。ここでは封筒の色や入れ方など、履歴書を封筒に入れる際の7つのポイントをご紹介します。ポイントを押さえておくことで、企業や採用担当者にも良い印象を与えることができるでしょう。
1.基本は二つ折り
一般的に市販されている履歴書はA3サイズかB4サイズを二つ折りにしたものです。これ以上折ると、折り目のところの字が読みにくくなってしまうので、履歴書は基本的に二つ折りまでで入れるようにしましょう。
2.一般的なサイズはA4(A3の二つ折り)
履歴書と職務経歴書を一緒に送る場合には、履歴書のサイズに関わらず職務経歴書をA4サイズで作成するのが一般的です。前述したとおり、市販されている履歴書はA3サイズとB4サイズがありますが、職務経歴書に合わせて履歴書もA4サイズ(A3サイズの二つ折り)を使用する方が良いでしょう。職務経歴書の書き方については、「職務経歴書を簡単に作成するための方法を解説!転職を有利に進めよう」をご覧ください。
3.書類はクリアファイルに入れる
履歴書や職務経歴書などの応募書類は折れたり汚れたりするのを防ぐため、クリアファイルに入れてから封筒に入れましょう。クリアファイルは使い古したものではなく、新品で無色透明のものを使用するようにしてください。
4.白地で透けない封筒を選ぶ
履歴書を入れる封筒の色は白地が適切です。茶色の封筒でも採用に影響することはないようですが、白地の方が宛名の文字が見えやすく、茶色よりも上品な印象になります。また、茶封筒は企業に届くほかの郵便物に紛れやすい、白封筒と比べて破れやすいというデメリットがあるので避けるのが無難です。白地の封筒は透けやすいため、中が透けない作りになっているものを選ぶようにしましょう。
5.封筒には「履歴書在中」と記載する
封筒の表の左下に、赤字で「履歴書在中」と記載し、文字の周りを定規で四角く囲みましょう。こうすると、封筒の中身が履歴書であることがひと目で分かり、企業に書類が到着したあと、採用担当者へスムーズに手渡されるはずです。なお、職務経歴書などの履歴書以外の書類を合わせて送付する場合は、「応募書類在中」と記載します。
6.送付状・履歴書・職務経歴書の順に入れる
書類は封筒の表面から、「送付状→履歴書→職務経歴書→その他の書類」の順にクリアファイルにはさんで入れましょう。この順番で入れておくことで、担当者も確認しやすくなります。送付状の書き方は、「応募書類を送るときは送付状も入れよう!例文や注意点をご紹介」を参考にしてください。
送付状とは
送付状とは、挨拶の言葉や同封した書類の一覧を記載した書類のことです。履歴書を郵送する際は同封するのがビジネスマナーとされています。なお、送付状は対面で行う挨拶の代わりとなる書類なので、履歴書を直接手渡しする際は必要ありません。7.封字を書く
郵送の場合は、のりを使って封を閉じ、フラップの境目部分に「〆」と書きます。「〆」は「封字」と呼ばれるマークで、第三者が封筒をあけていないことを示す印です。なお、持参する場合は担当者がその場ですぐに見られるように、封をせず持って行きましょう。履歴書を手渡しするときのマナーは、「履歴書を手渡しするときは封筒なしでも良い?持参する際のマナーも解説!」で詳しく解説しています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。