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ESTP(起業家)の性格や強みとは?相性の良いタイプも解説!
この記事のまとめ
- ESTP(起業家)の性格は、固定観念にとらわれず刺激を求める傾向にある
- ESTP(起業家)には「行動力がある」「リスクを恐れず挑戦する」などの強みがある
- ESTPと相性の良いタイプは「INFP」「ENFJ」「ENTP」などが挙げられる
- ESTP(起業家)は計画性を意識し、周囲の意見を取り入れると仕事が成功しやすくなる
このコラムでは、ESTPの性格や仕事における長所と短所を詳しく解説します。ほかの性格タイプとの相性も一覧で分かりやすくまとめました。ESTPならではの特徴について理解を深めたい場合は、ぜひ本文の内容をお役立てください。
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ESTP(起業家)とは?運動家タイプの特徴
ESTPとは、16タイプ診断結果にある一つで、「起業家」を指します。ESTP(起業家)は、好奇心旺盛で積極的に物事へ挑戦する傾向にあるのが特徴です。
ここでは、ESTPの性格や大切にしている価値観について解説します。
参照元
16Personalities
トップページ
基本的な性格の傾向
ESTP(起業家)は、固定観念にとらわれない特性から、問題点や変化にいち早く気づいたり、活き活きと行動したりする傾向がみられます。また、持ち前の頭脳を活かして刺激を追求するのも特徴です。周囲の雰囲気を明るくさせるのも得意で、環境が変化しても柔軟に対応できるでしょう。
固定観念にとらわれない
ESTP(起業家)は型にはまらず、良い意味で「規則は破るためにある」と考えます。前例のない課題であっても、独自の思考で実用的なアイデアを生み出せる場合があるでしょう。
刺激を求める傾向にある
ESTP(起業家)は、「いまを全力で生きる」ことに重きを置き、ときには危険な場面にも向かい合う傾向があります。ただただ精神面でのスリルを求めるのではなく、合理的な判断で行動するエネルギッシュな一面を持ち合わせているでしょう。
ESTPが大切にしている価値観
ESTP(起業家)が大切にしている価値観には、主に以下の3つが挙げられます。
- ・自由な発想を尊重する
- ・問題解決のために積極的な行動をする
- ・チャレンジ精神を大切にする
ESTPは論理的な思考を積極的に活用し、問題解決に向けた策を検討できます。他者には真似できない独創性のある発想で、周囲を驚かせられるでしょう。また、判断に迷った場合でも「まずは挑戦してみる」といったバイタリティが身についている傾向にあります。
ESTPの日本人の割合
ESTP(起業家)の日本人の割合は2.62%です。全体のなかでは15番目という結果になっています。
ESTPはリスクを恐れずに挑戦する姿勢があるため、緊急性の高い場面において企業から重宝される可能性があります。
なお、日本人のなかで最も割合が低かったのは、ENTJです。ESTP(起業家)やENTJ(指揮官)といったチャレンジ精神が旺盛な特性をもつ日本人は、割合が少ないことが読み取れるでしょう。
MBTI診断については、「MBTIとは?16タイプの性格診断を簡単にわかりやすく解説します!」で触れているので、ぜひ参考にしてください。
ESTPあるある
ESTPのあるあるには、以下のような内容が挙げられます。- ・冒険心がある
・今を大切にする
・環境の変化に動じない
ESTPの4つの性格指標
ESTP(起業家)は、16Personalitiesの性格指標の頭文字で構成されています。性格指標は観点を4つに分けていて、組み合わせをもとに型が決まるのが基本です。
観点 | ||
---|---|---|
興味・関心の方向 | 内向型(I) | 外向型(E) |
物事の見方 | 観察型(S) | 直感型(N) |
判断の仕方 | 論理型(T) | 感情型(F) |
物事への姿勢 | 判断型(J) | 探索型(P) |
※観察型(obServant)は感覚型(Sensing)と呼ばれることもあります
※探索型(Prospecting)は知覚型(Perceiving)と呼ばれることもあります
表を見ると、ESTPは「外向型(E)」「観察型(S)」「論理型(T)」「探索型(P)」に該当していると分かるでしょう。下記では、ESTPに該当する性格指標を解説いたします。
外向型(Extroverted)
ESTPの「E」とは、自分よりも他者に関心が向きやすく、社交的でコミュニケーションスキルがある「外向型」を意味します。ESTPは好奇心が旺盛で周囲とのコミュニケーションも積極的なため、人との関わりも得意といえるでしょう。
観察型(obServant)
ESTPの「S」とは、現実的に実際の物事を見られる観察型(obServant)を指します。観察型(obServant)は感覚型(Sensing)と呼ばれる場合もありますが、性格指標はどちらも同じです。
ESTPは新しいアイデアを見つけて、実際に役立つかを考えたり試したりすることを好むため、ほかの人が真似できないようなものを作り出せる強みがあるでしょう。
論理型(Thinking)
ESTPの「T」とは、物事を論理的に判断する傾向にある「論理型」を意味します。ESTPは合理的に考えて行動するため、リーダーとしての素質がみられる方もいるでしょう。
探索型(Prospecting)
ESTPの「P」とは、柔軟に物事を受け入れて行動する探索型(Prospecting)を指します。探索型(Prospecting)は知覚型(Perceiving)と呼ばれる場合もありますが、こちらも性格指標はどちらも同じです。
ESTPは臨機応変に物事の対応をするため、どのような環境下でも適応力を発揮できるでしょう。
ESTP-TとESTP-Aの違い
「ESTP-T」と「ESTP-A」の違いは、ストレスへの耐性や物事の捉え方が挙げられるでしょう。
「ESTP-T」は、環境や他者の意見に影響を受けやすく、自分を批判的に捉える傾向があります。変化に敏感なことから、柔軟に対応できる適応力を持ち合わせているといえるでしょう。
ESTP(起業家)の長所と短所
ESTP(起業家)はリスクを恐れない行動力をもつ長所がありますが、飽きやすく物事を衝動的に決めやすいという短所もあります。ここでは、ESTPに見られる性格の長所や短所についてまとめました。
ESTP(起業家)の強み
ESTP(起業家)の長所には、行動力や好奇心旺盛さ、チャレンジ精神などが挙げられます。以下でそれぞれの内容を確認してみましょう。
行動力がある
ESTP(起業家)は何事も積極的に行動するタイプです。今この瞬間を大切にしているため、考えるよりも先に行動してから結果を出す傾向にあります。常にエネルギッシュで、リーダーシップを発揮しながら周囲を巻き込んで行動していくのも得意といえるでしょう。
好奇心旺盛である
ESTP(起業家)は好奇心が旺盛で、普段から幅広い分野に興味を抱いています。「△△が気になる」「□□について知りたい」と考えたら、その関心をすぐ行動に移せるでしょう。
また、ESTPの人は新しくアイデアを生み出して試すのを好む傾向があります。好奇心がきっかけとなり、新しい価値を生み出していく強みがあると考えられるでしょう。
リスクを恐れず挑戦できる
ESTP(起業家)は、周囲が躊躇していてもリスクを恐れずに挑む強さをもっています。たとえ失敗したとしても簡単には落ち込まず、その経験を自己成長や次の機会に活かせるでしょう。
ESTP(起業家)の弱み
ESTP(起業家)の弱みは、飽きやすいことや衝動的に決断してしまうこと、自分を優先することなどが考えられます。それぞれの詳細は以下のとおりです。
飽きやすい
ESTP(起業家)は、物事に対して冷めやすい一面を持っている傾向にあります。気持ちが冷めて飽きてしまうと、興味や関心の対象が別の物事に変わりやすいといえるでしょう。
衝動的に物事を決めやすい
ESTP(起業家)は、事前に計画を立てず衝動的に物事を決めてしまう場合があります。「いましかない」と飛び込む姿勢は、周りからみると「衝動的なタイプ」と思われる可能性も。状況によっては長期的なメリットを検討せず、周囲に影響を及ぼしかねないリスクも考えられます。
自分を優先にしがち
ESTP(起業家)は自分が気になる事柄に情熱を注ぐため、没頭するとほかのことを後回しにする傾向があります。自分を優先するあまり、別の事情に対して冷たい反応をとってしまうことも。ときには周囲から「自分勝手」「わがまま」といった印象を抱かれる可能性もあるでしょう。
ESTP(起業家)の相性一覧
この項では、ESTPと16タイプ診断結果にある種類の相性を一覧にして紹介します。また、相性が良いタイプと悪いタイプの詳細にも触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
性格タイプ | 相性 | 相性の特徴 |
---|---|---|
INTJ(建築家) | ★★☆☆☆ | INTJは知識が豊富で戦略的なタイプです。ESTPは行動を優先し、INTJは考えたうえで行動するタイプのため、衝突しやすい可能性があるでしょう。 |
INTP(論理学者) | ★★★★☆ | INTPは創造力が豊かで分析を得意とするタイプです。物事に取り組むときはお互いに熱中する傾向にあるため、一緒にいてもストレスを感じにくいといえます。 |
ENTJ(指揮官) | ★★☆☆☆ | ENTJは課題解決に向けて積極的に取り組むタイプです。ENTJは目標を立てたうえで物事を進めていきたいと考えているため、ESTPの性格と合わない場面もあるでしょう。 |
ENTP(討論者) | ★★★★☆ | ENTPは頭の回転が早く、柔軟な思考を持つタイプです。 ESTPとENTPの性格傾向は似ているため、価値観を理解し合い信頼関係が築けるでしょう。 |
INFJ(提唱者) | ★☆☆☆☆ | INFJは優れた洞察力で問題を解決するのが得意なタイプです。ESTPとINTJは価値観が異なります。社交性の面でも違いがあるため、衝突したりお互いの理解に時間が掛かったりする可能性があるでしょう。 |
INFP(仲介者) | ★★★★★ | INFPは共感力があり、深い人間関係を求めるタイプです。 ESTPとINFPはお互いの短所を補い良好な関係も築きやすいので、一緒に居れば楽しいと思える存在でしょう。 |
ENFJ(主人公) | ★★★★☆ | ENFJは人付き合いが得意で、周囲の幸せを優先するタイプです。ESTPと同じく行動力やリーダーシップもあるため、価値観を理解し合えば良いパートナーとなれるでしょう。 |
ENFP(運動家) | ★★★☆☆ | ENFPは人との関わりを大切にする社交的なタイプで、人生を共有したいと考える傾向にあります。物事を合理的に考えるESTPとは、分かり合うために努力する必要があるでしょう。 |
ISTJ(管理者) | ★★★★☆ | ISTJはルールや約束を守って行動する誠実なタイプです。それぞれの強みを活かして協力できるため、良い関係を築きやすいでしょう。 |
ISFJ(擁護者) | ★★☆☆☆ | ISFJは思いやりがあり、周囲の人たちを献身的にサポートするタイプです。ESTPとISTJは考え方が異なるため、お互いを理解して良好な関係を築くには努力が必要でしょう。 |
ESTJ(幹部) | ★★☆☆☆ | ESTJは秩序を守りながら、信念を持ち行動するタイプです。ESTJは自分の価値観をはっきりと示すため、良好な関係になるにはお互いを理解し合うのが大切といえます。 |
ESFJ(領事) | ★★☆☆☆ | 周囲をサポートするのが得意で、思いやりのあるタイプです。ESFJは安定を大切にする傾向があるため、リスクを恐れず挑戦するESTPとは価値観が合わないこともあるでしょう。 |
ISTP(巨匠) | ★★☆☆☆ | 頭のなかで思いついたアイデアを、実践に移すことが得意なタイプです。お互いに共通点があるものの、どちらもマイペースな側面を持つため、ストレスが溜まる可能性もあるでしょう。 |
ISFP(冒険家) | ★★★☆☆ | 物事の探求をするのが好きで、好奇心が旺盛なタイプです。興味を抱くポイントが似ていて、一緒に居れば楽しいと思える関係。ただし、ISFPは感情的な側面、ESTPは合理的な側面を持っているため相性は普通といえるでしょう。 |
ESFP(エンターテイナー) | ★★★☆☆ | 美的感覚に優れ、社交的でコミュニケーションスキルが高めのタイプです。どちらも外交的な一面があり、楽しさも共有できるでしょう。より良い関係を構築するにはお互いに対する理解が大切です。 |
ESTP(起業家) | ★★★★☆ | 同じタイプのため価値観が似ています。一緒に過ごせばストレスを感じず、心地よいと思える関係を築けるでしょう。 |
ESTPと相性の良いタイプ
ESTP(起業家)と相性が良いタイプには、INFP(仲介者)やISTJ(管理者)、ENFJ(主人公)が挙げられます。ESTPは社交性と行動力があるため、性格傾向を理解してくれたりお互いにないものを補えたりすると、より良い関係を築けるでしょう。
INFP(仲介者)
INFP(仲介者)は共感力に優れたタイプで、他者との深い人間関係を望むのが特徴です。人を助けるために全力で、常に自分の使命は何かを探し求めている傾向にあります。失敗を恐れない行動力をもつESTPと、他者のためにエネルギーを活用できるINFPは、より良い協力体制をつくれるでしょう。
ISTJ(管理者)
ISTJ(管理者)は、誠実でルールを守りながら行動するタイプです。忍耐力もあり、たとえ困難な状況下においても自分の責務を全うする努力家な面があります。目標に向かって着実に物事を達成させる傾向にあることから、ESTPとお互いの強みに磨きをかけられる存在といえるでしょう。
ENFJ(主人公)
ENFJ(主人公)は、社交性があり人とのコミュニケーションが得意です。積極的に他者へ手を差し伸べるため、周囲からの信頼も得やすい強みを持っています。ESTPと同じくリーダーシップがあるため、同じ目標に向かって手を取り合いながら行動していけるでしょう。
ESTPと相性の悪いタイプ
ESTP(起業家)とあまり相性が合わないタイプには、ISTP(巨匠)やINFJ(提唱者)、ISFJ(擁護者)が挙げられるようです。それぞれの理由を確認してみましょう。
ISTP(巨匠)
ISTP(巨匠)は創造力があり、浮かんだアイデアを実際の行動に移して試すのが得意です。ESTPと共通の価値観はあるものの、お互いにマイペースな側面を持っており、社交性の面で違いがあることから良好な関係を築きにくい場合があります。
INFJ(提唱者)
INFJ(提唱者)は実直で洞察力に優れており、問題解決が得意です。正しいことのために声を上げられる強さがありますが、ESTPの人と意見が衝突することも考えられるでしょう。外向型のESTPと内向型のINFJは、お互いを理解し合うのに時間が掛かる可能性もあります。
ISFJ(擁護者)
ISFJ(擁護者)は人のために尽くす献身さを持っており、誰かの役に立つことに大きな喜びを感じます。安全・安定を求める傾向から、ESTPの失敗を恐れない行動に懸念を示しやすいでしょう。ISFJは見返りを求めない謙虚さがありますが、ESTPが自分本位になりすぎると相手にストレスを与えてしまう可能性もあります。
ESTP(起業家)の恋愛相性
ここでは、ESTP(起業家)の恋愛相性について詳しく紹介していきます。ESTPの恋愛スタイルや相性の良いタイプを解説するので、ぜひご一読ください。
ESTPの恋愛スタイル
以下では、女性と男性に分けてESTPの恋愛における性格と相性を解説します。自分や相手がどのような傾向にあるのか確認する際にお役立てください。
ESTP(起業家)の女性の性格と相性
ESTP(起業家)の女性は恋愛に対してエネルギッシュで、積極的にパートナーとの関わりを深めていく傾向にあります。恋愛では「楽しさ」を優先にして、アクティビティをパートナーと楽しむでしょう。 自分自身の時間を大切にする独立心もあり、バランスを保ちながら恋愛を楽しむのが得意です。
ESTP(起業家)の男性の性格と相性
ESTP(起業家)の男性は積極的な恋愛を楽しんで、パートナーと一緒に新しい体験や刺激を求める傾向にあります。困難に直面した場合は、物事の状況を冷静に判断して問題を解決していくのも強みです。パートナーに対してストレートな気持ちを伝えるのが得意なため、良好な関係を築いていけるでしょう。
ESTP(起業家)と相性抜群の3つの性格タイプ
ESTP(起業家)と恋愛の方面で相性が良いのは、INFP(仲介者型)やENFJ(主人公)、ENTP(討論者)の3つです。以下でそれぞれの性格タイプについて解説します。
INFP(仲介者型)
INFP(仲介者型)は他者に対する共感力が長けています。自主性を尊重し、相手の力になれるよう献身的なサポートをしてくれるでしょう。INFPが生み出したアイデアを行動力のあるESTPが実践していくなど、お互いを支え合いながら信頼関係を築いていけます。
ENFJ(主人公)
ENFJ(主人公)は周囲の価値観を受け入れることから、ESTPの恋愛傾向にもマッチしやすいでしょう。行動力があるという共通の強みから、一緒にいるとモチベーションを高められるのもポイントです。
ENTP(討論者)
ENTP(討論者)は柔軟な思考を持っていて、頭の回転が早く知識も豊富です。パートナーに対しても意見をはっきりと伝えるので、お互いの価値観をアップデートしていける場合があります。パートナーと深い関わりを求める傾向にあるESTPとは、日々を楽しんで過ごせるでしょう。
ESTPの結婚観は?
ESTPの人は、自分とパートナーそれぞれの独立した時間を大切にできる傾向があります。お互いに自由なことに取り組めるため、ストレスの少ない生活を送れるでしょう。万が一家庭でトラブルが生じた場合も、改善策を取り入れようと努力できる特性があります。このような頼りがいがあることから、パートナーからの厚い信頼を得られるでしょう。
ESTP(起業家)に向いている仕事・業界
下記では、ESTP(起業家)に向いている仕事と業界をご紹介します。情報のすべてがESTPの人と合うとは限りませんが、向いている分野の傾向を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ESTP(起業家)に向いている仕事
ESTP(起業家)は、持ち前のチャレンジ精神や好奇心旺盛さを活かせる仕事が向いていると考えられます。具体的には、「プロジェクトコーディネーター」「責任者」「営業」などが挙げられるでしょう。営業の仕事が気になる方は、「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムをご一読ください。
ESTPにみられる瞬発的な判断力や積極的な行動力は、「消防士」「警察官」「救急医療隊員」などの職種で発揮できる可能性があります。また、社交性や小さな変化に気づける洞察力は、「販売」「ファイナンシャルプランナー」「マーケティング」などで役立つでしょう。
ESTP(起業家)に向いている業界
新しい挑戦がしやすい「IT業界」は、ESTP(起業家)に向いていると考えられます。IT業界は技術の進歩が著しく、変化も起こりやすいため、働くうえでのスピード感が求められるでしょう。IT業界への理解を深めたい方は、「IT業界の仕事」を参考にしてみてください。
また、物事を分析するスキルに長けているESTPは、広告業界での活躍も向いているといえます。広告業界ではクライアントの要望に応えるスキルが求められるため、型にはまらない提案が相手にとって刺激となることも。広告業界の職種や将来性については、「広告業界とは」で解説しています。
ESTP(起業家)に向いていない仕事の特徴は?
ルーティンが決まっている仕事や、単純作業がメインの職種は、ESTPにとって物足りなさを感じてしまうかもしれません。ESTPは決められた手順に沿って正確にこなしていく仕事よりも、新しいことに挑戦できる分野のほうがやりがいを感じやすいでしょう。仕事探しをする際は、ESTPの強みを活かしやすい業界や職種をメインに検討してみるのも手段の一つです。MBTIで適職を探すときの3つの注意点
ESTP(起業家)の特徴や向いている仕事・業界についてご紹介しましたが、MBTIや16Personalitiesといった性格診断テストを活用して適職を探すときは、いくつかの注意点があります。 ここでは、MBTIや16Personalitiesの診断結果を仕事探しに活用する際の注意点を3つご紹介するので、適職を考える際の参考にしてみてください。
1.タイミングによって診断結果が異なる場合がある
MBTIや16Personalitiesの診断結果は、テストを受けるタイミングによって変わることがあります。 個人の行動や考え方のパターンは、固定的ではなく、経験や環境によって変化し得る概念だからです。
たとえば、1度目の診断結果がESTP(起業家)だった人が、さまざまな経験を積んだうえで2度目のテストを受けると、ISTJ(管理者)に変わっていることがあります。性格診断テストの結果は変動する可能性があることを念頭に置き、「自分は絶対にESTP(起業家)だ」「ESTP(起業家)だからチャレンジ精神を活かせる仕事じゃなきゃダメだ」のように捉えないようにしましょう。
2.MBTIの結果だけで適職を判断しようとしない
MBTIの結果だけで適職を判断するのはおすすめできません。性格診断テストには、MBTI以外にも16Personalitiesやエゴグラム、ストレングスファインダー、ビッグファイブなどさまざまあり、すべてのテストの結果が同じになるとは限らないためです。
また、性格診断テストは適職を決定づけるものではありません。自分を理解するために活用できるツールの一つであると捉え、複数のテスト結果を照らし合わせたうえで、同じような傾向があれば参考にしてみるようにしましょう。
3.MBTIの結果に当てはまらない人もいる
MBTIや16Personalitiesといった性格診断テストの結果は、その人の主な考え方や価値観をタイプ分けしたものであり、あくまで一般論といえます。多くの人に当てはまるという特徴はありますが、テストの結果と自身の性格にミスマッチを感じる人もなかにはいるでしょう。
性格診断テストの結果が自分に当てはまらないにも関わらず、「自分はESTP(起業家)だから相性の良い職業は社交性や洞察力を活かせる仕事」と考えるのは、かえって適性のない仕事に就くことに繋がりかねません。「診断結果に当てはまらない」と感じた場合、別の指標をもとに適職を探すように検討することも必要です。
MBTIはあくまで適職を見つける判断材料の一つと捉えよう
性格診断テストの結果は、適職探しをする際に役立つこともありますが、あくまで「判断材料の一つ」として考えるようにしましょう。 MBTIや16Personalitiesなどの性格診断テストの結果に対し、「ESTP(起業家)の他人の信頼を得やすい性格に当てはまっている」と感じる人もいれば、「自分の性格とは少し違うかな」と感じる人もいるかもしれません。
よって、診断テストの結果だけを頼りに適職を探すのは避けたほうが無難です。このコラムでも「ESTP(起業家)に向いている仕事」をご紹介していますが、興味を持つきっかけとして参考にしつつ、それ以外の仕事も視野を広げて探すようにしてみてください。ESTP(起業家)が仕事で成功するためのヒント
ESTP(起業家)が仕事で成功するためには、仕事に対する特徴を理解したり、目標実現に向けたスケジュールを立てたりすることが大切です。下記では、ESTPが仕事で成功するためのヒントを解説します。
ESTPの仕事における特徴を知る
ESTP(起業家)が仕事での成功体験を得るには、ビジネスシーンでの強みと弱みを知っておく必要があります。
ESTPの仕事における強みは、環境が変化しても臨機応変に対応できる柔軟性を持ち合わせていることです。これまでになかった企画を実行したり、プロジェクトの方向性を変えて取り組んだりすることで、ブラッシュアップにつながる場面もあるでしょう。
ESTPの仕事における弱みは、1つのことに集中すると別のことを後回しにしやすいことです。好奇心をもって行動できる反面、状況によっては自分勝手だと思われてチーム体制がまとまらなくなる可能性も。仕事においては真剣に作業するだけでなく、周囲に気を配る姿勢も求められるでしょう。
自分の特性を意識してスキルアップを目指す
ESTP(起業家)が仕事で成功するためには、自己分析を踏まえたうえでスキルアップを図ることが重要です。希望する職種で苦手だと思う作業があれば知識を増やし、得意だと思う作業があれば効率性を追求したりすると、事業に貢献しやすくなるでしょう。得手不得手を掴んだうえで積極的に業務に関する学習を続ければ、企業にとって欠かせない存在へと進化できる可能性があります。
目標を叶えるためのスケジュールを立てる
ESTP(起業家)の人が仕事での成功を収めるなら、目標実現に向けてスケジュールを立てましょう。行動力のあるESTPが将来を見据えて具体的なスケジュールを立てられれば、プロジェクトを円滑に進められるようになります。大きな目標は計画を細分化することで何をすべきかが明確になり、周囲からの理解も得やすくなるでしょう。
周囲の意見を積極的に取り入れる
ESTP(起業家)が仕事での成功につなげるには、周囲との交流を深めて自分以外の意見を取り入れていく姿勢が大切です。自分が物事をどのように捉えているかを相手にも伝え、相手がどのように考えているのかを読み取れるよう意識すれば、仕事での助け合いがしやすくなります。周囲の意見を汲み取った提案ができると、好印象を与えやすくなるでしょう。
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※このコラムは16Personalities(16タイプ診断)の解説であり、MBTI®とは無関係・別物です。 MBTI診断は、資格を持つ専門家から行われる必要があります。このコラムの内容は、16タイプ診断に基づく一般的な情報の一例としてご覧ください。
※「MBTI®」は一般社団法人日本MBTI協会に商標登録されています。
ESTP(起業家)に関してよくある質問
ここでは、ESTP(起業家)に関する疑問をQ&A形式で回答していきます。
ESTPが人間関係を構築していくコツは?
ESTP(起業家)が良好な人間関係を構築するには、相手の立場になって考える姿勢が必要です。自分が前へ前へと出ないよう意識し、ときには聞き手となって相手の主張を尊重するようにしましょう。相手の性格を理解しながらコミュニケーションを深めていくことがポイントです。
ESTPの人がキャリア形成していくには?
ESTP(起業家)がキャリアを積み重ねていくためには、強みを活かして実務経験を重ねることが大切です。たとえば、営業職として働いた場合、新規顧客を開拓する行動力や失敗を恐れない大胆な提案力で結果を残せる可能性があります。持ち前のリーダーシップから周囲を牽引できることから、役職を目指すことも可能でしょう。率先して活躍の場を広げていくことが、ESTPのキャリア形成につながります。
ESTPの強みを活かして働くには?
エネルギッシュでリスクを恐れないESTP(起業家)は、新しい挑戦ができる職場が働きやすい傾向にあります。新しい挑戦がしやすい環境なら、持ち前の頭脳でアイデア出しやテストの実践を行えるでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。