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大学中退者が資格なしで就職に成功できる?おすすめのものをご紹介!
この記事のまとめ
- 大学中退者が資格なしで就職することは可能
- 大学中退後に資格を取得すると、企業から努力やスキルを評価される可能性がある
- 大学中退後に資格を取得するときは、希望の業界や職種を定めてから決めよう
- 大学中退後に資格の学習をするときは、空白期間が長引かないように注意する
- 大学中退後は、資格取得とすぐ就職することのメリットを比較して選ぶのが大切
あなたにおすすめ!
「大学中退後に資格を取れば就職が有利になる?」と悩む方もいるでしょう。確実に有利になるとは限りませんが、資格取得によって進路の選択肢の幅が広がる可能性があります。 このコラムでは、大学中退者が就職活動をするときに有利になりやすい資格とその概要をご紹介します。
また、資格取得のメリットや注意点を解説。就職活動を成功させるために、「自分の進路に資格は必要か」を考えてみましょう。
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大学中退者におすすめの国家資格と公的資格11選
ここでは、大学中退者におすすめの国家資格や公的資格をまとめました。いずれも国や都道府県によって認定されている資格のため、取得すれば就職に有利になる可能性があるでしょう。
試験の概要だけでなく、資格を活かせる仕事や学習時間の目安もまとめているので、気になる資格がないかチェックしてみてください。
以下でご紹介する資格試験の詳細内容は変わる可能性があります。資格の取得を考えている場合は、該当資格の主催団体が公開している情報を事前に確認しましょう。
1.基本情報技術者
基本情報技術者は、ITに携わる人材に必要な基本的知識・技能をもっている人を対象とした国家資格。出題されるのは、IT業界で働くための基礎知識や情報処理に必要な考え方を試す問題などです。
| 受験資格 | なし |
|---|---|
| 受験日程 | 随時 |
| 受験地 | 全国(各都道府県で1箇所以上) |
| 試験方式 | CBT方式/CBTで受験できない方は筆記も可能 |
| 出題形式 | 多肢選択式 |
| 試験時間 | 合計190分 |
| 合格基準 | 各科目の評価点が基準点(600点)以上 |
基本情報技術者は、国家試験である「情報処理技術者試験」のなかにおいて比較的難易度が低いため、挑戦しやすいでしょう。
資格が活かせる仕事や業界
基本情報技術者の資格を取得すれば、IT系の技術職の仕事で活かせます。大学中退後に初めてIT業界に触れるという方も、活躍の場を広げられるでしょう。
資格取得に必要な学習時間
IT業界に関する知識を初めて身につける場合は、合格までに最低でも200時間の学習時間を要するといわれています。1日2時間ずつ学習を続けたとしても3ヶ月以上かかるため、大学中退後もコツコツ努力する必要があるでしょう。
参照元:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「試験区分」
2.宅地建物取引士
宅地建物取引士は、不動産取引の専門家を示す資格です。宅地建物取引業法の第3章「宅地建物取引士」に定められており、宅建や宅建士とも呼ばれ、国内で人気の高い資格の一つといえます。
宅建に合格すると独占業務である不動産の重要事項の説明ができるほか、契約書の取り扱いもできるため、不動産業界を目指す大学中退者の方におすすめです。
| 受験資格 | なし |
|---|---|
| 受験日程 | 毎年1回、10月の第3日曜日 |
| 受験地 | 住民票がある都道府県 |
| 出題形式 | 四肢択一式(50問) |
| 試験時間 | 2時間 |
| 合格基準 | 50問中34~38点(毎年変動あり) |
不動産取引を行う会社は、法律によって従業員5人に1人以上の割合で宅建保有者を配置する義務があります。そのため、正社員として就職しやすく、資格手当も期待できるでしょう。
資格が活かせる仕事や業界
宅地建物取引士の資格を取得した場合、不動産の営業職や建築・建設業界、金融業界などで活躍できる可能性があります。宅地建物取引士の学習を通して経済の知識も身につけられるため、不動産業界以外の仕事においても役立つようです。
資格取得に必要な学習時間
宅地建物取引士の資格を取得するには、最低でも300〜400時間ほどの学習時間が必要なようです。予備知識がなかったり大学中退後に独学で取得を目指したりする場合は、より一層時間を要する場合もあるでしょう。
参照元:e-Gov法令検索「宅地建物取引業法」
3.中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業の経営課題や成長戦略のための診断やアドバイスを行う専門家です。経営コンサルタントの唯一の国家資格であり、企業と行政や金融機関をつなぐパイプのような役割を担っています。
| 受験資格 | なし |
|---|---|
| 受験日程 | 1次試験:8月(2日間) 2次試験:10月(筆記) / 1月(口述) |
| 受験地 | 1次試験:札幌・仙台・東京・名古屋・金沢・ 大阪・広島・松山・福岡・那覇 2次試験:札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・ 広島・福岡 |
| 試験方式 | 1次試験:筆記試験 2次試験:筆記試験および口述試験 |
| 出題形式 | 多肢選択式 |
| 試験時間 | 各科目60~90分 |
| 合格基準 | 総得点の60%以上得点 かつ満点の40%未満の科目がない |
高度な専門知識を活かして企業を発展へと導く中小企業診断士は、会社の経営陣にとって心強いビジネスパートナーといえる存在です。ニーズに対して人材が不足しているだけでなく、就職やその後のキャリアアップに有利なため、大学中退後に資格取得すれば就職先の選択肢が広がるでしょう。
資格が活かせる仕事や業界
中小企業診断士の資格は、経営コンサルタントや税理士事務所、一般企業の管理職などで活かせます。中小企業診断士の資格はマーケティングや経済戦略、財務、人事、法務など幅広い知識を証明することが可能です。
資格取得に必要な学習時間
中小企業診断士は幅広い知識や技能が要求されるため、学習に800〜1,000時間ほどかかるといわれています。また、1次試験から2次試験の受験までに半年弱必要なほか、合格後も15日間の中小企業診断士実務補習を受講しなくてはいけません。
今すぐ取得できるような資格ではないため、大学中退後にも入念な準備と対策が必須です。
参照元:中小企業庁「中小企業診断士関連情報」
4.通関士
通関士は、貿易に関する唯一の国家資格で、輸出入に関する申告や検査、関税納付などの一連の手続きを行います。輸出入するときの通関手続きに必要な専門知識をもち、通関業者の各営業所に1名以上の配置が義務づけられている通関士は、貿易の要を担う職業といえるでしょう。
| 受験資格 | なし |
|---|---|
| 受験日程 | 10月 |
| 受験地 | 北海道・新潟・宮城・東京・神奈川・静岡・ 愛知・大阪・兵庫・広島・福岡・熊本・沖縄 |
| 試験方式 | 筆記試験 |
| 出題形式 | マークシートによる選択式および択一式 |
| 試験時間 | 各科目50~100分 |
| 合格基準 | 変動するものの正答率60%以上が平均 (合格基準は合格発表の際に公表) |
通関業者以外にも、海外取引を行う商社や各種メーカーの輸出入部門など、有資格者を募集する職場はさまざまです。なお、より詳しい情報は、試験を主催する税関の「令和7年第59回通関士試験受験案内」をご確認ください。
資格が活かせる仕事や業界
通関士の資格は、通関業者やメーカーの輸出入部門、商社の通関部門などで活かせます。貿易や法規制に関する知識を活かして働きたい方におすすめです。
資格取得に必要な学習時間
通関士の資格を取得するには、400〜500時間ほどの学習時間が必要なようです。貿易や法律に関する専門知識を幅広く身につける必要があるため、大学中退後のスケジュールを考えながら余裕をもって学習を開始しましょう。
参照元:税関 Japan Customs「通関士試験」
5.登録販売者
登録販売者は、一般医薬品のなかでも第2類・第3類医薬品を販売できる資格です。薬剤師と異なり、第1類医薬品・要指導医薬品の販売はできません。
| 受験資格 | なし |
|---|---|
| 受験日程 | 各都道府県によって異なる |
| 受験地 | 全国 |
| 試験方式 | 筆記試験 |
| 出題形式 | 多肢選択式(厚生労働省が発表している「試験問題作成に関する手引き」から出題) |
| 試験時間 | 合計240分 |
| 合格基準 | 総出題数に対して7割程度正答 かつ各科目で一定の割合以上を正答 |
登録販売者の主な就職先である小売業界は、学歴を重視しない傾向にあるため大卒中退者から挑戦しやすいといえます。なお、登録販売者試験の詳細は、厚生労働省の「登録販売者試験実施要領」をご確認ください。
資格が活かせる仕事や業界
登録販売者の資格保持者は、ドラックストアや調剤薬局、医薬品を扱うスーパー、同条件のコンビニなどで活躍できます。
資格取得に必要な学習時間
登録販売者の資格取得には、250〜300時間程度の学習時間が必要な傾向にあります。また、資格取得後、一人で医薬品の販売ができるようになるためには、以下のいずれかを満たさなければなりません。
- ・実務経験2年以上+通算1920時間以上+継続的な研修
- ・実務経験1年以上+通算1920時間以上+継続的な研修+追加研修
2023年3月までは実務経験2年以上が必須でしたが、法律が変わり2023年4月からは追加研修を受けることで実務経験が1年以上でも良いことになりました。
資格取得を目指すなら、大学中退後の計画をしっかり立てて学習するようにしましょう。
資格取得前の5年以内の経験は実務経験としてカウントされるため、店舗で働きながら資格を目指すことも可能です。
参照元:厚生労働省「医薬品・医療機器」
6. ITパスポート
ITパスポートは、ITの基礎知識を証明する資格です。ITパスポートは、社会人にとっての基礎知識を問う資格のため、業界を問わず役立つでしょう。
| 受験資格 | なし |
|---|---|
| 受験日程 | 各都道府県によって異なる |
| 受験地 | 全国 |
| 試験方式 | CBT方式 |
| 出題形式 | 多肢選択式(四肢択一) |
| 試験時間 | 120分 |
| 合格基準 | 総合評価点:1000点中600点以上 |
ITパスポートの試験では幅広い知識が求められるため、学習を通じて自分の不足している知識を補える点はメリットとなるでしょう。
資格が活かせる仕事や業界
ITパスポートの資格を取得すると、事務職や営業職、公務員などの職種で活かせる場合があります。
資格取得に必要な学習時間
ITパスポート試験に備えるための平均的な学習時間は約150時間といわれています。これは、1日1.5時間ほどの学習を3ヶ月続けることに相当するでしょう。
ただし、個人のIT知識の有無によって必要な学習時間は異なるため、注意が必要です。ITの知識がない大学中退者の場合は約180時間、基礎知識がある場合は約100時間が目安とされています。
参照元:情報処理推進機構「ITパスポート試験」
7.医療事務認定実務者Ⓡ
医療事務認定実務者Ⓡは、医療事務の実務に関する基礎知識を証明する資格です。資格試験の学習をとおして必要な知識を習得することで、業務への信頼が高まると考えられます。
| 受験資格 | なし |
|---|---|
| 受験日程 | 毎月 |
| 受験地 | 各都道府県(在宅受験か会場受験) |
| 試験方式 | 学科・実技 |
| 出題形式 | 学科・実技ともにマークシート方式 |
| 試験時間 | 90分 |
| 合格基準 | 学科・実技それぞれ正答率60~80% |
大学中退者に限らず、医療事務は資格がなくても働ける場合が多いです。しかし、関連資格の取得は自身のスキルや知識を証明する一つの手段のため、業務への前向きな姿勢を示すことにつながるでしょう。
資格が活かせる仕事や業界
医療事務認定実務者Ⓡの資格は、医療事務の仕事で活かせます。即戦力として働きたい方におすすめです。
資格取得に必要な学習時間
医療事務認定実務者Ⓡの資格取得には、200時間程度の学習時間が必要なようです。比較的学習時間を要する傾向にあるので、計画性をもって資格取得の学習を始めるようにしましょう。
8.TOEIC
TOEICは、読解力やコミュニケーション能力などの総合的な英語力を測定する試験です。TOEICで600点以上の点数を取れば大学中退者の場合も就活でアピールでき、英語力が必要な業界・職種で評価されやすくなるでしょう。
| 受験資格 | なし |
|---|---|
| 受験日程 | 毎月1~2回 |
| 受験地 | 全国各地の大学など |
| 試験方式 | 一斉客観テスト |
| 出題形式 | マークシート方式 |
| 試験時間 | 120分 |
| 合格基準 | なし |
TOEICは、自分の英語力を客観的に測る手段として役立つでしょう。特に英語を日常的に使用する業界や職種では、TOEICの点数が高いほど企業に貢献できる可能性が高いため、評価されやすいといえます。
資格が活かせる仕事や業界
TOEICは空港スタッフやシステムエンジニア、英語講師などを目指す際に役立ちます。グローバル化が進んだ現代においては、幅広い業種で評価されるでしょう。
資格取得に必要な学習時間
TOEICの目標スコア到達に必要な学習時間の目安として、現状より100点あげるためには200〜300時間の学習が必要とされています。一般的には、履歴書にTOEICの点数を書くのであれば600点からが目安となっているので、600点以上を目指せるように努力しましょう。
9.MOS
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)は、マイクロソフトオフィス製品のスキルを認定する資格です。難易度が比較的低めで受験資格もないことから、取得する人が多い資格の一つ。取得にかかる期間は1ヶ月程度といわれており、大学中退後に就活をしながら挑戦しやすいのもポイントです。
| 受験資格 | なし |
|---|---|
| 受験日程 | 全国一斉試験:月に1~2回 随時試験:各試験会場ごとに異なる |
| 受験地 | 全国各地の指定会場 |
| 試験方式 | 実技試験 |
| 出題形式 | マルチプロジェクト形式 (5〜10個の「小さなプロジェクト」で構成。 各プロジェクトに1~7個の小問が含まれる) |
| 試験時間 | 50分 |
| 合格基準 | 1000点満点中550~850点 |
MOSは世界的に認められる資格なので、海外での就職を考えている人にもおすすめです。
資格が活かせる仕事や業界
MOSの資格を取得すれば、事務職や営業職、管理職などで活かせる場合があります。PCスキルを役立てたい方におすすめです。
資格取得に必要な学習時間
初心者が毎日2〜3時間の学習を続けると、独学でスキルを獲得するのに約1ヶ月かかるといわれています。しかし、ある程度パソコンスキルがある方や、パソコンを操作するのが得意な方は、スムーズに学習を進められる可能性もあるでしょう。
10.簿記
簿記資格は、会社の経済活動を帳簿に記録したり、計算・整理したりするスキルを証明する資格です。取得者が多いため希少性に欠ける可能性もありますが、社会人に必要なスキルや技術の一つとして、大学中退後に取得しておいて損はないでしょう。
| 受験資格 | なし |
|---|---|
| 受験日程 | 2月・6月・11月(1級のみ6月・11月) 2級・3級はインターネットでの受験が随時可能 |
| 受験地 | 統一試験:各都道府県の商工会議所によって異なる ネット試験:日本全国のテストセンターや商工会議所 |
| 試験方式 | 統一試験、またはCBT方式 |
| 出題形式 | 統一試験:ペーパー形式 |
| 試験時間 | 1級:180分(90分×2回) 2級:90分 3級:60分 |
| 合格基準 | 1級:全体の70%以上の得点(ただし、1科目ごとの得点が40%以上である必要がある) 2級:全体の70%以上の得点 3級:全体の70%以上の得点 |
難易度は基本的な3級から、合格すれば税理士試験の受験資格が得られる1級までの3段階に分かれています。
資格が活かせる仕事や業界
簿記の知識を活かせる仕事には、経理や財務会計、コンサルティング、人事、事務などが挙げられます。お金の流れを把握することで、取引先の経営状況が分かるようになるでしょう。
資格取得に必要な学習時間
簿記3級の合格には、合計約100時間の学習時間が必要とされているようです。これを期間に換算すると、1日に3〜4時間の学習で1ヶ月程度、1日に2〜3時間なら3ヶ月程度、1日に30分〜1時間なら4〜5ヶ月程度といえます。
簿記2級の合格には、3級をすでに取得している方や同等の知識がある場合、独学で約250〜350時間程度が目安で、期間は4〜6ヶ月程度のようです。
また、簿記1級を独学で学ぶ場合は、約1,000〜2,000時間の学習が必要となるでしょう。
11.FP技能検定
FP技能検定は、ファイナンシャル・プランナーになるための知識を学べる国家検定です。ファイナンシャル・プランナーとは、金融や税制、不動産、ローンなどの幅広い知識をもとに、顧客の資金計画を立てる専門家を指します。
| 受験資格 | 2級:下記のいずれかに該当する必要がある ・日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者 ・3級FP技能検定、または厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者 ・FP業務に関して2年以上の実務経験を有する者 1級の学科: ・FP業務に関して5年以上の実務経験を有する者 1級:FP2級技能検定に合格しており、なおかつFP業務に関し1年以上の実務経験を有する者 ・厚生労働省認定金融渉外技能審査2級の合格者で、1年以上の実務経験を有する者 ・FP1級学科試験合格者・日本FP協会の「CFP(R)認定者」 ・日本FP協会の「CFP(R)資格審査試験に合格したが認定されていない者」 ・「FP養成コース」修了者+実務経験1年以上 ・1級FP技能検定 学科試験の一部合格者 |
|---|---|
| 受験日程 | 1級:年に1回(9月) 2級・3級:年に11回(3月以外) |
| 受験地 | 47都道府県の各会場 |
| 試験方式 | 学科試験・実技試験 |
| 出題形式 | 学科試験:3~4択式のマークシート方式 実技試験:記述式 |
| 試験時間 | 3級:学科90分、実技60分 2級:学科120分、実技90分 1級:実技120分 |
| 合格基準 | 学科:60点満点中36点以上 実技:100点満点中60点以上 |
FP技能検定の2級と1級は受験資格に制限がありますが、3級には学歴や実務経験などの条件がないため、大学中退した方もチャレンジ可能です。
資格が活かせる仕事や業界
FP技能検定は、金融・保険業界や不動産会社、税理士事務所、公認会計士事務所、共済関係などへの就職を目指したい大学中退者におすすめです。投資や税金などのお金のエキスパートとしてキャリアを積みたい人は、1級を目指すのが望ましいでしょう。
資格取得に必要な学習時間
FP技能検定の合格に必要な学習時間の目安は、3級では80〜150時間程度、2級では150〜300時間程度、1級では600時間程度とされています。
学習方法としては独学や通信講座、スクールへの通学などがあるでしょう。3級は比較的合格しやすいといわれていますが、実務で活かすには2級以上が望ましいようです。
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こんなお悩みありませんか?
- 向いている仕事あるのかな?
- 自分と同じような人はどうしてる?
- 資格は取るべき?
実際に行動を起こすことは、自分に合った働き方へ近づくための大切な一歩です。しかし、何から始めればよいのか分からなかったり、一人ですべて進めることに不安を感じたりする方も多いのではないでしょうか。
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大学中退者が資格取得を目指す4つのメリット
大学中退者の資格取得には、スキルの証明や時間を有効活用できるといったメリットがあります。大学中退後の就活が不安な場合は、資格を取得するメリットを確認してみるのが効果的でしょう。
大学中退者が資格取得を目指すメリット
- 自分のスキルを証明できる
- 空白の時間を有効に使える
- 資格取得に向けた努力を評価してもらえる
- 取り組むべきことが明確になる
1.自分のスキルを証明できる
大学中退者が資格を取得するメリットの一つに、客観的にスキルを証明できることが挙げられます。面接で具体的な能力やスキルをどのように示すべきか分からず、悩んでいるという方もいるでしょう。その際、資格があれば専門性や一定以上の知識があることを示せるため、職歴がなくてもスキルを評価される可能性があります。
仕事に活かせる資格の場合、即戦力としての実力をアピールすることも可能です。
2.空白の時間を有効に使える
資格学習を行うことで、大学中退後のブランク期間を有意義に使える可能性があります。大学中退後にアルバイトなどで経験を積みながら、並行して資格取得を目指すことで将来の選択肢が増えるでしょう。
また、就職活動で空白期間について問われた際、「資格のために学習していた」と説明することも可能です。
一般的に空白期間はネガティブな印象を持たれやすいですが、資格学習であれば前向きな印象を与えられる場合もあるでしょう。
3.資格取得に向けた努力を評価してもらえる
大学中退後に資格を取得すると、就活でその努力を評価してもらえる可能性があります。資格を取得するには試験合格に向けて学習する必要があるため、目標に向かって取り組む姿勢が評価につながるからです。
特に難易度や業務との関連性が高い資格を取得した場合は、継続力や努力だけでなく、就職への意欲や熱意も評価されやすいでしょう。
4.取り組むべきことが明確になる
大学中退者に資格取得がおすすめな理由は、取り組むべきことが明確になることです。資格取得を目指すことで努力すべき方向性が定まり、時間や労力を有意義に使えるようになります。
また、取得した資格は就職活動でのアピール材料になり、将来のキャリアの選択肢を広げる手段としても役立つでしょう。
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まずは所要時間30秒でできる診断に取り組んでみませんか?強みを客観的に把握できれば、進む道も自然と見えてきます。
資格を取得する大学中退者の割合
独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「大学等中退者の就労と意識に関する研究」によると大学中退後に資格取得の学習をしていた人の割合は、男性が12.4%、女性が15.3%いることが分かりました。
※「その他」「無回答」を除く
| 現在の状況 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 就職活動のみをしている | 54.8% | 48.7% |
| 就職活動中だが 非正規で働いている | 24.3% | 26.6% |
| 就職活動中だが 正規雇用で働いている | 3.1% | 3.8% |
| 就職活動中だが進学や資格取得のために勉強している | 12.4% | 15.3% |
参照:大学等中退者の就労と意識に関する研究 「第1節 ハローワークを通じた就職活動の開始 図表3-1」
この調査から、大学中退者の男女それぞれ約1割の人が資格取得のために時間を使っているといえます。ただし、この調査は2015年に発表されたものなので、現在と多少変化がある恐れがあるため参考程度にご覧ください。
参照元:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究」
大学中退後に大卒資格を取得する方法
大学中退後に「大学卒」の資格を取るか迷っている方もいるでしょう。大学中退後に「大学卒」の資格を得る方法としては、大学の夜間部や通信制大学といった選択肢があります。
どちらの方法も大学中退後に働きながら学べるのがメリットです。
大学の夜間部に通う
大学の夜間部は、平日や土曜の夕方〜夜に授業を行います。そのため、大学中退後にフリーターとなった方が、アルバイトをしながら授業を受けることも可能です。
大学の夜間部は昼間部に比べて学費が安く、入試の内容も書類選考や面接など一般受験に比べて対策しやすい傾向にあります。
卒業単位を取得すれば、大学卒の資格が取得できるので、履歴書の学歴欄にも記載可能です。
通信制大学で学ぶ
通信制大学とは、オンラインとスクーリング(一部通学)で授業を受けられる大学です。文部科学省に認可されており、卒業すれば一般的な大卒と同じく「大学卒」の資格が取得できます。
通信制大学も学費が安く設定されており、基本的に入試はありません。また、教員免許や学芸員といった資格を取得するための学部もあるので、就職に役立つ学びを得られるのもメリットです。
「大学卒」の資格を得ると就職の選択肢が増える
大学中退後に大卒資格を取得すれば、「大卒以上」を条件にしている求人へ応募できるようになります。また、大学で学んだ知識や資格を活かして、専門職への応募が可能になるケースも。そのほか、「大学卒」の資格を得る際に身につけた計画性や自己管理能力などは、面接でのアピール材料にできます。
大学中退者が資格を選ぶときにチェックすること
大学中退者が資格を選ぶときにチェックすることは、「国家資格や公的資格に該当するか」「資格取得の難易度が適切か」などが挙げられます。難易度が低い資格は取得しやすいのがメリットですが、就職で評価されにくいといったデメリットも。
とはいえ、いきなり難しい資格に挑戦すると就職が遅れる恐れもあるため、難易度やタイミングなどを見極めることが大切です。
国家資格や公的資格に該当するか
大学中退者が資格を選ぶときは、国家資格や公的資格に該当するかをよく確認して選びましょう。資格は主に、「国家資格」「公的資格」「民間資格」の3つに分けられます。特に国が認める国家資格と、省庁や大臣が認める公的資格は、就職活動で有利になりやすい傾向にあるためおすすめです。
ただし、民間資格が就活で役に立たないわけではありません。知名度が高かったり業務で活かせたりする民間資格であれば、企業へのアピールになるでしょう。
資格取得の難易度が適切か
大学を中退してから資格取得を目指す際は、資格の難易度が適切かを判断するのが重要です。いくら就活で有利になる資格だからといって、難易度が高過ぎるものに挑戦すると、なかなか試験に合格できない場合もあるでしょう。
資格取得に時間を使い過ぎてしまうと、就職するまでの空白期間が延びてしまい逆に就職しにくくなってしまう可能性も考えられます。スムーズに就職をするためにも、適切な難易度の資格を選ぶようにしましょう。
大学中退後の就職活動は資格なしだと不利になる?
資格がないからといって、大学中退後の就職活動が不利と決まったわけではありません。資格よりも人柄や熱意、若さを重視する企業もあります。
企業が採用活動で資格をどのように扱っているかは、そのときの採用ニーズにもよるでしょう。専門職の募集であれば資格や経験が評価基準になりますが、接客業やアシスタント業務の募集なら、コミュニケーション力や柔軟性が重視される可能性が高いといえます。
したがって、まずは就職の方向性を定めることが重要です。「経験がないからとりあえず資格」と考えるのではなく、やりたい仕事に必要な知識やスキルを見極めたうえで、やるべきことを検討しましょう。
大学中退者が資格を取得する際の注意点
大学中退後に資格を取るなら、取得の必要性を考えてから行動に移しましょう。この項で資格を取得する際の注意点を解説するので、ご確認ください。
大学中退者が資格を取得する際の注意点
- 資格のアピール方法を理解する
- 資格取得を目的にしない
- 目指す業界を決めてから資格を選ぶ
- 資格取得の時間を考えて空白期間を長引かせないようにする
- 3級以下の資格は就活で評価されにくい可能性がある
資格のアピール方法を理解する
資格を取得することが、必ずしもアピールになるとは限りません。前述したように、企業が注目しているのは「資格取得の理由」や「取得した資格を仕事にどう活かすか」です。
就活で資格をアピールする場合、大学中退後に資格を取得しようと思った理由や経緯と、それらを入社後どう仕事に活かすかという展望を説明できるようにしておきましょう。
資格取得を目的にしない
資格は就活でプラスになる要素ですが、取得すること自体を目的にしないように気をつけましょう。資格はあくまで仕事探しの幅を広げるための手段です。
資格取得に注力し過ぎると、魅力的な求人を見逃す恐れも。資格取得ではなくその先の就職を見据えて、長期的に有利になる選択をしましょう。
目指す業界を決めてから資格を選ぶ
資格を大学中退後の就活で役立てたいなら、目指す業界や職種を定めてから取得する資格を決めるのがおすすめです。やりたいことが分からない場合は、業界研究や自己分析を行い、自分がどのような仕事に興味があるのかを見極める必要があります。
難易度の高い資格を取得していても、応募先の会社で役立てられない資格は評価されにくいです。せっかくの努力が水の泡になってしまうので、まずは就職の方向性を定めることが重要です。
「とりあえず資格取得を目指す」は避けよう
大学中退者が就職のために資格取得を目指す場合、「とりあえず資格を取る」のは避けましょう。資格のなかには特定の分野でのみ役に立つものもあるため、自分のキャリア目標に合ったものを選ぶのが重要です。
無計画に資格を取ると時間と費用が無駄になる場合もあるでしょう。企業は資格だけでなく、実務経験やスキルも重視します。資格取得と並行して、実務経験を積み、コミュニケーション能力や問題解決能力を磨くのが望ましいでしょう。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
資格取得の時間を考えて空白期間を長引かせないようにする
資格取得までに時間がかかると、大学中退後の無職期間が長引き就活が不利になる恐れがあります。特に、難易度が高い資格は学習時間が長期に及ぶ可能性があるでしょう。
資格を取るか迷っている方は、取得予定のものの難易度や、取得までにかかる期間を調べるのがおすすめです。資格取得に必要な時間と、早いうちに就職するメリットを客観的に比べて判断しましょう。
3級以下の資格は就活で評価されにくい可能性がある
資格によっては就活で評価されにくい可能性もあります。特に3級以下の資格は、高いスキルや技術を持っていると判断されにくく、業務をこなしていくなかで身につけられるスキルとさほど大きな違いがないことから、評価されにくいといえるでしょう。
そのため、資格取得を目指すなら、2級以上を取得することをおすすめします。まずは3級の学習から始めて、就職の選考では「2級取得に向けて学習中」とアピールするのも効果的です。
また、資格取得と就職のどちらを優先するか迷っている方は、希望する業界や職種で「資格がどのくらい重視されているのか」「資格なしから経験を積めるのか」などを確認してみてください。
英検・漢検・数検は就活で評価される?
英検や漢検、数検は、難易度の高い級数を取得していないと就活で評価されるのは難しい傾向にあります。また、検定のスキルを活かせる業務であれば、評価される可能性もあるかもしれませんが、検定のスキルとは全く関係のない職種の場合は評価されにくいでしょう。あくまでも能力の証明として、プラスアルファの資格と考えるのが一般的です。
大学中退者が資格取得以外に考えておくべき進路
大学中退後の進路としては、専門学校への入学や就職、フリーターとして働くことなどが挙げられます。また、改めて大学へ入り直すのも選択肢の一つでしょう。いずれの場合も、就職を見据えて選ぶことが大切です。
ここでは、大学中退後に考えられる進路について解説するので、自身の今後を検討する際の参考にしてみてください。
大学中退者が資格取得以外に考えておくべき進路
- 大学や専門学校へ通い直す
- フリーターとしてアルバイトをする
- 正社員になるために就職活動をする
大学や専門学校へ通い直す
大学中退後の進路として、資格取得のために新たに大学や専門学校に通うことが挙げられます。これにより、専門的な知識やスキルを学べるだけでなく、同じ目標をもつ仲間と出会い、人脈を築けるでしょう。
また、インターンシップや企業連携プログラムを通じて実務経験を積むことも可能です。ただし、時間と費用がかかるため、その負担を考慮し、奨学金や教育ローンの利用も検討する必要があるでしょう。前述のとおり、大学の夜間部や通信制大学であれば学費を抑えられます。
フリーターとしてアルバイトをする
なかなか進路を決めきれなかったり、思うように就職活動が進まなかったりするときは、フリーターとして働いてみるのも一つの方法です。
アルバイトをすれば収入を得られ、仕事上のスキルも身につきます。気になる業界や職種に就くことで、働きながら自分の適性を見極められる場合も。実務経験があれば、就活でのアピール材料にもなります。ただし、漫然とフリーター生活が長引かないよう、アルバイトをする期間はある程度決めておくのがおすすめです。
正社員になるために就職活動をする
大学中退後の進路として、正社員就職を目指すのもおすすめ。正社員になれば、安定した収入や雇用が見込めるため、人生プランを立てやすくなるのがメリットです。「金銭面で自立した生活を送りたい」「できるだけ多くの経験を積んでキャリアアップしたい」と思う方に、おすすめの進路といえます。
就活を始めたものの、「求人が多過ぎて選べない…」「気になる求人の応募条件が『大卒以上』ばかり…」といった理由で仕事探しが難航する場合は、就職・転職エージェントを利用してみましょう。就職・転職エージェントでは、就職事情に詳しいキャリアアドバイザーが自分に合った仕事を提案してくれます。応募書類の書き方や面接対策の相談もできるため、大学中退の経歴に不安がある方も安心です。
大学中退者におすすめの資格が役立つ職種
この項では、大学中退者が資格を取得することで活躍・挑戦しやすい職種を3つ紹介します。大学中退後に就職を考えている場合は情報収集をして、自分の興味や適性に合った仕事を見つけましょう。
1.不動産の営業職
不動産の営業職に就くのに必須とされる資格はありません。しかし、前述した「宅地建物取引士」の資格があると、就活で有利になるでしょう。また、普通自動車免許の保有が応募条件になっている場合もあります。
不動産の営業職は、家や土地の賃貸・購入・売却を検討するお客さまのニーズに対応し、各取引を調整・成立させるのが主な仕事です。仕事では経歴以上にコミュニケーション力や提案力といった対人スキルが重視されます。そのため、「学歴不問」「未経験OK」の求人が多く、大学中退者の方も正社員として就職しやすいでしょう。
職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「住宅・不動産営業」によれば、住宅・不動産営業の平均年収は約620万円です。インセンティブ制度や歩合制の職場なら、成果次第で高収入も狙える可能性があります。
不動産営業職の主な勤務先は、不動産会社や住宅メーカー、建設会社など。大卒・高卒後に就職する人や、正社員経験を経てから転職する方もいるようです。
2.事務職
事務職は人気があるため、応募者多数で就職の難易度が高い傾向にあります。採用される可能性を高めるには、「MOS」「簿記」「秘書検定」などの事務業務に役立つ資格を取得するのがおすすめです。パソコンスキルや事務処理能力、ビジネスマナーを身につければ、就職後も活躍できるでしょう。
そのほか、医療事務職なら「診療報酬請求事務能力認定試験」、貿易事務職なら「TOEIC」など、業界の専門分野にあわせた資格を取るのも一つの手です。
事務の仕事は、電話・メール対応や必要書類の作成、データ入力、来客対応など多岐にわたります。企業や業界によって業務内容は異なるものの、定型的な作業も少なくありません。就業に必須の資格や学歴もないため、大学中退者の方も挑戦可能です。
前出した職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「一般事務」によると、一般事務の平均年収は約530万円となっています。未経験で就職した場合、補助的な事務作業から始め、徐々に重要度の高い仕事を任されるでしょう。
3.施工管理職
施工管理職は、主に施行スケジュールや現場の安全、品質などの管理を行います。学歴や資格を問わず就業できますが、「施工管理技士」の国家資格をもっていると、就職先の幅が広がるでしょう。また、キャリアアップや収入アップも見込めます。
施工管理技士は、受験資格として実務経験が必要です。未経験者の場合は建設・土木関連の仕事に就き、現場で経験を積むのが望ましいでしょう。資格取得支援制度を設けている企業もあるので、大学中退後に資格の取得を考えている方は、求人票や企業のWebサイトなどをチェックしてみてください。
職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「建築施工管理技術者」によると、建築施工管理技術者の平均年収は約640万円。「土木施工管理技術者」によると、土木施工管理技術者の平均年収は約600万円となっています。
施工管理職の役割は、建設や土木現場で工事全体を統括すること。大人数を取り仕切れる「指揮力」や「統率力」、トラブル発生時の「リスクマネジメント能力」などがある方に向いているでしょう。
大学中退から正社員を目指す際に活用できる就職方法
大学中退後に資格を取得するか就職するかで迷っているなら、就職支援機関に相談してみましょう。就職支援機関では豊富な求人を取り扱っているほか、就職相談や面接対策などのサポートが充実しているため、就活に関する悩み事が解決できます。
大学中退から正社員を目指す際に活用できる就職方法
- ハローワーク
- 就職サイト
- 就職・転職エージェント
ハローワーク
ハローワークには、求人紹介や就職相談、セミナーの開催など、多岐にわたるサービスがあります。また、職業訓練を受けることで、就職に役立つ技術が身につく可能性も。ハローワークは全国に展開しており、地域に特化した求人が多い傾向にあることが特徴といえます。
なかには、若年層に特化した就職サポートを行っている施設もあるので、状況に合わせた活用がおすすめです。
就職サイト
就職サイトでは、全国の求人情報を検索できます。総合型のサイトでは幅広い職種が網羅されており、特化型のサイトでは専門職をはじめとした特定の分野に絞った求人が掲載されているのが一般的です。
自分の経歴を登録しておくと、興味をもった企業からスカウトが来ることも。求人数が多いため、自分の希望に近い企業を見つけやすいでしょう。
就職・転職エージェント
就職・転職エージェントの特徴は、ハローワークなどの公的機関に比べて手厚いサポートを提供している点です。応募先の提案から内定までの支援を一貫して受けられ、経歴やスキルといった応募者の不安に応じた対策もしてくれます。
また、一般には公開していない非公開求人の紹介や、うまくいかなかったときのフィードバックなど、就職・転職エージェント特有のサポートも。大学中退の説明方法や資格の必要性なども相談できるので、効率的に就職活動が進められるでしょう。
【まとめ】大学中退後の進路は将来の目標に合わせて考えよう
大学中退後に資格取得か就職か迷ったら、将来の目標から逆算して考えてみましょう。10年後の目標を叶えるためには、どんな経験が必要なのかを考えてみてください。そのうえで、資格が必要なら学習に力を入れ、早く社会に出て実務経験を積むほうが近道なら就職を選びましょう。
大学中退後に就職を目指すなら、就職エージェントのハタラクティブをご利用ください。
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大学中退者の資格に関するQ&A
大学中退後に資格取得を目指す方もいるでしょう。ここでは、大学中退者の資格に関するお悩みをQ&A方式で解決します。
大学中退後におすすめの資格はありますか?
おすすめの資格は目指す仕事や業界によって異なります。たとえば、IT業界なら基本情報技術者、不動産業界なら宅地建物取引士の資格が役立つでしょう。
目標や将来のキャリアプランにあまり関連性のない資格はアピールにつながらない可能性があるため、希望の仕事で役立つ資格を事前に確認しておくと安心です。
大学中退者が資格取得をするための学習法は?
大卒中退者が資格取得を目指すためには、独学で学習する以外に専門学校やスクールに通う方法があります。独学で資格の学習をするのも費用がかからず自分のペースでできるメリットもありますが、専門学校やスクールに通ったほうがより効果的に学べるため、スムーズに資格取得を目指しやすいでしょう。
大学中退後、資格取得と就活のどちらがおすすめ?
資格取得と就職のどちらを優先するかは、目指す業界や職種によって判断しましょう。専門資格が必要な仕事なら取得のための学習が必要ですが、資格なしから挑戦できる仕事の場合は早めに就職して経験を積むのがおすすめです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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