「資格なし」は転職で不利になる?年代別の採用ポイントを解説!

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この記事のまとめ

  • 転職活動において、「資格なし」が不利になるとは限らない
  • 資格の取得が必須条件の場合は、資格なしだと応募できない可能性がある
  • 「資格のあり/なし」よりも、実務経験やスキルを重視する会社は多い
  • 資格なしで転職しやすい職種は、介護スタッフや営業職など

「『資格なし』は転職で不利になる?」と不安に思う方もいるでしょう。採用市場において、実務経験やポテンシャルなど資格以外の面を重視する企業は多いので、「資格がないと不利になる」とは必ずしも言い切れません。ただし、特定の資格の取得が必須条件になっている企業もあるので注意が必要です。このコラムでは、転職前に資格を取る場合の注意点や、資格なしで転職を成功させる方法を紹介しているので、ぜひご覧ください。

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「資格なし」が転職で必ずしも不利になるとは限らない

資格なしの状態で転職しても、選考で必ずしも不利になるとは限りません。むしろ、資格の有無よりも実務経験や実際のスキルを重視する企業は多くあるようです。ただし、特定の資格が応募条件の一つになっている場合は、その資格を持っていないと応募を受け付けてもらえない可能性があります。また、必須の資格でなくても、応募先企業の業務内容と関連性がある場合は評価してもらえることも。資格を取るか悩んでいる方は、求人の募集要項や企業のWebサイトなどから「必須の資格はあるか」「業務に関連性のある資格は何か」をチェックし、資格を取るかどうか検討してみてください。判断に迷ったときは「転職に資格は必要?使える資格とは」のコラムも要チェックです。

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年代別!企業が資格よりも重視している採用ポイント

この項では、企業が人材を採用するときに資格よりも重視しているポイントを、20代・30代・40代の年代別にまとめています。自分の年代の項目を確認してみてください。

20代

20代前半は、社会人経験がない、もしくは短期間である場合がほとんどです。企業側もそれを見越して、人柄や将来性を重視しやすい傾向にあります。選考では、働く意欲や素直さのアピールのほか、「これから長く働く気持ちがあること」を示しましょう。20代後半になると、基本的なビジネスマナーをはじめ、ある程度の業務経験や実績が考慮されるようになります。仕事上で身につけたスキルや実績がある場合は、積極的にアピールすると効果的でしょう。

30代

30代は、人材教育が完了した中堅社員が多い年代です。採用の場では、即戦力としての活躍を期待されるようになります。「即戦力」になるには、それなりの経験や知識、能力が必要です。採用する企業側は、候補者のこれまでの業務経験や実績へ高い関心をもち、「会社のどんな場面で候補者の能力を活かせるか」という視点で採用判断をするようになります。さらに、30代は「マネジメント能力があるかどうか」を見られることも。後輩を指導した経験や、プロジェクトの指導・管理を任された経験などは、効果的なアピール材料となるでしょう。

40代以降

40代以降の場合、キャリアが長い人は、その経験を活かした転職かどうかが採用のカギとなるでしょう。加えて「なぜこのタイミングでの転職なのか」の説明を求められることが予想されるため、採用担当者が納得する答えを用意する必要があります。未経験職種への転職の場合は、長期的なキャリア形成が見込めない点を懸念され、採用を避けられる恐れがあるので注意が必要です。

転職前に資格を取る場合の注意点

転職前に資格を取る場合は、「資格の取得だけにこだわらない」「取得期限を決める」という2つの点に注意しましょう。現在資格なしでこれから資格を取りたいと考えている方は、以下で詳細をご確認ください。

資格の取得だけにこだわらない

必須条件でないのにもかかわらず、「資格を取るまでは転職しない」と自分で制限をかけるのは避けましょう。計画的に資格の勉強を進められれば良いですが、仕事と勉強の両立がうまくいかなかったり、取得までの期間が長引いたりすれば、転職のチャンスを逃す恐れがあります。資格の勉強を始める前に、「本当に資格が必要かどうか」を冷静に考えてみましょう。

期限を決める

「転職のタイミングまでに余裕がある」「どうしても転職前に取得しておきたい資格がある」といった明確な目的がある場合は、取得期限を決めて勉強するのがおすすめです。「○月○日までに取得する」と自分で期限を設けて取得を目指しましょう。

資格なしで転職を成功させるには?3つのコツ

この項では、資格なしで転職を成功させるコツを3つ紹介します。資格がなくて不安なときは、以下のポイントを参考に転職活動を進めましょう。

1.資格なしで就ける仕事を狙う

資格なしで転職を成功させるには、資格が必要ない仕事を狙うのがポイントです。たとえば、介護職や営業職、接客・販売職などは、必須の資格がない傾向にあります。介護職の場合は、資格取得支援制度を設けている職場もあるので、入職後に資格を取ることも可能です。資格なしで挑戦できる職種は、「資格なしでできるおすすめの仕事8選」でも紹介しているので参考にしてみてください。

2.資格以外のアピールポイントを見つける

資格なしで転職を成功させたい方は、資格以外のアピールポイントを探してみましょう。前述のとおり、資格の有無よりも実務経験やポテンシャルなどを重視する企業は多くあります。そのため、応募先企業の業務内容と結びつく自分の強みを見つけてみてください。見つけ方は「自己PRの見つけ方は?効果的なアピール方法もご紹介」で詳しく紹介しています。

3.転職エージェントを活用する

資格なしの状態から転職を成功させたい場合は、転職エージェントを活用するのも良いでしょう。転職エージェントは、求職者と企業のマッチングを行うサービスです。カウンセリングで資格がないことを伝えれば、資格が不要な求人を紹介してくれます。そのほか、応募書類の添削や面接対策、企業とのやり取りなどを代行してくれるのも特徴です。具体的なサービス内容や対象者はエージェントによって異なるので、複数利用して自分に合う場所を探してみましょう。

「資格なしで転職できる?」「一人で転職活動を進めるのが不安…」という方は、ぜひ転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、既卒や第二新卒、フリーターなど若年層の就職・転職支援に特化したサービスです。一人ひとりに合った求人紹介や、応募企業に合わせた応募書類の添削・面接対策を実施しています。サービスはすべて無料で利用できるので、お気軽にお問い合わせください。

資格なしで転職を目指す方のお悩みQ&A

ここでは、「資格なしで転職できる?」「転職活動で汎用性の高い資格は?」など、資格なしで転職を目指す方が抱える疑問を解消します。ぜひお役立てください。

資格なしの状態で転職できる?

資格なしで転職することは可能です。ただし、企業によっては資格の取得を必須条件としている場合もあるので、募集要項をよく確認しましょう。また、資格が不要の場合も、応募企業の業務内容に関連する資格であれば選考で評価してもらえる可能性があるので、転職を急いでいない場合は取得を検討してみても良いでしょう。

転職活動で汎用性の高い資格は?

転職活動で汎用性の高い資格は、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)やITパスポートなどです。MOSを持っていると、文書作成や表計算などのパソコンスキルを証明できます。ITパスポートは、ITに関する管理や技術、経営全般などの基礎知識を測る国家試験です。取得することにより、情報システムやネットワークの構築などの知識を有することが証明できます。汎用性の高い資格は「就職に役立つ汎用性の高い資格とは?企業が求めるスキルを解説します!」でも紹介しているので、あわせてご確認ください。

「資格なし」の履歴書への書き方は?

資格を持っていない場合は、履歴書の免許・資格欄に「特になし」と記入しましょう。空欄にしてしまうと、記入漏れだと判断され、評価が下がる可能性があるので注意してください。もし、取得に向けて勉強している資格がある場合は「○○の資格取得に向けて勉強中」、合否の判定待ちの資格がある場合は「○○資格の合否結果待ち」と記入しましょう。履歴書への記載方法は「資格なしで就職する場合の履歴書の書き方」にも載せています。

人の心に寄り添う仕事は資格なしで就ける?

人の心に寄り添う仕事のなかには、資格なしで就ける職種もあります。たとえば、クライアントの要望をくみ取って、課題の解決に役立つ商品やサービスを提案する「営業職」は基本的に資格が不要です。一方で、心理的な悩みを抱えている方の話を聞いて解決に導く「心理カウンセラー」の仕事には、臨床心理士や公認心理士といった資格が要ります。

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