夜職から昼職へ転職するには?仕事探しのポイントや応募書類の書き方を解説

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この記事のまとめ

  • 夜職から昼職への転職理由は、「生活リズムの乱れ」や「ライフスタイルの変化」など
  • 夜職から昼職を目指す人におすすめの仕事は営業や接客業、IT関連職種などがある
  • 夜職で得たスキルが昼職で活かせる場合は、積極的にアピールすると良い 
  • 夜職から昼職に転職したい人は、エージェントを利用するのも選択肢の1つ

「夜職から昼職に変えるのは難しい?」と不安な人も多いでしょう。夜間帯メインで働いていた場合、日中の仕事を探すには生活習慣を変えることが最初の一歩。応募書類や面接では、自身の経験で活かせるものはアピールし、応募先に対する熱意を伝えることが大切です。このコラムでは、夜職から昼職を目指す人におすすめの仕事や、転職活動のポイントを解説します。

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夜職から昼職へ転職する主な理由

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夜職から昼職に転職を希望する理由として、体内リズムの乱れやライフスタイルの変化などが挙げられます。警備員や工場作業員、飲食店従業員などの職業は夜間帯の仕事が多く、人によっては体や生活に負担がかかることもあるようです。そのため、「日中の仕事を探したい」と考える人もいるでしょう。

1.生活リズムの乱れ

夜働いて日中に寝るという暮らしを続けることで、生活リズムを崩す恐れがあります。ストレスや疲労が溜まりがちになり、「寝ても疲れが取れない」「体調不良を起こしやすい」といったリスクが発生することも。また、「以前よりも体力がなくなって夜働くことがきつい」と感じる人もいるでしょう。心身に負担がかかると仕事に集中できず、業務に支障をきたすこともあります。体調面も仕事面も思うようにいかなくなり、昼職を探す人もいるようです。

2.家庭と両立しにくい

子育て中や同居の家族がいる人は、生活時間が合わず夜職を続けるのが難しいと感じることがあるようです。夜間帯に家を空けることで、家事や育児に協力しにくくなる場合もあります。「夜は家族との時間を大事にしたい」「結婚を機に生活スタイルを変えたい」などの理由から、男性・女性問わず昼職への転職を考える人もいるでしょう。

3.想像よりも高収入ではなかった

夜間の仕事は高収入のイメージがありますが、実際の給料が思っていたよりも低いと転職を考えるきっかけになるようです。一般的に夜職は、「時給や月給が高い」「夜勤手当が支給される」といったイメージを持たれますが、給与体系は業種や職種によってさまざま。職場によっては、仕事内容に対して低収入だと感じることもあるでしょう。

1日の勤務時間を主に日中と夜に分ける交代勤務という働き方もあります。詳しくは、「交代勤務で働くメリット・デメリット」で説明しているので、気になる方はご一読ください。

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夜職から昼職に変える際の3つの注意点

夜職から昼職に転職する際、前向きな気持ちで仕事を探すことが大事ですが、理想を高く持ち過ぎないことも大切です。この項目では、転職活動の注意点を詳しく解説します。

1.生活習慣を整える

昼職の仕事に就きたいのであれば、徐々に朝起きることに慣れ、生活習慣を整えるのが大切です。夜職の勤務で夜間帯に起きていることに慣れると、生活習慣を変えるのが難しくなるでしょう。転職活動を始めると、面接やセミナーなどで午前中に行動する機会が増えます。また、仕事が始まったら毎朝決まった時間に起きることになるため、今のうちから朝起きる生活に慣れておきましょう。

2.イメージだけで転職を考えない

具体的な業界や職種を探す前に、「昼職の方が楽」「安定した生活を送れる」といった良い面ばかりをイメージして転職するのは避けましょう。夜職から昼職に就くことで勤務時間帯は一定になりますが、仕事内容や負担、福利厚生は職場によって異なります。転職先を選ぶ際は、自身の望む生活や仕事のやりがいなどを十分に考慮しましょう

3.収入面を重視し過ぎない

夜職から昼職に変える際に、大企業や福利厚生が充実している企業に就職することも可能です。夜間帯のアルバイトや夜勤のみで働いていた場合、「現在よりも大幅に収入を増やせるのでは」と感じる人もいるでしょう。しかし、基本的に年収は自身の年齢やキャリア、企業規模などによって異なり、職種や仕事内容によっても差があります。収入面を期待し過ぎると仕事選びの幅が狭まり、転職後のミスマッチも起きやすいため気をつけましょう。
一方、高収入の夜職で働いていた人は、昼職の給与が低いと感じてしまうことも。収入面ばかりを重視すると自分に合った仕事を探しにくくなるので、勤務条件は譲れないポイントをいくつか絞りましょう。業界・職種未経験の仕事探しのポイントに関しては、「未経験者が転職する際のポイントとは?」でもお伝えしているので、参考にしてみてください。

夜職から昼職を目指す人におすすめの仕事

夜職から昼職への転職を成功させるには、未経験から活躍しやすい仕事を選ぶことが重要です。ここでは、夜職から目指せる昼職の具体的な職種例を挙げているので、チェックしましょう。

営業職

営業職は業務に特別な資格が必要なく、経験を問わない職場が多いことから未経験者におすすめの仕事です。夜職で接客業をしていた場合、営業職ではコミュニケーションスキルも活かせるでしょう。「人と話すことが好き」「外に出て動くのが苦ではない」という人に適しています。また、企業によってはインセンティブ制度を導入している場合があるため、自分のスキル次第で収入を上げられる職業といえるでしょう。

夜職から営業職へ転職したい人への

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接客業

接客業も営業職と同様に、資格やキャリアを問われにくい仕事の1つです。気力・体力が求められる傾向にあるため、夜職で身についた対話能力や体力を活かせます。また、「学歴不問」「未経験者歓迎」と記載されている求人が多く、夜職から昼職へ転職したい人におすすめといえるでしょう。飲食業や百貨店、スーパーなど正社員の求人数が比較的多いのも特徴です。

昼職で接客業を経験したい人向け

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IT系の専門職

エンジニアやプログラマといったIT系の仕事はスキルや経験が必要に感じますが、未経験から働ける職場もあります。情報技術の発展によってIT系職種の需要が高まり、人手不足の企業が増えているからです。趣味でパソコンを触るのが好きな人は、独学でWebデザインやプログラミングを学んでみるのもおすすめ。基本的なパソコンスキルを身につけられる専門書やセミナーもあるので、気になる人はチェックしてみましょう。

IT業界に携わりたい人向けの

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「自分に合った仕事はあるのか不安…」と感じる人は、「未経験での転職におすすめの業界をご紹介!20代にはどんな職種が良い?」をご覧いただき、仕事探しに役立ててみてください。

夜職から昼職になるための応募書類を書く3つのコツ

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転職活動の際には、履歴書や職務経歴書を作成します。夜職から昼職への転職を希望する場合は、自身のスキルと就業意欲をアピールすることが大切です。

1.職務経歴は偽りなく記載する

「夜職のアルバイト経験しかない」「夜職を転々としている」といった場合であっても、職歴として書けるものは職務経歴書に記載します。人によっては、採用担当者に「きちんと日中の仕事をこなせるのか」と不安視されるのを恐れ、夜職の経験を隠したいと思うこともあるでしょう。しかし、応募書類を偽った場合、面接や入社後に知られる可能性があります。後々に自分が困らないよう、経歴は正直に書きましょう。
正社員とアルバイトどちらも経験がある人は、基本的には正社員のみの記入で問題ありません。ただし、アルバイト歴が長い場合は書かないことで大幅な空白期間ができてしまうので、記載するのがおすすめです

2.前向きな転職理由を書く

夜職から昼職への転職理由は、仕事に対する前向きな気持ちを述べてください。実際のきっかけは、「夜職の生活に疲れた」「福利厚生の整った日中の仕事をしたい」といったものであっても、そのまま書くとマイナスな印象を与える恐れがあります。志望先企業に対して魅力に感じた部分や仕事で叶えたいことなどに触れて書くと、誠実さが伝わり好印象です。

3.夜職で身につけたスキルをアピールする

夜職で身につけた知識やスキルを応募先で活かせる場合は、積極的に記載してアピールしましょう。たとえば、夜間のコンビニ従業員から日中のスーパー勤務を目指す場合、コミュニケーションスキルや在庫・売上金管理といった能力や経験を活かせます。履歴書の志望動機や自己PRに盛り込み、自身の実績やスキルを伝えましょう。

30代でも夜職から昼職へ転職できる?ポイントを紹介

結論、30代以降でも夜職から昼職への転職は可能です。しかし、20代に比べると転職できる範囲が減ってしまう可能性はあるでしょう。ここでは、30代で希望の昼職につくためのポイントを紹介します。

未経験分野も視野に入れてOK

今後のスキルアップを見込んで中途採用でも研修制度を充実させている企業が多数あるため、未経験分野への挑戦を視野に入れてもよいでしょう。面接では、未経験分野に夜職の経験がどのように活かせるかをアピールできるよう対策しておくことをおすすめします。

就きたい分野の資格やスキルを習得しておく

30代の転職では、数年の社会人経験を積んでいることが前提とされる可能性もあります。そのため、面接ではこれまでに培ってきたスキルや取得した資格など、過去の経験を聞かれることも多いでしょう。分野によっては即戦力を求められることもあるので、就きたい職種についてあらかじめリサーチしておき、資格が必要であれば転職活動と並行して資格取得に向け準備を進めておくことをおすすめします。

夜職の経験が活かせる職種に絞る

夜職で接客を経験しているのであれば、同じように接客が必要な飲食業界やアパレル業界など、これまでに培ってきたスキルを発揮できる職種につくのも一つの手段です。先述したように30代では即戦力を求める企業も多いため、これまでの経験が生かせる分野への転職も視野に入れましょう。

夜職から昼職へ転職する4つのポイント

夜職から昼職の転職を成功させるには、「日中の仕事で活かせる資格の取得」「第三者にアドバイスを受ける」といった前向きな行動をとることがポイントです。以下で詳しく解説します。

1.資格を取得する

業界や職種にもよりますが、一般企業の場合、パソコン関連の資格があると有利になることもあるようです。具体的には、マイクロソフトオフィススペシャリストや日商PC検定、Excel文書処理技能検定試験などがあります。外資系企業の場合、英語検定やTOEICなども評価されやすいようです。目指す仕事が決まっている場合は、業務で活かせる資格がないかチェックしてみましょう。
資格に関しては、「就職に有利な資格はある?大学生でも取得できるものや効果的なアピール方法」でご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

2.志望先への熱意を伝える

転職活動で重要なのは、志望先や仕事に対する熱意や意欲を伝えることです。企業の選考ではほかにも応募者がいることも多く、前職でのキャリアや実績、年齢などはさまざま。そのなかで自身を効果的にアピールするには、「仕事で貢献できること」「他社ではなく志望先企業でないとならない」といった思いを伝える必要があります。志望先への熱意をアピールするためには、企業研究をしっかりと行い、自身の強みが活かせる部分を見つけることが重要です。
企業研究のやり方に関しては、「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」で解説しています。

3.就職サイトを利用する

就職活動や転職活動を効率的に行うために、就職サイトを利用するのもおすすめです。就職サイトを利用すれば、自分の希望条件に合わせて求人を探せます。夜職から昼職に転職する場合、「学歴不問」「未経験者歓迎」といった条件を設定して求人検索すると良いでしょう。
また、サイト内から企業に応募したり、スケジュール管理ができたりもします。就職サイトは、スマートフォンやパソコンから24時間いつでも閲覧できるため、自分のペースで就職活動を進めたい人に最適です。

4.就職エージェントを利用する

第三者の手を借りるのも一つの手段です。ハローワークやエージェントなど、就職・転職支援サービスを利用してみるのもおすすめできます。エージェントを利用すれば、適性に合った仕事探しや面接対策などが行えるので、納得のいく転職が実現しやすくなるでしょう。
転職エージェントの使い方を解説!賢く使うには?基本の流れと使い倒すコツ」や「転職エージェントの選び方を解説!見極めのコツやおすすめの活用法」のコラムでは、転職エージェントの使い方やメリットをご紹介しています。エージェントの利用を検討している人は、あわせて読んでみてください。

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