夜職から昼職へ転職するには?仕事探しのポイントや応募書類の書き方を解説

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この記事のまとめ

  • 夜職から昼職への転職理由は、「生活リズムの乱れ」や「ライフスタイルの変化」など
  • 夜職から昼職を目指す人におすすめの仕事は営業職や接客業、IT関連職などがある
  • 夜職で得たスキルが昼職で活かせる場合は、積極的にアピールすると良い 
  • 夜職から昼職に転職したい人は、エージェントを利用するのも一つの選択肢

「夜職から昼職に変えるのは難しい?」と不安な人もいるでしょう。夜間帯メインで働いていた場合、日中の仕事を探すには生活習慣を変えることが最初の一歩。応募書類や面接では、自身の経験で活かせるものはアピールし、応募先に対する熱意を伝えることが大切です。このコラムでは、夜職から昼職を目指す人におすすめの仕事や、転職活動のポイントを解説します。

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夜職から昼職に変えるのは難しい?

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夜職から昼職へと仕事を変えることは十分に可能といえます。昼職の求人は数多くあり、職種も多様です。未経験からチャレンジできる仕事も少なくありません。そのため、転職に向けた準備や選考対策を万全にすれば、夜職から昼職への転職を実現できるでしょう。
また、自分に合った仕事や企業を見つけることも転職を成功させるカギです。

「転職しやすいか」は有効求人倍率が参考になる

夜職から昼職への転職を考える際、世間的に「今は転職しやすい状況か」を知りたいときは、有効求人倍率が参考になるでしょう。
有効求人倍率とは、求職者1人あたりにどれくらいの求人数が存在するかを示す数値のこと。「有効求人数÷有効求職者数」で算出し、倍率が1より大きければ求職者数に対して求人数が多い状況です。倍率が高くなるほど、いわゆる「売り手市場=転職しやすい状況」と考えられます。

厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和5年12月分及び令和5年分)について」によれば、令和5年平均の有効求人倍率は1.31倍でした。求職者1人あたり1件以上の求人があることになります。職種や地域による違いはありますが、全体的には転職しやすい状況といえるでしょう。
有効求人倍率について詳しくは、「有効求人倍率とは?簡単に解説!年度ごとの推移や職種別の値もご紹介」もご参照ください。

参照元
厚生労働省
報道発表資料 2024年1月

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夜職から昼職への転職を考える主な理由

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夜職から昼職に転職を希望する理由として、生活リズムの乱れやライフスタイルの変化などが挙げられます。人によっては夜型の生活が続くことで、体や生活に負担が掛かることもあるようです。
そのため、「日中の仕事を探したい」と考える人もいるでしょう。

1.生活リズムが乱れやすい

夜働いて日中に寝るという暮らしを続けることで、生活リズムを崩す恐れがあります。ストレスや疲労が溜まりがちになり、「寝ても疲れが取れない」「体調不良を起こしやすい」といったリスクが発生することも。また、「以前よりも体力がなくなって夜働くことがきつい」と感じる人もいるでしょう。
心身に負担が掛かると仕事に集中できず、業務に支障をきたすこともあります。体調面や仕事面で思うようにいかないことが増え、夜職から昼職への転職を検討する人もいるようです。

2.家庭と両立しにくい

子育て中や同居の家族がいる人は、生活時間が合わず夜職を続けるのが難しいと感じることがあるようです。夜間帯に家を空けることで、家事や育児に協力しにくくなる場合もあります。
「夜は家族との時間を大事にしたい」「結婚を機に生活スタイルを変えたい」などの理由から、男性・女性問わず夜職から昼職への転職を考える人もいるでしょう。

3.想像よりも高収入ではなかった

夜間の仕事は高収入のイメージを持つ人も少なくありません。しかし、「実際の給料が思っていたよりも低い」といった不満が昼職への転職を考えるきっかけの一つになるようです。
一般的に夜職は、「時給や月給が高い」「夜勤手当が支給される」といった傾向がありますが、給与体系は業種や職種によってさまざま。勤め先によっては、仕事内容に対して低収入だと感じることもあるでしょう。

なお、1日の勤務時間を主に日中と夜間に分ける交代勤務という働き方もあります。シフトにより日中の勤務を選択できる場合は、上司や管理者に相談してみるのもおすすめです。詳しくは、「交替勤務とは?きついって本当?働くメリットとデメリット」で説明していますので、気になる方はご一読ください。

夜職から昼職に変える際の仕事探しのポイント

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夜職から昼職への転職に向けて仕事を探す際は、「人手不足の仕事に目を向ける」「イメージや収入面だけで転職先を選ばない」といった点を意識するのがおすすめです。
この項では、転職活動における仕事探しのポイントを詳しく解説します。

1.人手不足の仕事をリサーチする

夜職から昼職に転職したい方は、人手が不足しがちな業界や職種に着目してみると良いでしょう。働き手が足りていない仕事では、未経験歓迎・OKの求人が多い傾向にあります。そのため、「初めて昼職の仕事に就く」「応募したい業界・職種で働いた経験がない」といった場合でも、採用される可能性が高いといえるでしょう。

人手不足の業界とは?原因を考察するとともにメリット・デメリットも解説」では、人手不足の業界を見極める方法や就職するメリット・デメリットについて詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

2.イメージだけで転職を考えない

具体的な業界や職種を探す前に、「昼職のほうが楽」「安定した生活を送れる」といった良い面ばかりをイメージして転職するのは避けましょう。夜職から昼職に就くことで昼夜逆転の生活ではなくなりますが、仕事内容や負担、福利厚生は職場によって異なるので、大変さは選ぶ仕事によって違います。転職先を選ぶ際は、自身の望む生活や仕事のやりがいなどを十分に考慮しましょう。

3.収入面を重視し過ぎない

夜職から昼職に変える際に、大企業や福利厚生が充実している企業に就職することも可能です。夜間帯のアルバイトや夜勤のみで働いていた場合、「現在よりも大幅に収入を増やせるのでは」と感じる人もいるでしょう。しかし、基本的に年収は自身の年齢やキャリア、企業規模などによって異なり、職種や仕事内容によっても差があります。収入面を期待し過ぎると仕事選びの幅が狭まり、転職後のミスマッチも起きやすいため気をつけましょう。

一方、高収入の夜職で働いていた人は、昼職の給与が低いと感じてしまうことも。収入面ばかりを重視すると自分に合った仕事を探しにくくなるので、勤務条件は譲れないポイントをいくつか絞りましょう。業界・職種未経験の仕事探しのポイントに関しては、「未経験者が転職する際のポイントとは?」でもお伝えしているので、参考にしてみてください。

一般的な会社員の給与相場を把握しておく

夜職から昼職を目指すなら、一般的な給与額の相場を知っておきましょう。国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査(2 平均給与)」によると、1年間の平均給与は男女計で458万円です。また、年齢別にみると25~29歳の平均給与は389万円、30~34歳の平均給与は425万円となっています。

夜職は、一般的な会社員の給与と比べて高収入が得られる仕事が多いようです。しかし、夜職の金銭感覚のまま昼職に就くと、収入格差についていけず生活が苦しくなる可能性があります。
昼職への転職活動を始めるなら、一般職の平均給与額を参考に収支バランスを考えておくのがおすすめです。

参照元
国税庁
令和4年分 民間給与実態統計調査 標本調査結果

夜職から昼職を目指すなら美容系の職種がおすすめ

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夜職から昼職への転職を目指すなら、美容系の職種がおすすめです。
夜職は華やかな現場で人に見られる機会があるぶん、美意識の高い人が多い傾向にあります。美容の知識があったり流行に敏感だったりする場合は、持ち前のセンスを発揮して美容業界で活躍できるでしょう。また、接客を伴う仕事が多いため、夜職で培った周囲への気配りやコミュニケーションスキルなども役立ちます。

ここでは、おすすめの美容系職種についてまとめました。ぜひ参考にして転職先を検討してみてください。

夜職から昼職を目指す人におすすめの美容系職種

  • ネイリスト
  • エステティシャン
  • 美容師
  • メイクアップアーティスト
  • 美容部員
  • コスメショップ販売員

ネイリスト

ネイリストはお客さまの爪の手入れをしたり、アートを施したりして爪を美しく整える職種です。仕事内容は「ネイルケア」「ネイルカラー」「ネイルアート」などに分けられます。
ネイリストになるために必要な資格はなく、衛生管理やファッション、色彩に関する知識などがあれば挑戦できる仕事です。ただし、サロンで働く場合は特定の検定資格が求められる場合もあるので、あらかじめ調べておく必要があります。
スキルを磨けば将来的にホームサロンを開くことも可能。夜職の経験からコミュニケーションスキルに自信があれば、顧客の獲得にもつながるでしょう。

エステティシャン

エステティシャンは、「フェイシャル」「ボディ」「脱毛」といった全身美容の施術を行う技術者のことです。身体の施術だけでなく、カウンセリングや商品の販売、タオルの洗濯、備品管理なども行います。
専門性の高い職種ですが、無資格・未経験で働けるので、夜職から昼職への転職先としておすすめの仕事です。ただし、「プロとして活躍したい」「個人サロンを開きたい」など将来に向けてキャリアを築きたいのであれば、民間のスクールや専門学校に通って基礎知識を身につけてから挑戦するのも良いでしょう。

美容師

美容師は、髪の毛のカットやヘアセット、カラーリング、パーマなどを施す職種です。施術に関するカウンセリングやメイク、着物の着付けなども美容師の仕事に含まれます。
美容師になるには、国家試験に合格することです。厚生労働省の「理容師・美容師免許の取得まで」によると、受験資格を得るには養成施設の通常課程を2年以上、または通信課程を3年以上かけて修了し、卒業する必要があります。
夜職から昼職への転職先としては難易度が高いものの、今後も活かせる資格を取得できるため、養成施設への入所を検討してみるのも良いでしょう。

参照元
厚生労働省
理容・美容のページ

メイクアップアーティスト

メイクアップアーティストも、夜職から昼職を目指す方におすすめの職種。テレビや映画、舞台、雑誌などに出演する人へ、メイクを施す仕事です。フォトスタジオやブライダルサロンを利用する人にメイクをしたり、化粧品メーカーの専属アーティストとしてデモンストレーションをしながら商品を宣伝したりすることもあります。
メイクアップアーティストになるには、美容師免許を取得していることが必須です。メイクへの興味・関心があることはもちろん、美容学校へ通う根気強さのある方や、コミュニケーションスキルがある方に向いているでしょう。

美容部員

美容部員は、「ビューティーアドバイザー」「ビューティーコンサルタント」とも呼ばれている職種。百貨店やドラッグストア、コスメ専門店などでお客さまの美容に関する悩みを聞いたり、商品を使って実際にメイクを施したりする仕事です。接客だけでなく、レジ対応や在庫管理などのバックヤード業務もあります。
美容部員で働くのに資格や経験などは必要ありません。昼職が未経験の方も、夜職で身につけたコミュニケーションスキルやヒアリングスキルなどを十分に活かせる仕事です。就職先は主に小売店か化粧品メーカーになるので、自分に合った働き方を選びましょう。

コスメショップ販売員

コスメショップの販売員は、コスメを取り扱う店舗での販売や陳列、在庫管理などを行う仕事です。また、必要であればお客さまへ商品の説明やおすすめをすることもあります。仕事内容は一般的な接客業とほぼ同様のため、夜職から昼職を目指す際も挑戦しやすいでしょう。
メイクや美容が好きな方は、知識を活かして働ける職種です。

夜職から昼職を目指す人に向いている職種

夜職から昼職を目指す人に向いている職種の画像

夜職から昼職への転職を成功させるには、未経験から活躍しやすい仕事を選ぶのがおすすめです。ここでは、夜職から目指せる昼職の具体的な職種例を挙げているので、チェックしておきましょう。

夜職から昼職を目指す人に向いている職種

  • 営業職
  • アパレル販売スタッフ
  • IT系の専門職
  • 事務職
  • 介護職
  • コールセンター職

営業職

営業職は基本的に業務上特別な資格が必要なく、経験を問わない職場が多いことから未経験者におすすめの仕事です。企業によってはインセンティブ制度を導入している場合があるため、自分のスキル次第で収入を上げられる職業といえるでしょう。また、不動産業界やメーカー、IT業界など、活躍できる場が多いのも特徴の一つです。

夜職で接客業をしていた場合、営業職ではコミュニケーションスキルを活かせるでしょう。「人と話すことが好き」「外に出て動くのが苦ではない」という人に適しています。

営業方法は業界・職種に合ったスタイルに切り替える必要がある

営業職を目指すなら、その業界や職種に合ったスタイルに切り替える必要があります。夜職の経験がある場合、顧客をとったり売上に貢献したりと営業に自信がある方も多いでしょう。しかし、一般的な職種の営業と夜職での接客を伴う営業では、業界だけでなくその営業方法も異なります。実際に現場で活躍できるかどうか不安なら、営業職の仕事内容について事前に確認しておくと良いでしょう。
営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムでは、営業職について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
夜職から営業職へ転職したい人への

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アパレル販売スタッフ

アパレル販売スタッフも営業職と同様に、資格やキャリアを問われにくい仕事の一つです。気力・体力が求められる傾向にあるため、夜職で身についた対話能力や体力を活かせるでしょう。ファッションに興味のある方にも向いています。
また、「学歴不問」「未経験者歓迎」と記載されている求人が多く、夜職から初めて昼職へ転職する人におすすめです。百貨店やファッションビル内の店舗では正社員の求人数が比較的多いのも特徴として挙げられます。

昼職で接客業を経験したい人向けの

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IT系の専門職

エンジニアやプログラマーといったIT系の仕事はスキルや経験が求められる仕事ですが、未経験から働ける職場もあります。情報技術の発展によってIT系職種の需要が高まり、人手不足の企業が増えているからです。未経験から始めても、スキルを身につけられるような体制を整えている企業は多いため、夜職から昼職への転職を考える際にチャレンジしやすい職種の一つといえます。

「IT関連職への転職に興味がある」「趣味でパソコンを触るのが好き」といった方は、独学でWebデザインやプログラミングを学んでみるのもおすすめです。基本的なパソコンスキルを身につけられる専門書やセミナーもあるので、気になる人はチェックしてみましょう。

IT業界に携わりたい人向けの

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事務職

事務職は、企業内での書類作成やファイリング、データ入力、電話・来客対応などの業務全般を行う職種です。パソコン作業が中心となるため、基本的なPCスキルが必要になります。特別な資格や学歴、経験などを問わないことから、夜職から昼職への転職先として挑戦しやすいでしょう。
事務職は、社内の業務をスムーズに進められるようサポートする役割があるため、協調性やコミュニケーションスキルなどが求められます。

事務系の仕事が気になる方向けの

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介護職

介護職は無資格・未経験から働けるところが多い職種です。また、昨今の高齢化社会に伴い、今後も需要拡大が見込まれる業界であることから、夜職から昼職への転職時も比較的求人が見つけやすいといえるでしょう。
仕事内容は食事・排泄・入浴等の身体介護や調理・洗濯等の生活援助、機能訓練の補助、レクリエーションの実施などです。力仕事が多いため、体力に自信のある方に向いています。実際に現場で働きながらスキルを身につけられるので、資格取得支援制度のある企業を選ぶのがおすすめです。

医療・福祉業界の仕事に興味がある方向けの

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コールセンター職

コールセンター職も、夜職から昼職を目指す方に向いています。仕事内容は、お客さまからの問い合わせや申込みなどを受電したり、架電で商品やサービスの紹介を行ったりすることです。
電話でのやり取りになるため、相手と意思疎通がしっかり図れるコミュニケーションスキルや、話を聞き出すヒアリングスキルなどが求められるでしょう。接客を伴う夜職の経験があれば、十分に活躍できる仕事です。

夜職から昼職に就くための応募書類を書く3つのコツ

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転職活動の際には、履歴書や職務経歴書を作成します。夜職から昼職への転職を希望する場合は、自身のスキルと就業意欲をアピールすることが大切です。

1.職務経歴は偽りなく記載する

転職活動の応募書類には正確な経歴を書きましょう。夜職から昼職を目指す人のなかには、採用担当者に「きちんと日中の仕事をこなせるのか」と思われるのを不安視し、夜職の経験を隠したいと感じる方もいるようです。しかし、応募書類を偽り、面接時や入社後にそのことがバレれば採用が見送られたり、職場での居心地が悪くなったりする可能性があります。

「夜職のアルバイト経験しかない」「夜職を転々としている」といった場合も、職歴として書けるものは履歴書や職務経歴書に記載しましょう。正社員とアルバイトどちらも経験がある人は、基本的には正社員のみの記入で問題ありません。ただし、アルバイト歴が長い場合は書かないことで大幅な空白期間ができてしまうので、記載するのがおすすめです。

2.前向きな転職理由を書く

夜職から昼職への転職理由は、仕事に対する前向きな気持ちを述べましょう。実際のきっかけは、「夜職の生活に疲れた」「福利厚生の整った日中の仕事をしたい」といった内容であっても、そのまま書くとマイナスな印象を与える恐れがあります。志望先企業に対して魅力に感じた部分や仕事で叶えたいことなどに触れて書くと、誠実さが伝わり好印象につながるでしょう。

3.夜職で身につけたスキルをアピールする

夜職から昼職への転職を成功させるためにも、夜職で身につけた知識やスキルを応募先で活かせる場合は、積極的に記載してアピールしましょう。たとえば、夜間のコンビニ従業員から日中のスーパー勤務を目指すのであれば、コミュニケーションスキルや在庫・売上金管理の経験などが役立ちます。転職活動では、履歴書の志望動機や自己PRに盛り込み、自身の実績やスキルをしっかりと伝えましょう。

30代で夜職から昼職への転職を叶えるには?

30代は、20代に比べて企業から実務経験やスキルを求められることが多く、転職のハードルは上がる傾向にあります。転職成功の可能性を高めるためにも、自身の経験を活かせる仕事に応募したり、志望職種に関わる資格を取得したりすると良いでしょう。

ここでは、30代で夜職から希望の昼職に就くためのポイントをご紹介します。

夜職の経験が活かせる職種に絞る

先述したように、30代の場合は実務経験やスキルといった即戦力を求める企業も多いため、これまでの経験が活かせる分野への転職も視野に入れてみましょう。たとえば、夜職で接客を経験しているのであれば、同じように接客が必要な飲食業界やアパレル業界などの昼職に応募するのも一つの手段です。

選考で応募先の仕事に紐づく経験やスキルをアピールすることで、採用担当者から「即戦力になる人材」として評価されやすくなります。

未経験分野も視野に入れてOK

夜職の経験を活かせるような未経験分野に挑戦してみるのも良いでしょう。今後のスキルアップを見込んで、中途採用者向けの研修制度を充実させている企業も多数あります。
転職活動では、「未経験分野で夜職の経験をどのように活かせるか」をアピールできるよう対策しておくのがポイントです。

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就きたい分野の資格やスキルを得ておく

志望職種に就くために必要な資格やスキルがあれば、転職活動と並行して取得・習得を目指すのがおすすめです。仕事の分野によって求められる資格やスキルは異なるため、就きたい職種についてあらかじめリサーチしておきましょう。

30代の転職では、数年の社会人経験を積んでいることが前提とされる場合もあります。そのため、面接では仕事を通じて培ったスキルや取得した資格などを聞かれることも。その際に、自信を持って伝えられる資格やスキルがあれば、転職活動で有利になる可能性もあるでしょう。

夜職から昼職への転職活動でやると良い6つのこと

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夜職から昼職への転職活動でやると良いこと

  • 昼夜逆転の生活習慣を整える
  • PCスキルを身につけておく
  • 仕事に役立つ資格を取得する
  • 志望先への熱意を伝える
  • 就職サイトを活用する
  • 就職・転職エージェントに相談する

夜職から昼職への転職を成功させるためには、「生活習慣を整える」「仕事に役立つ資格を取得する」「応募先への熱意をアピールする」といった行動を取ることがポイントです。以下で詳しく解説します。

1.昼夜逆転の生活習慣を整える

夜職から昼職の仕事を目指すのであれば、徐々に朝起きることに慣れ、日中に活動できるよう生活習慣を整えることが大切です。転職活動を始めると、面接や就活セミナーなどで午前中に行動する機会も増えるでしょう。また、昼職に就けば朝早く起きることになるため、今のうちから朝型の生活に慣れておくことをおすすめします。

身だしなみにも気を配ろう

身だしなみを整えることも転職成功のポイントです。夜職から昼職へ転職する場合、面接で採用担当者から厳しくみられることも少なくありません。第一印象でマイナスの印象を与えないよう、華美な装飾や髪型などは避け、清潔感のある服装で挑みましょう。
また、「髪色・服装自由」の求人であっても、面接ではスーツやビジネスカジュアルといったきちんとみえる服装を選ぶのがおすすめです。

2.PCスキルを身につけておく

夜職から昼職へ転職を考えるなら、一般的なPCスキルを身につけておくことも重要です。デスクワークをはじめ、多くの仕事においてパソコンを使った作業をする機会は多いといえます。企業でよく使用されているWordやExcel、PowerPointなどの基本的な操作はできるようにしておくと良いでしょう。一般的なPCスキルがあれば、応募できる求人の選択肢も広がります。

3.仕事に役立つ資格を取得する

業界や職種にもよりますが、一般企業の場合、パソコン関連の資格があると有利になることもあるでしょう。具体的には、「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS」)や「日商PC検定」「Word文書処理技能検定試験」などがあります。
外資系企業の場合、英語検定やTOEICなども評価されやすいようです。夜職から昼職への転職活動において目指す仕事が決まっている場合は、業務で活かせる資格がないかチェックしてみましょう。
資格に関しては、「資格が就職に有利になるって本当?就活でアピールしやすいスキルをご紹介!」でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

4.志望先への熱意を伝える

転職活動で重要なのは、志望先や仕事に対する熱意や意欲を伝えることです。企業の選考ではほかに応募者がいることも多く、前職でのキャリアや実績、年齢などは人によってさまざま。そのなかで自身を効果的にアピールするには、「仕事で貢献できること」「他社ではなく志望先企業でないとならない」といった思いを伝える必要があります。

志望先への熱意をアピールするためには、企業研究をしっかりと行い、自身の強みが活かせる部分を見つけることが重要です。夜職から昼職への転職を検討している方は、「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」で企業研究のやり方を確認しておきましょう。

5.就職サイトを活用する

就職活動や転職活動を効率的に行うために、就職サイトを利用するのもおすすめです。就職サイトとは、求人情報をまとめて提供しているWebサイトのこと。豊富な求人数のなかから、自分の希望条件に合わせて仕事を探せます。夜職から昼職に転職する場合、「経歴不問」「未経験者OK・未経験者歓迎」といった条件を設定して求人検索すると良いでしょう。

また、サイト内から企業に応募したり、就活のスケジュール管理ができたりする場合もあります。就職サイトは、スマートフォンやパソコンから24時間いつでも閲覧できるため、自分のペースで就職・転職活動を進めたい人に向いているでしょう。

6.就職・転職エージェントに相談する

1人での就職・転職活動に不安がある方は、就職・転職エージェントに相談してみるのも一つの方法です。就職・転職エージェントでは、プロのアドバイザーがキャリアカウンセリングを行ったうえで、一人ひとりに合った求人案件を紹介してくれます。応募書類の作成や面接対策などのアドバイスももらえるので、「夜職から昼職に転職できるのかな」「自分をうまくアピールできる自信がない」と悩んでいる方も、納得のいく転職が実現しやすくなるでしょう。

転職エージェントの賢い使い方を解説!基本の流れと使い倒すコツ」のコラムでは、転職エージェントの使い方や選ぶ際のポイントをご紹介しています。就職・転職エージェントの利用を検討している方は、あわせてご参照ください。

夜職から昼職への転職を検討している人のなかには、企業選びや応募書類の作成などに不安を感じている方も多いでしょう。就職・転職エージェントのハタラクティブでは、業界を熟知したプロのキャリアアドバイザーが転職活動をサポートします。求人の提案をはじめ、履歴書・職務経歴書作成のアドバイス、面接日の調整など、幅広く実施。サービスはすべて無料で利用できます。転職活動のやり方や仕事探しにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

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