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転職活動中に年金手帳を紛失したら?対処方法や入社時に必要な書類を解説
更新日
この記事のまとめ
- 転職活動中に年金手帳を紛失しても、基礎年金番号やマイナンバーで対処が可能
- 年金手帳を紛失した場合、基礎年金番号通知書を再交付してもらえる
- 退職時は会社に健康保険証や制服、通勤定期などを返却する
- 年金手帳または基礎年金番号通知書は、会社保管の場合と自分で持っている場合がある
- 転職先へ雇用保険被保険者証と源泉徴収票、基礎年金番号記載がある書類の提出が必要
- 転職先によって必要な書類が異なるので、入社日までに忘れず確認すること大切
転職活動中に年金手帳を紛失してしまい、お悩みの方はいるでしょう。年金手帳もしくは基礎年金番号通知書は入社手続きの際に、転職先へ提出が必要な書類。しかし、年金手帳を紛失してしまっても、基本的にはマイナンバーや基礎年金番号が分かっていれば対処することが可能です。このコラムでは、転職活動中に年金手帳を紛失してしまった場合の対処法や、入社の際に必要な書類などについてご紹介。ぜひご覧ください。
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転職活動中に年金手帳を紛失してしまった場合の対処法
ここでは、年金手帳を紛失してしまったときの対処法をご紹介します。以下で確認してみましょう。
基礎年金番号とマイナンバーが分かれば問題ない
転職先から年金手帳の提出を求められた際に、基礎年金番号かマイナンバーが分かれば大丈夫な場合があります。なぜなら、転職先が年金手帳の提出を求める理由は、厚生年金の加入に基礎年金番号が必要だからです。そのため、基礎年金番号が分かれば、年金手帳を紛失していても対処できます。とはいえ、会社によっては年金手帳の提出を求められる場合もあるので、転職先に確認してみると良いでしょう。
基礎年金番号の調べ方
基礎年金番号の調べ方は、主に以下の6つです。
・基礎年金番号通知書
・国民年金保険料の口座振替額通知書
・国民年金保険料の納付書、領収書
・年金証書
・年金事務所に行って確認
・前職の総務部に相談してみる
年金関連の書類や通知書がある場合、自分の基礎年金番号が記載されています。また、年金関連の書類を廃棄してしまっているなら、年金事務所の窓口に行ってみたり、前職の総務部に相談してみたりするのもおすすめです。
年金手帳は再交付できる?
「日本年金機構」によると、2022年4月から年金手帳の新規発行は廃止となり、「基礎年金番号通知書」に切り替わりました。そのため、年金手帳を紛失した場合は、基礎年金番号通知書が再交付されます。再交付申請は、電子申請・郵送・窓口で可能です。参照元
日本年金機構
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退職時に会社へ返却するものや受け取る書類
退職時には、会社に返す書類や物品と会社から受け取る書類があります。退職前に慌てて忘れないように、一覧を確認しておきましょう。
会社に返却するもの
退職する際には、次のものを会社に返却する必要があります。
・社員証、社章
・健康保険証
・名刺
・制服
・通勤定期
・社費で購入した文具や書籍など
・業務で作成したデータや書類
退職時に返却するものについては、「退職後の必要書類にはなにがある?アルバイトでも離職票はもらえる?」でも詳しくご紹介しています。こちらもあわせてチェックしてみてください。
会社から受け取るもの(会社保管されているもの)
続いて、在職中は会社に保管されており、退職時に会社から受け取るものです。これらは次の転職時に必要になる可能性が高いので、大切に保管しておきましょう。
・離職票
・雇用保険被保険者証
・源泉徴収票
・年金手帳もしくは基礎年金番号通知書
会社から受け取る書類のうち、離職票は失業保険の申請に必要になります。そのため、退職時に次の転職先が決まっている人には必要のない書類です。 雇用保険被保険者証と源泉徴収票、年金手帳もしくは基礎年金番号通知書は転職先に提出するので、忘れずに受け取るようにしてください。源泉徴収票は、後日郵送される場合もあります。なお、年金手帳もしくは基礎年金番号通知書については、企業が保管している場合と自分で持っている場合があるので、退職前に手元にあるか確認しておきましょう。
仕事を辞めたあとの手続きについて知りたい人は「仕事を辞めたらすることは?もらえるお金や手続きなど退職後の流れを解説」のコラムで詳しくまとめています。転職活動中の人は、ぜひご覧ください。
入社手続きや転職先への提出が必要な書類
当コラムの「会社から受け取るもの(会社保管されているもの)」でも解説したとおり、転職先では雇用保険被保険者証と源泉徴収票、年金手帳もしくは基礎年金番号通知書の提出が求められます。なお、新規発行の廃止にともない、年金手帳の提出を求められることはなくなってきているようです。企業によって必要な書類は異なるため、入社日前に忘れず確認しましょう。
多くの企業で求められる書類
多くの企業で求められる書類は以下のとおりです。
・雇用保険被保険者証
・年金手帳もしくは基礎年金番号通知書
・源泉徴収票
・給与振込先の届書
・扶養控除等申告書
・健康保険被扶養者届(扶養義務のある家族がいる人のみ)
企業によっては、上記以外の書類の提出を求められる場合があります。次項で詳しくご紹介するので、チェックしておきましょう。
企業によっては求められる書類
企業によって求められる書類は以下のとおりです。
・健康診断書
・入社承諾(誓約)書
・身元保証書
・資格、免許の証明書
・卒業証明書
企業によっては、入社までに健康診断を受けて診断書を提出しなければならない場合があります。
身元保証書とは、身元保証人となる人が署名・捺印する書類です。提出を求められたら、家族や知人に保証人を依頼しなくてはなりません。身元保証人の条件は会社によって異なりますが、自分の両親にお願いすることが多いようです。
卒業証明書は、新卒が求められるイメージですが、企業によっては学歴詐称がないか確認するため提出を求めることがあります。手元にない場合は、母校を訪ねて再発行を依頼するか、学校が遠方であれば郵送できないか問い合わせると良いでしょう。
転職や就活に必要な書類について詳しく知りたい人は、転職先に提出する書類や再就職まで期間が開く場合の手続きなどをまとめた「スムーズかつスマートに!転職に必要な手続きって?」も、ぜひ参考にしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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