- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 内定を辞退したい!転職活動での断り方を例文付きで紹介
内定を辞退したい!転職活動での断り方を例文付きで紹介
更新日
この記事のまとめ
- 内定を辞退して他社へ転職する場合は、決まり次第速やかに電話で連絡しよう
- 内定辞退の連絡をするときは、時間帯や電話の切り方に注意すると良い
- 内定辞退の理由で「他社へ転職を決めた」と言いにくくても、聞かれたら正直に話そう
- 内定を辞退した会社と、転職後にクライアント関係になる可能性もある
- 先を見据えて、失礼のない態度で内定辞退の連絡を行うことが賢明
「内定を辞退したい…」と転職活動で悩む方も多いのではないでしょうか。内定を辞退する場合は、電話で速やかに連絡することが大切です。避けるべき時間帯や電話の切り方に注意し、先を見据えてマナーを守った連絡を心掛けましょう。このコラムでは、内定を辞退するときの転職活動での断り方を解説。例文や気をつけるポイントも紹介しています。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
内定を辞退したい!転職活動での断り方
転職活動で内定を辞退する場合は、誠意を持って対応するよう心掛けましょう。人を採用するには時間と労力が掛かります。自分のために時間を割いて面接をしてくれた企業に対して、最後まで誠意を見せることが大切です。ここでは、内定を辞退したいときの断り方を解説します。
電話で内定辞退を伝える
内定を辞退するときは、できるだけ電話で伝えます。電話は、メールと違い確実に相手に伝えることができるためです。また、直接話すことで誠意を見せることができるでしょう。もしも相手を怒らせてしまった際も、その場ですぐ謝罪をすることが可能です。
メールでは気持ちが伝わりにくい分、素っ気なく感じさせてしまう可能性があり、相手が読んだかどうかも定かではありません。内容がネガティブなだけに、気まずく感じたり緊張したりするかもしれませんが、社会人としてのマナーを守るためにも電話で伝えるようにしましょう。
内定辞退が決まったタイミングですぐに連絡する
内定辞退の連絡は、意思が固まったらすぐに行います。断ることで企業側には欠員が発生し、再調整を行う必要が出てきます。迷惑を掛けてしまうことになるため、気まずいからと後回しにせずに、なるべく迅速な対応を心掛けましょう。
内定を辞退するときの断り方については、「採用辞退を伝える方法とは?転職で円満に内定を断る方法を解説」のコラムでも紹介しています。こちらもチェックしてみてください。
内定辞退を電話で伝える場合の例文
内定辞退を電話で伝える場合は、謝罪の言葉をしっかりアピールしつつ、相手の時間を割かないようシンプルな内容にするのが望ましいです。例文を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
例文
会社:「お電話ありがとうございます。◯◯(会社名)、◯◯(電話を取った職員名)が承ります。」
あなた:「わたくし、◯◯(名前)と申します。内定をいただきました件でご連絡いたしました。お忙しいところ申し訳ございません。人事部の◯◯さまはいらっしゃいますでしょうか?」
会社:「少々お待ちくださいませ。」
あなた:「よろしくお願いいたします。」
(保留の音楽)
会社:「お電話代わりました、◯◯です。」
あなた:「お世話になっております。◯月◯日に内定をいただきました◯◯(名前)です。ただいまお時間よろしいでしょうか?」
会社:「お久しぶりです」
あなた:「この度は、内定をいただきありがとうございます。本当に申し訳ないのですが、色々と検討した結果、今回御社の内定を辞退させていただきたいと思い、お電話いたしました。」
会社:「非常に残念なことですが、仕方ありませんね。ご連絡ありがとうございます。」
あなた:「ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。何卒よろしくお願いします。それでは、失礼いたします。」
内定を辞退する場合の例文については、「内定辞退の電話マナーとは?怖いと感じる方へ例文やメールの送り方をご紹介」のコラムでも紹介しています。担当者が不在の場合についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
内定辞退の電話で気をつけるポイント
内定辞退の電話には、いくつかマナーが存在します。ここでは、内定辞退の電話をする際に気をつけるポイントを紹介していきます。
電話を掛ける時間帯に注意する
始業直後や昼休み、終業間際などの時間帯は避けた方が良いと言われています。推奨されている時間帯は、午後2時から午後5時です。なるべく推奨時間内で連絡するようにしましょう。
相手よりもあとに電話を切る
相手側が切った音を確認してから、またはしばらく間をおいてから切電しましょう。相手より先に電話を切らないよう注意してください。
内定を辞退する理由は正直に話す
積極的に話す必要はありませんが、内定を辞退する理由を尋ねられた場合は正直に話しましょう。電話前に、相手が納得のいく理由の伝え方を考えておくことが大切です。理由ごとの例文を紹介しますので、参考にしてみてください。
職種が理由の場合
「御社の他に面接を受けていた会社から、御社でいただいた◯◯職ではなく、△△職で内定をいただきました。大変悩みましたが、△△職の仕事が、私がやりたかったことに近く、このような決断となりました。貴重なお時間をいただき選考していただいたにも関わらず、このような形になり誠に申し訳ございません。」
場所が理由の場合
「御社の他に地元の会社の面接を受けておりまして、最後まで悩んだのですが、生まれ育った地元で働き、貢献したいという思いを捨てきれず、このような決断となりました。貴重なお時間をいただき選考していただいたにも関わらず、このような形になり誠に申し訳ございません。」
適性が理由の場合
「御社の他に面接を受けていた会社から内定をいただきました。大変悩んだのですが、自身の適性を鑑みた結果、そちらの会社での仕事が自身の適性に合っていると感じ、このような決断をさせていただきました。貴重なお時間をいただき、選考をしていただいたにも関わらず、このような形になり、誠に申し訳ございません。」
理由ごとの例文については、「内定辞退の理由を伝える方法!失礼にならないためのマナーや注意点を解説」のコラムでも紹介しています。こちらもあわせてご覧ください。
適当な内定辞退の連絡にはリスクが生じる
「もう関わることはないから、内定辞退の連絡は適当でも良いか…」と考える方も中にはいるかもしれませんが、将来的にその会社とクライアント関係になる可能性があります。また、再度転職を考えたときに、内定辞退の連絡をした会社へ再応募することになる可能性も考えられます。適当に内定辞退の連絡をすることでリスクが発生することを、しっかり頭に入れておきましょう。先を見据えて、失礼のない態度で内定辞退の連絡を行うことが賢明です。転職活動のマナーを守り、トラブルのない内定辞退を目指してください。
初めて転職活動を行うときは、マナーが分からないことも多いでしょう。1人での転職活動に不安を感じる方は、ハタラクティブまでご相談ください。
ハタラクティブは、若年層に特化した就職・転職支援サービスです。プロの就活アドバイザーが適性や希望をしっかりヒアリングし、一人ひとりに合った求人をご紹介。応募書類の添削や面接対策、マナーが心配な企業とのやり取りの代行も行っています。サービスの利用はすべて無料です。転職活動でお悩みの方は、ぜひお気軽にお問合せください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。