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20代無職から就職する方法や成功のコツは?おすすめの仕事5選もご紹介
公開日

この記事のまとめ
- 20代の無職から就職を目指すなら、働いていなかった理由を具体的にまとめておく
- 自己分析や企業研究の徹底により、自分の適性や希望に合った仕事を探しやすくなる
- 経歴や経験を問わない求人は、人柄やポテンシャルを評価してもらえる可能性がある
- 20代無職から正社員に就職すると、雇用や収入が安定してライフプランを実現しやすい
- 20代の無職から就職活動を始めるときは、ハローワークやエージェントを活用してみる
20代で無職の方のなかには、「就職したいけど自信がない」「今の状態が辛い」と悩みを抱える方もいるでしょう。無職から正社員を目指すなら、就職活動に向けた入念な準備や対策が必要です。また、面接の質問を想定して、20代で無職をしていた理由を考えておきましょう。
このコラムでは、20代無職から就職を成功させるコツを紹介します。エージェントなどの就職支援サービスを活用して、正社員を目指しましょう。
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20代の無職から就職を成功させる7つのコツ
20代の無職から就職を目指す場合、将来性を見込んでポテンシャルを評価してもらえる可能性があります。企業や求人によっては未経験から挑戦できるため、就職活動に向けて十分な準備や対策をしておくことが大切です。
ここでは、20代の無職から就職を成功させるコツを紹介していきます。どのような方法があるのか、就職活動を始める際の参考としてご覧ください。
20代の無職から就職を成功させるコツ
1.無職をしていた理由をまとめる
20代の無職から正社員を目指す際は、就職活動に向けて無職をしていた理由をまとめておきましょう。就職活動では、面接のときに「なぜ無職をしていたのか?」と質問されやすい傾向にあります。質問された場合に無職をしていた理由を答えられないと、面接官にマイナスの印象を与える恐れがあるでしょう。
また、「就職したくなかった」「働くことに対して前向きになれなかった」などのネガティブな理由は避けるのが無難です。たとえば、「本当にやりたいことが分からず、働き方や就きたい仕事を明確にするために自分と向き合う時間を設けていた」「目標の資格を取得するため、勉強に専念していた」のように、ポジティブな内容を意識して理由を考えることがポイントです。無職の間に得た経験を、入社してからどのように活かしていけるか面接官にアピールできると、強みとして評価してもらえる可能性があります。
2.自己分析で適性を知る
20代の無職から就職の成功を目指すなら、自己分析を行って自分の適性を把握しておきましょう。自己分析とは、これまでの経験や思考を深掘りして、自分の適性を知るための方法を指します。自己分析を行うと強みや弱み、大切にしている価値観などが分かるので、自分自身への理解を深められるでしょう。理解が深まれば興味のある分野や強みを活かす方法が分かるため、自分の適性に合った仕事を探しやすくなります。
なお、自己分析を行う際は、時系列に沿ってエピソードを深掘りすることがポイントです。時系列ごとに分けると、自己分析を行いやすくなります。たとえば、「大学時代はイベントスタッフのアルバイトをしていた。笑顔で案内したり積極的にお客さまへ話し掛けたりするなど、参加する人々に楽しんでもらえるように工夫して仕事に取り組んだ。レジ担当の際は、参加したお客さまとイベントの話で盛り上がることもあり、楽しく働くことができた。」のように、具体的にエピソードを振り返ってみてください。
「何に対してうれしいと感じたのか」「困難に直面したときはどのように乗り越えたのか」「自分なりに努力や工夫をしたポイントは何か」など、深掘りして考えていくことが大切です。
他己分析もおすすめ
一人で分析するのが難しいと感じる方や、ほかの人から見た自分の特徴を知りたいと考える方は、他己分析を検討してみてください。他己分析とは、周囲の人や第三者に自分の性格や特徴を聞く方法です。家族や友人などから客観的な意見をもらえるため、自分では分からなかった気づきや発見があるでしょう。就職エージェントのハタラクティブでは、プロの視点をもつキャリアアドバイザーがあなたの適性を分析します。ハタラクティブのサービスは無料で利用できるので、自分の適性を知りたい方はお気軽にご相談ください。他己分析のほかに、書類選考や面接対策などのサポートも行っています。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
3.企業研究を行う
企業研究とは、情報収集を行い企業に対して理解を深める方法を指します。20代の無職から正社員を目指す場合、入念に企業研究を行い、調べた企業に対する理解を深めておきましょう。理解が深まると、客観的な視点でほかの企業と比較ができるようになります。企業を行うことで特徴や魅力、強みなどが分かるため、仕事を検討する際の参考情報となるでしょう。
なお、企業研究のやり方にはいくつかの方法があります。たとえば、企業のWebサイトにアクセスすると、事業内容や社風などの基本情報を確認できるのでおすすめです。ほかにも、「会社四季報」や「業界地図」などの書籍を読んで企業について調べる方法があるため、自分に合ったやり方で取り組んでみてください。
4.「経歴不問」や「未経験者歓迎」の求人を探す
20代無職の就職を成功させるために、経験を問わない求人や未経験者を歓迎している求人に注目して探す方法があります。未経験から挑戦できる求人の場合、ポテンシャル採用を狙いやすいでしょう。「経歴不問」や「未経験者歓迎」の求人に見られる企業の特徴は、以下のとおりです。
- ・人手が不足している
- ・人柄を重視している
- ・今後も需要が見込まれている
未経験から挑戦できる求人を検討するときは、「なぜ働きたいと思ったのか」「入社後はどのように活躍していきたいか」を明確にしておきましょう。正社員になりたいといった理由だけで応募すると、面接のときに回答できなかったり、入社後にギャップを感じたりする場合があるので注意が必要です。
5.仕事に役立つ資格を取得する
20代無職から正社員を目指すなら、仕事に役立つ資格を取得すると、就職活動や実際の業務で活かせる可能性があります。資格や免許を保有していなくても働ける仕事はありますが、取得しておくことで就職活動のアピール材料になったり、実際の業務で役立ったりする場合があるでしょう。仕事に役立つ資格の例は以下のとおりです。
秘書検定 | ビジネスマナーが身についている証明になる |
MOS (マイクロソフトオフィススペシャリスト) | Excel・Word・PowerPointなどを使用できる証明になる |
基本情報技術者 | ITの基礎知識が身についている証明になる |
日商簿記 | 経理に関する知識が身についている証明になる |
TOEIC | スコアによって英語力が身についている証明になる |
普通自動車運転免許 | 自動車を運転できる証明になる |
たとえ資格を取得できなくても、勉強して身につけた知識や試験に向けて取り組んだ努力は、自分の強みになるでしょう。なお、資格の取得に向けて勉強をする際は、試験日から逆算して計画的に取り組むことをおすすめします。
「就職に役立つ資格8選!効果的なアピール方法も解説」のコラムでは、就職で有利になる可能性がある資格の解説をしているので、気になる方はこちらもあわせてご覧ください。
6.面接対策をする
20代の無職から就職を成功させるためには、入念な面接対策を行うことがポイントです。面接で質問される内容を想定し回答を考えて練習しておくと、スムーズに受け答えしやすくなります。面接の当日に焦ったり分からなくなったりしないよう、何度も練習しておきましょう。
面接で聞かれやすい質問の種類は以下のとおりです。
- ・自己紹介をしてください
- ・当社を志望した理由を教えてください
- ・自己PRをお願いします
- ・あなたの長所と短所を教えてください
- ・当社でどのようなキャリアを築いていきたいですか?
面接では受付での振る舞いや入退室の仕方など、細かいところまでチェックされます。面接におけるマナーを事前に把握しておきましょう。また、面接官が聞き取りやすい声の大きさや、話すときのスピードも意識したうえで練習してみてください。十分な面接対策を行い、当日は余裕をもって臨みましょう。
7.就職支援サービスを活用する
20代の無職から正社員を目指す場合、就職支援サービスの活用がおすすめです。たとえば、求人サイトでは、インターネットを使用して簡単に求人情報を検索できます。職種や給与などの条件をもとに検索するだけで、自分の希望に合った求人情報の確認ができるでしょう。
ハローワークや就職エージェントを活用すると、求人紹介や面接対策などの就職活動に関するサポートを受けられるのが魅力です。
ハタラクティブの「若者しごと白書2025」では、18~29歳のフリーターと正社員を対象に、就職先探しの手段やサービスの調査を行いました。調査結果を以下の表にまとめています。
順位 | フリーター | 正社員 |
---|---|---|
1位 | 求人サイトや就職・転職情報サイト(65.1%) | 求人サイトや就職・転職情報サイト(45.7%) |
2位 | ハローワーク(15.0%) | 就職・転職エージェント(20.0%) |
3位 | 就職・転職エージェント(8.3%) | ハローワーク(16.2%) |
参照:若者しごと白書2025「3-6. 就職先探しの手段・利用サービス(p.32)」
フリーターと正社員のどちらも「求人サイトや就職・転職情報サイト」が1位となりました。「ハローワーク」「就職・転職エージェント」もそれぞれ上位にランクインしています。就職支援サービスによって特徴が異なるため、自分に合った方法を見つけて活用を検討してみてください。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
求人サイト
20代の無職から就職を目指すなら、求人サイトを活用する仕事を探す方法があります。求人サイトは多種多様な求人情報を取り扱っており、時間や場所を気にせず利用できるのが魅力です。検索画面で希望の条件を選択・入力するだけで、該当の求人情報を確認できるので、自分に合った仕事に出会いやすくなるでしょう。
ただし、求人サイトを使って就職活動を進める場合、応募書類の作成や面接日時の調整などはすべて自分で行う必要があります。自分のペースで進めたい、サポートを受けずに就職活動に臨みたいと考える方に向いているでしょう。なお、就職支援サービスと併用して利用できるので、気になる方は活用を検討してみてください。
ハローワーク
20代の無職から就職活動を始めるなら、ハローワークを活用する方法があります。ハローワークとは、厚生労働省が運営する全国に500ヶ所以上の拠点を持つ総合的雇用サービス機関です。求人情報の検索や職業紹介など、就職活動に関するサービスを無料で利用できます。ハローワークでは地元企業の求人情報が多い傾向にあるため、自宅から通える範囲で働きたいと考えている方におすすめです。
ハローワークの開庁時間は、原則平日の午前8時30分~午後17時15分まで。一部の施設では、平日の夜間や土曜日に職業相談サービスの窓口を設けています。利用する際は、最寄りのハローワークの開庁時間を確認してみてください。
なお、ハローワークインターネットサービスを利用すると、求人情報の検索やマイページを開設してオンライン上で企業に応募できます。ハローワークに行くのが難しい方や、自分の好きなタイミングで利用したいと考える方に向いているでしょう。
「ハローワークの使い方は?利用の流れとポイントを徹底解説」のコラムでは、ハローワークの使い方や利用する際のポイントを解説しています。ハローワークについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
参照元
厚生労働省
ハローワーク
ハローワークインターネットサービス
ハロートレーニングの利用もおすすめ
ハローワークでは、ハロートレーニングと呼ばれる求職者支援訓練を行っています。雇用保険を受給できない方は、テキスト代等を除いて無料で訓練を受けられるのでおすすめです。社会人に求められる基礎的能力を訓練するコースや、実践的能力まで一括して習得する訓練があります。IT分野や介護分野など、多種多様な訓練を行っているため、就職に向けて知識やスキルを身につけられるでしょう。ハローワークインターネットサービスの職業訓練検索で、開催しているハロートレーニングを調べられるので、気になる方はどのようなコースがあるのか確認してみてください。
参照元
厚生労働省
ハロートレーニング
就職エージェント
20代の無職から正社員就職を目指すなら、就職エージェントに相談してみるのも手段の一つです。就職エージェントでは、就職活動に関する幅広いサポートを行っています。キャリアアドバイザーが求職者の適性に合った求人を紹介してくれるため、「仕事が自分に合っていない」「業務内容が想像と違っていた」のような、入社後のギャップが生まれにくくなるでしょう。
履歴書の基本的な書き方のアドバイスや面接対策をしてもらえるため、就職活動に自信がない方も安心です。就職活動で分からないことがあっても、不安や疑問を解消しながら進めていけるでしょう。
なお、就職エージェントの種類は企業によって異なります。「未経験者に特化している」「特定の業界に特化している」など、企業によって特徴や強みはさまざまです。利用を検討する際は、自分に合った就職エージェントを見つけることが大切です。
20代の無職から就職を目指す準備
20代の無職から就職を目指すときは、規則正しい生活を送ることから始めましょう。就職活動を行うのは、基本的に日中の時間帯となります。昼夜が逆転した生活を送っている場合、就職活動に影響を与えたり、体調を崩したりする恐れがあるので、生活リズムを整えておくことが大切です。「早寝早起きを意識する」「決まった時間に食事を取る」「適度に運動する」のように、自分の生活リズムを見直してみてください。また、就職活動では身だしなみをチェックされます。髪や爪の長さを整え、清潔感のある身だしなみに整えておきましょう。ほかにもリクルートスーツや靴、バッグなどに汚れがないか確認しておくと安心です。
20代で無職をしている人の割合
「入社した会社で仕事が合わなかった」「就職活動のときに入りたい会社がなかった」のように、20代で無職をしている理由は人によってさまざまです。ここでは、20代で無職をしている人の割合について紹介していきます。無職をしている方の割合が気になる方は、参考としてご覧ください。
無職の人数や割合
総務省統計局の「労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)平均結果の要約」では、15~34 歳を「若年無業者」と定義して、人口に占める無職の割合を公表しています。以下の表で、2022年における若年無業者の人数と割合をまとめました。
年齢 | 人数 | 割合 |
---|---|---|
15~24歳 | 26万人 | 2.2% |
25~34歳 | 31万人 | 2.4% |
参照:総務省統計局「労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)平均結果の要約(p.17)」
15~24歳の若年無業者の人数は15~24歳が26万人、25~34歳は31万人となっています。若年無業者の割合は15~24歳が2.2%、25~34歳は2.4%でした。なお、こちらの調査では10代や30代前半の年齢が含まれています。20代に限った数値ではありませんが、無職をしている若年無業者の人数は30万人前後、割合は2%台だと分かりました。
参照元
総務省統計局
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20代無職の就職率
独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「資料シリーズ No.217若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③―平成29年版『就業構造基本調査』より―」では、1年前に無職をしていた方の現状を調査しています。以下の表では、無職から正社員に就職した20代の割合をまとめています。
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20~24歳 | 20.6% | 22.7% |
25~29歳 | 22.0% | 18.3% |
参照:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「資料シリーズ No.217若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③―平成29年版『就業構造基本調査』より(p.105)」
無職から正社員に就職した20~24歳の割合は男性が20.6%、女性が22.7%でした。20~24歳の割合は男性が22.0%、女性が18.3%です。20代で無職から正社員に就職した方の割合は、男女あわせて20%前後だと分かりました。なお、この調査では就職を希望していない無職の方も含まれています。
参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
資料シリーズ No.217若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③―平成29年版「就業構造基本調査」より―
無職とニートは人生終わりじゃない!
無職やニートから、正社員への就職を目指すことは可能です。20代は若年層に該当するため、未経験の場合や職歴がない場合も、将来性を見込んで採用してもらえる可能性があります。正社員に就職したいと考えるなら、できるだけ早く就職活動を始めましょう。就職に向けた準備や対策に不安がある方は、就職支援サービスを活用してサポートを受けながら進める方法がおすすめです。就職支援サービスの種類は企業によって異なるため、利用を検討する方は、自分に合った就職支援サービスを探してみましょう。「ニートとは?引きこもりとの違いや就職を目指すコツをわかりやすく解説」のコラムでは、ニートの定義や仕事探しのコツを解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
20代で無職を続けるとどうなる?
20代で無職を続けた場合、年齢とともに就職の難易度が上がりやすくなります。将来的に就職を検討しているなら、できるだけ早いうちに行動を始めることが大切です。また、無職として過ごすと、社会的信用を得にくいため、ライフプランの実現は難しくなるでしょう。
ここでは、20代で無職を続けた場合に起こり得るリスクについて紹介していきます。
社会的信用を得にくい
20代の無職として過ごした場合、社会的信用を得にくいデメリットがあります。たとえば、「憧れの車を購入したい」「マンションを購入したい」のような、大きな買い物をするのが難しくなる場合があるでしょう。就職して働いていると、雇用や毎月の収入は安定します。一方、無職で過ごしていると収入が不安定な状態なので、支払い能力がないと判断されてローンの審査が通りにくくなるでしょう。
また、クレジットカードの審査も通りにくいため、ライフプランの実現に向けて正社員に就職することをおすすめします。
結婚に対して不安を抱えやすい
20代で無職を続けると、結婚に対して不安を抱える場合があるようです。正社員になると雇用や収入の安定により、好きなことにお金を使えたり、将来に向けて計画的に貯金したりするなど、経済的な余裕が生まれやすいでしょう。しかし、就職せず無職のまま過ごしていくと、自分の経済力に不安を感じて、結婚を考えていても決断できない可能性があります。
将来のライフイベントに不安を抱えている場合、正社員になるために就職活動を検討してみてください。
20代後半から就職の難易度が上がりやすい
無職を続けていくと、20代後半から就職の難易度が上がりやすくなります。一般的に20代後半や30代になると、企業は応募者に対して即戦力で活躍してほしいと考えるため、これまでの経験や実績を求められるようになるでしょう。
企業や求人によっては、20代のうちを若年層として捉え、ポテンシャルを評価してもらえる場合もあるようです。しかし、年齢とともに就職の難易度は上がりやすくなるので、将来を見据えて早めに行動を始めましょう。
20代で無職になった理由とは
「新卒で入社した会社が合わず退職した」「就職活動がうまくいかなかった」など、20代で無職になった理由は人によって異なります。無職になった理由をネガティブに捉えず、就職に向けて前向きに行動することが大切です。
厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します
~就職後3年以内の離職率は新規高卒就職者 38.4%、新規大卒就職者 34.9%~」では、新規学卒就職者の離職率を公表しています。資料によると、入社後3年以内に離職した新規学卒就職者は34.9%だと分かりました。新卒で入社した場合、3割以上の方たちが何かしらの理由によって3年以内に離職しているようです。
無職から正社員に向けて就職活動をする際は、自分の適性に合った仕事を見つけるために、入念な対策を行いましょう。
厚生労働省
新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します
20代の無職から就職を目指せるおすすめの仕事5選
20代の無職から正社員就職を目指すなら、未経験から挑戦しやすい仕事に注目してみましょう。業界や職種によって仕事の特徴は異なるため、自分が関心を抱くポイントはあるか注目しながら検討してみてください。
ここでは、職業情報提供サイト(job tag)を参考に、20代の無職から就職を目指せる仕事の一例をご紹介していきます。平均年収や関連資格についても触れているので、就職を考えている方は仕事選びをする際の参考としてご覧ください。
20代の無職から就職を目指せるおすすめの仕事
- 一般事務
- 販売
- IT系の技術職
- トラックドライバー
- 飲食店スタッフ
1.一般事務
一般事務とは、パソコンを使用したデータ入力や書類作成、電話対応、来客対応、備品の補充、郵便物の仕分けなど、幅広い業務を行う仕事です。バックオフィスとして働く仕事の一つで、学歴や経験を問われにくく、20代の無職から正社員就職を目指せます。
一般事務は残業が少ない傾向にあるため、仕事とプライベートのバランスを保ちながら働けるのが魅力です。ワークライフバランスを重視している方や、メリハリをつけて働きたいと考える方に向いているでしょう。なお、ジョブタグによると、一般事務の就業数は女性の方が多いようです。
平均年収 | 510.9万円 |
関連資格 | ・秘書検定 ・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト) ・コンピューターサービス技能評価試験 |
参照:職業情報提供サイト(job tag)「一般事務」
「事務職とは?種類や仕事内容を解説!平均年収とおすすめの資格も紹介」のコラムでは、事務職の仕事内容や向いている人の特徴を紹介しています。事務職の仕事が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
2.販売
販売とは、お客さまに商品やサービスの販売を行う仕事です。商品のご提案だけでなく、レジ打ちや在庫管理、発注などの業務も行います。取り扱い商品やサービスの種類は、企業によってさまざまです。就業先によるものの、仕事では幅広い年齢層のお客さまと関わる機会があります。直接お客さまから「ありがとう」と感謝の言葉を掛けてもらえる場合もあるので、仕事にやりがいを感じながら働けるでしょう。
販売は未経験から挑戦できるため、20代の無職から正社員就職を目指す際におすすめの仕事です。人と関わるのが好きな方や、コミュニケーションが得意な方に向いているでしょう。ジョブタグによると、アパレルに関する販売の仕事は女性の就業数が多いようです。
平均年収 | 361万円 |
関連資格 | ・販売士 ・日本語検定 ・接客サービスマナー検定 |
参照:職業情報提供サイト(job tag)「衣料品販売」「デパート店員」
販売員について知りたい方は、「販売員に資格は必要?業界ごとに必要なスキルを解説」のコラムも参考にしてみてください。販売員におすすめの資格や、業界ごとに役立つ資格の紹介をしています。
3.IT系の技術職
IT系の技術職とは、企業のシステム開発や運用、保守などを行う仕事です。要件を定義して設計したり、プログラミングを作成したりするなど、ITに関連する幅広い仕事を担当します。仕事内容によっては自社システムのほか、他社の受注を受けて対応する場合もあり、就業場所は客先の企業になることもあるようです。
仕事では、ITの専門的な知識やスキルが求められます。しかし、未経験者を歓迎している求人もあるので、20代の無職から目指せる仕事といえるでしょう。働きながら専門的なスキルや経験を身につけられるため、ITに興味のある方は向いている可能性があります。なお、ジョブタグによると、プログラマーとシステムエンジニアの就業者数は男性の割合が高いようです。
平均年収 | 557.6万円 |
関連資格 | ・ITパスポート ・基本情報技術者 ・応用情報技術者 |
参照:職業情報提供サイト(job tag)「プログラマー」「システムエンジニア(業務用システム)」
「IT業界の仕事」のコラムでは、IT業界の代表的な仕事や将来性を解説しています。IT業界の仕事が気になる方はぜひご覧ください。
4.トラックドライバー
トラックドライバーとは、トラックで目的の場所に向かい、指定された日時までに荷物を運搬する仕事です。トラックには小型・中型・大型の種類があり、大きさや用途によって輸送距離が分かれています。未経験の場合も挑戦できるため、20代の無職から正社員就職を目指せるでしょう。
ただし、トラックドライバーとして働くためには運転免許が必要です。免許の種類はトラックの大きさによって異なり、普通自動車運転免許とは別に取得しなければなりません。企業によっては免許の取得を支援している場合があるので、制度を利用して取得を目指す方法もあります。
なお、ジョブタグによると、トラックドライバーの就業者数は男性が多く、女性の割合は2~3%程度のようです。
平均年収 | 485.3万円 |
関連資格 | ・普通自動車運転免許 ・中型自動車運転免許 ・大型自動車運転免許 |
参照:職業情報提供サイト(job tag)「トラック運転手」
「トラック運転手の仕事内容とは?年収の目安や労働時間など詳しくご紹介」のコラムでは、トラック運転手の仕事内容や職種について紹介しています。トラック運転手について詳しく知りたい方は、あわせてご覧ください。
5.飲食店スタッフ
飲食店スタッフとは、店内にお客さまをご案内してオーダーの確認や料理の提供をしたり、厨房で調理したりする仕事です。レジ対応や掃除など、業務内容は多岐にわたるものの、未経験から正社員就職を目指せます。また、学歴や経験を問われにくいため、20代の無職から挑戦できるでしょう。
正社員として経験を重ねて実績を挙げると、将来的に店長やエリアマネージャーへの昇進を狙えます。コミュニケーションが得意な方や、チームワークを大切にして働きたいと考える方は、飲食店スタッフに向いているでしょう。なお、ジョブタグによると、飲食店スタッフの就業割合は男女比がほぼ半々のようです。
平均年収 | 327.9万円 |
関連資格 | ・食品衛生責任者 ・フードコーディネーター ・接客サービスマナー検定 |
参照:職業情報提供サイト(job tag)「飲食チェーン店店員」
飲食店スタッフの仕事に興味のある方は、「飲食業界の仕事」のコラムも参考にしてみてください。飲食業界の仕事内容や、今後の将来性などを解説しています。
参照元
職業情報提供サイト(job tag)
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20代の無職から就職を目指せるおすすめの業界
20代の無職から就職を目指す際は、人手が不足している業界や今後もニーズが見込まれる業界に注目してみましょう。人手が不足している業界や今後もニーズが見込まれる業界は、ほかの業界と比べて競争が落ち着いている傾向にあります。
人手が不足している業界や今後もニーズが見込まれる業界の例は、以下のとおりです。
- ・IT業界
- ・運輸業界
- ・小売業界
- ・飲食業界
これらの業界では、スキルや経験がなくてもポテンシャルを評価してもらえる可能性があります。20代の無職から正社員就職を目指す場合に挑戦しやすいでしょう。ただし、就職を成功させるためには、業界を問わず入念な準備や対策を行うことがポイントです。おすすめにある業界を目指す場合、なぜその業界で働きたいのか、どのようなキャリアを築いていきたいのかを明確にしたうえで就職活動に臨みましょう。
就職活動で迷ったらエージェントに相談しよう
「20代の無職から就職したいけど、いまいち取り組み方が分からない」「一人で就職活動を進めるのが不安」と考える場合は、就職エージェントに相談してみましょう。お伝えしているように、就職活動では自己分析をして適性を把握したり、企業研究を行って会社に対する理解を深めたりすることが大切です。
自分一人でも正社員就職に向けて準備や対策は行えます。しかし、エージェントに相談すると、キャリアアドバイザーから客観的な視点でアドバイスをしてもらえるため、悩みを解消しながらスムーズに就職活動を進められるでしょう。迷ったり悩んだりするなら、エージェントに相談して、サポートを受けながら就職活動を進めるのも選択肢の一つです。
「20代の無職で今の状態が辛い」「就職を成功させる自信がない」と悩んでいる方は、就職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、無職やフリーターを含む20代の若年層に特化した就職エージェントです。キャリアアドバイザーがあなたの適性に合った求人を厳選して紹介するので、入社後のミスマッチが起きにくくなるでしょう。
求人紹介のほかにも、履歴書の基本的な書き方や面接対策など、就職にまつわる幅広いサポートを行っています。また、所要時間1分程度でできる適職診断もあるので、自分の強みを客観的に把握できるでしょう。ハタラクティブのサービスはすべて無料です。今の状態や就職に悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。
20代無職の方が抱きやすい疑問やお悩みに関するQ&A
ここでは、20代の無職の方が抱きやすい疑問やお悩みをQ&A形式にまとめました。無職で過ごすことに不安や焦りを抱えている方や就職を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。
正社員として就職するメリットは何ですか?
正社員として働くと、雇用と収入が安定します。毎月安定した収入を得られるため、「家を建てたい」「海外旅行に行きたい」のようなライフプランを実現しやすくなるでしょう。また、正社員になると、健康診断や特別休暇などの福利厚生を利用できます。企業によってさまざまな福利厚生を導入しているため、企業のWebサイトや求人票の内容をもとに、どのような種類があるのか確認してみてください。
無職で辛い状況から抜け出す方法を教えてください。
今の状況を「辛い」と感じているなら、正社員就職に向けて一歩踏み出してみましょう。就職を成功させるためには、自分の適性を把握して、職業や企業に対する理解を深めることが大切です。また、仕事に役立つ資格を取得しておくと、就職活動でアピールできるだけでなく、自分の自信につながりやすいでしょう。就職の成功に向けたコツは、コラム内の「20代の無職から就職を成功させる7つのコツ」でご紹介しているのでぜひご覧ください。
20代の無職で、正社員就職を目指したいです
正社員就職を目指すなら、就職エージェントの活用がおすすめです。エージェントに相談すると、キャリアアドバイザーに就職の希望や悩みを丁寧にヒアリングしてもらえます。ヒアリングの内容をもとに、自分の適性に合った求人を紹介してもらえるため、入社後のギャップが起きにくくなるでしょう。
求人紹介のほかにも、履歴書の書き方や面接対策などのサポートもあります。分からないことがあっても、不安を解消しながら就職活動を進めていけるでしょう。
20代の無職から正社員に就職したいと考える方は、ハタラクティブにぜひご相談ください。キャリアアドバイザーがあなたの悩みや希望に寄り添い、就職活動を丁寧にサポートいたします。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。