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販売職の職務経歴書はどう書く?作成のポイントや例文を紹介
更新日

この記事のまとめ
- 販売業界へ転職するときは、企業が求めているスキルを意識して職務経歴書を書く
- 職務経歴書には、概要やスキル・経験のほか職務経歴の詳細を書くのが一般的
- 職務経歴書には企業規模やスタッフの人数、売上達成率なども記載する
- 販売業務未経験の場合は、自己PRと志望動機、持っているスキルを伝えることが大切
販売系への求人へ応募する際、履歴書のほかに職務経歴書の提出を求められることがあります。記載内容や職種に合わせた書き方をする必要があるかと悩む方もいるでしょう。
このコラムでは、販売員へ転職する場合の職務経歴書の書き方をご紹介。押さえるべきポイントやアピール方法など、転職向けの内容を詳しく盛り込んでいます。販売・サービス業界への転職に向けた職務経歴書作成のガイドとしてお役立てください。
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販売職の職務経歴書の書き方や例文
業界・職種を問わず、職務経歴書には、「概要(職務要約・職務経歴)」「職務経歴の詳細」「スキルや経験」「自己PR」を書くのが一般的です。以下でそれぞれのポイントを紹介しているので確認してみてください。
概要
職務経歴書の書き出しは、職務経歴書に記載する内容を要約した「概要(職務要約)」からスタートします。
人気のある求人は一度に多くの応募が寄せられることもあり、採用担当者は多くの職務経歴書に目を通すことも。そのため、分かりやすく簡単に説明することが大切です。
また、多くの応募書類のなかで、採用担当者の目に留まることも重要といえます。特にアピールしたい経験や職務を具体的な成績や評価とともに盛り込み、他の応募者との差別化を図りましょう。
例文
△△大学△△学部を卒業後、20××年××月に株式会社△△△へ入社し、×年間、接客・販売職として勤めてきました。
販売業務においては、20××年の下半期に個人評価1位を獲得しました。その後、20××年には△△支店の店長に昇格し、店舗経営に携わって参りました。
職務経歴の詳細
冒頭の概要で記載できなかった業務内容や実績、経験職歴を詳しく記載します。
入社・退社年月日、会社名、配属先、担当業務とその詳細だけでなく、勤務していた企業の事業内容や資本金、売上高、従業員数などの企業情報も書ける範囲で記載しておきましょう。
加えて、これまでの実績や達成した事項など、アピール材料となるものを具体的に記載することもポイント。概要で書いた内容をさらに深掘りしたり、書ききれなかった業務も盛りこんだりして、これまでの職務経験をアピールしましょう。
例文
20××年××月~現在 △△株式会社(在籍期間:×年×ヶ月)
事業内容:~の企画・販売
資本金:×億円/売上高:×億円/従業員数:××人
△△店 店舗運営スタッフ
【担当業務】
・レディース服の販売
・お客さまからのクレーム、問い合わせへの対応
・販売計画(週間・月間)
・アルバイトスタッフのマネジメント
・在庫管理
【達成事項】
20××年~20××年の×年間、連続売上目標率を達成(売上高/予算費/対前年比などを記載)
20××年度、店長賞を受賞
スキルや経験
スキルや実績、経験を述べる際は、能力だけでなく貢献した事柄や経験から得たことなどを記載すると、採用担当者へ具体的に伝わりやすいでしょう。保有している資格がある場合は、全て記載しておくことがおすすめです。
例文
・販促力
店長に就任後、新しい企画が評価され、店舗売上達成率を3年連続して達成できました。
・人材育成スキル
店舗を管理する立場に就任し、従業員への教育や指導を経験してきました。
【保有資格】
・リテールマーケティング(販売士)検定 2級(20××年××月)
・カラーコーディネーター検定 アドバンスクラス (20××年××月)
・ファッション販売能力検定 1級(20××年××月)
・ファッションビジネス能力検定 2級 (20××年××月)
・日商簿記検定 2級(20××年××月)
・秘書検定 2級(20××年)
・TOEIC△△点 (20××年××月)
大学在学時に半年間の語学留学の経験があり、日常会話レベルの英語のやり取りが可能です。
自己PR
職務経歴書で販売職について自己PRをする際は、キャリアや実績にプラスして販売や運営、接客に対する考え方や経験を経て感じたこと、今後の目標なども付け加えましょう。
また、「コミュニケーション能力」「今までの実績」「マネジメント能力(経験がある場合)」という3つのポイントを押さえて自己PRをまとめることで、他の応募者との違いを自分らしさを交えてアピールできます。
例文
前職ではファストファッションの販売業務を担当しておりました。「お客さまのニーズに合わせた丁寧な接客を欠かさない」を入社当時からのモットーとして心がけて参りました。
結果として入社からの3年間ずっと売上目標を達成し続け、同期のスタッフより、毎月1.5倍を売り上げております。この経験は私自身の強みになっています。
自慢の笑顔とコミュニケーション能力を活かし、貴社の売上に貢献したいと思っております。
販売職を目指す人に求められること
求人を出している企業側が求めている内容を把握することが、より効果的な職務経歴書を作成する第一歩です。販売系の仕事で求められやすいスキルとしては、接客力の高さをはじめ販促力や経験値(キャリアの有無)、コミュニケーション能力、マネジメント力などが挙げられます。
また、上記のスキル以外にも、学ぶ意欲や市場への関心度などを評価の対象としている場合もあるでしょう。しかし、一口に販売の仕事といっても、企業や店舗ごとに価格帯や客層、求められるスキルは異なります。そのため、面接を受ける前に企業研究を行い、応募先の企業が求める人材や掲げているビジョンを確認することが大切です。
販売系の職種に向いている人や仕事内容、販売職に必要な資格やスキルについては「販売職の仕事内容とは?活躍できる場・向いている人について解説」のコラムや「販売員に資格は必要?業界ごとに必要なスキルを解説」のコラムでも詳しくご紹介しています。
販売職に未経験から挑戦するには
販売の仕事には、スキルや経験を問われない未経験OKの求人も多くあります。今までのキャリアではなく、企業との相性や人柄などの人間的要素が重視されやすいのが理由でしょう。
そのため、「未経験だから…」と最初から諦めるのではなく、強い気持ちで自分自身をアピールすることが大切です。接客業についての詳細や志望動機の書き方は、「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」のコラムでも説明しているので、チェックしてみてください。
未経験者がアピールすべきポイント
販売未経験で求人に応募するときは、以下のような点に着目してアピール内容を検討してみましょう。
- ・前職の経験をアピールする
- ・自己PRに力を入れる
- ・応募先の会社で活かせそうな経験や特技を書く
- ・長所やスキルをアピールする
- ・取り組んでいることを書く(資格取得や業界研究など)
- ・志望動機を詳しく伝える
これまでの経験や習得したスキルのなかから、接客の経験やコミュニケーション能力など販売職で活かせるスキルを中心にアピールすることで、面接官に好印象を与えられることも。未経験だからと臆することなく、履歴書や職務経歴書で思い切り自己PRするのがおすすめです。
販売職未経験者の職務経歴書の例文
前職では経理事務として働いていました。業務のなかで、社内・社外でのやり取りや取引先からの電話対応など、常に笑顔を忘れず、相手に気持ちいいと感じてもらえるコミュニケーションを意識しておりました。
また、経費の管理を3年担当し、ミスなく数字更新を行ってきた経験も、販売職の売上管理や店舗経営などの業務で発揮できると考えております。
未経験者が求人へ応募する際の履歴書や職務経歴書に記載する志望動機については「未経験の志望動機作成のポイント!転職時の書き方や例文を職種ごとに紹介」でもポイントをご紹介しています。どのような志望動機を作成すればいいか迷う場合のガイドとしてチェックしてみましょう。
職務経歴書は第三者にチェックしてもらうのがおすすめ
職務経歴書を作成し終えたら、経験年数や入社年などに相違はないか、誤字脱字はないかなどのチェックを行うのが大切です。もし自己チェックだけでは心配だと感じる場合は、家族や友人など第三者に見てもらうと不安が解消されることでしょう。
「販売系へ転職するのは初めて」「販売職へ転職するには何を用意したらいいの?」など就職活動に不安を感じている人は、ぜひハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブは若年層に特化した就職・転職エージェントです。専任のキャリアアドバイザーが丁寧なヒアリングを行い、一人ひとりに合った求人を紹介します。販売職への就職成功に向けた応募書類の作成アドバイスや面接対策も実施するので、初めての就職・転職活動の方も安心です。サービスはすべて無料で利用できるので、まずはお気軽にご相談ください。
販売系への転職に向けた職務経歴書に関するお悩みQ&A
販売系への転職に伴い必要となる職務経歴書に関してよくあるお悩みを紹介し、Q&A方式で解決していきます。
販売職への転職に向けた職務経歴書の書き方は?
販売職への転職に向けて作成する職務経歴書には、「概要」「職務経歴の詳細」「スキルや実績・経験」「自己PR」など項目を記載しましょう。採用担当者の目に留まるように具体的な実績や経験を盛り込み、自分なりの強みをアピールすることがポイントです。販売職の職務経歴書に記載する内容について詳しくは、「販売職の職務経歴書の書き方や例文」で説明しています。
販売職への転職で作成する職務経歴書は何枚が適切?
販売系に限らず、求人へ応募する際は職務経歴書は2枚程度にまとめるのが適切とされています。
1枚だとアピールする情報が網羅しきれない恐れがある一方で、3枚以上だと読む量が増え、採用担当者の負担となることが考えられるためです。ただし、転職回数が多く記載内容が増える場合は、志望企業に関連のある経歴を優先して書いたり、複数の経歴を「営業職として3社で計6年」のようにまとめたりするのが望ましいでしょう。
販売業務未経験の職務経歴書や履歴書の自己PRは?
未経験から応募する場合、職務経歴書や履歴書の自己PRには、志望企業にアピールしたい強みを記載しましょう。強みを探す際は、企業が求める人物像と自分の経験を照らし合わせて、志望企業で活かせることを探してみるのがおすすめです。
未経験者の職務経歴書や履歴書に記載する自己PRの例文は「販売職に未経験から挑戦するには」でも紹介しているのでご覧ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。