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営業事務の職務経歴書はどう書く?書き方のポイントや例文を紹介
この記事のまとめ
- 営業事務の職務経歴書では、⾃⾝のPCスキルや事務処理能⼒を具体的に⽰すことが⼤事
- クライアント対応経験や改善した実績がある場合は、営業事務の職務経歴書に記載しよう
- 営業事務と営業アシスタントの違いは、営業活動のサポートの業務内容によって変わる
- 営業事務の職務経歴書に記載する資格はMOSといったパソコンに関するものがおすすめ
営業事務の求人に応募する際に、職務経歴書をどう書けば良いか悩む方は多いでしょう。営業事務の職務経歴書を書く際は、PCスキルを具体的に示したり事務処理能力を明記したりすることが大事です。このコラムでは、営業事務の職務経歴書の書き方を詳しく解説。また、営業事務に役立つ資格や書き方の例文も紹介しているので、ぜひご覧ください。
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営業事務の職務経歴書の書き⽅例
ここでは営業事務の職務経歴書の書き方を解説します。実際にどのように記載するか以下を確認してみてください。
タイトル・⽇付・⽒名
タイトルとなる「職務経歴書」の⽂⾔は中央に記します。⽇付と⽒名は、どちらも右揃えで記⼊しましょう。⽇付は、「職務経歴書を作成した⽇」を記入するのがポイントです。
職務要約
職務要約には、⾃分が担当している業務の内容を簡潔に記載します。基本的には左揃えで記入し、見やすさを意識するようにしましょう。
職務経歴(左揃え)
職務経歴の項⽬には、前職の在籍期間や事業内容、規模、担当していた業務などを記載してください。職務要約よりもさらに一目で見やすくするため、箇条書きで記載するのがおすすめです。
資格・スキル(左揃え)
保有している資格は、見やすさを意識して箇条書きで記しましょう。なお、資格やスキルは、営業事務の仕事に役⽴つものを優先的に書くのがおすすめです。
⾃⼰PR(左揃え)
職務経歴書における⾃⼰PRは、⽂章で記載しましょう。現在の業務で心掛けていることや、自分の強みなどを具体的にアピールするのがポイントです。また、志望企業でどのように活躍していくのかを記載すると、採用担当者も具体的なイメージがつきやすくなり、好印象につながる可能性があるでしょう。
営業事務を目指す際の職務経歴書で大切なポイント4つ
営業事務の職務経歴書のポイントは「現在のPCスキルを具体的に記す」「事務処理能⼒があることを述べる」「具体的な実績を記す」「読みやすさを意識して作成する」の4つが挙げられます。以下で、それぞれについて詳しく解説しているので、職務経歴書を作成する前に確認しておきましょう。
1.現在のPCスキルを具体的に記す
営業事務を⽬指す際、職務経歴書にはExcelやWord、PowerPointなど、ソフトの使⽤経験やどのレベルまで活⽤できるのかを具体的に記しましょう。特に、Excelのピボットテーブルや関数、表計算経験などの実用的なスキルは業務で使用する場合、好印象を与えられる可能性があります。
営業事務の仕事に必要なPCスキルは「営業事務の志望動機の書き方は?作成ポイントや経験・未経験の例文も紹介」のコラムで紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
2.事務処理能⼒があることを述べる
営業事務の職務経歴書では、事務処理能⼒があることを述べましょう。事務系の仕事において、事務処理能⼒があることは重視されるポイントの⼀つです。たとえば、「仕事の正確性に⾃信がある」「業務の効率化を意識している」といったように、⾃分が得意な部分をエピソードを交えて記入すると良いでしょう。
3.具体的な実績を記す
営業事務の職務経歴書では、「どのように業務を改善・サポートをして成果を出したのか」を具体的に伝えることが大切です。
以下のようなケースが該当する場合は、数値も交えてアピールしてみましょう。
※記載している数字は例です。
- ・データ入力のマニュアルを作成し、入力ミスを30%削減
- ・業務フローを見直して、受発注処理の時間を10%短縮に成功
- ・見積書や請求書のテンプレートを作成し、提出ミス0件を継続して達成
- ・社内顧客データを100件以上を整理し、営業担当がスムーズに情報活用できるよう改善
- ・1日20件の電話、メール対応を行い、顧客満足度向上に貢献
- ・発注プロセスを見直し、年間3万円以上のコスト削減に成功
このように具体的な数値を示すことが、どれだけ業務に貢献していたのかを具体的にアピールすることにつながります。実績を記載する際の参考にしてみてください。
4.読みやすさを意識して作成する
営業事務の職務経歴書を作成する際は、読みやすさを意識しましょう。具体的には、表形式にしたり⾒出しを⽴てたりして、⽂章作成能⼒をアピールしてみてください。
⽂章作成の能⼒があることをアピールできれば、「即戦⼒として活躍してくれそう」といった好印象につながる可能性もあります。また、営業事務の仕事は特に正確性が求められるので、誤字脱字には注意が必要です。作成したあとは、内容をよく確認しましょう。
クライアント対応の経験があれば記載しよう
クライアント対応の経験があれば、職務経歴書に記載しましょう。クライアント対応の経験があることは対応⼒の⾼さをアピールできる可能性があります。外部との折衝経験がある場合には、エピソードを交えて、レベル感を記しておきましょう。
営業事務を⽬指している⽅は、職務経歴書を記⼊する前に「営業事務の仕事」のコラムで、営業事務の仕事内容や将来性、志望動機作成のポイントなどをかっく人してみてください。
営業事務を⽬指す際に職務経歴書に載せたい資格
営業事務の仕事に活かせる資格の⼀つに、MOS(マイクロソフト・オフィススペシャリスト)が挙げられます。MOSはMicrosoftOfficeソフトであるExcelやWordのスキルを証明できる資格です。MOSを取得していれば、実用的なPCスキルをアピールできるので、営業事務の職務経歴書を作成する際には記載しておきましょう。
そのほかに、⽇商PC検定や秘書検定といった資格も営業事務の仕事に役⽴つとして評価される可能性があるので、取得している場合には記載することをおすすめします。
営業事務を含む事務職におすすめの資格については、「未経験から事務職を⽬指すには?転職成功のコツや志望動機の書き方も解説」のコラムでも解説しているので、あわせてご参照ください。
営業事務の主な業務内容
営業事務は営業担当をサポートし、業務を円滑に進める役割を担います。企業によって業務範囲は異なりますが、主に以下のような業務を担当する傾向にあるでしょう。
書類作成・管理 | 営業活動に必要な見積書、請求書、契約書などの作成や管理 |
データ入力・管理 | 顧客情報や売上データをExcelや社内システムに入力・管理 |
電話・メール対応 | 営業担当の代わりに、取引先や社内からの問い合わせに対応 |
受発注業務・在庫管理 | 商品の受発注や在庫管理を担当 |
上記のように営業事務は営業活動を支えながら、会社全体の業務を円滑に進める役割を果たします。営業社員と連携する機会が多いため、サポート業務が得意な人には営業事務は向いている可能性があるでしょう。
営業事務に活かせるバイト経験とは
アルバイトで以下のような業務経験がある方は、アピールできるスキルをすでに持っている可能性があります。どのようなことを行ってきたかをリストアップしてみましょう。
事務やデータ入力
営業事務職に活かせるスキルは、次のとおりです。
- ・ExcelやWordを使った資料作成やデータ管理
- ・電話対応やメール業務
営業事務では、データ管理や書類作成を行う傾向にあります。事務系のバイト経験がある場合は、PCスキルやビジネスマナーを積極的にアピールしましょう。
接客・販売スタッフ
コンビニやカフェ、レストランなどの接客・販売スタッフの経験で、営業事務職に活かせるスキルは次のとおりです。
- ・お客様対応やクレーム処理
- ・レジ業務や売上管理
営業事務では、社内外の調整や顧客対応のスキルも求められます。そのため、接客経験があれば、コミュニケーション能力や、柔軟な対応力をアピールできるでしょう。
コールセンタースタッフ
コールセンターでの勤務経験で、営業事務職に活かせるスキルは次のとおりです。
- ・電話対応のマナーや言葉遣い
- ・クライアントや顧客とのやり取りの経験
営業事務では、電話やメール対応を行う傾向にあります。そのため、コールセンターでの正しい敬語や言い回し、電話対応のスキルは大きな武器になるでしょう。
塾講師・家庭教師
塾講師や家庭教師などの教育系バイトで、営業事務職に活かせるスキルは次のとおりです。
- ・説明力や、伝える力
- ・スケジュール管理や、指導計画の作成スキル
営業事務では、報告書作成や自社が扱う商品・サービスの説明をスムーズにできるスキルが不可欠。そのため、分かりやすく説明する力や計画を立てて進める力は資料作成や、スケジュール管理に役立つでしょう。
イベント・軽作業スタッフ
イベントスタッフ経験や、軽作業バイトの経験を持っている場合は、以下のスキルを書いておくと良いでしょう。
- ・チームでの連携、臨機応変な対応経験
- ・スケジュールや、業務の進行管理経験
上記のような経験があれば、チームワークやスケジュール管理、マルチタスクの対応が鍛えられているため、営業事務の業務にも活かせるでしょう。
営業事務は、幅広いスキルが求められるため、アルバイト経験を活かせる点も魅力の一つです。「営業事務に挑戦してみたいけど経験がない」という場合でも、これまでのアルバイト経験を思い返してアピールしてみてください。
営業事務の職務経歴書作成はエージェントの利用も手
「営業事務を⽬指したいけど経験がないから⼼配」、「職務経歴書でどのように⾃分をアピールしたら良いのか分からない」という⽅は、就職・転職エージェントの利⽤がおすすめです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。